カズマはとても懐かしい夢を見て目を覚ました。
「んん〜…」
カズマは目を瞑ったまま今さっきまで見ていた夢の事を考えた。
「コスモスの夢・・久しぶりに見たな。」
そして過去を振りかえった。それはカズマが小学5年生だった8年前の話。彼はウルトラマンコスモスと出会った。
宇宙から自分たちの新しい母星となる星を探していたバルタン星人が地球に目を付け、地球に侵攻しようとする際にコスモスはバルタンが地球に侵攻する事を防ごうとし、嵐の中バルタンと戦闘を開始するが…戦いの最中二人のエネルギー波が爆発し、二人は地球に落下しコスモスは光を失い瀕死の重傷を負った。
しかし瀕死の重傷を負ったコスモスに光を与えて復活させたのがカズマである。カズマはコスモスに真の勇者だと言うことを認められ勇者の証である「輝石」を貰いコスモスはカズマの前を去って行った。
そして、カズマは自分がウルトラマンに会った事を小学校のみんなに話すが誰一人としてカズマの話を信じてはくれない。
当時のカズマは自分が本当にウルトラマンに会ったのに誰も信じてくれない事に傷ついたが…カズマは自分の夢を諦めない為にもこんな所で立ち止まってはいけないと思うがそんな矢先に遺跡公園の地下に眠っていたとされる、伝説薬使獣 呑龍が目を覚ます。
何故か突然暴れ出した呑龍に戸惑う人々であったが、日本が誇る科学研究所水無月工場技術研究所が設立したボランティア的な団体、科学調査サークルSRCが到着し呑龍を後退させ冷凍ガスで凍らせ元の遺跡に戻そうと考えるが防衛軍の介入により、 呑龍に攻撃が加えられ冷凍状態から元に戻り反撃するも防衛軍の攻撃により呑龍は気絶してしまった。
しかし突如呑龍の背中が爆発し背中の中からバルタン星人が現れた。バルタン星人が呑龍の体内から現れた事で呑龍が暴れたのはバルタン星人の仕業である言われたが、次の瞬間バルタン星人は一瞬で巨大化して街を破壊し始める。
防衛軍が、バルタン星人に攻撃を加えるがバルタン星人はその攻撃をものともせずにそのハサミからドライクロー光線を放ち防衛軍の戦闘機を凍らせ破壊していく…そんな時にカズマの友人が「カズマ、ウルトラマンを呼べ!」と言い周りの同級生たちも次々に「ウルトラマンを呼べ」など「ウルトラマンと約束したんだろう!と言われ、カズマは天に願うような気持ちで輝石を空に掲げ「ウルトラマン来てくれー!」と叫ぶが、ウルトラマンコスモスは現れてはくれずカズマは、みんなから、嘘つきと罵倒されるがそんな中カズマはどうしたらコスモスは来てくれるのか?一体何が自分に足りないのかを考えるが一向に、答えはでずに…バルタン星人は街を破壊し尽くした後に残像と共に消えてしまった。
その後、防衛軍の人たちと森林公園を訪れたカズマと友人たちそして森林公園の調査を終えると防衛軍の司令官であるシゲムラ参謀がカズマに対して「巨大なETがいたなんてのは嘘で雷が落ちただけだ」と他の友人たちに説明するがカズマに対してシゲムラ参謀は、「大勢の人たちに迷惑をかけた大嘘つき」だと友人たちの前でカズマは罵倒され、嘘をついた事を自分たちとみんなに謝れと強要しますがカズマは、自分は本当に ウルトラマンに会ったのに謝らなければならいのは間違っていると思い一向に謝らなかった。
その事にしびれを切らしたシゲムラは、そのまま帰ろうしますがカズマはウルトラマンが実在する証拠を示す為にコスモスから貰った輝石をシゲムラ参謀に見せるが、「防衛軍で調査する」と輝石を強引に取られたムサシはシゲムラに飛びつき輝石を奪い返そうとするがシゲムラがカズマを振り払います。
しかしその衝撃でシゲムラ参謀の手から輝石が転がり落ち友人たちがそれを拾いさっきまでの防衛軍の横暴な態度から輝石を渡していけないと判断して逃げ出したカズマと共に防衛軍の人たちと過酷な鬼ごっこを開始し、必死に逃げ惑うカズマと友人たちだったが熱戦の末に防衛軍に輝石を奪われてしまったカズマはは森林公園にて一人で物思いに耽っていたところに友人たちが集まって来てカズマに今まで酷いことを言ってごめんと謝って来てウルトラマンの事も信じると言ってくれました。友人たちと仲直りをしたカズマは体と心が軽くなり気持ちを切り替え、迷わず頑張って行くと言う気持ちを持ち直すことが出来た。
森林公園をでたカズマはおもちゃ病院の院長である木本研作に会い彼がSRCの顧問でありメカニックの担当である事を知りカズマは彼の研究室に案内されるがそこには他のSRCのメンバーがおり皆んながとある研究をしていた。
それはコスモスとバルタン星人が発生させた1420MHzの信号の解析だった。木本博士はこの信号の解析に数学が鍵になっていると見抜き信号を解析しお互いが会話をしてることが分かりウルトラマンコスモスが実在しているという明らかな証拠になり自分が嘘をついているわけではないと証明されたカズマはとても喜んだ。
だが突如夜の空中に黒い月が現れ突然の皆既月食に人々を混乱します。一方その頃木本博士とSRCメンバーは防衛軍を呼び出し先ほど黒い月から送信された1420MHzの信号を映像解析した物を見せます。そこにはバルタン星人が写っており自分たちがバルタン星からやってきた宇宙生命体であり我々は地球からの招待を受けてこの星に来たと言ってた。この事に「どういう事だ!」と驚く防衛軍、そこにSRCのキド隊員が「世界各国で地球外生命体とコンタクトを図るために流した映像などをバルタン星人達が自分たちへの招待状だと勘違いしたのではないか」と説明する。
バルタン星人は地球が発信した映像はバルタン星にも届いたことを告げ「地球はバルタン星人が辿ったような破滅への道を進んでいる」と断言する。その事に驚くSRCと防衛軍 、バルタン星人は「地球人がこの30年の間に地球人が大自然のあらかたを自分たち自身の手で破壊してしまっている」と言い、「今日本の空に浮かんでいる黒い月はバルタン星から切り離して宇宙船にしたノアの箱船である」と言い「地球人より遥かに発達した科学力を持つバルタン星人は地球に移住したいと思っている」と宣言する。
驚愕を露わにするSRCと防衛軍しかしこの放送は日本全国のテレビに映し出されており日本の人々もバルタン星人の言葉に驚いていた。そして水と緑豊かなこの星を自分たちと同じ末路を辿らせないようにすると言い残し、通信が切れた後SRCメンバーは深く考え込み、防衛軍は急いで会議室を出て言ってしまった。
そんなことがあり夜は明けカズマは学校で授業を受けていたが昨日のバルタン星人のメッセージの事で頭がいっぱいだった。そしてSRCの隊員であり小学校の教師でもある響子先生は、「ファミーリーオブマン」と言う事をしているか?と言う質問を出たが答えが出なかったので先生は答えを言う。
ファミーリーオブマンとは世界の人々が肌の色や宗教や風俗や習慣などが違くても同じ人間同士分かり会えると言うものでした。ならば、「ファミーリーオブスペース」はどうだろうと宇宙人とも分かり合えるかな?と質問した所、皆んなから「絶対無理だよ」など「だって宇宙人だもん」などと単語が飛び交いますがカズマはそうは思わなかった。
自分とウルトラマンコスモスは分かり合うことができたのだからきっと他の宇宙人とだって分かり会えると筈だ!とムサシが思っている時、防衛軍はバルタン星人の宇宙船である「廃月」を破壊しようと約500機もの戦闘機を廃月に送り込みますが廃月を戦闘機で攻撃している中バルタン星人が現れ全ての戦闘機を破壊してしまう。
友好的に話を進めようとしたバルタン星人はこの攻撃に怒りまた街を破壊しようとします。それを防ぐためにSRCがトロイAとトロイBで出撃し、バルタンを攻撃せずに眠らせてしまおうと考えた。そしてトロイAとトロイBは眠り歌を歌いバルタンを眠らせようとし街の人々も眠り歌を歌いみんなの助力の元バルタンを眠らせる事に成功する。
一方その頃カズマと友人の一人であるマリは森林公園で会話をしていた。マリはカズマに対して「ウルトラマンを呼んでどうするの?」、「ウルトラマンを呼んで人間の代わりにバルタン星人を倒してもらうの?」と質問してきます。カズマは真っ先にその事を否定した。
「僕は何でウルトラマンコスモスがバルタン星人を攻撃したのか、
バルタン星人は何を考えているのそれが知りたいんだ。」
この答えを聞いたマリは「じゃあ…もし、私が…」その後の言葉を言おうとした時、防衛軍の参謀シゲムラが戦闘機に「チャンスを逃さず攻撃しろ!」と命令し戦闘機が眠っているバルタン星人に攻撃を仕掛けた。攻撃により起きたバルタン星人はこの攻撃に激怒し、「我々ははもう地球人と交渉する気はない、これから直ちに地球を侵略する」と宣言した。
この事に驚くカズマ、しかしマリはどこか焦ったように「なんで!どうして大人達は!」と言いながら森の中を駆け出してい来ました。カズマはどうしたんだ?と思いながら必死にマリを追いかけた。そしてマリは突然「私を宇宙船に連れて!でないと大変なことに!」と言い出した。カズマは「マリ!一体どうしたんだ?」と詰め寄ります。その事に動揺するマリ、「私は・『私は』」「マリ?」カズマはマリを心配しマリにに近づきますが、その時マリの体から小さいバルタン星人が出て来ました。「お前がマリをあやつったんだな!」友人がバルタン星人に操られていた事に激怒したカズマはチャイルドバルタンに詰め寄ろうとしますが、それを止めたのはマリだった。
マリはカズマに手を出しカズマにあるものを渡した。それは防衛軍に奪われた筈の輝石だった。何故マリが持っていたのか聞くと、バルタンは傷ついたウルトラマンを呼び倒すためにマリに取り憑き、輝石を防衛軍から奪ったといってきた。
しかし大人とは違いバルタン星人の子供達は地球占領など望んでいないという事を語った。カズマは何故…輝石を自分に返したのか、チャイルドバルタンに問い掛けた。マリが「カズマはバルタン星人と共存できると言った、人間の代わりにウルトラマンを呼んでバルタン星人を倒さないと言ったからチャイルドバルタンはカズマは信じたの。」
チャイルドバルタンはカズマに「ウルトラマンを呼んで大人たちを止めて君の力で。」と言った。しかしカズマは「俺にそんな力ないよ」
と否定する。そんなカズマにチャイルドバルタンは「君には素晴らしい力がある」と言いチャイルドバルタンは廃月に飛び去って行った。
そんな時カズマとマリの頭上を大人のバルタン星人が通り過ぎます。
カズマはマリを安全な場所まで送り届け、森林公園の広場に向かった。
そしてカズマはポケットから輝石を取り出し、始めてバルタン星人が襲来して来た時に何故…コスモスを呼べなかったのか、自分に一体何が足りなかったのか分かったような気がした。
「真の勇者!本当に勇気のある者!よし」
カズマは輝石を両手で構え
「ウルトラマンコスモス、ウルトラマンコスモス、ウルトラマンコスモス、」
祈るようにカズマはコスモスの事を呟く。
そして輝石に光が集まりその光がどんどん大きくなり輝石は宙に浮かび始める。そしてカズマは輝石に集まった光を解放する。
「コスモスー!」カズマは片手で輝石を空に突き出した‼︎。
その時、輝石から光の奔流が溢れ出すその光の奔流は徐々に一つとなり光からウルトラマンコスモスが現れたのだ。
そしてカズマを一目見たコスモスは、空に舞い上がりバルタン星人の元へと飛んで行きました。コスモスがバルタン星人の元へたどり着くと二人は空へと浮かび上がります。二人が1420MHzの信号で会話している事を知っているSRCは二人の会話を読み取った。
『宇宙船で帰れ自分たちの星に帰れ』
『いや帰れぬ地球を奪う』
バルタン星人の言葉に驚くSRCその時、バルタン星人がコスモスに向かってドライクロー光線を発射した。光線をうまく避けるコスモス、
しかしバルタン星人はコスモスを無視し廃月へと飛び立って行く。バルタン星人を逃がすまいとコスモスは廃月に乗り込んだ。
バルタン星人はコスモスの周りに巨大な刃をいくつも出しコスモスに襲いかかりますがコスモスは体を高速回転させその刃を全て破壊する。そしてバルタン星人に飛び蹴りを放つがバルタン星人はその蹴りを躱し廃月を離れ地球に降り立ちます。コスモスも地球に降り二人の戦闘が開始される。
バルタン星人がハサミを振り上げ猛攻を繰り出しますがコスモスはその猛攻を両手でいなして蹴りを放つそしてバルタン星人が怯んだところで背負い投げをし、建物に叩き付けます。しかしバルタン星人は、直ぐに立ち上がるとバルタン星人の姿が甲冑をまとった黒騎士のような禍々しい姿となり、バルタン星人の戦闘形態である「ネオバルタン」へと姿を変えたのだった。
バルタン星人は右腕の剣を使いコスモスに襲いかかる。なんとかその剣撃を全てを受け流すコスモス、するとバルタン星人はコスモスから距離をとり右腕の剣から剣型の光線「バッドナイフ」を放つ。放たれるバッドナイフを両手両足駆使し全て弾き落として行くコスモスだったがいつのまにか背後にいたバルタン星人が左腕から光の鞭「バンドルコード」を放たれ捕まってしまう。さらにバルタン星人はその鞭に電撃を流しコスモスを苦しめる。だがコスモスは光の力を使い鞭からなんとか脱出し、バルタン星人から距離を取る。
バルタン星人から距離を取ったコスモスは、自分の右腕を天高く空に掲げると右腕からまるで太陽のように輝きその輝きが全身に行き渡りコスモスは、太陽の燃ゆる炎のごとき赤き巨人「ウルトラマンコスモスコロナモード」へとその姿を変えた。コロナモードへと姿を変えたコスモスは高速移動を駆使してバルタン星人を翻弄し格闘を繰り出す。するとバルタン星人は肩の突起を無数の棘に変えて放つ技「バンプスプレー」をコスモスに放ってくるが、コスモスは自分の体を超高速回転させ自分の周りにシールドを張りその棘を全て叩き落とす。そしてコスモスは頭上に揚げた両腕を胸の前で回転させて気を集め、両手を突きだすとともに帯状に超高熱火炎の波動を放つ「ブレージングウェーブ」をバルタン星人に放つ。
バルタン星人はブレージングウェーブを受けて吹き飛ばされ、自分はコスモスには勝てない事を悟ると自分の中のエネルギーを使い涙を流しながら自爆してしまった。木本博士は「バルタン星人はせめて子供達だけでも安心してこの星で暮らして欲しかったんだろうに」と思いを呟きます。
コスモスは自爆してしまったバルタン星人に「コスモ・カウサー」という特殊光線を放ち自爆したバルタン星人を元の姿に戻した。コスモスもコロナモードから元のルナモードへ戻りバルタン星人を抱き抱えます。すると廃月から沢山の子供のバルタン星人がコスモスの元へ向かい自爆した大人のバルタン星人を抱え廃月に戻って行きました。
そして廃月が日本から離れて行き、SRCに廃月から1420MHzの信号が送られて来ました。『そして私達が汚してしまった星の運命と共に過ごします。さようなら』この言葉に少し地球が心配になって来たSRCメンバー、さらに『そして最後に地球の子供たちへ・・決して夢を失わないで下さい。』『大人達が夢を捨てて現実を追いかけた結果が私達の星の運命だからです。』そしてとても深い眠り歌を歌い廃月を見送る子供たち、そして廃月は一瞬のうちに地球から遠ざかり宇宙の彼方へと消えて行ってしまいまいました。
そして再びコスモスと邂逅するカズマ
「ありがとう、ウルトラマンコスモス。」
『・・・・・・・・・』
「夢?俺の夢?捨てないよ絶対!大人になったて。」
『・・・・・・・・・』頷くコスモスそしてカズマに指を指す。
「真の勇者?世界を守る本当の勇者?」
「・・・・・・・・・』コクンと頷くコスモス
「うん、やってみるよ。」
『シュワ!』空に飛び立つコスモス
「バイバイ、ウルトラマンコスモス!」
そしてカズマは自分が何かを握っている事に気が付き自分の手のひらを見てみるとそこにはコスモスがくれた輝石があった。
「あぁー」飛び去っていくコスモスを眺めるカズマ
そして自分の肩を組んで来る響子先生
「響子隊員」
「カズマ君、秘密だよウルトラの星への扉」
「うん」
これが小学5年生の頃にカズマが体験した物語。
「あれから8年、自分の夢を諦めないように頑張って来たんだ。」
カズマは宇宙飛行士になる夢を叶える為日々努力を怠らずに勉強と運動を欠かさずに頑張っている。
「コスモス、元気かなぁ」
あれから8年経った今コスモスがどこでなにをしているのか分からないカズマはそんな事を思っていた。しかしコスモスは自分との約束をきっと守ってくれると思いを気持ちを切り替える。
「良し!今日も頑張って行こう!」
そしてカズマはいつも通りに学校に行く準備をしようと目を開けるが
そこには自分の見知った部屋ではなく真っ白な空間だった。
「え?ここどこだ。」
全く見覚えの無い空間に驚くカズマだったが目の前に青い髪の美しい女性がいるのに気付くカズマ
「あの貴方は誰ですか?」
その女性は質問に答える。
「私はアクア。水を司る女神です。 誠に残念ながら佐藤和真さん貴方
は死んでしまいました。」
その女神はとんでもない事を言ってきた。
「え?」
続く
更新が遅れて申し訳ありません!小説を書く時間があまりなかったので遅れてしまいました。ですがしっかり書いて行くのでこれからも更新を楽しみにいていてください。