コードギアスR2 after story   作:アンサラ

26 / 53
第24話

東京政庁の首相専用部屋では、扇が部下からある報告を受けていた。

 

「本当か?C.C.と思われる人物の居場所が見つかったというのは」

「はい。確定ではありませんが、おそらく…」

「そのC.C.がいると思われる居場所は?」

「ある者が経営している、オレンジ農園です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回のスザクとの通信から2週間が経った頃、ルルーシュとC.C.は、特にやる事もなく、屋敷の中にある一室で、ゆったりと過ごしていた。

 

「今週中に、カレンがここに来るんだっけ?」

「そのはずだ。もうすぐ引き継ぎが終わると、スザクが言っていたからな」

 

そう聞いてくるC.C.にルルーシュは、そう答えた。

 

「カレン、驚くだろうな。ここに来たら、ルルーシュが生きていて、私が妊娠してる事に」

「間違いなくな。そしてカレンが、俺たちを問い詰めてくるんだろうな」

 

そうなる未来を簡単に想像できたルルーシュとC.C.は、顔を見合わせて笑みを浮かべた。

 

「さて、そろそろ昼食にするか。ジェレミアとアーニャを呼びに行くが、お前もついてくるか?」

「そうだな。少し歩く程度なら大丈夫だから、私もついて行こう」

 

そう言ってルルーシュとC.C.は、外でオレンジの収穫をしているジェレミアとアーニャを呼びに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜、スザクとカレンは、ブリタニアから手配した航空艦の中で話し合いをしていた。

 

「この船凄いわね。全てオートで動いてるんでしょ?」

「うん。ロイドさんが「無人で動く航空艦って面白いと思うよね〜」とか言って、暴走して作ったのがこの航空艦だよ。ただ、趣味で作ったから武装は何も装備してない」

「あの人らしいわね…。ラクシャータさんは?」

「今、医務室のチェックをしてるよ。その後は、格納庫をチェックするって」

 

今、この航空艦に乗っているのはカレンとスザク、そしてラクシャータだけである。

 

「星刻は、斑鳩でカンボジアに向かう準備をしているんだっけ?」

「藤堂がカンボジアにいるという情報があったからね。それを星刻に確かめてもらいに行くんだ。明後日には出発するらしい」

「で、私は星刻がカンボジアに向かうのと同時に、オレンジ農園に向かえばいいんでしょ?」

「一応、その予定でいる。僕は、この航空艦で待機してる感じかな」

「わかったわ」

 

カレンとスザクが話し合いを進めていると、血相を変えた星刻が、通信をかけてきた。

 

『ゼロ、カレン!!!』

「どうした星刻?そんなに慌てて」

『日本国内でナイトメア戦闘が起きてるらしい!!』

「なに…?」

『そして戦闘を行ってるナイトメアのうち、1機はサザーランド・ジークという話だ!!』

「なんだと!?(なんですって!?)」

「カレン!!今すぐ紅蓮でオレンジ農園へ向かえ!!私はラクシャータに医務室の準備をするように伝えたあと、この航空艦をオレンジ農園へ運ぶ!!」

「わかった!!」

 

カレンはスザクが言ったことを了承すると、全速力で格納庫へと走っていった。

 

「星刻!!サザーランド・ジーク以外のナイトメアの所属はわかるか!?」

『わからん!!だが、ガレスや暁の姿があるみたいだ!!』

「…ということは、日本が不正所持していたナイトメアか!!今すぐに団員を東京政庁へと向かわせて、扇を確保しろ!!星刻は神楽耶に連絡を取って状況の説明を!!」

『了解した!!』

 

そう星刻に指示をして通信を切り、スザクはラクシャータに説明と、航空艦をオレンジ農園に向かわせる為に、目的地を入力しに向かった。

 

(紅蓮でも、ここから全速力で向かったとしても、オレンジ農園まで20分はかかる…。ルルーシュ、C.C.、無事でいてくれ…!!)

 

 

 

 

スザクは、ルルーシュとC.C.の場所を祈るしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。