黒子のバスケifストーリー「もし、黄瀬に幼馴染みがいたら」 作:和泉春
まだまだこれからですよ!!!!!
頑張ります!!!!!
これからもよろしくお願いします!!!!!
「…確信はありませんが、僕が思うに、
それは諦めているんだと思います。」
「諦めている…?何を?」
黒子が言っている言がよく理解出来ない。
諦めている?
何を?
一体何故?
黄瀬がぽかんと口を開けていると、
黒子は黄瀬の前で手を振った。
「黄瀬くん?」
「あ、あぁ…。すんませんッス。」
「続けていいですか?」
「はいッス。」
黒子はまた
少しためらったような仕草を見せて話しはじめた。
「その人はきっと、
チームプレーをしたいんだと思います。
けれど、自分の才能が大きすぎるお蔭で
周りがその人についていけていない。
その人と僕の考え方が似ているのであれば、
練習や試合で手を抜くことはしないでしょう。
しかし、チームプレーをするためにはやはり、
どうしても周りに合わせなければならなくなります。
それが、その人にとって
ある意味トラウマのようなものに
なってしまっているのではないかと僕は思います。」
そう言っている黒子はなんだか悲しそうで、
青峰の時のように曇った顔をしていた。
黒子のこの顔を見るのは、もう何度目だろうか…。
「考えたこともなかったッス…。
カレンがそんなトラウマを抱えていたなんて…。」
黄瀬の呟いた言葉に黒子は少し反応した。
「え…その人、女の人なんですか?」
「え、あぁあ⁉
えっ…と。…まぁ、そうッス…。」
「以外です。
黄瀬くんが女の人のことで悩んでいたなんて。」
「…幼馴染みなんスよ、
だからなんか気になって。」
「幼馴染みですか…。」
少し恥ずかしがる様子を見せる黄瀬は
親しんだ者から見たらとても新鮮で、
黒子はうっかり笑みをこぼした。
「本当に大切な人なんですね。」
「わっ!!笑わないで欲しいッス黒子っち‼」
「すみません。なかなか新鮮だったので。
でも、黄瀬くん_______。」
黒子と別れて帰り道を歩く黄瀬は、
黒子の最後に言った言葉の意味を考えていた。
『でも、黄瀬くん。気をつけて下さい。
彼女はまだきっとバスケが好きです。
そのことすらも諦めてしまいそうになった時は、
黄瀬くん。
君が彼女の手を離してはダメです。
好きなものを嫌いになるのは辛いです。
ただでさえ彼女は、
バスケの才能をトラウマとしてしまっています。
いつ起こってもおかしくない…。
だから…彼女の手を離さないで下さい。』
彼女の手を…離さないで…って。
黄瀬は自分の手を見つめた。
だが、いくら見つめても分かるはずもない。
黄瀬は黒子の何かを諭すようなあの言い方に、
少し違和感を感じていた。
「……これから、
何が起こるっていうんスか…。」
第十一話 幼馴染みのトラウマ
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次話もお楽しみに‼