フェイト / グランド なりきり オーダー   作:影鴉

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先週より目次ページを読まれた方は気付かれているかとは思いますが、此度友人の maya 様より素敵なイラストを戴きました!!

冬木編表紙イラスト

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冬木編おまけ 「Wクーフーリン」

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冬木編おまけ2 「遣りたい放題を前に敵はこうなる」

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すんばらしいイラストを描いて頂けた事に感謝感激雨霰!
作者は猛烈に感動している!
そして感想100&お気に入り800突破出来た事に感謝感謝!


今回はリヨン戦闘回 其の弐


リヨン防衛大決戦 東の陣!

リヨン 外壁東側

 

 

「やっぱり多いわね…」

 

 

 赤チョコボに騎乗し、外壁を越えたオルガマリーは自分達がいる街壁へと向かって来ている軍勢を眺めながら呟く。

 

 

「ふふっ♪ 短い間だったけど、素敵なお空の旅だったわ。ヴィヴ・ラ・チョコボ♪」

「クエ~♪」

 

 

 同じく赤チョコボに騎乗していたマリーが乗っていたチョコボに感謝しながら撫でると、チョコボは嬉しそうな鳴き声を上げながら彼女に擦り寄ってくる。

 そんな彼女の横に霊体化して追っていたアマデウスが実体化し、軍勢の様子を眺めながら困惑顔で呟いた。

 

 

「う~ん、只の音楽家である僕と王妃のマリーには軍勢を抑えるなんて無理難題と言いたい所なんだけど…」

「あら、アマデウスってばユーサクになりきりの力を貰ったのにまだ不満なの?」

「いやいや、マリア。今言ったのはあくまでも嘗ての僕達の場合さ。優作に貰ったこの力は僕にとってはあの時にあればどれだけ良かったかと羨む程さ」

 

 

 マリーの言葉にアマデウスは苦笑しながらも彼女達の前に出る。

 嘗て抱いた後悔がある。彼女を救えなかったあの時は後悔に押し潰されそうであった、でも今は違う。サーヴァントになっても最底辺のキャスターと自負しており、圧倒的に足りなかった力を(優作)が補ってくれた。

 

 

「彼には感謝してるよ。だから、可能な限り僕は頑張るさ♪」

 

 

 そう言ってアマデウスはリュートを奏でながら自身の肺いっぱいに息を吸い込んで喉に力を入れた。

 

 

「ゥワアァァァァァオゥ!」

 

 

 アマデウスが放つは『ミラクルボイス』。

 彼の放った声がそのまま響き渡る音撃と共に声の言葉が実体化した『ワーオッ!』がモンスターの軍勢に叩き付けられる。音撃で吹き飛ばされるだけならまだ幸せだろう。効果範囲にて吹き飛ばされなかったモンスター達は実体化した彼の言葉に押し潰されてぺしゃんこになっていく。

 そもそも音に依る攻撃である以上、潰されなかったモンスター達も激しい音響に依って鼓膜は潰され、脳すらも揺すられているので動く事すら儘ならない状態に陥っていた。

 

 

「う~ん…凄い。楽師が己を極めればここまでの力を得れるのか…」

「まぁ、凄い! アマデウスの言葉が形になって飛び出したわっ♪」

 

 

 自身の与えられた力に驚くアマデウスにマリーが興奮した様子で飛び跳ねている。彼の攻撃に依って敵の軍勢に大きな乱れが出来た。そこを見逃すオルガマリーではない。

 

 

「一気に攻め立てなさい! アークエンジェル、ヨミクグツ・乙!!」

「無垢な信徒を護る為に参りましょう!」

「っすわ! サマナーの言う通りにっ!!」

 

 

 オルガマリーに召喚されたアークエンジェルとヨミクグツ・乙が進撃して行く。アークエンジェルが衝撃術で複数のモンスター達を吹き飛ばしながら接近した敵を手に持つ剣で斬り裂き、ヨミクグツ・乙は肩に下げた機関銃を構えてワイバーン達を撃ち落していく。

 

 

「まぁ、オルガマリーも凄いわ! でも私も負けてはいないわよ♪」

 

 

 オルガマリーの呼びだした仲魔達の活躍にマリーが喜びながらも彼女も武器であるグレネードランチャー『極・ヤグルシ』を構えながら高らかに叫ぶ。

 

 

「さぁ、一緒に踊りましょう♪ ミラディ!!」

 

 

 マリーの呼び声と共に彼女の背後にピンク色に近い紫色のドレスを纏い、頭が無いながらも顔を隠す仮面を構える貴婦人が現れる。

 ミラディはマリーが極・ヤグルシの砲口を向けている、未だ残る敵の軍勢へ向いて纏っているドレスを捲り上げる。すると捲り上げた個所から幾つもの重火器が姿を現した。

 

 

「今の私は美少女怪盗、ノワール! さぁ、蹴散らしてあげる♪」

 

 

 可憐なポーズを決めながらマリーがグレネードランチャーを放つと共にミラディがガトリングに依る一斉射撃を開始する。

 着弾したグレネード弾が爆発してモンスター達を吹き飛ばし、ミラディの射撃が他モンスターやワイバーン達をハチの巣にしていく。

 

 

「クェー!!」

「クエッ、クェ!!」

 

 

 オルガマリーとマリーが騎乗していた赤チョコボ達もチョコメテオでモンスター達を消し飛ばしながら、近づく敵を嘴や蹴りで叩きのめしていく。

 

 

「ふむ…前線の3人が奮闘している中で我が何もしないのは不名誉極まるな」

 

 

 前線で暴れる3人を見ていたヴラド三世は顎を擦りながら、とある機械を取り出す。

 

 

「あ、あのそれは…?」

「周りの兵士達に目を塞げと伝えておけ」

 

 

 横の兵士が不思議そうに尋ねてきたので忠告し、周りが目を塞いだのを確認するとその手に持った機械『サンビーム』から高照明の光線を放つ。ヴラド三世側へと向いていた敵はサンビームの光線を直視してしまい、視力は潰れて混乱の極みに陥り、宙を飛んでいたワイバーン達は尽く堕ちていく。

 混乱する敵に向けてヴラド三世は新たに機械仕掛けのボウガンである『オートボウガン』取り出して矢の雨を降らした。

 

 

「ふむ…機械とはここまで強力か、我の時代にもあったら焦土作戦などせずに済んだものを…」

「うおぉ、凄ぇ…」

「呆けている暇は無いぞ。大分減ったとは云え、敵は未だ健在だ」

 

 

 ヴラド三世に諭され、感嘆の声を挙げていた兵士達も混乱しているモンスターの迎撃に掛かる。戦況は良好、敵勢力はオルガマリー達に依って蹴散らされ、それをすり抜けた僅かな数も外壁に辿り着く事無く矢を射られて倒れていく。

 前線で戦うオルガマリー達、そんな彼女達の前へ2体のサーヴァントが姿を現した。

 

 

「……御機嫌よう、王妃。本当ならこんな形で会いたくはありませんでした…」

「そうね、シュバリエ・デオン。凛々しくて綺麗だった瞳がそんなに濁ってしまって…。それに、懐かしい顔がもう一人」

「あぁ…マリー、マリー、マリーィイイイ!! 漸く会えたよっ!! 君の首を再び斬り落とせるとどんなに待ち望んでいたかぁ!!」

 

 

 セイバー、シュバリエ・デオン・ド・ボーモンとアサシン、シャルル=アンリ・サンソン。共にマリーとは良くも悪くも深い関係を持つ者達だ。

 

 

「うげぇ…まさかあの変態も呼ばれてたなんて…最悪だ…」

「シャルル=アンリ・サンソン…成程ね、ギロチンを開発した一族にして、マリーの首を落とした処刑人。アマデウスが嫌う訳ね」

 

 

 アマデウスが心底嫌そうな声を零し、そんな彼の反応にスカウターで正体を確認したオルガマリーが納得する。

 対峙した面々だが、そこへヴラド三世が現れる。

 

 

「敵サーヴァントはこの2人だけか?」

「ヴラド三世、敵の掃討は?」

「うむ、其方達が大暴れした御蔭で大分減ってな。壁の兵士達だけで対処出来ると言われて降りてきた。それに見よ」

 

 

 ヴラド三世が指差した外壁ではエンジェル達が兵士達に交じってモンスターやワイバーンへと矢を射かけていた。

 

 

「優作が使い魔を応援に寄越したようだ」

「これなら心配いらなそうね」

 

 

 後はサーヴァント2体と後続のモンスター達を相手すれば良い状況な上、オルガマリーの仲魔と赤チョコボ達も大暴れしているのでモンスターの群れはその数をどんどん減らしていた。

 と、ここでマリーがある提案をする。

 

 

「ねぇ、皆様。ここは私達に任せて下さる?」

「マリーさん?」

「良いのか?」

「えぇ、オルガマリーとヴラド様は竜達をお願いしますわ」

 

 

 マリーとアマデウスの2人で敵サーヴァントを相手するという。優作から服の力を与えられたとはいえ、流石に不安を感じるオルガマリーにマリーは笑顔を向ける。

 

 

「うふふ、心配しないで? アマデウスもいるし…何より私にはこんな素敵なパートナーがいるのだから!」

 

 

 マリーの横にミラディが現れ、可憐にお辞儀をしてみせた。

 

 

「それに…アマデウスはユーサクからとっておき(・・・・・)を貰ったのでしょう?」

「なぁっ!? み、見てたのかいマリア!?」

 

 

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夜 ディジョン手前のキャンプ地にて

 

 

「アマさん、これを渡しとくべ」

「これは?」

 

 

 夕食を終えて皆がテントに戻る時、アマデウスが優作から手渡されたのは小さな縫いぐるみだった。

 灰色に近い銀髪を垂直に逆立てられた柱の様に整えた髪型の男性の人形が宝玉を抱えている不思議な縫いぐるみであった。

 

 

「これはおいちゃんが開発したなりきり人形でね、縫いぐるみの人物になりきる事が出来るっさ」

「へぇ、つまり優作がいなくてもこの人形を持っていればその人物にはなりきり出来る訳かい?」

「そういう事」

 

 

 縫いぐるみをまじまじと眺めるアマデウスだったが、縫いぐるみが持つ宝玉こそ綺麗に輝いていたが特別な力を持っている様には見えなかった。

 

 

「それで、この縫いぐるみのモデルである人物の特徴は何なんだい?」

「彼はスタンド使いでね。まぁ、姫さんに着せたペルソナ使いと同じ様なもんだと思えば良いべ」

「へぇ、マリアと同じなのかい?」

「アマさんに着せたジョニーの服は攻撃手段が全て音属性やからね。この先、音を無効化する敵とか現れる可能性も無きしも非ずだし、念の為に物理特化の服も持っていて欲しいっさ」

 

 

 優作の言葉に縫いぐるみに対して興味を抱くアマデウス。

 

 

「まぁ、姫さんのペルソナと比べると特徴は細かく違いがあるけどね? 因みにスタンド名は『銀の戦車(シルバー・チャリオッツ)』。銀の鎧に身を包んだ騎士の姿をしたスタンドさね。姫さんを護るアマさんにぴったりやろ?」

「き、騎士かい? クズの僕には流石に似合わないと思うけど…?」

「ちょいと待ってなお兄さん、姫を護るのは騎士って相場が決まっとるやろ?」

「それはそうだけど…」

「男は何時でも騎士(ヒーロー)に憧れるもの。格好良いところ見せたりなさいな? それと、スタンドは使い手の精神で強くも弱くもなる。姫さんを想うラヴパワー全開で無双乱舞したれ!」

「ぶっ!? ら、ラヴパワーって何だいっ!?」

「何だよ~? アマさん、姫さんの事お慕いしとるんやろ~?」

「い、いや…それは…その…」

 

 

 ニヤニヤ顔で迫る優作にアマデウスはしどろもどろになる。

 幼い頃にマリーと出会い、そのままプロポーズしたという逸話を持っている彼である。調べ物をしている際に知ったトリビアであったが、実に微笑ましいと優作は思ったものだ。

 

 

「幼い頃からの想いを抱き続けてるって素敵やん? おいちゃん、そういうの大好きやで?」

「!? お、幼い頃ってまさか…知っているのかい…?」

「それじゃあ、話は是くらいにしてテントに戻りましょ? 姫さんとの馴れ初めとか本人から詳しく聞きたいし」

「(流された!?)……お酒は出るかい?」

「もち! 酒の肴に色々聞かせて下さいな?」

 

 

 目を輝かせる優作に照れの混じった困った表情のアマデウス。そのままテントに戻っていき、周りが静かになった頃、隣の女性用テントの少し開いていた窓部が大きく開き、中からマリーが顔を出した。

 

 

「思わず聞き耳を立てちゃった…私ったらいけない娘ね!」

 

 

 ぺろりと小さく舌を出しながらマリーはそんな事を呟いた。

 

 

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「ふふふ、頼りにしているわ♪ 私の騎士様?」

「ま、参ったな…聞かれていたなんて…」

 

 

 あの時の会話を聞かれていた事に顔を赤くしながらアマデウスは頬を掻く。

 恥ずかしいのでジョニーの服のままで戦おうかと一瞬脳裏を過るが、「大事な人(マリア)を守りたい時に使え」、「彼女の前で格好良く決めてやれ」、と優作に言われた事を思い出し、なりきり人形を取り出して構えた。

 

 音楽に身を捧げたクズな自分だが、騎士に憧れた時もあった。

 

 なら今回だけでも騎士になってやろうじゃないか…

 

 

「なりきりチェンジ『銀の戦車:ジャン=ピエール・ポルナレフ』」

 

 

 人形を手にしたアマデウスの言葉と共に楽師の衣装姿が元の黒い衣装へと変わる。

 

 

「あら、服が元に戻っているわ?」

「僕のモヤシな身体には似合わない衣装だったからね、力だけ宿らせて貰ったよ。ま、それでも心は騎士のつもりさ?」

「まぁ、残念…」

 

 

 ポルナレフの衣装は自身には似合わないと判断したアマデウス。着ている衣装は彼がサーヴァントとして召喚された時の衣装と同じであった。

 

 

「今更だけど…正直、君には戦って欲しくなかったよ、マリア」

「あらあら、本当に今更ねアマデウス? でも心配しないで。私にはミラディがいるし、ユーサクと衣装モデルをする約束もしているのだもの、此処で倒れる訳にはいかないわ♪」

「…君の頑固っぷりは良く理解しているよ。それに、僕も君が着飾った色んな姿を見てみたいし、だから…」

 

 

 マリーとサンソンの間を塞ぐ様にアマデウスは立つ。

 

 

「君の元へあのストーカー野郎は絶対近づけさせないよ」

 

 

 サンソンと対峙するアマデウス。

 

 

「やぁ、変態野郎。生前だけじゃ飽き足らず、またマリアを付け回すなんて本当に気色悪い奴だ…」

「そこを退け、クズが。ボクは忙しいんだ、もう一度彼女を死の旅路へ見送らなければならないのだから」

 

 

 小馬鹿にしたような表情のアマデウスと嫌悪感溢れる表情で睨み付けているサンソン。

 開幕早々、悪口の飛ばし合いで始めている事から互いに毛嫌いしている事が解かる。

 

 

「マスターである竜の魔女には感謝しているんだ。まさか再びこうして彼女と相まみえる事が叶ったんだから」

 

 

 構えたギロチンの刃を愛おしそうに撫でながらサンソンは語る。

 

 

「もう一度だ! 同じ人間を再び処刑出来るんだ!! それも尊き白百合の姫君の首を落とせるんだ!!」

 

 

 両手を広げ、高らかに歓喜の声を叫ぶサンソンに苦虫を噛み潰したような表情を隠す事無くアマデウスは呟く。

 

 

「狂化に因って狂いっぷりに磨きが掛かった様だな、シャルル=アンリ・サンソン? 流石の僕もドン引きだよ」

「お前の意見なんて聞いてない。人間を醜いと言った最低品位のお前なんかに理解されてたまるか、人間は美しく、尊い。だからボクら処刑人は敬意を表して相手の首を落とす」

「あぁ、理解出来なくて結構。それに今の貴様は唯々、首を斬りたくてしょうがないだけの変態ストーカー野郎じゃないか。マリア以外の女性はこう言うだろうさ、“おととい来やがれこの変態野郎”ってね?」

「―――黙れっ!!」

 

 

 嫌悪に満ちた表情でサンソンが斬り掛かり、アマデウスは手に持つ指揮棒で受け止めながら、音を介した魔術弾を展開して彼に放つ。

 サンソンは後ろに飛び下がりながら、迫る魔弾を斬り払っていく。

 両者の距離が開く中、アマデウスは指揮棒をレイピアの如く構え、声高らかに叫んだ。

 

 

「改めて名乗ってやる! 我が名はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。あの時の無念を払拭する為に! そしてマリアの輝きを失わせない為に………この僕が貴様を打ち倒すっ!!」

「人間を愛せないクズの癖して、王妃の傍に立つなぁぁああああっ――!!」

 

 

 怒りの形相でギロチンを振り下ろすサンソン。しかし、アマデウスが自身の指揮棒で受け止める事無く、その刃は彼の手前でその動きを止める。

 

 

「な、一体何が…!?」

「シルバー・チャリオッツッ!!」

 

 

 戸惑うサンソンの前に銀の鎧に身を包む騎士が現れる。騎士が持つレイピアの刃によってギロチンは防がれていた。

 アマデウスが呼び出したスタンド、シルバー・チャリオッツはサンソンのギロチンを大きく弾くと、そのまま彼へ無数の刺突と斬撃を放った。

 

 

「ぐっ、ぐあああぁああああっ――――!?」

「マリアの元へは決して行かせはしないっ!!」

 

 

 全身の至る個所を貫かれ、斬り裂かれたサンソンはそのまま吹き飛ばされる。マリーとデオンの一騎打ちを邪魔しない様、距離を稼ごうとその後をアマデウスが追う。

 

 

「ふふっ、アマデウスったら張り切ってるわね。それじゃあ、私達も踊りましょうっ♪」

「なっ!?」

 

 

 アマデウスの背中をしばらく眺めていたマリーだったが、デオンへ向き直り、彼女へと駆け出す。

 まさかの行動にデオンは驚愕する。王妃である彼女が自身へと向かって来るのもそうだが、何より彼女の手には斧が握られていたのだ。

 

 

「え~いっ!!」

 

 

 マリーが構えた斧『フルールドマルR』をデオンに振り下ろし、彼女は剣で受け止める。が、マリーの一撃は勢いを付けて振り下ろされた事もあって重く、受け止めた自身の両足が地面に陥没する程であった。

 

 

「うっ…重いっ!?」

「まだ終わらないわよ? それーっ!!」

「っ!? くっ…」

 

 

 クルリと舞うように回転し横からスイングする様に斬り掛かる。デオンは斬撃を受け流し、マリーへと斬り返すが、彼女は可憐に避けてみせる。

 デオンの振るう刃をまるで蝶の様にヒラリ、ヒラリと躱していく。

 

 

「さぁ、キラキラと輝きましょう? ミラディ♪」

 

 

 マリーの呼び声と共にミラディが現れ、銃身をデオンへと向けた。

 

 

「これは…うわっ!?」

「はい、プレゼント♪」

 

 

 ガトリングの斉射にデオンは堪らず回避に専念する中、彼女の目の前にグレネード弾が迫る。慌てて避けるが、グレネード弾の爆発まで避け切る事は叶わず、爆風に呑まれて吹き飛ばされた。

 

 

「あああぁああっ!?」

「えぇと…ユーサクの国ではこういう時に“たまや~!”って言うのだったかしら?」

 

 

 ズレた事を言いながら吹き飛ぶデオンへ向かって駆け出すマリー。

 空中で態勢を整えたデオンは難なく着地し、マリーへと再び斬り掛かる。デオンの斬撃をフルールドマルRで受け止め、自身も斬り返していく。

 

 

「私の剣技をこうも受け流せるとは…これも異邦人の力ですか?」

「えぇ♪ ユーサクが身を守れる様にって、この服をくれたの。素敵でしょう?」

 

 

 激しくも美しい剣戟を繰り返す両者。

 剣と斧がぶつかり合う度に火花が散り、まるで星の様に瞬いている。その中を踊る様に斬り合う2人はまるで星々の中を踊る舞姫の様にも見える。

 

 

「デオン、今の貴女は苦しそう。本当の貴女はとっても素敵なのに」

「くっ―――、王妃…」

「貴女はもっと輝けるわ。だから一緒に、ね?」

「……無理です。今の私は竜の魔女の駒に過ぎないのだからっ!」

 

 

 マリーの言葉に苦しそうに顔を歪めながらデオンは凶刃を振う。それを時に受け止め、弾き、ヒラリと躱しながら彼女は言葉を続ける。

 

 

「大丈夫、ユーサクが救ってくれるわ。ヴラド様やマルタの様に、貴女はまた輝ける!」

「っ――、もう無理なんですっ!!」

 

 

 マリーの斧を弾き返しながらデオンは血を吐く様な叫びを挙げる。

 

 

「私はフランスの民を殺した! 宮廷の騎士であろうものが、守るべき者をこの手に掛けたんだ!! 今の私は狂気で動いているだけの殺戮人形っ! こんな私が救われて良い筈が無いっ!!」

「デオン…」

「だから、だからお願いです王妃! 私を殺してくださいっ!!」

 

 

 デオンの濁った瞳から一筋の涙が零れている。

 

 叫んでいるのは彼女の本心…

 

 これ以上殺したくない

 

 血に染まりたくない

 

 私を止めて欲しい

 

 泣きながらもデオンは剣を止めない。

 

 そんな彼女を前にマリーは…

 

 

「そんなの、お断りよ」

「そんな!?」

 

 

 拒否の言葉を告げる。

 

 

「言ったでしょう、貴女を救うって? それに今の私は美少女怪盗ノワールなの、だから…」

 

 

 華麗な宙返りでデオンの剣を避け、マリーはミラディを呼び出す。

 

 

「貴女の苦しみ含めて、全部盗んじゃうから♪ ご覧あそばせ、ミラディ!!」

 

 

 ミラディがクルリと舞うと突如、デオンが宙に浮かびだす。

 

 

「な、これは…!?」

「大人しくしていて! えーいっ!!」

「う、うわあああぁああぁぁっ!!?」

 

 

 ミラディの念動スキル『サイオ』で宙に浮かされたデオンはジタバタと暴れるも空しく、そのまま遠くへと投げ飛ばされる。

 彼女が飛ばされた先にはアマデウスとサンソンの姿があった。

 

 

「何なんだ…何なんだよ、お前のそれはぁ!!?」

「これはマリアを守れる様にと優作が与えてくれた力。今の僕は彼女を守る騎士、貴様の狂気染みた刃なんぞ、絶対に彼女へは届かせない!!」

「人間のクズが、マリーの騎士を名乗るなぁっ!!」

 

 

 立ち上がったサンソンは怒りに身を任せて再び刃を振う。が、シルバー・チャリオッツのレイピアに阻まれてアマデウスに届かない。お返しとばかりに放たれる刺突の連撃を幾つか受けながらも刃で防御する。

 

 

「スタンドの強さは心の強さ! 今の僕は貴様に負ける気が全くしない!!」

「く、くっそおぉおおおおお!」

 

 

 防御に専念しても徐々に追い詰められていく。シルバー・チャリオッツの精密な攻撃を完全に防ぎ切るのは不可能に近かった。

 

 

「そろそろ終わらせ…「アマデウス~、合わせて頂戴っ!!」…マリアっ!?」

 

 

 マリーの声に振り向くと、錐揉みしながらデオンが此方に飛んできており、その後を彼女が追い掛けていた。

 この状況、そしてマリーの言葉から彼女が如何したいか理解する。

 

 

「マリアの頼みだし、一気に決めようか? シルバー・チャリオッツ、キャストオフ!!」

 

 

 アマデウスの言葉と共にシルバー・チャリオッツの鎧が弾け飛ぶ。鎧が無くなった事に依り防御力が下がったが、代わりに更なる機動力を得た。

 

 

「さぁ、変態野郎。これでフィナーレだっ!!」

「なっ!? うぐあああぁぁああっ!!?」

「ブラボー! おお…ブラボー!!」

 

 

 シルバー・チャリオッツがサンソンの周りを残像を残す速度で駆け巡ってレイピアを振う。目で追う事が叶わない高速の斬撃を防ぐ事は叶わず、サンソンは止めの一撃と共に大きく吹き飛ばされた。

 彼が吹き飛んだ先はマリー達がいる方向。つまりサンソンとデオンは空中でぶつかる形となった。

 

 

「うぐっ」

「ぐっ…サンソン、君もやられたのか!?」

 

 

 そのまま地に落ちる2人。デオンこそダメージは少ない身であったが、アマデウスの攻撃で動けない程のダメージを受けていたサンソンが彼女の上にのしかかる様に倒れている為に身動きが取れないでいた。

 

 

「チャンスを逃さない! 決めるわよ、アマデウス!!」

「了解だ、マリア。今回だけの騎士、最後まで格好良く決めてやるさ!」

 

 

 ダウンを奪い、動けないデオン達にマリー達は総攻撃を行う。ダウンするデオンとサンソンの2人にマリーとアマデウスが黒い影となって飛び掛かり、縦横無尽に攻撃していく。

 

 

「Adieu♪」

 

 

 何処からか現れた椅子に座り、マリーが紅茶を啜りながら決め台詞を言うと、2人は力無く倒れ伏した。

 

 

「終わったみたいね、2人共」

 

 

 ポーズを決めるマリー達の元へオルガマリーとヴラド三世が駆け寄る。

 

 

「あら、オルガマリー。そちらも終わったの?」

「えぇ、ヴラド三世が使う機械の力もあって手早く済んだわ」

「うむ、此度の戦いで機械の凄さをつくづく実感した」

 

 

 オルガマリーが仲魔達と敵を蹴散らしている中、ヴラド三世は音響兵器である『ブラストボイス』で敵の群れを攻撃していた。音響に因って脳を揺さぶられたモンスターとワイバーン達は混乱し、同士討ちを始めた事で一気に総崩れに至ったのだ。

 敵軍が全滅し、外壁の兵士達は歓喜に沸いていた。

 

 

「それで、優作から彼等を仲間にしたいと連絡があったのだけどロマニ?」

【はい、メディアをそちらに送ります】

 

 

 ロマニとの連絡の後、メディアが召喚される。

 

 

「来たわよ。この2人で良いのね?」

「えぇ。お願いするわ、メディア」

「任せなさい、破戒せる全ての符(ルールブレイカー)!」

 

 

 カルデアから呼び出されたメディアが倒れている2人に宝具を振って、パスを解除する。

 昨夜のキャンプ時に知り合った2人であったが、互いに王族であった立場もあって夕食を囲んで話している内に仲良くなっていた。

 優作のモデルセンサーにクリティカルヒットした彼女である。当然、メディアもマリーの容姿を前にモデラー魂に火が着いたのだった。

 

 

「これでパスは解除されたわ」

「有難う、メディア! 貴女の作った衣装を着るのを楽しみにしているわ♪」

「ふふっ、私も楽しみにしているわ。カルデアでまた会いましょう?」

 

 

 軽い挨拶を交わしながらメディアはカルデアへと戻る。戻った後はマリー用の衣装をまた製作するのであろう。

 パスの切れたデオンとサンソンにオルガマリーとアマデウスがエリクサーとデスペルの薬を飲ませる(但し、サンソンは顔にぶっかけられていたが…)

 

 

 

「うぅ…傷が…いや、狂化とパスも消えている…?」

「うぐぅ…」

 

 

 ダメージで気絶していたデオンとサンソンの目が覚める。

 

 

「悪い夢から覚めたかしら?」

「王妃…」

 

 

 起き上がったデオンにマリーが手を差し伸べた。

 

 

「うふふ、暗かった瞳が綺麗になってる。もう大丈夫ね?」

「………」

 

 

 彼女の手を取って立ち上がるデオンだったが、その表情は優れなかった。

 

 

「何故…助けたのですか?」

「?」

「私は…フランスの民をこの手で殺めました。最早貴女みたいに輝く事なんて…「もうっ、デオン!」…あたっ!?」

 

 

 顔を俯かせる彼女にマリーがデコピンを喰らわせた。

 

 

「お、王妃…?」

「確かに貴女がした事は悲しい事よ? でも、私達はサーヴァント。今此処で消えても何時か呼ばれる時が来るわ。貴女はその時も呼んだマスターに死を懇願するの?」

「そ、それは…」

 

 

 マリーの言葉にデオンは言い淀む。今、自分が望んでいる事は一種の逃げだ。例えここで消えたとしてもこれまでの行いが消える訳では無い。

 

 

「オルガマリーが言ったわ。このフランスの異変を解決すれば元に戻るって、だから亡くなった人達はまた戻るの。でもそれだけじゃフランスは救われないわ」

「何故です? 竜の魔女を討ち取れば元に戻るのでしょう?」

「それに関しては私が説明するわ」

 

 

 マリーの話に首を傾げたデオンであったが、そこへオルガマリーが詳しい説明をする。

 

 

「…つまり、竜の魔女の争乱は飽く迄も世界を焼き尽くした原因の一つでしかないのですね?」

「えぇ。犯人は様々な時代に異変を起こし、世界を焼き尽くす程の実力者。神代の魔術師でも難しい所業なの。それだけの存在を相手取る以上、味方は多い程良い」

「私はフランスを本当の意味で救いたいわ。デオン、貴女もフランスを救いたい想いは一緒でしょう?」

「………」

「シュバリエ・デオン! そのまま俯いて、危機に曝されているフランスの民を見捨てるの?」

 

 

 思い悩むデオンにマリーは一括する。

 ハッとした表情をした後に、デオンは表情を引き締めた。その表情にはもう悲哀が見られない。

 

 

「申し訳ありません王妃、貴女の言うとおりだ。此処でウジウジと悩んで助けを求める民衆に手を差し伸べない等、騎士の名折れです」

「ふふ、漸く何時もの貴女に戻ったわね? それでこそ貴女よ?」

「これまでの罪深き非礼、お許し下さい。もしお許し下さるならば…」

「気にしちゃ駄目よ? 貴女は悪い夢を見ていただけ…目が覚めたのだからあなたの意思を以って其の剣を振って?」

「っ! ―――は、はいっ!!」

 

 

 デオンにニッコリと微笑むマリーに力強く返すデオン。これならもう大丈夫だろう、なら次は…と、彼女はもう一人の方を向く。

 

 

「何時迄塞ぎ込んでいるの?」

「マリー…」

 

 

 デオンと話している間もずっと俯き続けていたサンソンにマリーが話しかけると彼は顔を上げた。

 

 

「貴方はいっつもそう、辛そうに下を向いてばかり…。前を向いて歩けば素敵な事が見えて来るわ?」

「…でもマリー、ボクは…」

「真面目なのは貴方の美点よ? でも何もかもを自身で背負い続けるのは良くないわ?」

「だとしても僕は処刑人…誰にも疎まれる立場…「駄目っ!」…うぁ…ま、マリー!?」

 

 

 マリーの言葉に尚、消極的な言葉を漏らすサンソンに彼女はその両頬を両手で挟み込む。突然の、そして思いもよらない彼女の行動に彼は頬を赤くさせた。

 因みにマリーの傍に立つアマデウスは苦虫を何ダースも噛み潰した様な表情になっていた。

 

 

「ポジティブシンキングよっ!!」

「ぽ、ぽじてぶ…?」

「ユーサクに教えて貰ったの! “辛い事が有ろうともプラスに物事を考えていけば良い事がきっとある”って!!」

 

 

 キャンプ時の夜、マシュとジャンヌ、そしてマリーが優作と語り合った夜に教えて貰った言葉。彼の後輩である立香が何時でも前向きな性格をしていた事に彼が付けた言葉らしいが、素晴らしい言葉だとマリーは感じていたのだ。

 

 

「サンソン! サーヴァントとして、こうして呼び出されて尚もウジウジしてるの? そんなんじゃ駄目よ?」

「で、でも…」

「ユーサクはこうも言ったわ。“サーヴァントとして呼ばれたならば生前に出来なかった事をしたって良いじゃないか”って」

「生前に…出来なかった事…?」

「貴方を呼んだ竜の魔女は悪い事をさせる為に呼んだわ? でも貴方はもう自由よ? …悪い事以外の事になるけど、貴方が何をしたって良いのよ!」

 

 

 顔をグイっと近づけてマリーが語る。顔が近づいた事でサンソンは顔が真っ赤になっており、その様子を見ているアマデウスは虫唾ダッシュな表情で地面に唾を吐いていた。

 

 

「貴方はもう自由なの!」

「ぼ…ボクが…自由?」

「ユーサク達はこれから戦いに身を投じていくわ。だから貴方も何時か加わるでしょう…でも、これだけは覚えていて!」

 

 

 近づけていた顔を更に近づけるマリー。既に互いの鼻が触れ合っており、サンソンは赤い顔を茹蛸の様に蒸気を噴き上げており、アマデウスはシルバー・チャリオッツを構えさせて何時でも彼の脳天をレイピアで貫ける様にスタンバっていた。

 

 

「ユーサク達は貴方に理不尽な処刑は決してさせないわ、辛いならちゃんと応えてくれる。だから付いて来て、サンソン!」

「あぁ、マリー…マリー、マリー、マリィィイイイイイッ……ぶげらぁっ!?」

 

 

 マリーの言葉に感極まったサンソンが彼女へと飛び付こうとする一瞬、彼の右頬に蹴りが叩き込まれて蹴り飛ばされる。

 数メートル砂埃を巻き上げながら転がっていくサンソンを見送っていたのは虫唾ダッシュを超えたブッ殺レベルマキシマムに達していたアマデウスであった。

 

 

「好い加減にしろよ、変態野郎? マリアにおでこを突かれただけじゃ飽き足らず、頬を両手で挟んで貰った上で鼻同士を接触させて貰った癖に…剰え彼女に抱き着こうとするとか…マジで殺すぞクソ野郎が…?

「お、お前!? ……いや、嫉妬だな? 嫉妬だろう? だろうね、マリーとこうして顔を近づけられた男なんてルイ・オーギュスト*1しかいなかっただろうしね!」

「きっ…貴様ぁぁあああああああああっ!!」

「あははははっ! 掛かって来い、クズ野郎!! 今のボクは負ける気がしないぞぉっ!!」

 

 

 殴り掛かるアマデウスに同じく飛び付いて殴り返すサンソン。そのまま取っ組み合いながら殴り合う2人の様子を周りの面々は呆れた表情で観戦する。

 リヨン東側の戦いは何とも締まらない形で終結した。

*1
マリーの夫になったのは後のルイ16世であるルイ・オーギュストである




元ネタ
>ミラクルボイス(出典:テイルズオブデスティニー)
『テイルズオブデスティニー』に登場するジョニーの技。
音属性の技で究極の肺活量で脳に響くシャウトをかまし、固まった声で攻撃する。

>ヨミクグツ・乙(葛葉ライドウシリーズ)
『葛葉ライドウシリーズ』に登場する悪魔。
ヒルコを利用し作り出された不死身兵で帝国陸軍に依って秘密裏に開発され、超力兵団計画に投入された。
特殊な器具で、赤マントにある様な情緒不安も解消された、恐るべき兵士である。
格闘戦オンリーのヨミクグツ・甲に対して機関銃を装備している為、遠距離攻撃も可能。

>極・ヤグルシ(出典:ペルソナ5)
『ペルソナ5』に登場するグレネード系銃器。
奥村 春の専用装備にして最強銃器。弾数は1発だが、攻撃対象に高確率で感電状態を付与する。

>サンビーム(出典:FF6)
『FF6』に登場するアイテム。
エドガーのオリジナルコマンド『きかい(機械)』を使う際に必要で、敵全体にダメージと暗闇状態を付与する。

>オートボウガン(出典:FF6)
『FF6』に登場するアイテム。
エドガーのオリジナルコマンド『きかい(機械)』を使う際に必要で、敵全体にダメージを与える。

>なりきり人形(出典:リメイク版テイルズオブデスティニー)
『リメイク版テイルズオブデスティニー』に登場するアクセサリー。
宝石類に分類され、装備するとその人形のモデルの人物になれる。

>スタンド(出典:ジョジョの奇妙な冒険)
荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部以降に登場する超能力。
「パワーを持った像(ヴィジョン)」であり、持ち主の傍に出現してさまざまな超常的能力を発揮し、他人を攻撃したり持ち主を守ったりする守護霊のような存在である。その姿は人間に似たものから動物や怪物のようなもの、果ては無機物まで千差万別である。

>ジャン=ピエール・ポルナレフ(出典:ジョジョの奇妙な冒険 第3、5部)
『ジョジョの奇妙な冒険』の第3及び5部に登場する人物。
フランス出身で生まれつきスタンド能力を有している。
妹を惨殺した犯人を追っている内に第3部のボスである『DIO』に肉の芽を植え付けられて主人公である『空条承太郎』一行を襲うが、敗北して洗脳を解かれた後は彼等の旅に加わった。
性格は単純・直情的・女好きで、自信に溢れた明るい人間性をしている。トラブル被害担当のコメディリリーフ的な役回りを担っており、特にトイレ関係の災難によく遭っている。しかし、仲間の危機に直面すると、打って変わって誇り高き騎士の一面を覗かせる。

>シルバー・チャリオッツ(出典:ジョジョの奇妙な冒険 第3、5部)
『ジョジョの奇妙な冒険』の第3及び5部に登場するスタンド。
中世騎士のような甲冑を身に纏い、レイピアを武器として携えた人型のスタンド。スタンド本体のパワーは低いがスピードに優れ、また厳しい訓練を積んできた為に動作の精密性も高い。その実力と剣技は光の速度で移動する敵スタンドを切り裂いたほど。
レイピアと甲冑が破損しても、本体はダメージを受けない。また、甲冑を脱ぐと、防御力が落ちるかわりに俊敏性がさらに上がり、残像を発生させる程高速で動けるようになる。またハイリスクな切り札・裏技として、レイピアの刀身を飛び道具として射出することも出来る。
一方で、いかにも「超能力」といった特殊能力は持たず、基本的な攻撃方法が剣撃に限られるため、霧や水など物理的な攻撃が通じないスタンドとの相性が極めて悪い。

>フルールドマルR(出典:ペルソナ5)
『ペルソナ5』に登場する斧系武器。
奥村 春の専用装備にして最強近接武器。攻撃した対象に高確率で目眩状態を付与する。

>サイオ(出典:ペルソナ5)
『ペルソナ5』に登場する魔法スキル。
念動属性の攻撃スキルで攻撃対象が状態異常に掛かっている場合、ダメージが増加する。
下位互換に『サイ』がある。

>ブラストボイス(出典:FF6)
『FF6』に登場するアイテム。
エドガーのオリジナルコマンド『きかい(機械)』を使う際に必要で、敵全体に混乱状態を付与する。


Q、アマデウスにポルナレフをなりきりさせたのは何故?
A、同じフランス出身だし、レクイエム繋がり。後、ポルナレフの名乗りをさせたかったから。

Q、デオンの二人称が貴女?
A、世間じゃデオンくんちゃんなんだから好きにして良いだろ!(逆切れ)

Q、マリー達の総攻撃のシーンって?
A、ペルソナ5の総攻撃シーンを文章化したもの……なのだが、正直解かり辛い…orz

Q、サンソンも仲間にするの?
A、彼は変態だけど悪いヤツじゃあないし…後、着せたい服があったし…


次回は5月10日投稿。
感想コメント、意見・質問お待ちしております。

カルデアで召喚して欲しいサーヴァントは?(上位2名が召喚されます)

  • アストルフォ
  • ケイローン
  • キングプロテア
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