ギアス教会での出来事から約4ヶ月が経ち、今、ルルーシュとC.C.の姿は中華連邦にあった。
2人が日本に行くと決めたあと、どうせなら様々な国を観光しながら向かおうと、たくさんの国を観光して、そして日本に渡るため、1週間前に中華連邦に来たのである。ちなみに中華連邦に来る前はロシアを観光していた。
「中華連邦に来て1週間経つが、いつ日本に渡るんだ?」
「明日か明後日には渡ろうと思っている」
C.C.がラーメンを啜りながら質問をして、ルルーシュもラーメンを啜りながら、その質問に答える。
2人は、中華の街を観光していたら、美味そうなラーメン屋を見つけた為、そこで昼食を取っていた。ちなみにルルーシュの姿はE.Uの頃と変わらないが、C.C.は、ギアス教会から離れた時に変装をやめ、緑髪に琥珀色の目に戻っていた。
「そういえば…」
「なんだ?」
ラーメンを食べ終えたルルーシュが呟き、同じくラーメンを食べ終え、満足そうに座るC.C.が、その呟きに反応をした。
「今から約2ヶ月後の、ゼロによって俺が討たれた日に、記念パレードをやるらしいぞ」
「お前から世界が解放された記念にか?」
「あぁ。それと、二度とあんな事にならないように忘れない為でもあるだろうな」
と、お茶を飲みながらルルーシュが答えると、C.C.は複雑な表情を浮かべた。その日は世界にとっては祝うべき日なんだろうがC.C.にとってその日はルルーシュが討たれた日でもあるので喜べないでいた。
「別にお前が気に病むこともないだろ?俺はこうなる事を覚悟してやったし、今はちゃんとこの通り生きてるだろ?」
「それでもな…」
そんな姿を見たルルーシュは、苦笑いを浮かべながらそう言ったが、C.C.は、それでも複雑そうな表情をしていた。
「でも、まぁ……ありがとう、心配してくれて」
ルルーシュがそう言うと、C.C.は照れながら横を向き、ラーメン屋の外を見て、…そして固まった。
そんなC.C.を見て、少し疑問に思いながらもルルーシュは、C.C.と同じ方向を見て……同じく固まった。
外には黒の騎士団の制服を着た20人ぐらいの集団が歩いており、それを見た2人は、何で黒の騎士団が、しかもあんな大勢でこの街を歩いているんだ?と疑問に思った。
「何で黒の騎士団がこの街を歩いているんだ…?」
「俺にもさっぱり分からん…。いや、別にこの国にいる事に関しては何かあったんだなと想像することは出来るんだが、この街を、しかもあんな人数で行動してる理由は、余程な事がないとありえないぞ?」
「この街で何か重大な事が起きたのか?」
「さぁな、俺たちには関係ないことだ。…さて昼食も食べたし、観光の続きでもするか」
「…そうだな」
それを聞いたC.C.は頷いたので、ルルーシュは会計を済ませ、観光の続きをしに、C.C.の手を繋ぎ街中に消えて行った。