All I Need is Something Real   作:作図

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13. Bad News Travels Quickly

>5/16(水) ー放課後ー

 

 

「由比ヶ浜さん。ここのxとyの数値が逆になっているわ。それにそこ、3の2乗は6ではないわよ」

 

「あれ? そだっけ?」

 

 テニスの依頼も無事解決し、中間テストまで二週間を切った今日この頃。特別棟の四階東側に位置する我らが奉仕部では、部員全員参加での勉強会が開かれていた。

 

 勉強会と一言でいっても、今まで俺が経験してきたようなものとはかなり違う。進学校というだけあって皆基本的に集中しているし、無駄な雑談をはさみすぎることもない。メリハリがあり、しっかりと『勉強会』の体を成している。

 

 逆に八十稲羽での仲間達が総じて個性の塊すぎる所もあったのだろうが…。彼らとの『勉強会』では、俺が今の雪ノ下のように、勉強の苦手な仲間達に数学などの苦手科目を教えている事が多かった。

 

「はぁ…。数学なんて、絶対大人になったら使わないのに…」

 

「分かるぞー由比ヶ浜。数学なんて消えればいい」

 

「それ、昨日も散々聞いたな…*1

 

「ほら由比ヶ浜さん。あと少しだから頑張って」

 

「うぅー。あたしだけバカキャラだなんて…」

 

 うーっ…と呻きながら、由比ヶ浜は再び数学の課題プリントに取り組む。匙を投げそうになる事も多々あるものの、なんだかんだでちゃんとやり続けている辺りやはり根は真面目なのだろう。まぁ……雪ノ下が見てる中で、途中で放棄するなんて事は出来ないんだろうが。

 

「まぁ、この中じゃお前が断トツでアホなのは否めんな」

 

「あら、良くいったものね。数学だけでいうなら、由比ヶ浜さんよりもあなたの方がよっぽど重症じゃない……数学9点谷君?」

 

「ふん、9点がなんだ。別に数学は受験科目でもないし、文系科目の方でしっかりと点を取れてんだからいいんだよ。数学なんて日常生活でも大して使わないんだし、やりたいやつだけがやればいいじゃねぇーか」

 

 それでも9点はなかなかのものだと思うんだが…。開き直るような物言いで比企谷はそう言った。雪ノ下はそんな比企谷の態度に少なからず思うところがあったようで、呆れたように息をついたかと思うと、毅然と反論し始める。

 

「そんな風に思えるのは、私達が数学を普段から意識しなくても生活ができてしまう程、数学という学問が発展してきたからに他ならないわ。私達の暮らす社会は、数学によって支えられているといっても過言ではないのよ」

 

 息を継いで、まくし立てるように彼女は続ける。

 

「実感がわかないって言うのも分からなくはないけれど、今日でも日常生活のありとあらゆる場面で数学は活用されているわ。それらを全く使わない職業というのも稀有なのではないかしら。確かに、学問という点においてなら、数学を究める人は一握りかもしれないけれど――」

 

「分かったもうよく分かった…俺が悪かった。流石のユキぺディアさんだわ…」

 

「ブリリアント」

 

 話が長くなると踏んだのか、比企谷は早々に白旗を挙げた。言い負かせた事が嬉しいのか、雪ノ下が机の下で喜びのガッツポーズまで決めている。いつもはむっとする『ユキペディア』さん呼びも、今回は水に流すようだ。

 

「あ、この服可愛いー!」

 

 そんな様子を尻目に、いつの間にやら由比ヶ浜はケータイ弄りに没頭していた。机の上に乱雑に放置されたプリントを見る限り、課題がおわったという訳ではないようだが。

 

「…由比ヶ浜さん? 課題は終わったの?」

 

「い、いや…! ちょ、ちょっとだけ休憩! でもほら、見てみてよゆきのん!」

 

 しどろもどろな弁解の後、由比ヶ浜が雪ノ下にケータイの画面を見せる。

 

「……確かに可愛いけれど、結構値が張っているのね…」

 

「そうそう、そうなんだよねー! でもすっごい可愛いし…、あたしもまたアルバイトとかしようかな…」

 

「あなたは先に成績をなんとかした方がいいと思うけれど…。アルバイトといえば先輩は今、いくつかアルバイトをしてるんでしたよね? 受験生なのにアルバイトって……勉強とかはどうされてるんですか?」

 

「はいはーい! それあたしも聞きたいっ! 先輩もゆきのんみたく頭いいし、ちょっと気になってたんだよねーっ!」

 

「いや別に……変わった事はしてないぞ。隙間時間や浮いた時間にしっかり勉強するようにしてるってだけで」

 

「うわー… 頭いい人のセリフだよ…。今は何のバイトしてるんですか?」

 

「今は喫茶店で働いてるよ。最近色々な仕事を任されるようになってきて、結構楽しくなってきたんだ。……まぁ、ちょっとだけ……変わったお店ではあるんだけど」

 

 今働いてる喫茶店は決して悪いところではないのだが、店の性質が他とは少し特殊である。それゆえ、癖のある客が非常に多い。バイトにいくたびに常連さん達に色々と振り回されているのだが…。それはまた別の話。

 

「喫茶店かー、色々と大変そうだなー。ちなみにヒッキーはアルバイトとかしてんの? ……まぁでもやってなさそーだけど」

 

「お前ホント失礼だな…。今はしてないけど、俺だってバイト位色々したことあるっつの」

 

「へー…意外」

 

「全部バックレたけど」

 

「いや駄目じゃんっ! バックレなんて誇るもんじゃないしっ!」

 

「この不届き者め」

 

 ここまで清々しく自身のバックレ歴を暴露できるのはある意味すごい。感心は全くできないが…。バックレは最悪の場合店側から訴えられる可能性だってあるし、された側は単純に迷惑極まりない。

 

 スーパーの店長の息子として日々働いている陽介なんかも、バックレするバイトの先輩らに随分と困らされていたし、双方ともに百害あって一利無しな行為と言えるだろう。バックレは駄目、絶対。

 

「そのとおりね。次の職場見学で、少しはその腐った根性を叩き直した方がいいんじゃないかしら?」

 

「大丈夫だ。俺は将来専業主夫になるからな。社会に迷惑をかけることはないぞ」

 

「うわー、ヒッキーのお嫁さん超大変そう…。あたしちゃんと就職とか頑張らなきゃなー…。い、いや、別にヒッキーのお嫁さんになりたいとかじゃないよっ!?」

 

「いや何で焦ってんだよ…。んな勘違いしねぇーつの」

 

「うう…。…でもさ、ヒッキー料理とかできるの?」

 

「まぁ小学生レベルには出来るといっていいな。……少なくともお前よりはできる」

 

「比企谷くん。比べる対象がおかしいわよ」

 

「なんかさらっとバカにされてるっ!?」

 

「バカにはしてねぇよ。お前は元々バカだ」

 

「あ、そっか…。って、結局バカにしてんじゃん!? ヒッキー最近あたしの事バカバカってバカにし過ぎだから!」

 

 頬をむくませながら由比ヶ浜がプイッと怒る。彼女自身は素でやってるんだろうが、見事なノリツッコミだった。

 

「さて比企谷、ここで問題だ。今、由比ヶ浜は何回バカって言ったでしょう」

 

「は、はぁ!? え、えっと……さ、三回…すか?」

 

「違うわ。四回よバカ」

 

「お、正解だ」

 

「う、うぜぇ…」

 

 悔しそうにする比企谷に向かって、フフンと得意げに雪ノ下は髪を揺らしてみせる。雪ノ下も結構毒を吐いていたのだが、そんな事はとうに忘れた由比ヶ浜。いつもの様に「ゆきのーん!」と彼女の細い体にひっついた。

 

「というか、職場見学って何なんだ? 学校行事でそんなのあったっけ?」

 

 俺のこの疑問には雪ノ下が答えた。

 

「職場見学は二年生だけなので、先輩が知らないのも無理はないですね。中間テストが終わった次の週に、それぞれが希望した職場に見学しにいくんです」

 

「へぇ…、そんなものがあるんだな……俺もちょっと行ってみたかった。みんなはどこに行くんだ?」

 

「俺は自宅っす」

 

「なるほど」

 

「や、その線はもうないから…」

 

 ないない、と手を振りながら由比ヶ浜が言う。しかし職場見学か…。去年にはなかったイベントだし、ちょっとだけ羨ましく思う。丁度、去年この時期に行った林間学校も楽しかったのだが、思い出そうとすると『ムドオンカレー*2』の辛い記憶がこびりついて離れない。

 

「あたしは一番近いところに行くつもりー。正直めんどくさいし…」

 

「発想が比企谷くんレベルね…」

 

「おい、一緒にすんな。俺は崇高なる信念のもとに自宅を希望したんだぞ。っつーか、お前はどこ行くんだよ。警察? 裁判所? それとも監獄?」

 

「監獄じゃないか?」

 

「違うわよ。…あなたたちが私をどう思ってるのかよくわかったわ」

 

 ウフフと凍るような笑顔を浮かべる雪ノ下。どうやら比企谷のラインナップはお気に召さなかったそうだ。

 

「私は……、どこかシンクタンク*3か、研究開発職かしら。これから選ぶわ」

 

「し、しんくたんく?」

 

「やっぱバカ丸出しじゃねーか」

 

「う、うっさいしっ! えっとあれでしょ…、タンクの会社!」

 

「そ、そのままだな…」

 

「……はぁ。由比ヶ浜さん、シンクタンクというのはね――」

 

 雪ノ下がシンクタンクについての説明を始めると、それにふむふむと聞き入る由比ヶ浜。二人はそのまま緩やかにお勉強タイムに入っていく。

 

 そんな二人を余所に横目で窓を見れば、夕日が海に近づいているのが分かった。遠く、海面がきらきらと輝きを放つのがよく見える。今まで多くの学校に通ってきたけれど、窓から海が直接見えるのは初めてだ。

 

 この時間、ここから見えるこの景色を俺は結構気にいっている。海と夕日の淡く不完全な調和はとても美しく、ぱっと消えてしまいそうな儚さすらも感じるのだ。

 

 俺がすっかりその景色に魅入られてしまっていたとき、突として、タンタンっと小気味よくリズミカルに扉を叩く音がした。

 

 

 

 

* * * * * * * * * * * * * * *

 

 

 

 

「お邪魔します」

 

 アンブロのエナメルバッグを床に置いて、爽やかな笑みを浮かべながら雪ノ下の正面の椅子を引いた。俺とも目が合い会釈を交わす。

 

「こんな時間にすまない。ちょっとお願いがあってさ。時間が時間だから、結衣もみんなもこの後予定とかあったらまた改めるけど」

 

「や、やー。そんな全然気を遣わなくても。隼人君、サッカー部の次の部長だもんね。遅くなってもしょうがないよー」

 

「部長候補か…。それはすごいな」

 

 俺は素直に感心した。サッカー部は去年俺も少なからず関わりがあり、その大変さは見にしみて分かるからだ。だが、そんな俺とは対照的に、雪ノ下はいつもよりも刺々しい冷気を滲ませている。

 

「能書きはいいわ。何か用があるからここに来たんでしょう? 葉山隼人君」

 

「ああ。それなんだけどさ」

 

 雪ノ下の刺すような言葉の響きに気づいているのかいないのか…。笑みを全く崩さないままに平然と葉山は答えると、おもむろに携帯電話を取り出した。何やら嫌な予感がする…。

 

「…もしかしてまた写真撮影か? …もう一回は流石にパスしたいんだが」

 

「いやいや、流石に違いますよ。……時々頼まれる事もありますけど、ちゃんと全部断ってるんで安心してください。ええっと、みんなにはこれを見て欲しいんだ」

 

 葉山は俺達全員に見えるように、とあるメールの画面を開いた状態で机の真ん中に置いた。

 

「これ、あたしにも届いたよ。昨日言ったでしょ? うちのクラスで出回ってるやつ…」

 

「チェーンメール、ね」

 

「ああ。これが出回ってから、なんかクラスの雰囲気が悪くてさ。それに友達の事を悪く書かれていれば腹もたつし。何とかして止めたいんだ」

 

 メールの中身はこれまた酷いものだった。一行目から不快な文面が満面に綴られており、俺が読み進めていくのに合わせて、得体の知れない悪意の塊が小さな画面の中を下から上へと這っていった。

 

「なるほど、確かにこれは許せないな。自分の友達があることないこと書かれているメールが出回ってるなんて、黙っていられるわけがない。葉山のこの依頼は受けてもいいと思うが…。どうだろう?」

 

 自分はのうのうと素性を隠して、悪意のあるデマを流し込んでいるなんて…。それが自身の親しい人に向けられているなら尚更だろう。葉山が苛立つのも当然というものだ。

 

「ええ、私から異存はないわ。この事態の収拾を図ればいいのよね?」

 

「うん。お願いできるかな」

 

「分かったわ。その依頼、引き受けましょう。では早速、犯人を捜すにあたっていくつか聞かせてもらってもいいかしら?」

 

 さながら取調室の刑事のように、雪ノ下は葉山に問いかける。その表情はやはりどこまでも凍てついていて温度を感じさせない。

 

「い、いや、ちょっと待ってくれ! 俺は別に犯人探しがしたい訳じゃないんだ。出来れば事を荒立てる事なく、丸く収める方法が知りたい」

 

 丸く収めるには犯人を見つけるのが一番手っ取り早いと思うのだが…。そう思ったのは俺だけではないようで、比企谷も雪ノ下も頭の上に『?』を浮かばせていた。

 

「何を言っているのかしら? チェーンメールは人の尊厳を踏みにじる最低の行為よ。止めさせるにはその大本を根絶やしにしないと効果はないわ。ソースは私」

 

「お前の実体験かよ…」

 

 雪ノ下の口調は穏やかではあるが、口調以外のあらゆる要素が全く穏やかではなかった。

 

「だ、だけどな…」

 

「……葉山が事を荒立てたくないのは分かった。でも、そこに書かれている三人はみんな君の大切な友達なんだろ?」

 

「はい、勿論です。みんないいやつなんだ」

 

 葉山はそんなのは当たり前だというように答えた。もちろん、俺もそんな事は分かっている。葉山は自身の部活で忙しい中、合間を縫って相談をしに来る位なのだ。

 

「なら、犯人が一体誰なのか、どんな目的でそのメール送ってきたのか、ちゃんとはっきりさせる必要があるんじゃないのか? このまま何も分からず仕舞いなんて、その友達も可哀想だ」

 

 こんなメールが拡散されていて何とも思わない人はそういないだろう。普段は何でもない様に隠していているのかもしれないが、心の中ではきっと傷ついているはずだ。

 

「…そう、だよな。辛いのはあいつらのはずだ…」

 

「質問に答える気にはなったかしら?」

 

「……ああ。分かることなら何でも答えるよ」

 

「では時間もないことだし早速。メールが送られ始めたのはいつからかしら?――――」

 

 そこから、雪ノ下による尋問が始まった。由比ヶ浜や比企谷、そして葉山の三人がいくつかの簡単な質問をこなしていく。質問の内容は主にクラスの状況やクラス内での簡単な人間関係について尋ねるもので、それらを何問か答え終わったとき、突として由比ヶ浜が閃いた。

 

「あたし、犯人の動機、わかっちゃったかも…」

 

「説明してもらえるかしら?」

 

「多分……、明後日の職場見学のグループ分けのせいなんじゃないかな」

 

「「「え、そんなことでか?」」」

 

 男性陣の声がハモった。

 

「そんなことって…。葉山くんのグループは四人だけど、職場見学の班は三人までしか組めないでしょ。それって一人ハブになるって事じゃん。そういうの、後々の関係性に影響するから、結構きついんじゃないかな…」

 

「……」

 

 由比ヶ浜にも、こんなような経験があるのだろうか。そう思ってしまうほどの実感を含んだ声音に、しばらく誰も声を上げられなかった。

 

 この由比ヶ浜の仮説が本当だとするなら、犯人は被害者である三人の中に潜んでいる可能性も出てくる。…いやむしろ、動機的に確定してもいいくらいだろう。当然、雪ノ下もその考えに行き着いた。

 

「…では、その三人の中に犯人がいるとみて間違いないわね」

 

「ちょ、ちょっと待ってくれ! 俺はあいつらの中に犯人がいるなんて思いたくない。三人それぞれが悪く言われているメールなんだ。あいつらは違うんじゃないのか」

 

「はっ、バカかお前は。自分だけなーんも書かれてなかったら疑われるに決まってんだろうが」

 

 葉山は悔しそうに唇を噛んだ。きっと彼は、こんな事になるとは夢にも思わなかったのだろう。犯人が身近な人物であるという可能性も、犯人の動機がたかたが一日の職場見学の班にあぶられない為だけに、友人のあらぬ噂を拡散して蹴落とそうとしたなんて事も。俺にはその後ろ姿が、なんだかひどく寂しげに映った。

 

「とりあえず、その三人についての人となりなど、色々と教えてもらってもいいかしら?」

 

 雪ノ下がメールに書かれている三人について尋ねる。葉山は沈黙の後、意を決したように口を開いた。

 

「……戸部は、俺と同じサッカー部だ。金髪で見た目は悪そうに見えるけど、一番ノリのいいムードメーカーだな。いいやつだよ」

 

「騒ぐだけしか能がないお調子者、ということね」

 

 瞬間。再びこの空間は沈黙に包まれた。俺や由比ヶ浜、比企谷ですらポカンと口を開き、葉山はその言葉に絶句していた。何とも言えないような苦々しい表情を浮かべ、その両の手は所在なさげに空中をさ迷っている。

 

「……雪ノ下。その、流石に配慮はしてやってくれないか。犯人を捜している以上、疑うのは仕方ないことだが、あくまでも彼の友達なんだ。メモを取るだけに留めてやってくれ」

 

「…分かりました。葉山くんが言うのを躊躇ってしまっても困りますし…」

 

「いやお前な……。つーか、よくもまぁ人をそんな悪し様に解釈できるな…。お前が犯人なんじゃねぇの?」

 

「失礼ね。私がそんな事をするわけがないでしょう。私なら正面から徹底的に叩き潰すわ」

 

 その後も引き続き、葉山から見た大和と大岡の特徴が語られていく。雪ノ下が感じた彼らの人物評については語られる事はなかったが。

 

 でも、それは正解だったように思う。雪ノ下がすごい勢いで書き留めていくメモ帳の中身を、ずっと横で見ていた由比ヶ浜の表情を見れば明白だ。葉山にそのメモ帳の中身を見せる事はとても出来そうにない。

 

 結局、この日は三人についての情報はあまり集まらず、同じクラスである比企谷と由比ヶ浜の二人が明日、昼休みに彼らのグループを調査することに決まる。

 

 学年が違う為、あまり力に慣れない事を不甲斐なく感じながら、下校時刻を告げるチャイムを聞いた。

 

 

 

to be continued

*1
5/15(火)は原作通り市教研で午後がないため、奉仕部全員で勉強会(一回目)を行っているが、くどくなるのでカットした。

*2
ペルソナ4での林間学校で『里中千枝』と『天城雪子』の手によって作られたおぞましいカレーの事。食べると一瞬で意識が飛ぶ。

*3
シンクタンク(Think Tank)。直訳で頭脳集団とも訳される。様々なカテゴリーの専門家を集めた研究機関、または組織の事を指す。




タイトル日本語訳
『悪い噂ほど広まるのも速いものだ。』

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