黒子のバスケifストーリー「もし、黄瀬に幼馴染みがいたら」   作:和泉春

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第六話です‼

海常の皆も仲良しですね(笑)

これからもよろしくお願いします‼


海常訪問者、天沢カレン

授業はあっという間に過ぎ、

黄瀬は荷物をまとめ、体育館へと向かう。

 

体育館の出入り口では人集りができていた。

 

 

「な、なんだあの子…!!」

 

「スゲー‼

レギュラー選手にも負けてねぇぞ!!」

 

 

黄瀬目当ての女の子達だけならまだしも、

むしろ男ばかりが出入り口をふさいでいる。

 

不思議に思った黄瀬は駆け足で

そこに向い、

人ごみを掻き分けて中に入った。

 

 

「ちょっとどいてどいて〜。

通してほしいッス〜。」

 

 

するとそこには、

普段通りに試合練習をしているレギュラーメンバーの姿があった。

 

しかし、よく見るとその中に一人

見慣れない顔があった。

 

いや、見慣れない訳ではない。

 

むしろ昔から見知った顔が、

先輩達とバスケをしている。

 

 

「カ、カレン⁉」

 

 

ここにカレンがいる事にも驚いたが、

何より驚いたのは

先輩達がカレンを押していると言うより

カレンが先輩達を押していると言う状況だった事だ。

 

 

けど…何だ?この感じ。

 

なんか…カレン……?

 

 

そう少し考えはっと我に帰ると、

黄瀬はコートへ駆け寄る。

 

 

「カレン!!何やってんの⁉」

 

「リョータ!!」

 

 

するとカレンは

ボールを持ったまま動きを止めた。

 

それと同時に先輩達も黄瀬に気づく。

 

汗だくになった顔を

Tシャツで拭いながら笠松は黄瀬に問いかけた。

 

 

「なんだ?黄瀬。知り合いか?」

 

「知り合いって言うか…昨日言った幼馴染みッスよ。

名前はカレン。天沢カレンッス。」

 

 

すると一同は「マジでぇ⁉」と

大声をあげた。

 

 

「知らないで一緒にバスケしてたんスか…?」

 

 

黄瀬が呆れて言うと、

カレンは黄瀬に正面から抱きついた。

 

その様子を黄瀬のファンの子や野次馬を含め、

周りの全員が仰天した。

 

だが黄瀬はすっかりカレンの外国人のスキンシップに慣れてしまい、

カレンは全くいつも通りに振舞っていた。

 

 

「リョータ‼リョータもやろうよ‼」

 

「はいはい。

ってか、何でここにいんの?カレン。」

 

 

「リョータが海常高校だって知ってたから、

部活ではどんな感じなのかなって思って‼」

 

 

わいわい話を進める二人に、

周りはざわつき始めた。

 

 

「完全に二人の世界だな…。」

 

 

笠松は呆然として二人を見つめる。

 

そこに森山がまたしてもエエ顔で憂いげに答えた。

 

 

「そうだな…。

くそっ、なかなかお似合いじゃないか。」

 

 

悔しがる森山に笠松はゲンコツを降ろした。

 

 

かなり騒いだのは

黄瀬を見るために集まった黄瀬ファンの子達であった。

 

 

「何あの子⁉」

 

「黄瀬くんの彼女?」

 

「え〜、何それきいてないし〜。」

 

「生意気〜。」

 

 

黄瀬ファンの子達の冷たい視線が

カレンに注がれる。

 

カレンがそれに気づくと、

黄瀬の腕の裾を引っ張って言った。




第六話 海常バスケ部訪問者、天沢カレン

を読んで頂きありがとうございました‼

ゆっくりずつ、でも着々と進んで来ております‼

これからもよろしくお願いします‼

感想、評価などして頂けると嬉しいです‼

次話もお楽しみに^ ^
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