紺(狐様)「どうやら、この儂の予言が当たったようじゃのう。雲雀丘 瑠璃とかいう者の参加は決定したようじゃが、他はどうなるのじゃろうな………?」
〜〜〜〜〜
朝日の中、学園に向かおうとしていた瑠璃にある手紙が渡された。
瑠璃「何で…こんな事に…!」
その手紙を読んだ瑠璃は衝撃を受けた。
そこに書かれていることは1つ。
➖がっこうぐらし!&あんハピ♪クロスイベント開催決定!➖
りーさんとひばりはある花を2人で育てる事に_________。
つまり、晴れて雲雀丘 瑠璃の参戦が決定したのであった。
しかしその紙には牡丹や響、蓮などは参戦するのかどうかは書かれておらず、りーさん(この前に行ったきらファン会議で会った、若狭 悠里の事だろう)と瑠璃がイベントを行う事しか書かれていない。
瑠璃「まずは、はなこやぼたんに確認しないと……。」
そう言い、瑠璃はいつもの道を少し駆け足で走った。
杏「ひばりちゃん、おはよ〜〜ってどうしたの?慌てて…?」
牡丹「そうですよヒバリさん、まだ時間はあるようですしあまり急がれなくても……。」
はぁはぁと呼吸を整えて、2人に言う。
瑠璃「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかしら?ってその前に説明するわね。」
瑠璃はきらファン会議の事や、朝起きた出来事を話した。
瑠璃(牡丹さんは前に一緒にきらファン会議に出たけど、はなこは無意識のうちにエトワリアに行ってたから…もしかしたら信じてくれないかもしれない)
瑠璃「それで…あたしだけの参戦ってあり得ると思う…?」
牡丹「あ、あり得ると思います!………わたくしごときが異世界に行こう物なら、あちらの世界で足手まといのお荷物になるに決まっていますので…」ブツブツ
ブツブツと自身を卑下するような言葉を言う牡丹に、瑠璃が励ましていると、
杏「ほんと?、やった〜!
だったらみんなで行きたいよね〜!その、エトワリアって所に!」
そう、笑顔で言い切った。
牡丹が立ち直り、杏に質問をする。
牡丹「はなこさんは一度あちらに行ったようですが本当に記憶が無いのですか?」
杏は、ひとしきりう〜〜ん…と悩んだ後
杏「行った時の記憶が無いっていうよりも夢みたいにぼんや〜りしてる感じかなぁ?」
瑠璃「ぼんやり…ね、はなこと、おんなじ様にあたしも夢うつつになってしまうのかしら…?」
杏の体験をもとに自分の事を想像した瑠璃は、少し不安になった。
牡丹「この際ですから、またあのきらファン会議に向かうというのはどうでしょうか?」
そう言った牡丹に、杏が食いつく。
杏「おお〜、確かにわたしも行ってみたいなぁ、きらファン会議!」
瑠璃(あたしだけの参戦は有り得ない、でもあたしだけの事しか書いてない以上、直接またあの場所に行くしかないようね………。」
瑠璃「そうね、もう一度あの場所、きらファン会議場に行ってみましょうか。」
そう言って、瑠璃はくるりと元来た道に進む方向を変えた。
牡丹「ちょっと、待ってくださいヒバリさん、私たちこれから学校があるじゃ無いですか!」
瑠璃(そうだった、これから学校があるんだ…なら)
瑠璃「それじゃあ、今日の放課後に向かいましょうか。」
杏「それいいね!そうしよう、ヒバリちゃん!」
楽しみだなぁ〜〜楽しみだなぁ〜〜と杏が歌いながら道を進んで行った。
瑠璃「あたしたちで、学校が終わってから行ってみましょうか。」
そう言って、瑠璃たちは学園への道を歩いて行った。
そのやり取りを影から見ていた子達がいた。
響「なあ、レン〜響達も授業が終わったら行こうではないか〜!」
そう言って自前の赤髪を揺らし、響は眠たそうにそこに立っている蓮に声を掛けた。
蓮「…うん、そうだね。でも、私は別に参戦とかはしなくてもいいと思うけど…」
響「レンー響も行きたいのだからレンが付いて行ってくれなかったら、いったい誰が響に道を教えてくれるのだ…?」
蓮(私も、行く確定…っぽい)
響は、学園に向かうため、歩く方向を変える………と、それを見た蓮が響の肩を掴み、学園の方向にそのまま進んだ。
「ヒビキ、学園はコッチ。」
きらファン会議に果たして参加出来るのかと疑問に思いながら。
と、いう事できららジオを聴いてコレは書かなければ!と思いすぐに書き、仕上げました〜!
あんハピ♪とがっこうぐらし!のクロスイベントは個人的にとてもたのしみです!
両方とも好きな作品で、しかもクロスでシナリオが作られるなんて最高じゃん!
内容的に、あんハピ♪の話しか書けませんでしたが、イベントが開催される時には、解決編としてまた、あのメンバーできらファン会議やりたいと思います!
ではでは〜〜!