ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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あの魔具が登場


第95話 試練を乗り越えろ!ライザーの新たな力!

ダンテが行方不明になって半月が経った。

町では変わらず攻防が繰り広げられていた。幹部悪魔の一体、エキドナを倒しその核をアーシアが手に入れたことにより町に生えたクリフォトも少しずつ枯れていったが、同時にそれに焦り始めたムンドゥスがクリフォトに魔力を流した為、城の周りや城の反対側に生えたクリフォトの草体はより強靭により巨大に成長していた!軍の報告によるとクリフォトの攻撃もより激しくなり町の住民はさらに犠牲になってしまったと言う。このままではさらに犠牲者が出てしまう為、リアス達は防衛範囲を拡大して各個に迎撃していた。

ティア達を残し、特に被害が拡大している城の反対側に来たリアス達は住民を避難させながらクリフォトの蔓を倒していた。

 

「さぁ皆!早く逃げて‼︎」

 

「焦らないで!私達が安全な場所に誘導します!」

 

リアス達は生き残った住民を守りながら誘導していた、誘導中も数人がクリフォトの蔓に刺され犠牲になっていた。

 

「あぁ‼︎くっそ!うおおらあぁぁぁぁっ!!」

 

「これ以上はやらせん!!」

 

目の前で住民が殺されイッセーとゼノヴィアは怒りを滲ませながらクリフォトの蔓を斬り裂いた!

 

「よし!アーシア!頼む!」

 

「はい!わかりました!」

 

蔓を倒しある程度減ってきたところでアーシアがクリフォトの草体に手を当て一部を枯らした、だがこれはほんの一部に過ぎない、まとめて枯らすことが出来なければ…‼︎そう思っていたその時、空に赤い激しい電撃が発生し鳥の形になると幹部悪魔の一体、グリフォンが現れた!こんな時に幹部クラスとは!

 

「ハハハ!久しぶりだなお前達‼︎クリフォトを枯らす力を手に入れたらしいが、これ以上枯らされると困るのでな、死んでもらうぞ!!」

 

グリフォンは激しい電撃を纏うと光弾を地面に落とし広範囲に電撃の嵐を発生させた!地上には避難させたたくさんの住民達がいる!避けたら死んでしまう!リアス達は魔力を解放し防御魔法陣を展開して住民達の盾になった!

 

「フフフ!いつまで耐えられるかな?」

 

「くっ!…ぐっ⁉︎」

 

「な、なんて力だ…‼︎」

 

必死に耐えていたリアス達だったがグリフォンはさらに力を上げ電撃の出力を上げたので、防御魔法陣は砕かれリアス達は吹き飛ばされてしまった!

 

「フハハハ!どうしたその程度か!」

 

「いきますわグリフォン!ハアアアアアッ!!」

 

嘲笑うグリフォンにイッセーに力を譲渡された朱乃が雷光を放った!

 

「ハアアアアアァァァァッ!!」

 

「ッ……ほぅ?雷に光の力を混ぜているのか、それにその力…我々の同志の力を感じるな」

 

「えぇ!ネヴァンさんに特訓してもらいましたわ!あの人は凄い方ですわ!」

 

「なるほど、あの女の力か…これは面白い。だが、この程度の力では我を倒すことは出来ん!くらえっ!!」

 

グリフォンは朱乃の力に少し関心すると鳥の形をした電撃を放ち朱乃に直撃させた!朱乃は悲鳴を上げて吹き飛び倒れた。直撃寸前で防壁を張ったので軽傷で済んだが服がボロボロになりポニーテールが解けて気絶していた。

 

「朱乃!!」

 

「朱乃さん!しっかり!!」

 

リアスとアーシアが駆け寄りアーシアが朱乃の治療を始めた。生きていた朱乃にグリフォンはフンと笑うと次の攻撃対象を探していたが、そこで逃げ遅れた住民の親子を見つけ電撃を放った!危ない‼︎電撃が親子を呑み込もうとしたその時!

 

バシィィィィィ!!

 

親子の前に誰かが入り電撃を受け止めた!電撃からは炎が漏れている…ライザーだ!ライザーが炎を纏って電撃を受け止めていた!

 

「ぐっ⁉︎ぐおおおおおおっ!!」

 

「ライザー‼︎」

 

「ライザーさん‼︎待っててください!今行きます!」

 

「く、来るなお前達!!」

 

イッセー達はライザーに加勢しようとしたがライザーは止めた、しかしライザーの炎は少しずつかき消されていた!

 

「ぐっ!ぐぅぅぅぅっ!!」

 

「お兄さん!!」

 

庇った親子の女の子が心配そうに叫んだ!

 

「…だ…大丈夫だ…!…動かずに…じっとしていろ!…ぐっ‼︎」

 

ライザーは盾になりながら少女に微笑みかけ安心させた。

 

「フン、そんな親子の為に命を懸けるか、ならばその親子と一緒に死ぬがいい!!ハアア!!」

 

グリフォンはライザーにとどめを刺そうとさらに電撃の出力を上げた!

 

「ぐああああああああっ!??」

 

「ライザァァァァァァァッ!!」

 

ライザーの悲鳴と共に爆発が起きライザーと親子は瓦礫に埋まってしまった!爆発が収まるとグリフォンはライザーを始末したと思い鼻で笑った。

 

「フン、呆気ない。フェニックスと言っても大したことがなかったな」

 

「よくもライザーを…!グリフォン!!」

 

リアス達はライザーの仇を取ろうと魔力を纏ったが、グリフォンは体に激しい電撃を纏い始めた。

 

「今日のところはこれくらいにしておいてやろう、奴が生きていたら伝えておけ、我を倒せる力を身に付けたらまた相手になってやるとな?フハハハハ!さらばだ‼︎」

 

「待て!!」

 

ゼノヴィアが斬撃を飛ばしたがグリフォンは電撃と一緒に消えてしまった。悪魔の気配が消えリアス達は戦闘態勢を解いたが、その表情は沈んでいた。住民は少し犠牲になりライザーまで死んでしまった…大切な仲間が犠牲になりリアス達は助けることが出来た住民達と戻ろうとしたが、その時ライザーがいた場所の瓦礫が動き出しそこからボロボロのライザーが出てきた!庇った親子も一緒だ!

 

「ライザーさん!!」

 

「ライザー‼︎あなた無事だったのね!!」

 

リアス達は無事だったライザーに駆け寄った!ライザーは守りきった親子に微笑み声を掛けた。

 

「…け…怪我は無いか?」

 

「え、えぇ…私達は大丈夫…けど…あなたの方が…」

 

母親が震えながらライザーの心配をした。

 

「フッ…これくらいなら大丈夫だ…すぐに治る…俺はフェニックスだからな。さぁ、もう大丈夫だ早く避難するんだ」

 

ライザーは少女の頭を撫で親子を立たせると肩に手を置き、他の住民の所へ避難させた。

 

「お兄さん!ありがとう!!」

 

少女はライザーにお礼を言うと同じくお礼を言った母親と一緒に他の住民の所へ歩いて行った。

 

「無事でよかったわライザー、大丈夫?」

 

リアス達がライザーの元へ来るとライザーは体に炎を纏い傷を回復させたが、ライザーは顔伏せるとそのまま歩き出した。

 

「ちょっとライザー⁉︎何処に行くのよ?」

 

「すまない…少し一人にしてくれ」

 

去っていくライザーにリアスは手を向けたが、ライザーの気持ちを察して追わなかった。

 

 

○●○

 

浮かない顔で路地裏を歩いていたライザーは拳を強く握り表情を歪ませていた。

 

「くそっ、何故俺は奴に勝てない!俺と奴には決定的な力の差があるとでも言うのか⁉︎」

 

確かにグリフォンは幹部クラスで力も圧倒的だ、しかし、前に体感したムンドゥスの力より弱い…なのにこの力の差!何故だ、奴は炎の使い手では無いのにフェニックスの炎を嘲笑うかの様に防ぐ!今までフェニックスの炎を受けて無傷だった奴なんて見たこと無かった!ダンテ達に立ち直り特訓をやってもらった後も欠かさず鍛錬を続けて力が増した筈だった!なのにこんな…!

 

「くそっ…俺は何でこんなに弱いんだ…ちくしょう!」

 

自分の無力さを恥じていたその時、何処からとも無く声が聞こえてきた。

 

『…力が欲しいか?小僧?』

 

「ッ⁉︎誰だ⁉︎」

 

突然聞こえた声にライザーは拳を構えて周りを見渡した!

 

『答えろ、力が欲しいか?』

 

「何処にいやがる⁉︎出てこい‼︎」

 

するとライザーの足元に赤い魔法陣が現れライザーの体は転移された!

突然転移されたライザー、そこは見渡す限り真っ暗な場所でライザーの足元のみライトアップされ光っていた。

 

「…ここは何処だ?」

 

『ようこそ、異界のフェニックスよ』

 

周りを見ていると前方にここに転移させた声の主の目と思われる二つの黄色い光が現れた!

 

「何者だ貴様!奇妙な所に連れてきやがって!俺に一体何をする気だ⁉︎」

 

ライザーは腕に炎を纏い二つの光に聞いたが、声の主は呆れる様に返した。

 

『…フン、威勢のいい小僧だ。まぁよい、それよりもさっきの戦いを見させてもらったが…何だあの炎は?貴様、あの程度の力でフェニックスを名乗っていたのか?笑わせる」

 

声の主は鼻で笑ったがその言われ様にライザーはキレた。

 

「ッ!何だと貴様⁉︎黙って聞いていれば偉そうなことぬかしやがって‼︎それにさっきから姿も見せずに!そこまで言うのなら貴様の力を見せてみろ!」

 

『…いいだろう』

 

声の主が承諾すると周りの暗闇に亀裂が入り崩れ、魔界の渓谷の様な景色に変わった!そして目の前に激しい炎を纏った黒い巨龍が現れた!

 

「ド、ドラゴン…⁉︎」

 

驚くライザーにドラゴンは口に激しい炎をチャージするとライザーに放ってきた!ライザーはなんとか避けたがそこには巨大なクレーターが出来ていた!何だこの力は⁉︎タンニーンやティアマットのブレスなんて比べ物にならないぞ⁉︎

 

「どうした小僧!我はまだまだ本気では無いぞ!」

 

次々ライザーに火球を連射するドラゴン!ライザーは必死避けていたが徐々に肩や足を擦り始め、ついに火球がライザーに直撃し燃え上がった!

 

「うああああああァァァァ!??!」

 

炎の中からライザーの悲鳴が響く!な、何だこの威力は⁉︎フェニックスの炎を遥かに凌駕している!体が…体が耐え切れない!!

 

「うああああっ!!た、頼む!助けて…助けてくれえぇ!」

 

死を感じたライザーはドラゴンに助けを求めた!すると炎は徐々に収束していき消えた…見るとドラゴンが手を向けていた。ライザーは炎を纏い燃え尽きかけた体を再生させた。

 

「ハァ!ハァ!どう言うつもりだ貴様!情けをかけたつもりか⁉︎」

 

ライザーはドラゴンに自分を助けた理由を聞いたが、ドラゴンは溜め息を吐いた。

 

「…馬鹿者が、殺してしまっては貴様をここに連れてきた意味が無くなるではないか。最後に名乗っておこう、我が名は地獄の龍イフリート!地獄の炎を司る者なり!異界のフェニックスよ、これから貴様には三つの試練を受けてもらう、見事突破した暁には我が炎を貴様に授けよう!どうだ小僧?受ける覚悟はあるか?」

 

イフリートは鋭い眼光をライザーに向けたが、ライザーは顔を伏せていた。数秒後、ライザーは目つきを鋭くして頷いた!

 

「ここで引き下がってはフェニックスの名折れ…いいだろう!その試練受けてやるぜ!それと小僧じゃねぇ、俺の名はライザー・フェニックスだ!覚えとけ!地獄の龍イフリート!!」

 

 

○●○

 

その頃、リアス達は助けた住民達と共に避難場所へと向かっていたが、途中でライザーの魔力を感じないことに気づいた。

 

「あら?ライザーは?」

 

「そう言えば、さっき一人で何処かに行ってから姿が見えませんね?」

 

「魔力まで感じないなんて…何かあったのかしら?少し心配だわ…探しましょう!」

 

リアス達はゼノヴィアや祐斗に住民達を任せると行方がわからなくなったライザーを探しに行った。ダンテに続きライザーまでいなくなるなんて…リアス達は使い魔も呼び出して探し始めた。

 

 

○●○

 

ライザーは異空間で地獄の試練を受けていた。試練を始めて大分経ち既に二つの試練は突破したが、その試練はまさに地獄だった…一つ目の試練は先程イフリートが放った炎で出来た体を持つ龍人の姿をした者を複数同時に相手をし叩きのめされ、二つ目の試練はコキュートスの氷並みに頑丈な氷を体が完全に覆われる前に炎を駆使して脱出しろと言うものだ、しかも失敗したら死ぬ。何度も精神が折れそうになったがライザーは耐え切った。

文字通り地獄の試練を二つ突破したライザーは地面にうつ伏せに倒れ肩で息をしていた。

 

「ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!ゲホッ!」

 

「思ったよりやるな小僧?今までこの試練をここまで耐えた者はいなかったぞ。褒美だ、最後の試練を受ける前に回復させてやる」

 

イフリートはライザーに炎を分け与え回復させ立ち上がらせた。

 

「ハッ、そいつは光栄だぜ…って前にもこの試練を受けた奴がいたのかよ?」

 

「あぁ、貴様のように見込みのありそうな炎使い共をな。だが大概は一つ目か二つ目で死んだ。ここまで耐えたのは貴様が初めてだ、どうやら貴様は見込みがありそうだ」

 

イフリートはライザーの根性を素直に認めた。最後の試練を受ける前にライザーとイフリートは雑談をしていたが、イフリートがフゥと息を吐くと場の空気が変わった…どうやら三つ目の、最後の試練が始まるようだ。

 

「では…そろそろ始めるとしよう、最後の試練を…‼︎」

 

ライザーも頬を叩き気合いを入れると立ち上がった!

 

「おぅ!ここまできたら何としてでも乗り切ってやるぜ!さぁ!いつでもいいぜ!」

 

「その意気や良し‼︎では最後の試練は…これだ!!」

 

イフリートは口から激しい炎を吹き出した!炎は渦巻き出すとその形を変えていったが、炎はある者の姿になった。その姿を見たライザーは目を疑った。

 

「お、おい?どういうこと…だ?何故コイツがここに…?」

 

そう、炎がなった姿、それは…幹部悪魔のグリフォンだった!驚くライザーにイフリートは説明を始めた。

 

「貴様の記憶を読んで具現化させたのだ。最後の試練はコイツを倒すことだ!一つ目と二つ目の試練を乗り越えた貴様なら容易かろう?では始め!!」

 

イフリートの号令でグリフォンは飛び上がると激しい電撃を纏い始めた!対するライザーは…汗を流して後退っていた。

 

「どうした小僧?何を恐れている?」

 

「…ッ」

 

動こうとしないライザーにグリフォンは容赦無く電撃のレーザーを放つ!ライザーは震えながらもなんとかかわした。

 

「臆することは無いぞ小僧?コイツは幻の様なものだ、ただし力はほとんど同じだがな」

 

「なっ⁉︎だ、誰が臆するか!こんな…こんな偽物に!」

 

「ならば戦え!口では無く力で証明してみせろ!」

 

しかしライザーはこの後もグリフォンの電撃レーザーや落雷を受けたり足で掴まれ地面に叩きつけられたりした!それでもライザーは攻撃をしなかった。その姿にイフリートは溜め息を吐いた。

 

「ハァ…貴様がソイツに攻撃出来ない理由を教えてやろう。貴様は心の何処かで奴を恐れているのだ、だから体が硬直して動かないのだ、そうであろう?」

 

「なっ⁉︎ふざけるな!この俺が奴を恐れているだと⁉︎そんなこと…そんなことある訳…」

 

「貴様は奴と二度戦っておる、そして二戦とも負けている。貴様の心は奴への恐怖で支配されているのだ!」

 

「…‼︎」

 

イフリートに指摘されライザーは何も言えなかった!確かにグリフォンとの力の差は圧倒的だ、いくら自分が不死でも倒され続けて精神を折られたら死んでしまう…グリフォンと戦っている内にライザーの心には死の文字が刻まれていたのだった。

 

「それから少し記憶を読ませてもらったが、貴様はスパーダの息子ダンテとあの小僧、兵藤一誠に負けるまで一度も敗北したことが無かったらしいな?貴様の弱点を教えてやる、貴様の弱点は…そのプライドだ!」

 

「なっ⁉︎」

 

ライザーは衝撃を受けた!イフリートは続ける。

 

「フェニックスであるから決して自分は負けはしない…上級貴族でフェニックスだから負けることは許されない…くだらん、そんなもの力を得る為の妨げにしかならん‼︎勝てぬのならそんなくだらぬプライドなど捨ててしまえ!!」

 

「う、うるさい!!お前に何がわかる⁉︎貴族として、誇り高きフェニックスとして生まれた以上俺に敗北は許さないんだ!!」

 

「だが貴様既に敗北している!敗北から学ぶと言う言葉があるが貴様は何も身につけていないのだ!それでは何も変わらない!」

 

「それでも俺は…ぐっ!?」

 

ライザーはグリフォンの突進を受けて吹き飛ばされた!

 

「進め!!進む以外の道は貴様には無い!敗北から学んだことを骨の髄まで叩き込め!貴様が奴を超えるにはそれしか無いのだ!!」

 

「ぐああああああああァァァァッ!!」

 

グリフォンが放った特大の落雷がライザーに炸裂した!ライザーは悲鳴を上げ落雷が止むと煙を上げて倒れた。イフリートは手を向けてグリフォンの動きを止めるとライザーを見ていたが動かないライザーに溜め息を吐いた。

 

「やれやれ、情けない奴だ…もうよい、貴様がこの程度の男ならもう我は何も言わん。だが貴様を元の場所に送り届けたら、我は人間界を破壊してやる!貴様の世界も、貴様の家族も跡形も無く焼き尽くしてくれるわ‼︎」

 

家族…!!

 

その言葉にライザーは炎を纏うと立ち上がった!しかしその炎はさっきまでとは全く別物だった!ライザーはゆっくり顔を上げると鋭い目つきでイフリートを見た!

 

「俺の家族は…関係ないだろ…‼︎もし俺の家族に…レイヴェルに手を出してみろ…!俺は決して貴様を許しはしない!!」

 

さらに炎の出力が上がった!

 

「許さない!!ハアアアアアッ!!」

 

ライザーは激しい炎と翼を広げると拳を構えて突撃した!イフリートも笑みを浮かべると再びグリフォンを動かし両者は激突した!その瞬間大爆発が起こり爆発が収まるとそこには胴体に巨大な風穴が開いたグリフォンがおり、ライザーの拳はそのままイフリートの腹に食い込んでいた!

 

「!?…こ、この力は一体…?」

 

自分が放った一撃にライザー自身が驚いているとグリフォンは炎に戻り消滅した。

 

「…見事だ小僧…いや、ライザー・フェニックス」

 

「ッ⁉︎お前…」

 

「よくぞ自分の殻を破った、お前は合格だ」

 

「…どういうことだ?」

 

「お前は今までプライドに邪魔され学ぶことを知らなかったのだ、だがこの戦いでお前はそれを知ることが出来た。その証拠に…見るがいい、お前の拳には我が炎が宿ったぞ?」

 

「…‼︎この力は⁉︎」

 

ライザーは自分の腕を見ると驚いた、その腕には激しくも力強い炎が渦巻いていた!

 

「我が炎は今お前と一つになった、これからは我はお前と共に戦おう!ムンドゥスの手から人間界を守る為に!!」

 

イフリートの体は炎の塊になるとライザーの体に入り脈打った!ライザーは拳を握るとイフリートにお礼を言った。

 

「イフリート…ありがとう」

 

お礼を言うとライザーの足元に赤い魔法陣が現れライザーは人間界に転移された。

人間界に戻って来たライザー。ちょうどそこへライザーを探していたリアス達が走ってきた。

 

「ライザー!何処に行ってたのよ⁉︎」

 

「ライザーさん!心配したんすよ⁉︎…ライザーさん?その腕は…?」

 

イッセーはライザーの腕を見て驚いた、ライザーの両腕には炎を纏った龍の頭の形をした籠手が装着されていた!ライザーは籠手を見ると拳を握った!

 

「待ってろよグリフォン!次に会う時が決着の時だ‼︎」

 

 




イフリートはライザーが手に入れました。

次回、ついにダンテ発見と復活!お楽しみに!
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