ジェレミアは専用のパソコンでスザクに通信をおこない、そしてモニターにゼロの仮面をつけたスザクの姿が映った。
『…ジェレミア卿?』
「ああ、久しぶりだなゼロ」
『珍しいな。電話ではなく通信をかけてくるなんて。…どうした?何かあったのか?』
「いや、お前と話をしたいという人がいてな。…仕事中だったり今周りに人はいるか?」
『大丈夫だ。今日は1日休暇を取ってあるから緊急時以外に人が来ることはないが…』
「なら良かった。少し待っておれ」
ジェレミアがそう言うと、モニターから姿が消えた。
スザクは、自分と話をしたいとなると自分が知ってる人か?と、疑問に思っていると、モニターに、茶髪に青色の目をした男が映った。
「誰だ…?」
『…久しぶりだな、スザク』
「………自分の正体を知っているとなると、もしかして、ルルーシュかい?」
『そうだ。…今は変装して、こんな姿だがな』
モニターに映った男がルルーシュと判ると、スザクは仮面を取って素顔を晒し、苦笑いを浮かべた。
「久しぶりだね、ルルーシュ」
『ああ。…元気にしてるか?』
「色々と忙しいけど元気だよ。…君は元気だったかい?」
『俺も色々とあったが、元気に旅をしているよ』
「最初、誰だか本当に判らなかったよ」
『元の姿で旅をするのは、流石に危険だからな。判らないよう変装して、旅をしているんだ』
『私もいるぞ?』
「あ、C.C.。君も久しぶりだね、…君は元気そうだね」
『当たり前だ。私はC.C.だからな』
スザクがルルーシュと話していると、モニターに映ってるルルーシュの横から、C.C.がヒョイっと顔を覗かせた。
「…C.C.、君、何か変わったかい?雰囲気が優しくなったような、柔らかくなったような…」
『ん?そうか?自分では変わった気はしてないんだが…。まぁ、今、私は幸せだからな。そのせいかもな』
「…そうか。ルルーシュ、君は今、幸せかい?」
『俺も幸せだよ』
「なら、よかった」
そう言うと、ルルーシュとC.C.は幸せそうに微笑み、それを見たスザクは、笑顔を浮かべた。
「でも、どうしたんだい?急に通信なんて」
『旅の途中でジェレミアの所に寄ってな。そこで、お前宛に手紙を書こうと思ったんだが、通信が出来るからどうだ?と言われて、通信をしたんだ』
「なるほど」
それからルルーシュとC.C.は、旅の出来事を話し、途中でスザクが、ある事を聞いてきた。
「そういえば、君達、告白はしたのかい?お互いの事、想い合ってたでしょ?」
と、聞いてきたので、その出来事を思い出し、2人が頬を染めた。
『…あれが告白なら、一応俺からした事になるのか?でもあれは、告白というより、プロポーズの様な気が…』
「そうなのか。という事は君達は恋仲になったんだね。…2人ともおめでとう」
『『あ、ありがとう…』』
スザクが祝福の言葉を言ってきたので、ルルーシュとC.C.は、揃って顔を真っ赤にし、礼を言った。
その呟きを聞いたスザクは、心の中で、あぁ…、本当に良かった…。と、笑顔でそう思った。