スザクが帰った後、ルルーシュとC.C.は、ジェレミアとアーニャに、スザクとの話し合いの内容を伝えていた。
「なるほど、ならば私も準備をしておきましょう」
「私も。任せて、ナイトメアの操作技術と身体能力には自信あるから」
「ありがとう、2人とも」
「このジェレミア・ゴットバルト、ルルーシュ様…そしてC.C.様に忠義を誓った身。この命が続く限り、一生お守り致します!」
「ルルお義兄様とC.C.お姉様は絶対守る」
「私はC.C.様確定なのな…」
「そして俺はお義兄様確定だ」
その後、ナイトメアを置いてある地下のスペースへと行き、サザーランド・ジークとモルドレッドの説明を聞いていた。
「このサザーランド・ジークはまず、エナジーフィラーを2つにして稼働時間を2倍長くし、モルドレッドと同じように全面に展開出来るブレイズルミナスを追加して、ミサイルが誘導エネルギー弾に変更したらしいです」
ジェレミアはサザーランド・ジークの説明をして、次に、アーニャがモルドレッドの説明をした。
「モルドレッドも、エナジーフィラーが2つになって稼働時間を1.5倍長くしたみたい。武装の変更部分は、小型ミサイルを廃止して、弾数切れが起きない誘導エネルギー弾になって、ブレイズルミナスが二重展開されるようになった。それと、シュタルクハドロンの出力が上がった」
「二機とも、凄まじいな…」
サザーランド・ジークとモルドレッドの説明を聞いたルルーシュは、戦慄した。
ルルーシュとC.C.が、機体の説明を聞いていた頃、東京政庁の首相専用の部屋で、扇は考え事をしていた。
(あれから、全くC.C.は見つからない。という事は、変装でもしているんだろうが…。そうなると、誰かが、俺がC.C.を探しているという情報を流してる事になる。藤堂さんは有り得ないから、流してるのはゼロと、カレンか?なら2人は、C.C.の居場所を知っている。だが、2人が教えてくれるはずがない。…気長に探すしかないな。問題はナイトメアか…)
C.C.の捜索は、気長にやると決め、不正所持をしているナイトメアをどうするか考える事にした。
その時、扇に通信がきて、その相手は藤堂だった。
「藤堂さん?どうしたんですか?」
「少し頼みたい事があってな」
「頼みたい事?」
「あぁ。今、日本が不正所持してるナイトメアを貸して欲しい」
「え?急にどうしたんですか?」
「ギアスの研究施設と思われる場所が見つかった」
「本当ですか!?…場所は何処なんです?」
「カンボジアだ」
「そうですか…。でも、何故こっちのナイトメアを?」
「どうやら、ゼロと紅月君が俺を捕まえる気でいるみたいだ。その前に行方を眩まして、日本が不正所持してるナイトメアと一緒に、カンボジアへ向かおうと思う。その際、俺を慕ってくれてる者も連れて行くつもりだ」
「なるほど。わかりました」
「では、記念パレード前にナイトメアを取りに行かせる。あと、千葉と数名は日本に残らせて、C.C.の捜索に当たらせる」
「了解です。そっちは任せました」
「承知」
そう言って通信が終わり、扇は、これでナイトメアの件もどうにかなるな。と、思った。
機体の説明を聞き終えたルルーシュとC.C.は、地下の自室へと戻ってきていた。
「ルルーシュ、1週間後の記念パレードはどうするんだ?」
「どうするとは?」
「見に行くのか?」
「当事者だしな。一応、見に行くつもりでいる」
「……大丈夫なのか?…その、お前が死んだ事を祝う行事だし」
「大丈夫だ。ずっと見てるつもりではないし、少し見たら帰るよ。だから心配するな」
ルルーシュは、心配そうにこちらを見るC.C.を抱き寄せ、キスをする。
「そんなに不安なら、俺が取り除いてやる」
そう言ってルルーシュは、C.C.を連れてベッドに行き、2人は熱い夜を過ごして、眠りについた。