すみません、小猫のファンの方、そして小猫ちゃん。
お願いだから殴らないでね。
「ポンタ、一誠。夏と言えば何?」
「灼熱の太陽。!干からびる大地おお母なる星よ、我らに互いに助け合うことをここに誓わん…………。」
ポンタは訳の分からない事を言っているのでほっておこう。
「俺は、夏の太陽から降り注ぐ光によって出てくる汗。ブラジャーとかが見えるんだよな。夏服は生地も薄いからすけやすい。夏服最高」
一誠は相変わらずでほっとした。
「そっか、一誠。あの子なんてまさにそれじゃないか」
「本当だ。ブラジャーが見えてる。最高だな」
「最高だね」
「お前ら指さしはマズイんじゃないのか」
ポンタに言われて周りを見渡すと女の子がひいていた。
これはすごくマズイな。
僕は申し訳なさそうに歩いた。
「しかし、どうしたんだ横寺。今日はやけに飛ばすじゃないか。そういえば、お前いつもは陸上の朝練に行ってて一緒に登校出来なかったのに何で今日はいるんだ」
「あぁ~。朝練はサボる事にした」
「いいのか、鋼鉄の王が黙ってないぞ」
「大丈夫。ちゃんと言い訳は考えてあるよ」
僕達は雑談をしながら登校していた。
僕達が正門の前に行くと人だかりが出来ていた。
なんだろう?誰かがケンカでとしているのだろうか?
すると、ポンタが気になる単語を発した。
「おお、やってるな。小豆梓のご褒美タイム!」
小豆梓?ご褒美タイム?
ご褒美タイムという魅惑の単語の意味などが知りたかったのでポンタに聞いてみた。
「ポンタ、小豆梓って誰?あとそのご褒美タイムって何なの?」
すると、ポンタは僕の方を向いて、さも意外そうな顔をしながら答えてくれた。
「横寺。聞いたことないか?隣のクラスに転校してきた超絶美少女の話を」
あ~、思い出したぞ。
確かに僕のクラスで噂になっていた転校生か!確かお金持ちだったような…………。
「小豆梓はな、その見た目からな学年1の美人に輝いたんだよ。それでしょっちゅう男子に告白されているので有名だと思うんだが知らないか?」
「知らなかった。僕が水泳部と陸上部の女の子を脳内メモリーに保存している時に、僕はそんな美少女を見逃していたなんて、横寺 陽人。一生の不覚」
「ん?何で水泳部の女の子を脳内メモリーに保存出来てんだ?」
「そんな事よりポンタ。ご褒美タイムって何なのさ!」
「心配するな、見れば分かるさ。ほら一誠なんか、もう見るために場所取りに走ってる」
本当だ!
さっきから会話に加わらないと思ったら一誠の奴。一人だけ場所を取っていた。
僕は人混みをかき分けて中央に行くと一人の男が何かを叫び始めた。
「俺は小豆梓を世界で一番愛してる。 付き合ってください」
どこかのセリフのパクりのような痛い事を正門の前で言っていた。なるほど、最近の告白はあんな感じでやるんだな。
僕はただ感心していた。
栗色のロングヘアーをゆるふわウェーブに整えた妖精のような女の子。恐らく、この子が小豆梓なんだろう。
妖精そんは澄みきった濁りの無い声で言った。
「まさか、それで終わりなの!フラミンゴだって求愛行動にダンスを披露したり、羽を広げたりするわ。あなたは一応人間でしよ。何か行動で示しなさいよ。これじゃあ、進化する前のサル以下よ」
あれ?妖精さん…………
妖精さんは更に何かをいい始めた。
「別にリムジンで送れだとか、学校に赤い絨毯を敷き詰めろって言ってるんじゃないのよ。庶民にはそこまで求めてないわ。でもね、私のために、いつ・何時・どんな時でも私が呼べば駆けつけてくれる? 無理よね、だから、私には話しかけないでくれる。あなたには興味がないの」
妖精さんの言葉に、某野球マンガの主人公のセリフをパクった人は硬直した。
当たり前だ。あんなに罵倒されたら完全に脈はないからね。
すると、彼は突然。
「………………、ありがとうございました」
土下座をしながら身をくねらせていた。
なんなんだ、これは……………。
「横寺、小豆梓は生粋のお嬢様でな差別意識がはなはだしい。それでだ、ドMの変態にはそれがご褒美のようなものだ。それで最近では、そのご褒美を受けたくて告白している奴もいるみたいだぜ」
ふ~ん、自覚の無い変態も怖いね。
小豆梓は極度のSなんだろうか、しかし………。
僕はかわいそうな目で妖精さんを見た。
だって、彼女は残念すぎる。
「どうした横寺。お前なら喜びそうな話なんだが」
「いや~、だってさ彼女って、朱乃さんの劣化版じゃないか」
ポンタはその言葉に驚いていた。
だって、うちの学校にはドSの帝王『姫島 朱乃』がいる。
朱乃さんは美しい黒髪のポニーテールで、かなりのドSらしい。
「でも、横寺。小豆梓は可愛いじゃないか。朱乃さんは大人の魅力だろ。比較の対象にはならないんじゃないか。他に何の問題があるんだ」
確かに、小豆梓はカワイイ。だけど、1つだけ。
姫島 朱乃先輩と違いそれは………。
胸のおおきさ。
分かりやすく言うと、おっぱいが小豆梓はちっちやいのだ。
「ポンタ、だって彼女。ドSで偉そうなくせにぺちゃぱいだね」
僕の発言は黙りかえった辺りに響いた。
恐らく、本人の耳にも入ったのだろう。
眉をピクピクさせながらこっちに来た。
「あら、あなた面白い事を言うじゃない。しつけのできてない犬に噛まれた気分よ」
怒っている。
小豆梓は確実に怒っている。
ここで何か弁解をしないと殺される。
でも、僕には建前がある。なんとかしないと。
僕は弁解を言おう
「大丈夫だよ。僕はリアスさんや鋼鉄の王のような大きな胸が好きだけど、世の中には貧乳はステータスだって言ってる人もいるし、それにブラジャーとかも要らないし、崩れる形も無いんだよ。素晴らしいね、貧乳。よかったねぺちゃぱいさん」
あれ?何でだ。僕の建前をべらべら言うはずの口が建前を言わない思った事を言っている。
もちろん、火に油を注いだのは言う必要もない。
「あなた、少しだけついてきてくれるかしら。ちょっとお話があるんだけど」
僕は小豆梓に無理矢理ひっぱられながら連れていかれそうになった。
このままでは体育館裏とかに引きずりこまれて、そのまま殺されてしまう。
そんな僕を1人の人が救ってくれた。
「おい、横寺どういうつもりだ。朝練をサボるとは」
神様、爆弾は救いになりませんよ。
「ちょっと、あなたなに、私はこいつに用事があるんだけど邪魔しないでくれる」
妖精さんが鋼鉄の王に挑んだ。
だけど、鋼鉄の王が睨んできたら、すぐに体を小さくしていた。
妖精では鋼鉄の王には勝てないのか。
「いいか、横寺、理由があるのなら言え。そのかわり無いのなら貴様には死が待っている。デートアライブだ」
鋼鉄の王。それだと僕は精霊をデレさせる人になりませんか。
軽く英語を間違った鋼鉄の王にどんな言い訳をしようと考えていると、驚きの光景が目にはいった。
短パンだと…………、マズイ。今の状況でそんなの見たら。
しかし、もうすでに時は遅しだった。
僕の舌はペラペラと本音を話始めた。
「短パンだと。何でいつものスパッツじゃないんだ。脱げ!そして今すぐスパッツに履き替えろ!スパッツには女の子の汗といい臭いが染み込んでるんだぞーーーー」
鋼鉄の王は僕を見て言った。
あまりにも無惨な言葉を
「横寺、お前は疲れているのだな。なるほど、私が次期部長に選んだせいで、そのプレシャーでおかしくなったのだな。すまない、横寺。私の責任だ。今日の朝練の件はチャラにしよう。そして、しばらく休部するがいい。本当にすまなかったな横寺よ。」
そして、僕はその日から鋼鉄の王と戦って生き残った勇者になった。
そして、そのあとも煩悩垂れ流しの行動をしたせいでこんな不名誉な名前を獲得した。
それは変態王子だ。
『変態王子と筒隠 小猫の雑談』
「いよいよ、本名が出てよかったですね。先輩。」
「小猫ちゃん。僕の本名は横寺 陽人だよ」
「!!!!」
「何で驚いてるの!まさか、僕の本名が変態王子だとでも思っていたの」
「先輩には横手 陽人言う立派な偽名があったんでしたね。忘れてました」
「小猫ちゃんは僕の本名を変態王子にしたいのかな」
「ところで、先輩。話が変わりますが何だか作者さんがまた良からね事を考えているらしいじゃないですか」
「……………、どこでそれを?」
「禁則事項です」
「あの人の真似をするんじゃない。作者はあの人を見て何時悶えしにそうになった事か」
「そうですか、やはり作者さんも変態ですね。しかも、作者さんもタッチの名ゼリフ使っているじゃないですか」
「あぁ、あれね。実は作者はたまにあるアニメのランキングの番組を見ていて怒りそうになるらしい」
「エッチなシーンが無いからですか?」
「違うよ。作者の好きなアニメがまったく出てこないからだよ。あと作者が認める名ゼリフが出てこないのもあるね」
「すみません、作者さんの好きなアニメと名ゼリフを教えてください」
「ヴァンガードやダカーポⅢ、好きな名ゼリフは『私気になります』と『ファイナルターン』だよ」
「作者は変態のうえにバカなんですか」
「そんな事言わないであげて、作者は氷菓がアニメをしていた年の流行語大賞には『私気になります』がはいていると信じていたし、ヴァンガードの『ファイナルターン』は作者が一時期使いまくっていたんだよ。しかも確実に成功させるために日夜研究にいそしんでいたんだよ」
「もう、作者がバカなんのは分かりました。ところで良からね事は何ですか?」
「実はね。とある、アニメのキャラをだそうとしているんだ。」
「へぇ~、変猫にはいないヤンデレの方か百合の方ですか?」
「いや違うよ。あのね、大変に言いにくいんだけど」
「何ですか、早く言ってください。」
「ロリッ娘キャラなんだ」
「…………、とりあえず作者の腕の骨を折ってきます」
「やめてあげて、執筆活動が出来なくなるから」
「私というメインヒロインがいるのにロリキャラを出すなんて、作者さんには制裁を下さないといけませんね」
「まぁ、作者さん。ご愁傷さまです」
このあと、小猫は作者のあばら骨を5、6本折っていた。
ちなみに腕を折らなかったのは小猫ちゃんの優しさだ。