変態王子と笑わない小猫   作:KOTAKA

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今回は原作に忠実にやりました。
これからどうするかは未定です。


変態さんと鋼鉄の王

例えば、女の子に来て欲しい服のランキングをとったら一位はなんだろう?

メイド服?チャイナドレス?水着かな?

そんな人類の永遠のテーマについて僕は毎日悩んでいる。

そんな中で水着は恐ろしいものだ。

何故なら、チャイナドレスなどは滅多な事がない限り拝む事が出来ないけれど、水着は海やプールにいけば無料で無警戒な女の子達を拝む事が出来るのだ。

 

では水着のランキングをとったら何がナンバーワンになるだろう?

「解放感あふれて胸もあふれるビキニが一番だ。」と言う下心に露にする人間がいる。

いやいや待ってくれ、ワンピースタイプの水着の清純ファンタジーこそが究極にして至高さ、などとツウぶる輩もいるだろう。

でも問題はもっと複雑だ。

第三の勢力ー競泳水着を忘れてはいけない。

えっ、あんなの地味だと言った皆さん。とんでもないスクール水着には魔法の魅力があるのだ。

僕はその魔法の魅力について毎日観察しながら考えているのだ。

えっ、どうやって観察しているかだって。

それは簡単だ。

僕は入学してからスクール水着を見るために試行錯誤を繰り返した。そして一つの光を見つけたのだ。

僕の高校にはグラウンドと屋外プールが隣接している。しかし、その間には大いなる絶対的な壁、コンクリートブロック塀が立ち塞がっている。

しかし、どんな壁にも穴がある。

僕は見つけたのだ。ブロック塀にわずかに空いている穴を。

しかし覗きは犯罪だ。だから僕は覗きをする気はない。

でも不可抗力ってあるよね。

例えば、部活動で疲れてブロック塀によりかかってしまったり、何の気なしにブロック塀の前で談笑したりして見えてしまった場合は仕方がないよね。

そんな理由で僕は陸上部に入った。

今も準備体操をしている所だ。ブロック塀の前で。

「おい、横寺。聞いているのか!」

僕が声をした方を向くと、そこには………………、鋼鉄の王が立っていた。

 

我が部の頂点に降臨する、鋼鉄の王。

黒髪ポニーテールで、胸は、僕の親友 兵藤 一誠とポンタが作った『学校内おっぱい大きいランキングで堂々の3位を記録するほど大きい。

走っている時などあのおっぱいが揺れて、僕はその光景を毎回目に焼き付けている。だが残念な事に鋼鉄の王が出る種目は

では、そんな人が何故、鋼鉄の王などと呼ばれているかと言うと…………、すさまじく目線が怖いのだ。鬼の様な目付きをしていて誰も逆らう事ができない。

邪神をフォークで黙らせた。

ものさしで竹刀を叩ききった。など様々な噂が流れるほど怖い。

そんな部長が僕を呼んだ。ブロック塀の前で準備体操をしている僕を。

ついにバレたのか、僕のオアシスが……。殺されるのか!

でも僕は水着を見るために汗を流した日々を後悔はしない。

僕の敬愛するアイルランドの変態作家オスカー・ワイルドは言った。

『快楽のために生きてきたことを、ただのの一瞬といえども悔いはしない』

僕の敬愛するオスカー・ワイルドの言葉を僕もしっかりと受け継いでみせる。

でも命乞いはする。

 

 

「おい、横寺……………、」

「大変だ、空から巨大都市が落ちてくる。このままでは僕たちはおしまいだ~、ということなので部長帰らせてもらいます」

僕は全速力で走った。しかし、鋼鉄の王には後ろにも目がついているのか、気を感じているのかすぐに捕まえられた。

「そんなわくわく………いや、とにかく巨大都市はどこかのヒーローに任せとけ。こちらはお前の事についてだ。横寺、私が一番嫌っているものは軟弱者だがその次に嫌いなものは何か知っているか!」

鋼鉄の王は迫力のある声で質問してきた。

ここで正解を言うか間違えるかでは生死にかかわる。

よし、ここは一誠とポンタと山に籠った時に身に付けたあの技を使おう。

広がれ僕の世界。乳語翻訳(パイリンガル)

説明しよう。この技はエロを極めるたにみんなで山に籠った時に習得した技だ。

山の中では、紳士の円盤もエッチな本もぜんぜんなかった。

おっぱいが見たい。おっぱいと話したい。

そんな強い煩悩から出来た技だ。

それだけに力も絶大で、あの鋼鉄の王のおっぱいとも話が出来るのだ。

「うむ、横寺なら『信頼を裏切られること』と答えてくれると信じているぞ」

ありがとう部長のおっぱいさん。これで答えは分かった。

「部長の信頼を裏切ることです」

「うむ、さずか横寺だ。これなら次期部長をお前に安心して任せられるな」

えっ……………、今なんて。

「すみません部長。もう1回言ってもらってもいいですか」

鋼鉄の王は少し不満そうだが、はっきりと言ってきた。

「横寺よ。貴様は優秀だ」

鋼鉄の王が人を褒めた!これは今日は雨が降るのか、いや違う。これはきっと皮肉だ。恐らくこの後に何かで怒られるはずだ。

もしかして覗きがバレたのか。

なんということだ。僕が1年以上ありがたく使わせてもらっていた塀の穴が使えなくなるのか。

そんなーーーーーーーー。

僕はすさまじく落ち込んだ。明日からスクール水着が拝めない。明日から僕のオアシスが無くなるのか…………。

僕が落ち込んでいると、鋼鉄の王が話を続けていた。

「横寺、今の季節は何がある」

僕は鋼鉄の王からの質問に即答した。考えていて鋼鉄の王の逆鱗に触れたくないからだ。

「女の子が薄着になる季節です」

「そうなのか?いや、私はそんな事を言いたいのではない。いいか、夏のインターハイなどが終わると私は3年生なので受験勉強のために部を引退せねばならん」

鋼鉄の王が部を引退するだって!そんな嬉しいことが起きるなんて…………、早く夏のインターハイ終わらないかな。

「そこでだ私はそろそろ後継者を決めようと思った。つまり横寺 陽人よ。貴様を次期部長に任命する」

なんだと…、

そんな事が起きてたまるか。

部長の後継者だって!絶対、鋼鉄の王は部を辞めても院政を行うはずだ。そんな鋼鉄の王の操り人形になれと言うのか。

「しかし、部長。僕以外にも適任者はいるでしょう。例えば木場君とか」

木場 祐人。 陸上部のエースで全国大会にも何度も出場している。超絶イケメンで女子からの人気はすごいのだが、本人は色恋沙汰にはまったくの興味がない。

僕と一誠とポンタは彼を憎んだ。もし自分達が彼ならハーレムを築いていただろう。

そんな贅沢野郎なので3人で、木場君ホモ説を流したのだが、そういうのが好きな女子にも受けて更にモテ出した。

そんな超絶真面目イケメン王子の方が100倍僕なんかより部長に向いているのだ。

「木場か、確かに素晴らしい走りをするし練習熱心だ。しかし、私は木場よりも貴様を部長にしたい」

なんでそんなに僕を部長にしようとしているんですか!

「いいか、横寺よ。貴様は毎日の練習に誰よりも早く来て準備体操をしていたな」

分かっている人もいるだろうが、もちろん水着のためである。

「雨の日も風の日も雪が降っていようとも貴様は毎日部活に出たな」

再び言うが、もちろん水着のためである。

「努力のせいかもあって貴様は木場を覗けば誰よりも速くなったではないか」

くどいようだが水着のためだ。

あと、女子部員のスパッツ姿を拝むためだ。

「そんな努力を惜しまず、日々精進を続ける貴様は陸上部員の見本となる存在だ。だから貴様を次期部長に任命した。横寺よ。引き受けてくれるな」

もちろん引き受けない。なぜ僕が鋼鉄の王の操り人形にならないといけないんだ。

僕は鋼鉄の王が嫌いな色恋沙汰をしたい。

女の子といつでもイチャイチャしたいんだ。

 

「二人きりの教室だと、こんなに静かなんだね。どうするこれから音の出ることする?」

 

「大丈夫かい。体調が悪そうだったけど。えっ、僕と二人きりになるための仮病だった!そんな悪い子にはお仕置きしないと」

などのように女の子とあんな事やこんな事をしたいのだ。

だから次期部長などもってのほかだ。

ここは断らないと。

「えっと、部長。僕は陸上をしたくてこの部に入った訳ではなくて………。」

「ほぅ、陸上以外になんの目的があった。言えばいい。言うのは自由だ」

鋼鉄の王はすさまじい目線をこちらに放ってきた。

目線だけで人が殺せそうだ。

しかし、ここで怯えるわけにはいかない。

勇気を出すんだ横寺 陽人。

鋼鉄の王に挑むんだ。

僕は深々と頭を下げて言った。

「部長の後継者になるために入りました。次期部長など感激です」

「うむ、期待しているぞ横寺」

あれ…………?しまった。また建前を言ってしまった。

僕は自分の愚かさに絶望した。




『横寺 陽人と筒隠 子猫の雑談』
「このコーナーは僕と作者が色々と謝るたみに作ったコーナーだよ」
「………、なるほど、作者さんは変態ですが謝る気はあるようですね」
「そうだよ子猫ちゃん、僕も作者も紳士だからね」
「前に変態がつくのでは?」
「………………………」
「そんなに落ち込まないでください先輩。そんな変態二人に私は言いたい事があるのです!」
「なんだい子猫ちゃん?」
「この小説は『変態王子と笑わない子猫』ですよね?」
「そうだよ、それがどうしたの?」
「1話で私の出番が無かったのですが」
「それはね。子猫ちゃん。実は作者の持論でね。『おっぱいは命より重い』ってのがあってね。だから子猫ちゃんよりもおっぱいの大きい鋼鉄の王が出たんだよ」
「そうですか、でも確かその台詞は先輩と同じ声の人が言っていたような…………」
「まぁ、作者の気持ちも分かるんだよな~。やっぱり大きいは方がいいよね」
「………………。そうですか」
「ちょっと待てよ。なんで指をコキコキならしているのかな?ちょっと子猫ちゃん暴力はダメだよ」
「うるさいです。よくもぺったんこの私に対する当てつけを作者と二人でしてくれましたね」
「子猫ちゃん。ストップーーーーーー」
子猫ちゃんの拳は止まらず、そのまま僕は吹き飛ばされた。

僕は誓った。
今度から子猫ちゃんの前ではおっぱいの話はしないことを。
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