IS世界への転生したけどやりたいようにやらせてもらう。 作:くにおか
もっと精進いたします。
あと今回は番外編との同日投稿です。
Side 一夏
今日も学校を終え家へ帰る。翔真とは一緒に住んでいるので帰り道は同じだ。今日は鈴の中華料理屋にはいかなかったから家へまっすぐ帰ろうとする。
「なあ、翔真今日の晩飯はどうする?何作るか迷ってるんだけど。」
「うーん、そういえば今日千冬さんと姉さんたちが帰ってくるし、何か豪華に行きたいような気分」
「だなー、せっかく久々に帰ってくるんだからな、なんか気合入れて作りたいよな」
そう言い翔真と帰り路を歩く。現在千冬姉と翔真の穂香さんと嘉穂さんはIS学園で教師として働いている。だからめったなことがない限りは帰ってこないのだが、今日の夜から明日の1日は帰ってくると聞いた。今日の晩御飯はどうしようかな・・・冷蔵庫の中のものを見てみなきゃな。
そんなことを翔真と考えていたら、後ろから不穏な気配がした。
Side 翔真
「一夏・・・後ろ・・・」
「おう・・・分かってる、何かやばいやつがいる」
「どうする?相手するか?」
「したほうがよさそうだな・・・千冬姉達を巻き込みたくないしな。」
「そこ、お前らしいよな一夏」
「それはどうも、姉には心配や迷惑をかけたくないんでね」「それは俺も同感だ」
そう言い振り返る。
「そこにいるのは分かってるんだ!出てこい!」「俺たちに何の用だ!」
声をかけると、オレンジ色の長髪の女性が出てきた。
「何者だ!お前は何の目的をもって俺たちを付け回す!」問いただす。
「それはお前たちを殺すためだよ!死ねぇ!」突然ISを展開し襲い掛かる。
「ISを持ち出せば無抵抗に殺されると思っているのか!」そう言い俺はОガンダムをもとに新しく製造したISエクシアを展開し攻撃を受け止める。(ちなみにISコアはОガンダムと同じものを使っている)
「何!?ISは、女にしか使えねぇはず!なのにお前はなぜ動かせる!」
「お前、例外という言葉を知らないようだな?俺はその例外なんだよ、そして今束博士はISを男でも動かせるように研究してるんだ、もうすぐ女性だけに動かせるという欠陥もなくなるはずだぜ。」ちなみに俺のIS適正はSSSの最高のS+をはるかに限界突破した適性がある。その気になればビットだって動かせるが、俺にまだその技量がないため取り付けていない。
「そんなバカなことがあってたまるか!まずは織斑一夏!ISを持っていないおまえからだあああああああああああ!」そう言い一夏に攻撃するがそれをよける一夏。
「へっ!そんな攻撃、当たらないぜ!」俺と訓練してるんだから当たり前だ。ISと生身で対峙しても逃げられるだけの実力はつけたからな。
「なんだと!?」女が驚愕する。
「おっと、お前の相手は俺だぜ!」そう言ってけりを入れる。
「クッ!舐めた真似を!このオータム様をなめんじゃねええ!」そう言い立ち上がり戦闘を続行しようとしている。
「一夏!お前は走って大通りにでろ!わざわざ人通りが少なくなるこの通りで襲撃しようとしたんだ!見られるのはまずいからなんだろう。だから早く!」
「翔真はどうするんだよ!」
「俺はこいつを足止めするから!早く!」ISを倒せるのは現行兵器ではなくISでしか倒せない。だから俺は戦わなくてはならない。
「後で俺も追いつくから!こんなとこで姉さんより先に死んでたまるかってんだ!」
「わかった。お前もすぐに追いつけよ!」「あぁ!」
会話を交わし一夏は逃げる。俺は一夏が攻撃対象にならないように立ち回る。
「チイィ!邪魔だ!どけ!お前はあいつの後で殺してやるから待ってろ!」
「そうは問屋が下ろさないよ!お前の相手は俺しかいねぇよ!」もい一度蹴りを入れ距離をとる。
「どうせお前らのことだ、自宅の場所も分かってんだろ?ならどっちがさきでもいいじゃあぁねえか」
「ククッならお望み通り!お前から殺してやるぜぇ!」襲い掛かってくるオータム。
ISでの初戦闘だけど勝って見せる!
Side 三人称
「おらぁ!」「はあぁッ!」お互いの剣が交じり合う。オータムは打鉄に乗る。対する翔真はエクシア、性能差から翔真が当初圧倒的と思われたこの戦いだがそれは儚くも崩れ去る。
オータムは性能差を技量で埋めて翔真を追い込んだ。翔真は翔真でIS初戦闘であるため慣れてはおらず、防戦一方となってしまった。
「おらおらあ!さっきの威勢はどうしたあぁ!」苛烈な攻撃を仕掛けるオータム
「ック!あくまで足止めだから耐えればいいが・・・きついな・・・」戦いの転機をつかもうとするも、オータムがそれを与えてはくれなかった。そしてオータムは翔真に蹴りを入れ距離をとらせた。
「カハッ・・・!グ・・・足止めとはいってもここまで強いとは・・・俺も本気で行かざるを得ない!」
「そう来なくっちゃな!来い!」
「トランザムッ!」そういうと機体が赤く輝き出し、機体の性能が3倍になる。そしてオータムに攻撃を仕掛ける。
「早いっ・・・!後ろッ!?いつの間に!グアッ!」攻撃を入れSEを削る。
オータムは後ろに下がるが、「そこは俺の距離だ‼」と言われ間合いを一瞬で詰められてSEを削られる。
(こいつは早いが・・・ただ早いだけでごり押ししてくる・・・避けられねぇが防げないわけじゃない!)そういうとオータムは翔真の攻撃を防御したのだ。
「何ッ!そんな馬鹿な!トランザムの攻撃を見切るなど!」
「それができるんだなぁ!オラァ!これはさっきの礼だ!」また蹴られる翔真
「こ、このままではッ!」壁にたたきつけられる翔真
「いい加減降参したらどうだ?ん?」オータムのそんな提案に翔真は、
「降参?そんなもの糞くらえ!俺は負けねぇ!勝って一夏に合流して家に帰るんだああ!」だがトランザムは限界時間となり通常に戻ってしまう。
「だけどな、お前の切り札ももうないどうやって戦う気だ?」
Side オータム
今この井ノ口翔真に降参を促したが応じる気はなし。むしろまだ戦えるという目だ。だがこいつの切り札も潰した。今更どう戦うってんだ?だがあの眼・・・ほう、こいつは世の中の男とは違うようだ。確かな信念をもってこのISを扱っているようだ。
それプラス翔真の顔はイケメンだった。そのことも相まってこんな結論にたどり着いた。
さっきから変な感覚がしていたが・・・そうかこれが男に惚れるってことか。スコールに惚れた時とは違う感覚だな。そうだ、あいつは俺のものにしよう、そうしよう。
オータムの中で一つの考えが浮かんだ。そして
「絶対お前は俺のものにする!」
Side 翔真
「は?」なんだって?オータムは俺を自分のものにするって言ったのか?今。どういうことだ?
「もう一度言う!井ノ口翔真!俺と来い!そして俺のものになれ!」どうやら事実みたいだ。
「嫌だね!誰がテロリストのものになんか!」「なら力づくで連れて行く!」
そう言い合いお互いに突きの構えをとり、翔真とオータムは瞬間加速を使い、突貫していく。
「「はああああああああああああああああああああああああああああ‼」お互いの叫びが周囲にこだまする。
Side3人称
結果は、相打ちであった。打鉄を使っていたオータムは爆発により空中へ吹き飛ばされ、仲間に回収された。
一方翔真は、壁にたたきつけられた。ISの生命維持機能があったので気絶はしなかったもののエクシアはボロボロになってしまった。
この戦いでお互いに目立った外傷はなかった。なぜならオータムは翔真をできるだけ怪我させずに連れて行くために、翔真は絶対防御を突き抜けないようにしていたためであった。軽い擦り傷などはあるが気にならないほどで、転んだといえばごまかせるくらいだった。
そしてエクシアを待機状態に戻し、翔真は一夏に合流しようと大通りへ向かった。
Side 翔真
「何とかなったけど・・・エクシアのダメージレベルがDに届いちゃったか。」
「翔真!大丈夫か!?」
一夏が駆け寄ってくる。
「あぁ。この通り大丈夫だが・・・エクシアが壊れちまったよ・・・」俺は顔を曇らせる。
「でも翔真は怪我ないんだろ?なら新しく作ればいいじゃないか」
「おう!そうだな」そう言い改めて一夏と一緒に家路につく。
「さて一夏、買い物の時間が無くなってしまったが・・・大丈夫か?」
「大丈夫だぞ、冷蔵庫にはまだ食材が余ってることを思い出したからな。」
「そうか、じゃあ明日だな買い物は。」「おう!」
いつもの日常に戻る俺たち。今日の出来事は誰にも話さないことにした。姉さんたちに心配かけたくないからね。そのことについては一夏も同意してくれた。
だけど今日、確かに日常が崩れ去る音を聞いた俺たちであった。けど、俺だけはここから日常は崩れてしまうということは分かっていた。
だが、一夏だけはそれを分かってはいなかった。
はい、番外編との同日投稿の7話です。今回からしっかりサブタイトルつけることにいたしました。
番外編でも申し上げましたが、お気に入り件数が100件を超えたので、厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。これからもこのSSをどうかよろしくお願いします。
感想も書いていただけると作者のモチベーションアップにつながります。
というわけで次回は、鈴との別れと、IS学園入学をやろうかなと。あと、新しい専用機を主人公に作らせます。2話の設定集に書かれてあったものに乗せます。
やっとここまで来れました。もうすぐ原作開始なので、あと少し待っていただきたいと思います。
それではまた次回(@^^)/~~~