コードギアスR2 after story   作:アンサラ

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第13話

ルルーシュとC.C.が、日本に来てから2週間が経った。

 

その間、ルルーシュは亜麻色に髪を染め直して、念の為、髪型をすこし弄り、C.C.は、E.Uにいた時みたいに黒髪に染めて、黒のカラコンをし、髪型をポニーテールにしていたので、黒の騎士団の団員や、C.C.を探してる者と鉢合わせしても、気づかれる事なく過ごしていた。

 

「…あれから、もうすぐ1年が経とうとしているのに、此処もあんまり復興が進んでいないな」

「ほんと、あのもじゃもじゃ頭は、何をしているんだろうな」

 

2人は今、出会った場所でもあり、約1年前まではシンジュクゲットーと呼ばれ、現在は新宿と呼ばれている場所に来ていた。

 

ルルーシュとC.C.は、観光ついでに復興が遅れていると言われているが、実際はどんなものなのかと、見て回っているが、ここまで進んでいないとは思っていなかったらしく、唖然としていた。

 

「他国は、ある程度は進んでいるというのに、ここまで進んでないと合集国での立場は、悪くなるに決まっている」

「あの男がちゃんと指揮できるとは思ってないが、ここまで酷いとは私も思わなかったな。まぁ、お前を裏切った黒の騎士団なんて、こんなもんだろ」

 

ちなみに、C.C.は黒の騎士団(特に幹部)を憎んでいる。

 

理由は当時、敵国の宰相であったシュナイゼルの言葉を信じて、簡単にルルーシュを裏切ったからであり、カレンに対しては、2度ルルーシュを裏切っているが、その裏切られた本人が「カレンに関しては俺が悪い」と、言っているおり、今はルルーシュが創ったこの世界を守るために頑張っている事を知っている為、他の騎士団幹部よりは憎んでいないが、それでも嫌っていたりする。(カレンは当時の事を心の底から後悔しており、C.C.に会えたら土下座なり、何でもして、謝りたいと思っている)

 

「そもそも、なんであの無能が首相になれたんだ?」

「…お前、ほんと、あいつらに対して辛辣だな。たぶん扇が''悪逆皇帝ルルーシュ''に立ち向かった、黒の騎士団の副司令だったからだろ。それで、扇も天狗になって首相をやってるんだろうな」

 

そう言って、ルルーシュとC.C.は先へと進んでいった。

 

「ここは…」

 

しばらく歩いていたルルーシュは、ある場所に着いてそう呟く。

 

今いる場所に覚えがあり、ここは全ての始まりで、C.C.からギアスを受け取った場所である。

 

「懐かしいな…。ここから全てが始まったんだったな」

「そうだな…。ここで私はお前にギアスを与えた」

「ああ。そこから俺はナナリーの為に戦い、それが気づけば世界の…人の明日の為に戦っていた。…何が起こるかわからないものだな」

「それが生きるという事だろう。まぁ、私もそれを最近知ったがな」

「…C.C.。改めて礼を言う。ありがとう、俺にギアスをくれて。お前のおかげで、俺は明日へ歩む事ができた」

 

そうルルーシュが言うと、C.C.は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに微笑んだ。

 

「……お前は本当に、いろんなものを私にくれるな。ふふっ、どういたしまして」

「…帰ろう、ジェレミア達が待っている」

 

 

その言葉を聞いたルルーシュは、照れながらそう言って、C.C.に手を差し伸べ、C.C.が手を握ったのを確認したら、2人は並んでオレンジ農園へ帰る為に歩いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうだ。C.C.」

「ん?どうした?」

 

手を繋ぎながら帰っている途中、C.C.はルルーシュから名前を呼ばれた。

 

「あの場所に行って気づいたことなんだが、俺はどうやら、お前に一目惚れしてたみたいだ」

「…………は?」

 

いきなりそんな事を言うルルーシュに対して、C.C.は固まった。

 

「お前、急に何を言いだすんだ…」

「よく考えたら、ブリタニアの拘束衣を着て、額を撃たれて死んだはずの怪し過ぎる女を、いきなり匿うわけないだろ?それであの時、なんで色々と文句を言いながら匿ったのかと考えたら、お前が捕らえられてたカプセルから出てきた瞬間に、その美貌に目を奪われてたことに気づいたんだ。…まぁ、今だから言えることなんだがな」

 

と、ルルーシュは苦笑いを浮かべながら言った。

 

「そうか…」

 

C.C.は少し照れながら、そう呟き、心の中で、確かに、出会った当時にそんな事を言われたら、契約を破棄してルルーシュの元から去っていただろうな…。と思った。

 

そして2人は、思い出話をしながら、オレンジ農園へと帰って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに余談だが、ルルーシュとC.C.の甘ったらしい雰囲気を見た通行人達は、無糖コーヒーを求めて彷徨ったとかなんとか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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