コードギアスR2 after story   作:アンサラ

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戦闘って難しい…。

もっと上手く書けるようになりたい…。


第36話

格納庫に着いたスザクは、本物の蜃気楼の前で、ラクシャータから説明を聞いていたルルーシュとC.C.に近寄った。

 

「ルルーシュ、C.C.」

「どうした?スザク?」

「…すまない、君たちをまた機体に乗せる事になって」

「そんな事、気にするな」

「そうだぞ?私もルルーシュも気にしていないからな」

 

謝罪をするスザクに、ルルーシュとC.C.は苦笑いを浮かべた。

 

「それでスザク、どうするんだ?」

「…僕たちが敵ナイトメアを出来る限り減らす。そしたら君たちは蜃気楼に乗って出来るだけ遠くに逃げるんだ」

「お前たちは大丈夫なのか?」

「それはわからない。けど、ここで死ぬつもりはないよ」

「……わかった。気をつけろよ?」

「了解。…ラクシャータ、後は任せた」

「わかったわよぉ」

 

そうしてスザクは、蜃気楼の姿をしたランスロット・アルビオンに乗って出撃していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、スザクが出撃してから少し経った後に、戦闘は始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは少し数が多いな」

 

スザクが、敵ナイトメアをスーパーヴァリスで撃ち抜きながら、そう呟く。

 

「明らかにコーネリアの部隊が所持していたナイトメアの数を超えている」

 

現在、コーネリア軍が展開しているナイトメアの数は80を超えていた。

 

『我が忠義の嵐、受けてみよ!』

『皆、纏めて記録にしてあげる』

 

サザーランド・ジークが誘導エネルギー弾を、モルドレッドがシュタルクハドロンを放って、複数の敵ナイトメアを撃墜させる。

 

『この数、少し面倒ではあるな。……っ、アーニャ!』

『わかってる』

 

ルルーシュとC.C.が乗る航空艦に向かおうとしたナイトメアに対して、アーニャがモルドレッドの誘導エネルギー弾を放ち、向かおうとしていた敵を撃墜する。

 

『ゼロ、このままでは押し切られる可能性があるぞ?』

『このままじゃあ、少しキツイ』

 

3人が敵ナイトメアの多さに少し苦戦していると、ラクシャータから通信が入った。

 

『ゼロ、今、カレンが日本上空を通過したって。あと少しで、ここに着くそうよ』

「そうか!…これで乗り越えられるな」

 

そう安堵した瞬間、ハドロン砲がコーネリア軍とは反対方向から放たれ、航空艦に直撃した。

 

「なに!?ラクシャータ!大丈夫か!?」

『大丈夫よ!ブレイズルミナスは抜いてない!』

 

スザクが攻撃してきた方をモニターで確認すると、そこには40機程ナイトメアを展開しながら、こちらに向かってくる航空艦がいた。

 

『見つけたぞ!!』

 

そう叫ぶのは暁 直参仕様に乗る千葉 凪沙だ。

 

「扇たちか!?…チッ、こんな時に…!ジェレミア、アーニャ、少しコーネリア軍の相手を任せる!」

『了解した』

『わかった。任せて』

 

新手の敵の正体を知ったスザクは、思わず舌打ちをして、ジェレミア達にコーネリア軍を任せて、扇達の相手をし始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扇達の相手をし始めて、少し時間が経った後、敵艦から通信がかかってきた。

 

スザクが通信を繋げると、モニターには扇が映し出された。

 

『久しぶりだな、ゼロ!』

「…扇か。貴様もコーネリアと同じ目的か?」

『そうだ!C.C.を引き渡してもらいに来た!』

「はぁ…。今や、国際手配されてる犯罪者に、引き渡すとでも思うか?」

『なんだと!?』

「少しは考えろよ、無能。仮に犯罪者じゃなくても、ギアスを手に入れて、C.C.のコードを奪おうと企んでる貴様に、引き渡すわけないだろ」

『な、何故それを…!?』

「知らないとでも思ったか?私はゼロだぞ?それに、もう1つ目的があるみたいだが、もう無意味だしな」

 

そう言うスザクに、扇は悔しいそうな顔をする。

 

『なら、力ずくで…!』

「出来るのか?貴様等如きに?」

『バカにするな!これだけの戦力差があって、しかもコーネリア軍もいるんだ!』

「お前は本当に無能だな。お前達は昔、''ランスロット''のせいで痛い思いをしてきただろ?それに私はゼロだと言ったはずだ。その私には、今までこの場にいなかった、直接的な部下が1人いるんだぞ?」

『…は?』

『…そう言う事よ、扇さん』

 

その言葉が聞こえた瞬間、ナイトメアが複数爆発し、爆煙の中から紅蓮聖天八極式の姿が現れた

 

『お待たせしました!紅月カレン、只今より、この空域の戦闘に参戦します!!』

「よく来てくれた、カレン」

『なに!?カレンだと!?』

『ちなみに私も出て来たわよぉ』

『え!?ラクシャータさん!?』

 

航空艦から暁 直参仕様に乗って出てきたラクシャータに、カレンは驚愕した。

 

『流石に人手が足りないからねぇ。まぁ、あなた達よりは弱いけど、そこら辺の兵よりは動けるから安心しなさいな』

『無理はしないでくださいね?』

『大丈夫よぉ。基本サポートしかしないからぁ』

『それとゼロ、私以外にも、黒の騎士団の半数がこちらに向かって来てます』

「そうか。…カレン、エナジーは?」

『こんな事もあろうかと、私が今、紅蓮のエナジーを交換して、もうすぐ終わるわよぉ』

「わかった。…なら私は、コーネリア軍の相手をしてくる。こちらはカレンとラクシャータに任せてもいいか?」

『大丈夫です』

『大丈夫よぉ。…はい、交換作業終わりぃ』

『ありがとうございます、ラクシャータさん』

「では、任せた。危なくなったら伝えろ。こちらのフォローに入る。…死ぬなよ?」

『了解しました。…大丈夫、私はこんな所で''死ねない理由''があるから』

『私も、ここで死ぬ気はないからねぇ』

 

そう言ってスザクは、コーネリア軍の相手をする為にジェレミア達と合流しに向かった。

 

カレンも、扇達の相手をしようとした瞬間、こちらに向かってくる機体を確認した。

 

『紅月君!!』

「…藤堂さんか」

 

カレンは向かってくる機体…斬月を、攻撃を躱しながら冷たい目で見ていた。

 

「藤堂さん。あなた、何やってるんですか?」

『俺は日本の為に…!』

「あなたがやってきた事は、何一つ日本の為になってませんよ」

『それでも俺は…!』

「もういいです。もう容赦はしないと決めたので。…さよなら」

 

カレンは斬月の攻撃を躱した瞬間に、頭部を紅蓮の右手で掴み、躊躇なく輻射波動のスイッチを押した。

 

そして斬月は膨れ上がって爆発したが、パイロットの藤堂は、掴まれた瞬間に脱出していた。

 

『藤堂さん!?紅月、貴様!!』

 

それを見た千葉が、カレンに向かって叫ぶ。

 

「なんですか?」

『よくも藤堂さんを!!』

「私、言いましたよね?もう容赦はしない、と。それに、ちゃんと脱出してますし」

『許さんぞ!!』

 

そう言うと、千葉が乗る暁 直参仕様が廻転刃刀で斬りかかって来たので、それを避けながら呂号乙型特斬刀で左腕を破壊する。

 

「許さない?それは、こっちの台詞ですよ」

『紅月…!!』

「これで終わりです、千葉さん」

 

左腕を破壊した勢いのまま暁 直参仕様に飛燕爪牙を放ち、頭部と右腕を破壊する。

 

頭部と両腕を破壊された暁 直参仕様は緊急脱出装置が作動し、千葉が脱出したのを確認したカレンは小さく息を吐き、残った敵に対して宣言をした。

 

「ふぅ…。さぁ、かかってきな!私の''大切な友達''を狙うテロリスト共!この紅月カレンが、纏めて相手してあげる!!」

 

 

 

それは黒の騎士団エースパイロットで、世界最強ナイトメア、紅蓮聖天八極式を、完璧に操る最強パイロット、紅月カレンから敵に対する死の宣告だった。

 

 

 

 

 

 

 




藤堂、千葉、即退場。


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