変態王子と笑わない小猫   作:KOTAKA

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今回は本当に挑戦の回です。
感想や意見をお願いします。


まよいマイマイ

今日は雲ひとつ無いきれい空だった。

僕の名前は横寺 陽人

高校二年生だ。

何故、僕がこんな話し方をしているかと言うと。

目の前にいる小鹿のようなカワイイ物体。

それをいつも愛でている我が師匠の真似である。

その目の前にいるカワイイ物体は髪を左右に振り、ランドセルを背負っている。

彼女は何も知らない。

今から何が起きるのかも。

そして、無防備な状態だ。

 

僕は背後に音を立てずに行った。

このあとでセクハラをしないなんて、男がすたるのでもちろんイヤらしい事はするに決まっているじゃないですか。

「八九寺ーーーーーーーー」

僕は彼女のあらゆる部位を触ったり揉んだ。

手を抜くのは彼女に悪いので全力でやらせてもらった。

おっ、ここら辺は気持ちいいな。

「キャアーーーーーーーーーー」

八九寺は叫びながら僕の手を振りほどこうとしたが、仮にも僕は高校生だ。小学生の力では振りほどくのは無理だ。

八九寺は暴れた。ひたすらに暴れて僕の手を噛んだ。

「イテーーー」

僕の指を八九寺は全力で噛んだ。

その威力にすさまじく僕の指に激痛が走った。

僕は八九寺を全力で押さえ込んだ。

八九寺はまるで興奮した犬のようにこちらに攻撃してきた。

「落ち着いて、八九寺。僕だよ。横寺だよ」

八九寺は目をごしこしと擦って僕を確かめた。

 

「なんだ、山寺さんじゃないですか!」

「八九寺。確かに僕の声をしている人はロリコンコーチやおっぱいドラゴンの声をしているが、僕を7色の声を持つ声優みたいに言うんじゃない。僕のなまえは横寺だ!」

「失礼噛みました!」

「違う、わざとだよね」

「かみまみた」

「わざとじゃない!」

僕達は朝から何をしているんだろう。

ふっと、不思議に思った。

 

そういえば、八九寺についての説明がまだだったね。

 

八九寺 真宵

師匠から聞いた話を簡単に言うと幽霊らしい。

色々あって怪異から幽霊になったらしいが詳しくは知らない。

そんなことを事を教えてくれている師匠も吸血鬼らしい。

まったく、この町にはアブノーマルな事が起こりすぎだ。

この調子だと他にもまだ何かがありそうだが詮索しないでおこう。

なぜかって?

藪をつついて何が出て来るかが怖いからだよ。

 

「ところで横寺さん。何か元気が無いように見えますが」

「あっ、分かるかい。そんなに顔に出てるのかな?」

「違いますよ。いつもより、揉むときの指の動きにキレがなかったんですよ」

「あぁ、なるほどね。これは失敗したな。今度からはしっかりと揉まないとな」

あれ?僕の後悔するところがおかしいって?

そんなのは気にしないでくれ。

 

 

「そろそろ学校だから、この辺でわかれようか」

「分かりました。じゃあ、また今度!」

八九寺はどこかに向かって走って行った。

あぁ、かわいいな。

僕は師匠が八九寺の可愛さに悶絶しそうだった。

恐らく、今度あってもセクハラをするだろうな

 

「おっす、横寺!」

「ポンタおはよう」

「大丈夫か、昨日散々言われてたからな。どうだ猫像に頼んで煩悩を誰かに渡したらどうだ」

「いや、それはもうやったんだけどさ」

「そうか、じゃあ見ただろ。お願いしたらお供えものが消えたの」

えっ!そんな事がおきるのか!

これはすごく大事な問題だ。

「ポンタ、それって本当に消えたの。あとポンタ、お供えものは何にしたの?」

「本当に消えたぞ。あと、お供えものはバーバラさんだ」

なんだって、バーバラさんだと!

そういえばバーバラさんが僕の部屋にいつのまにかあったたけど、もしかしたら、それも猫像の仕業なのか!

それでか!

もしかしたら、猫像はお供えものを一緒に必要な人に渡しているのかな。その仮説があっているとしたら、説明がつく事がある。

バーバラさんが部屋に現れてから僕の煩悩パワーが上がったのだ。

僕達の中では一誠しかできなかった女の子のスリーサイズを瞬時に測る技。僕達は『スカウター』と呼んでいるが、それがバーバラさんが部屋に来てから僕にもできるようにになっていた。

もしかすると、これは重要な手がかりになるんじゃないだろうか!

僕は早速、仮説を練り、小猫ちゃんに説明出来るものにしていた。

もちろん、授業中にだ。

 

 

僕は放課後、小猫ちゃんにこの仮説を説明した。

「なるほど、確かにその可能性はありますね。猫像にも私の本音と肉まんがとられましたから。じゃあ、先輩の建前を取り返すためには先輩のベルトを持っている人を探せば良いのですね」

小猫ちゃんは簡単にまとめてくれた。

ちなみに今は昨日、約束したミスタードーナツに向かって歩いている。

小猫ちゃんはどのくらい食べるのだろう?

夜だったから良く見えなかったが、確か肉まんを息をするように食べていた。

 

 




『変態王子と小猫の雑談』

「先輩、作者は頭が悪いのですか?」
「どうしてかな?小猫ちゃん?」
「だって、私というロリ担当がいながら他の話のロリキャラを出すなんて」
「まぁ、作者も悪気があった訳ではないし…」
「先輩、私は気づいているんですよ。次回も私以外のロリキャラが出ることは」
「な、なんのことかな?ほ、僕は知らないぞ」
「動揺し過ぎです。それに分かりますよ。作者が必要以上にミスタードーナツを出してるんですから」
「それぱないのを~」
「真似をしないでください、しかも、別の話のキャラも出すつもりらしいじゃないですか!」
「わふ~」
「ちょっと黙ってもらえますか先輩。しかもさっきのってクドちゃんじゃないですか」
「知ってるの小猫ちゃん!」
「はい、貧乳ロリキャラ会談でたまに会うので」
「何なのその怪しい会談」
「気にしないでください。別に日々、胸が大きくなる方法について試行錯誤をしている集まりではないですよ」
小猫ちゃん、貧乳気にしてるんだね。
「すみません、少し話がそれましたね。まさか、作者はリトルバスターズのキャラも出すつもりですか!」
「いや、あくまでも考えているだけだよ」
「大丈夫なんですか、この話。まだアニメの1話分も終わってませんよ」
「それは作者がなんとかしてくれるはずたよ」
僕達はそのあと小猫ちゃんとこの話について真剣に話あった。

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