艦隊これくしょん 航洋艦 晴風 抜錨します! 作:ヤマト2015
沈んでいく…
自分の事なのに、その時は凄く他人事の様に感じた。
およそ1ヵ月ぶりに母港に帰ってきたけど…自分の体はボロボロだった。
ただ乗組員の子達を陸まで届ける。その思いだけで浮いてるような状態だった。
艦長の子が最後に降りたのを確認すると体の力が一気に抜けてきた。
(ごめんね、浜風姉さん、舞風姉さん。黙ったままで…)
水が一気に入り込んで来るけど不思議と恐怖感は無かった。
有るのはただ全部終わったっていう安心感だけだった…
(悔いは無いけど…もうお姉ちゃん達や武蔵さん、比叡さんともお別れになるのは寂しいかな…)
その思いを最後に私は意識を手放した。
はずだった。
「えっと……………………何処ここ?」
すっとんきょうな声を出しながらも体を起こし辺りを見回すとベッドと医薬品が置かれた棚がありここは病室なのだろうとあたりをつけた。匂いも消毒液の匂いがするし。
そこまで考えたところで気付く。
「何で私…起き上がれるの?」
私は元々船のはず…体はないわけであるから起き上がるという行為はできないはず、いや、それよりも…
「匂いも感じるとはどういうことなの?」
艦だったときは見ることはできたけど匂いは感じることはなかった。ただ漠然とこんな感じなのかなぁと思ってたぐらいだ。
それが、しっかりと匂いを感じる事ができる。
まさか、と思い鏡をみつけ前に立つとそこに、小学6年から中学2年くらいの女の子が立っていた。
髪は青色のセミロング、それをサイドテールの様にまとめいる。
服装は上下おなじ灰色のような色のブレザーと膝くらいのスカートを着ている。
胸は慎ましやかで年相応と言ったぐらいだ。
横須賀女子の子達もそうだったけど、私に乗っていた乗組員の子達も美少女と言える子ばかりだったからその子達とも勝負しても負けないくらいだ。
胸部装甲は………うん、まな板ではない…少なくとも乗組員の子達が話してた某ガテン系アイドル番組のようなネタにはならないはず…
そんな事を考えながらも試しに右手を振る。すると鏡の女の子も同じく右手を振る。
左手でやってみても同じ…
右足を上げても同じ…
左足を上げても同じ…
くるっと回って一回転しても同じ…
ムー○ウォークをしても同じ…
コマ○チをしても同じ…
キル○ーダンスをしても同じ…
ラ○ラ○ルーをしても同じ…
ここまで来たらもう否定は出来ない。
息を吸い込み思いっきり叫んだ。
「どうなってんのこれ~~~~~~~~!!!!!!?」
晴風どうやら女の子になったようです。
鏡のシーンはやりすぎたかな…
それでもついやっちゃうんDA!
続くか続かないかは作者次第!