黒子のバスケifストーリー「もし、黄瀬に幼馴染みがいたら」 作:和泉春
ここら辺からカレンに迫る‼……はず‼
自分でも先の展開は読めません‼ww
これからもよろしくお願いします‼
近づくにつれて、黒子の姿がはっきり見えてくる。
黒子は何かブツブツつぶやきながら、
止まってはドリブルをし、
また止まってはドリブルを繰り返していた。
黄瀬の姿に気がついた黒子は
その動きを止めた。
「黄瀬くん…?どうしてここに?」
「近くで撮影があって、
帰りに少し寄ったんスよ。
そしたら黒子っちいんだもん。
ビックリしたッスよぉ〜。」
「そうですか。」
あっさりと返されてしまった黄瀬は
少し物足りなさを感じながらも
黒子の練習を邪魔しないよう見守っていた。
「………相変わらず練習熱心ッスねぇ。」
ふと黄瀬はカレンの練習姿を思い出した。
目を閉じて何かをブツブツ呟いて
止まりながら練習する黒子とは違って、
カレンの動きは
停止や何かを考えながら練習している様子はない。
黒子とは真逆の練習方法だということに気づいた。
でも黒子っちとカレンの考え方っていうか、
雰囲気がどことなく似てる気がするんスけどねぇ…。
気づいた事を整理してみる。
黒子は周りを生かすコテコテのチームプレー。
チームによって強くも弱くもなる。
それに比べてカレンは圧倒的な個人プレー。
周りに頼らず一人でゴールを狙う。
まるで青峰のような自由奔放なスタイルだ。
バスケが好きと言う気持ちは同じで、
考え方は似ているはずなのに、
こんなにもプレースタイルに差があるものなのだろうか。
黒子にはあって、カレンにはないものがあるのだろうか。
それとも、
カレンにはあって、黒子にないものがあるのだろうか。
まぁ…誰しもが全く同んなじプレースタイルでも、
つまらないッスけど。
こんなにぐちゃぐちゃ考えるのは
俺のキャラじゃない。
それでもいろいろ考えてしまうのは、
やっぱりカレンが
俺のなかでそれだけ特別な位置にいるということで…。
ぼーっとしている黄瀬に練習を終えた黒子が声をかけた。
「黄瀬くん?大丈夫ですか?」
「うわぁ⁉あ、あぁ…大丈夫ッス!!
ちょっと考え事を…。」
「珍しいですね、
黄瀬くんが考え事だなんて。」
「ん〜…。
黒子っち、ちょっと意見聞いてみていいッスか?」
「はい。」
「なんっつうか…。
仲間思いの個人プレーヤーって…
どう思うッスか?」
「仲間思いの個人プレーヤー…ですか?」
黒子はなにを言っているんだ、
というような目で黄瀬を見つめる。
表現の仕方に困った黄瀬は、
カレンの様子をありのまま語る事にした。
「えっと。俺の知り合いに、
スゲーバスケ上手い奴がいて、
考え方とか、雰囲気とかは黒子っち寄りなんスけど…
なんか、プレースタイルが
青峰っちみたいな感じなんスよねぇ。
やってる事と考えてる事が真逆…みたいな?
バスケする時はスゲー楽しそうにするんスよ?
でもなんかゴールを決める度に
どこか複雑そうな表情してて…。
スポーツなんて結局勝ってナンボ、
点入れてナンボじゃないっスか。
黒子っちの考え方を否定する訳じゃないッスよ?
俺も最近、なんとなく分かってきたところっスから。
でもあいつのは…
そーゆーのとはちょっと違う気がして…
なんなんスかね?って、思って。」
その話を、
黒子は真剣な眼差しで聞いていた。
黄瀬の話が終わると、
黒子は塞いでいた口をゆっくりと動かした。
「それは…アレじゃないですか?」
「アレ…って?」
黄瀬の聞き返しに、
黒子は少しためらうような仕草を見せた。
第十話 仲間思いの個人プレーヤー
を読んで頂きありがとうございます‼
ようやく来たぞって感じですね!!!!!
ダラダラやっててすみません!!!!!
それでもこれからも頑張りますので、
是非よろしくお願いします‼
評価、感想などして頂けると嬉しいです!!!!!