IS世界への転生したけどやりたいようにやらせてもらう。 作:くにおか
初の番外編ですですのでどうぞ期待しないでください。以上作者でした。
Side 翔真
これは僕と一夏が箒と離れ離れになる数日前の話である。休みの日に突然束おねえちゃんが僕の家にやってきた。しかもとても暗い顔をしていた。
「どうしたの?束おねえちゃん」そう言った瞬間僕は抱きしめられた。
「ごめんね・・・ごめんねしょうくん、私逃げなくちゃいけなくなっちゃった。」そうおねえちゃんは切り出した。
予想はついていたのだ白騎士と緑の光事件後おそらく束おねえちゃんは世界から狙われるであろうことが。僕が原作介入しようがなかろうが結局はこんな結末にたどり着く。だって僕が作ったGNドライブも束おねえちゃんが作ったと世間は思ってる。
「大丈夫だよしょうくん、あの約束は忘れてないよ。大丈夫、絶対戻ってくるから。」
「束おねえちゃん・・・いやだよ・・・こんなの嫌だよ・・・」でも絶対に嫌だ、離れたくないだって僕は束おねえちゃんと一緒にいろんなものを作りたい、新しい宇宙船だって設計できている。新しい機体も、新しいツインドライブシステムという新システムも、いっぱいいっぱい作りたい。そんなことを思っていたら涙が目からあふれてくる。
「いや・・・いや・・・束おねえちゃん行かないで・・・一緒に連れてって・・・」
「ダメだよしょうくんには、ほのちゃんとかーちゃんがいるんだから束おねえちゃんと一緒に行けないよ。本当は連れて行きたいんだけど・・・あの二人が怒るからね、束おねえちゃんだって我慢してるんだよ。だからしょうくんも我慢して?お願い。」
「やだやだやだああああああああああ!」
駄々をこねる、だけど束おねえちゃんは一緒に行こうとは言ってくれない。
「大丈夫!束おねえちゃんはちょっとの間世界から姿をくらますだけだから。絶対に帰ってくるから。大丈夫だよ!しょうくん」
「ほんと?ちゃんと帰ってくる?ちゃんと僕を置いていかない?」鼻声で問う。
「大丈夫、ちゃんと帰ってくるし、置いても行かないよ、束おねえちゃんを信じなさい!」
そう言って抱きしめてくれる。別れを惜しむように。頭では分かっていた納得していた、けど心だけがそれを拒絶した。だから別れたくないと言い泣いた。
「大丈夫、しょうくんにこれをあげる、特性束人形だよ!それを束おねえちゃんの分身と思って大事に持っててねこれがあれば離れていてもしょうくんと束おねえちゃんは一緒だから!」
「うん!大事にする!」
「じゃあおねえちゃん行くね!絶対待っててよね、絶対に迎えに来るから」
「うん、じゃあちょっとだけばいばい!」
「ばいばい!しょうくん」
そう言って束おねえちゃんは去っていった。それからというもの束人形を家の中では常に持っていた。学校に持っていくのは恥ずかしいので学校にはもっていかなかったがそれでも、常に持っていた。
それは鈴が転校して来て一夏と3人でいるようになってもそれは続いた。一夏はこのことを知っていたが、鈴には隠してくれていたのはありがたかった。
そして一番驚いたことがこの人形アンドロイドで動くのだ。束おねえちゃんがいなくなった夜寝るときやっぱり泣いた、束人形を抱きしめながら泣いていたらこの人形が頭をなでてくれた。束おねえちゃんと同じ匂いもした。でもそれだけでも僕は安心できた。この束人形がずっとそばにいてくれた。帰ってきたときも真っ先に出迎えてくれた、夜寝るときもずっと抱きしめてくれた、何より束おねえちゃんの温もりを感じれた。だから僕は寂しくなんてなかった、この束人形のおかげで、いや・・・人形ではなくて今は・・・「ちび束おねえちゃん」がいる限り僕は束おねえちゃんとつながっていられるから。だから・・・、
「大丈夫だよ、束おねえちゃん。ちゃんといい子で待ってるから、早く迎えに来てよね?束おねえちゃん。」
待ってるよいつまでも、必ず迎えに来てくれるから。
待ってるよいつまでも、おねえちゃんのことが好きだから。
そんな時夢を見た、心地よい夢、束おねえちゃんが迎えに来てくれた夢。そんな夢を見た僕は次の日の朝からは、寂しくなんてなくなっていた。だってしっかり迎えに来てくれたんだから。夢の中でもいい、迎えに来てくれた、だから今度は夢ではなくて現実で迎えに来てね?束おねえちゃん。
今回は番外編でした。束さんが行方をくらますところ書いたけど・・・これは難産だったな、2時間くらい書いてこのくらいしか書けないとは、まぁかけてよかった良かった。
次回の7話目からサブタイトルを正式に採用したいと思います。
そしてなんとお気に入り件数が100件を超えました。ありがとうございます。作者として一層の努力を続けていきますのでよろしくお願いします。
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それではまた次回(@^^)/~~~