ファフニール VS 神   作:サラザール

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どうも、サラザールです。ティアも少しずつみんなに心を開くようです。


馴染み方

ティアに振り回された一日は、まだ終わってはいなかった。

 

深夜、俺は大きな叫び声で目を覚ます。

 

「どこっ!?ユウはどこなのっ!?」

 

「落ち着いて!落ち着いてください、ティアさん!」

 

バチバチと部屋には閃光が瞬いている。慌てて飛び起きると、ベッドの上で取り乱すティアの姿が目に映る。あぶくのような上位元素(ダークマター)が湧き上がり、電気へと変換され、火花の子が散っていた。

 

「ティア!」

 

「あ———」

 

俺が名前を呼ぶと、ティアはぴたりと動きを止める。

 

上位元素の流出が途絶えると共に、激しい電光も収まった。俺は立ち上がって部屋の明かりを付ける。

 

「ユウっ!」

 

ベッドの上から俺に飛び付いてくるティア。俺はその小さな体を受け止めた。

 

「よかった!よかったのっ!ユウまで……消えちゃったかと思ったの」

 

ティアは俺の胸に額を押し付け、震える声で言う。

 

「ふう……どうなることかと思いました」

 

気が抜けたのか、深月はベッドの上で座り込み、大きく息を吐く。

 

「なんかあったのか?」

 

亮が扉を開けて入ってきた。騒ぎを聞いて飛び出してきたようだ。

 

「大丈夫だ。今落ち着いた」

 

「そうか……ならいいんだが」

 

俺は状況を話すと、亮は納得してくれた。

 

「ティア、俺はここにいるから。だから大丈夫だ」

 

二本の角が生えた頭を優しく撫でて、落ち着かせる。

 

目が覚めて、ほんのちょっと俺が視界に入らなかっただけで、これほどまで錯乱するとは思っていなかった。寝ている間に移動させなかったのは正解のようだが、この反応はあまりに過敏だ。

 

「ユウ……ユウ……ユウっ」

 

俺の名を何度も呼ぶティアの肩に手を置き、ゆっくりと話しかける。

 

「ティアは、何がそんなに怖いんだ?俺が消えると思うから、離れたくないのか?」

 

「…………」

 

顔を上げるティア。だが口を強く引き結び、何も言おうとはしない。

 

「答えてくれ。俺は、ティアが心配なんだ」

 

真っ直ぐにティアの目を見つめ、訴える。赤い瞳の奥が揺らぎ、ティアは唇を震わせた。

 

「……そう、ユウが消えちゃイヤだから……ティアが守るの」

 

「守る?ティアは、俺を守ろうといてくれていたのか?」

 

思いがけない台詞に、俺は驚きながら問いかける。

 

こくん、と小さく頷くティア。

 

「大事なものは、ちゃんと自分で、守らないといけないの。消えちゃったら……もう、手遅れ。どうやっても、取り戻せないの」

 

消えれば取り戻せない。全ては手遅れ。

 

ティアの言葉は、俺の心を揺らす。失った深月との約束。その空隙を、胸の内に意識した。

 

(この子は、何か大切なものを失っている。俺と同じように)

 

「そっか……やっとティアのことが、少しだけ理解できた。守ろうとしてくれて、ありがとうな。けど、いくつか勘違いしているぞ?」

 

「勘違い……?」

 

きょとんとした顔でティアは首を傾げる。

 

説得を試みるなら今だ。ティアの行動理由が分かったのなら、その対策も立てられる。

 

「ああ、俺はティアに守ってもらわなきゃいけないほど、弱くない。自分の身ぐらいは、自分で守れる」

 

「でも……ユウがどれだけ強くても、もっと強い人はいるかもしれないの。だからティアも守ったほうが、もっともっと安全なの」

 

「それはそうだが……」

 

ティアの言うことは正論だった。深月が何をやっているんですかという眼差しで、俺を見ている。

 

俺が弱くないことを証明すれば安心してくれるかと思ったのだが、少し話の方向性を変える必要がありそうだった。

 

「……でもな、ティア。そもそも、このミッドガルに俺を襲ってくるような奴はいないんだ。だから、頑張って俺を守ろうとしなくてもいいんだよ」

 

俺に命を狙われる理由はない。むしろ、狙われるとしたらティアの方だ。宿舎に戻る途中、海岸で殺気を感じたことを思い出しながら、おはティアの説得を続けた。

 

「そんなの、分からないの。良い子の振りして、悪いことを考えてる子がいるかもしれないの」

 

またしても正論で返されるが、今度は食い下がる。

 

「確かに、悪い奴がいないとは言い切れない。だけど、深月やイリスたちは違う。クラスメイトのことだけでも、信じてくれないか?」

 

「無理なの。ミツキは、大丈夫かもだけど……他の子は、何を考えているのか、分からないの」

 

硬い表情でティアは首を横に振った。

 

「亮は悪い奴だったか?」

 

「…………」

 

亮のことを聞くと、ティアは首を横に振って否定した。

 

「無理に信じようとはしなくていい。分かるようになるまで仲良くなったらいい。皆を信じられるようになれば、教室と宿舎では安心できるはずだ」

 

「仲良く……?」

 

「ああ、だから明日はもっと、皆と話してみないか?」

 

俺の提案を聞いたティアは、不安そうに聞き返してくる。

 

「……ユウは、みんなを信じてるの?」

 

「信じてるさ。イリスはバカが付くほど正直で素直だし、亮は変わってるけど、頼りになる。リーザたちだって仲間のために体を張って戦える奴らさ。少なくとも俺は、あいつらを警戒したりしない」

 

イリスがリヴァイアサンに狙われたとき、リーザたちは当然のように彼女を守るために戦った。亮も同じだ。同じ教室の仲間は家族だと言って、心から気遣っていた。

 

戦場では、人の本性が浮き彫りになる。だからこそ、そこで目にしたものを俺は疑わない。

 

「ユウは、ティアがみんなと仲良くしたら、嬉しい?」

 

「ああ、すごく嬉しい」

 

「……分かったの。ユウが……旦那さまがいうなら、そうしてみるの。ティア……ユウに嬉しくなって欲しいから」

 

小さな声で答えるティア。

 

俺は思わず、深月と顔を合わせる。

 

「ようやく、一歩前進ですね」

 

ほっとした様子で深月が言う。

 

「そうだな……なあ深月、明日って実習授業はあったか?」

 

「はい、三・四時限目が通常の能力実習で、午後はバジリスク戦に備えた特別合同演習があります。それがどうかしましたか?」

 

「いや、座学と違って実習なら皆に関わる機会が多いと思ってさ。だからそれだけ実習授業があるのなら、ちょうどいい。ティア———きっと明日は、楽しくなるぞ」

 

俺はそう言ってティアに笑いかける。

 

「楽しく……」

 

ティアはピンと来ない表情で首を傾げ、ふわぁと欠伸をした。また眠くなってきたのだろう。

 

「僕もここで寝るよ。寝袋を持ってくる」

 

「ああ、すまない」

 

亮は寝袋を取りに自分の部屋に戻っていった。

 

それから俺たちは電気を消し、再び就寝する。ただし、ティアがまだ取り乱すといけないので、今度は俺もベッドの上だ。

 

俺は窮屈なベッドの端で背を向け、深月とティアの呼吸を近くに感じながら、瞼を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝———俺たちは亮を入れた四人で登校し、教室の扉を開ける。

 

「お、おはよう……なの」

 

俺がポンと背中を押すと、ティアは囁くような声で挨拶した。

 

教室にいたフィリルとアリエラが、ティアに視線を向ける。他の皆はまだ登校してないようだ。

 

「…………おはよう」

 

フィリルは手にした文庫本を閉じ、少し驚いた顔で挨拶を返す。

 

「おはよう、いい朝だね。キミから挨拶してくれて嬉しいよ」

 

アリエラはさわやかな笑顔を浮かべて応じる。

 

二人に見つめられたティアはアタフタし、俺の背中に隠れてしまった。

 

まあ最初にしては上出来だろう。俺と深月と亮もフィリルたちに挨拶して、自分の席へと向かう。俺が着席すると、ティアはちょこんと膝に乗る。

 

「ユウ……ティア、頑張った?」

 

「ああ、頑張った。えらいぞ」

 

俺はティアを労い、頭を撫でた。

 

「えへへ……」

 

嬉しそうに目を細めるティア。皆と打ち解けるまでは、この状態は続きそうだ。

 

鞄からノート型端末を取り出しながら、篠宮先生への言い訳を考えるべきその時、最前列の席に座るフィリルが、何やら机の中をごそごそ漁っている様子が目に留まった。

 

どうしたのだろうかと眺めていると、フィリルは机の奥から一冊の本を引っ張り出して、俺たちの方へやってきた。

 

「……あの」

 

フィリルは俺でなくティアに視線を向け、小さな声で話しかける。

 

「な、何?」

 

ティアが緊張した面持ちで問い返すと、フィリルは手にした本を差し出した。表紙には線の細いタッチで綺麗な女の子が描かれている。どうやら日本の少女漫画らしい。いつも難しそうな小説を読んでいる印象だったが、フィリルは漫画も守備範囲のようだ。

 

「これ……貸してあげる。授業中……暇だと思うから」

 

「いいの?」

 

「うん……この漫画、面白いから……ティアさんにも読んで欲しい」

 

ティアはフィリルの額と漫画を交互に見た後、恐る恐る本を受け取る。

 

「……じゃ」

 

本を渡したフィリルはあっさりと自分の席へ戻っていく。ティアは戸惑った様子で、漫画の表紙を見下ろしていた。

 

 

 

 

 

ティアの特別待遇延長に関しては、深月が口添えしてくれたおかげで、篠宮先生はあっさり了承してくれた。もしかしたら篠宮先生も一日では難しいと分かった上で、発破をかけていたのかもしれない。

 

ただ、イリスだけは不満げな顔で隣の席から俺を睨んでいたが。

 

「……モノノベは、あたしの友達なんだよね?一番の仲良しなんだよね?」

 

頬を膨らませてイリスが問いかけてくる。

 

「まあ……そうだな」

 

頬を掻きながら、俺は同意する。

 

妹の深月と亮を例外とすれば、イリスがー番仲のいい友人であることは間違いない。

 

「だったら、あたしもモノノべの膝に座らせて欲しいなぁ」

 

「それは——————ダメだ」

 

胸の内に浮かんだ甘い妄想が少しだけ返事を躊躇わせたが、俺は首を横に振る。

 

「ええーっ!どうして?」

 

「イリスは、子供じゃないだろ」

 

「……モノノベの、ケチ」

 

拗ねたイリスは窓の方を向いてしまう。怒りを精一杯に表現しているのだろうが、むくれてた横顔は可愛らしい。こんな子を膝に乗せて、理性を保つ自信はなかった。イリスにはもう少し、自分の魅力というものを自覚して欲しいと思う。

 

昨日ならティアが文句を言いそうな会話だったのだが、彼女は黙々とフィリルに借りた漫画を読んでいる。

 

後ろから覗き込んだ感じでは、ギャグも入り混じった軽い恋愛物のようだった。

 

授業が始まってからも、ティアは漫画に没頭していた。時々、笑いを堪えるように体を震わせる他はずっと大人しかったが、読み終わると途端にそわそわし始める。

 

そして一時限目が終わると同時に、ティアは俺の手を引っ張ってフィリルの席へ向かった。

 

「これ、ありがとう」

 

おずおずと貸してもらった漫画を差し出すティア。

 

「……どうだった?」

 

漫画を受け取ったフィリルに訊ねられると、ティアは頬を紅潮させて答える。

 

「すっごく面白かったの!こんな本、読んだの初めて!」

 

「……そう、よかった」

 

フィリルは表情を微かに緩ませた。

 

「でも、途中で終わっちゃったのが残念だったの……」

 

「……終わってないよ。続きも、読む?」

 

ティアがその言葉を聞いて、顔を輝かせる。

 

「ホント!?続きがあるの?すっごく読みたいの!」

 

フィリルは机の中から同じ漫画の二巻目を取り出し、ティアに手渡す。

 

「……はい、二巻。三巻以降は寮の部屋にあるから……また明日持ってくるね」

 

「ありがとっ!えっと……フィリル?」

 

「……うん、どういたしまして」

 

初めて名前を呼ばれたフィリルは、柔らかく微笑んで頷いた。

 

そこに、ティアたちの会話を聞き付けた他のクラスメイトたちが集まってくる。

 

「ああ、キミもその漫画読んだんだ。ボクもフィリルから貸してもらったけど、結構面白いよね。特にこの先、主人公が———むごっ」

 

「んっ!!」

 

アリエラがネタバレしそうになるのを、レンが口を塞いで止める。

 

「まったく……アリエラさんはもう少し、空気を読むことを覚えていただきたいですわね」

 

呆れた顔でリーザが言う。

 

そこからはティアを囲み、漫画という共通の話題で盛り上がる。最初は少し気後れした様子だったティアも、次第に熱を入れて語り始めた。

 

俺は蚊帳の外だが、不満はない。ティアが皆と言葉を交わしているのを見ているだけで、満足だった。

 

(拒絶するのを止めるだけで、こうも変わるなんてな)

 

ティアはまだ、積極的な行動は起こしていない。だが男である俺が転入したときとは違い、リーザたちは進んでティアを受け入れようとしてくれている。

 

この分なら、すぐに皆と打ち解けられそうだ。

 

(というか、これを見ると俺や亮がどれだけ警戒されていたかってのが分かるな)

 

仕方ない事ではあるが、待遇の差に少し落ち込む。

 

そうして二時限目もティアは漫画を読んで過ごし、三時限目は体操服に着替え、演習場での実習授業となる。以前バジリスク戦のテストを行った広大な地下空間だ。

 

それぞれ得意分野が違うので、基本的に個人練習を行う時間なのだが、ティアはまず基礎的な訓練から始める必要があった。

 

「ティアさんの指導を、転入してまだ間もないモノノベ・ユウに任せてはおけません。ですから、わたくしが直々に教えて差し上げますわ」

 

他の皆が演習場に散らばって練習を始める中、リーザだけは俺たちに近づいてきて、自ら教師役を買って出てくれる。

 

「あ、ありがとうなの……リーザ」

 

漫画の件で少し言葉を交わしたおかげか、ティアはきちんと名前を口にして礼を言う。

 

「リーザ、よろしく頼む」

 

ティアから離れられない俺も、当然ながら一緒に授業を受けることになる。

 

「……あなたのことまで世話を焼くつもりはないのですが、仕方ありませんわね。まずは架空武装を作るコツから教えて差し上げますわ」

 

「かくうぶそう?」

 

きょとんとティアが首を傾げる。

 

「物質変換をより精密に、効率的に行うため、上位元素(ダークマター)で武器を象るのですわ。わたくしの架空武装は———この、"射抜く神槍"(グングニル)」

 

リーザが手を翳すと、金色の槍が虚空から出現する。上位元素を生成してから形態を変えるのではなく、直接槍の形で上位元素を生み出したらしい。よほど熟練していないと出来ない芸当だ。

 

「上位元素は、人の意志に強く影響を受けますわ。いわばこの槍は、わたくしが戦うときの心持ちそのもの。どのような敵であろうとも貫き屠る究極の槍———そこから放たれる攻撃も、当然最強!そうしたイメージの連鎖が、攻撃の威力をも増幅させるのですわ」

 

リーザは槍をぐっと構えてみせながら言う。

 

(戦うときの心持ち、か)

 

その説明はとてもしっくりきた。これから架空武装を作る際の参考になりそうだ。

 

「ただ、これは戦う前段階にすぎません。上位元素の形を変えることに拘ると、その時点で物質変換を起こしてしまいます。ですから丁寧に、上位元素ではなく、心の輪郭を象るイメージで、戦う自分自身を作り上げるのですわ」

 

「戦う自分自身……でも、ティアは槍とか剣とか、使ったことないの。だから何を武器にしたらいいのか、分からないの」

 

自分の掌を見つめながらティアは呟く。

 

「別に武術の経験など必要ありませんわ。ただ、今よりも強い自分を思い描けばいいんです。まず、上位元素を生成しながら、最強の力を手にした自分の姿をイメージしてみてください。そうすれば上位元素は自然と形態を変化させるはずですわ」

 

リーザは促され、ティアは頷く。

 

「うん……やってみるの!」

 

目を閉じ、集中を始めるティア。その周囲に、泡状の上位元素が無数に生成される。

 

だが俺は———この時点で気付くべきだったのだ。ティアが"どういう少女"なのかということをきちんと考えていれば、次に起こる事態は予測できたはずだった。

 

ティアの生成する(ダークマター)の一つ一つが寄り集まり、大きな塊になっていく。

 

「その調子ですわ。ゆっくり、慎重に、焦らなくてもいいですよ」

 

リーザはティアの様子を見ながら声を掛けた。だが肥大化した上位元素の塊がティアの体へと集まっていくのを見て、訝しげに眉を寄せた。

 

———俺は、全てが上手く行き始めていると思っていた。皆と打ち解け、そのうち教室や宿舎でなら俺と離れても大丈夫になるだろう楽観していた。

 

しかし根本的な問題は何も解決してはいないのだ。

 

俺たちとティアの決定的な差異は、まだ埋められていない。

 

ティアは自分を人間ではなく、"ドラゴン"だと思い込んでいる。

 

それが架空武装の生成において、どんな結果をもたらすのかを———俺たちは考えていなかった。

 

真っ黒な上位元素の泡は、ついにはティアの全身を包み込んだ。

 

「なっ……ティ、ティアさん?」

 

さらに大きくなる上位元素の塊を見て、リーザは一歩後退する。俺は何が起こっているのか分からず、呆然とその光景を眺めていた。

 

ティアを中心にして風が吹き荒れ、巨大化を続ける上位元素が宙に浮く。

 

黒い球形だった上位元素の輪郭が歪み、形を変えていく。

 

頭上を覆うかのように広がる翼。長く伸びる尾。

 

数十メートルはある演習場の天井に届きそうなほどの体軀。

 

その姿は———まさしく竜。

 

肉体がドラゴン化してしまったわけではないらしく、輪郭は蜃気楼のように揺らめいている。

 

だが体の表面は僅かに物質変換を起こしており、竜の全身は紅に煌めいていた。

 

これがティアこ架空武装なのだと、俺はそのときになってようやく悟る。

 

ティアがイメージした強い自分。最強の姿。

 

「……ティア?」

 

上位元素を風に変換し、空中に浮かぶ紅の竜に俺は呼びかける。

 

竜の視線がこちらへ向く。

 

ルォォォォォォン——————!

 

甲高い鳴き声が演習場に響き渡り、その直後———周囲を薙ぎ払う電撃の嵐が巻き起こった。




いかがでしょう?次回、ティアの過去が少し分かります。お楽しみください。

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