俺はメイドに普通を命令します   作:神チノ

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最近投稿頻度が落ちている。どうにかしなければ


16話 ただいま

「そろそろ主殿が帰ってくる時間であるな」

地球に一度アリアナちと帰った一緒に帰った慶喜がもうすぐで帰ってくる頃そうガルシアが口にした。ちなみに、この魔法は基本的に行った場所に戻ってくる。だがガルシアは大事なことを一つ忘れていた。

「お兄ちゃん帰ってくるの?」

「お土産なんだろなぁ~」

そう、ベルちゃんとフォスターちゃんが慶喜の帰りを今か今かと帰りを待っている。ちゃっかりフォスターちゃんはお土産を期待している。そこにサミュエルが、

「まあ慶喜のことだしいいの買ってくるでしょ。買ってこなければどうなるかわかってるかしら?」

いつも通りの上から目線で独り言を言っている。

「何か忘れているような…」

「まあ、その程度なら大丈夫なんじゃない?」

「それもそうであるな」

ガルシアは記憶の片隅にある何かを思い出そうとしていたがサミュエルに大丈夫だろうと言われ、ほとんど気にしなかった。

「まさか、帰ってこられないってことはないわよね?」

「それはないはずだ」

サミュエルが慶喜のことを直接的に心配をしていた。直接的に。

「あ、慶喜お兄ちゃん、帰ってきたよ!」

「お兄ちゃん、お姉ちゃん。おかえり。ほらフォスターちゃんも!」

「そっか、おかえり」

2人はしっかりおかえりのあいさつをしたが慶喜とアリアナはそれに返さなかった。

「あれ?俺行ってないぞ?光が出て、すぐにここにいた。失敗じゃないのか?」

「私も同じです。慶喜さん」

「あ、すいません。ご主人様?」

「なんか違和感があるから名前の方でお願いできる?」

「私もできればそちらの方がうれしいです。慶喜さんと呼ぶ方が違和感がないので」

「あ、行ったことの記憶がほとんどなくなってしまうんだった」

「え?それ結構重要じゃね?何で先に言わないんだよ」

何か楽しいことがあったような気もするのだが…今のところは名前に違和感がある程度しか覚えていないな。

「いや、私も忘れていた。すまない。未完成だったんだ。今度また、完成したらまた魔法を展開しよう」

「その時はよろしく」

「あのさ、慶喜。慶喜さんってアリアナが読んでるけど何があったの?」

「何があったって?覚えてないよ。違和感があるかないかくらいだ。それに言った記憶がなくなるってさっき言ってたよな?聞いてなかったのか?」

「何よそれ!聞いてたわよ」

「じゃあなんで聞いたんだ?」

「なんでもいいでしょ!」

少し怒ったように言っている。何も怒ることないのに。

「慶喜お兄ちゃん。お土産は?」

フォスターちゃんがそう言うと、ベルちゃんまでもが輝いた目をしてこちらを見つめてきた。そんな目つきで見られると、罪悪感が…

「お土産?ああ、ごめんな。記憶がなくて買えなかったんだ」

「えー。やだよ」

「フォスター。迷惑かけちゃダメでしょ」

「ベル。慶喜さん困ってるでしょ!」

「「はーい」」

「じゃあ今度埋め合わせするからな」

「うん。じゃあ許してあげる」

「私も」

そう言ってくれたのでひとまず安心だ。おっと、今持っているものの確認をしないとな。

「アリアナ。今何を持っている?」

「今ですか?えーと」

そう言って出したのは、いろいろな本を持っていた。スマホなどは買うことができなかったかのか?

「慶喜。これなに?」

「俺の世界の本」

「見たことない文字ですね」

「主殿。これは売れるのではないか?」

「ああ、俺も売れるってラノベで読んだことある気がする」

「らのべってなんですか?」

「えーと、俺の世界の作り話?かな」

「それってどういう内容なんですか?は。すいません」

いつものように少し興奮した後謝っている。

「実は私、本が好きなんです」

「そうなんだ。今度買ってきなよ。趣味があるのは良いことって本で読んだよ」

「あ、ありがとうございます」

うん。いい笑顔だな。それにしてもこの世界にも本があるのか。

「あ、異世界の本ってどこで売れるんだ?」

「すまないが私はわからない。サミュエル殿が分かるのではないか?」

「え?私?わかるけど」

急に言われ少しきょとんとしている。これでも一応上流貴族なんだそうな。俺は中流貴族?よくわからないがサミュエルが言うにはそうなんだと。

「あの、サミュエル様?」

「どうしたの?」

「ベルが迷惑かけませんでしたか?」

「ええ、大丈夫よ。私には気を使わなくていいって言ってるでしょ」

「それは、貴族様にはできません」

「貴族様って…まあそうかもしれないけど」

アリアナは本当にそこは曲げないよな。何かあるのだろうか?まあそのあたりについては後々聞いていこう。それにしてもこの世界には奴隷制があるなんてな。いつかは3人とも貴族にしてあげたいな。それまた平民に。あ、平民っていうものはないのか。詳しいことを聞いてみるか。それにしてもアリアナはこの家が奴隷は初めてってそれまではどこにいたのだろうか?貴族だった?それであればもう少しプライドが高いような。それとも、貴族だったからこそわかる貴族の怖さが分かるのだろうか。

「あ、そうそう。慶喜隣に引っ越したから」

「え?」

「それとあそこ壊したから」

「え?」

そこは引っ越したと思われる家と俺の家を繋ぐ場所だった。

「いや、勝手にやるなよ」

「慶喜なら断らないかなってさ。それにもう通路も作っちゃったしさ。まあね」

「何がまあねだよ。まあ別に良いけど」

まあこの方が何かと便利だけど。

「まあいいんじゃない。てかそれじゃサミュエルは毎日来るの?」

「しょうがないじゃない。アリアナの料理おいしんだもん」

しょうがないよな。それくらいおいしいもんな。いつも食えて俺もうれしいよ。これからもずっと食べたいよ。

「おいしいって、それだけ?まあおいしいけどよ」

「おいしいって言ってくださると作りがいがあります」

「あ、そうだ。今度料理教えてよ」

「私も教えて」

「いいですよ。一つ質問いいですか?」

「いいよ」

「いいわよ」

「俺は自分でも作れたほうがかっこいいから。かな」

「私は、えっと慶喜と同じよ!」

「そうですか」

強く言ったような気がしたが気のせいか?まあいいや。

「私たちにも教えて!」

「いいですよ」

みんなから頼られていいな。俺もああやって頼られたいな。

「じゃあ今から教えてよ!」

「いいですよ」

そうしてアリアナの料理レッスンが始まった。

 




コラボの話はパラレルワールドのようなものです。

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