ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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ダブル真魔人無双!


第105話 兄弟共闘⁉︎ムンドゥスの奥の手!

真魔人が時間切れになり絶体絶命という時になんとムンドゥスの創造の力によってバージルが復活させられてしまった!なんてこった!ムンドゥスが復活させたならまた手下同然に支配され奴の良い人形と化してしまう!さらにダンテは魔力が切れティアもまだ戦闘が出来る程回復していない、まさに絶体絶命!どうすれば…!

 

「フフフ、よくぞ蘇ったバージルよ!貴様には以前再度封印された恨みがあるがまぁよい、さぁいけ!貴様の愚弟ダンテを今こそ消すのだ‼︎」

 

「…………」

 

バージルは命令に従わず顔を伏せたままであった。

 

「おい?聞こえないのか貴様?もう一度言う、ダンテを殺せ!」

 

「…俺は……俺は…!」

 

ムンドゥスは手を向け魔力で動かそうとしたが、バージルは呟くとゆっくり閻魔刀に手を掛けた。

 

「俺はスパーダの息子だ!!」

 

ザン!!

 

次の瞬間振り向き様に閻魔刀を抜刀しムンドゥスの手を斬りつけた!バージルの行動にダンテとティアは目を疑った!

 

「何⁉︎貴様‼︎」

 

「消えろクズが…!」

 

バージルの予想外の行動にムンドゥスも信じられず手の傷を回復させるとバージルを見た。バージルは一回転してダンテの側に着地すると閻魔刀を素早く抜刀しダンテの首元に突きつけた!

 

「なっ!貴様!…くっ⁉︎」

 

その行為にティアは咄嗟にルーチェを向けたが一瞬でバージルが放った幻影剣に弾き飛ばされた。閻魔刀を突きつけられたダンテは軽く両手を上げていたが溜め息混じりで聞いた。

 

「おいおい…復活したと思ったらいきなりこれかよ?今まで誰がお前の魂を保護してやったと思ってんだ?ったく、刃を向ける相手が違うぜ?」

 

バージルはムンドゥスを見ると鼻で笑い聞き返した。

 

「では、奴がメインイベントに相応しいと?」

 

その問いにダンテもフッと笑うと魔剣ダンテを肩に担いだ。

 

「まぁ…言われてみれば確かにそうだ」

 

「奴などお前との決着を着ける妨げに過ぎん」

 

「そうだな、んじゃサクッと片付けようぜ」

 

ダンテとバージルは笑みを浮かべるとムンドゥスの方へ歩き出した。ムンドゥスは近づいてくる二人に舌打ちし、さらに予想外の展開に少し焦っていた。

 

「な、何故だ!我の創造の力で復活させた筈だ!なのに何故貴様は我に従わない!?」

 

「貴様は一つ過ちを犯した。俺はかつて貴様に操られネロアンジェロとして良い人形にされた、そこで俺は今回復活させられる時自身の体に防壁を張った、貴様の魔力を遮断する為のな?だが貴様はそうと知らずに俺を復活させてしまった、残念だったな?…貴様の言いなりにはもうならん!」

 

「くっ!おのれェ…‼︎」

 

「フッ、ムンドゥス、お前厄介な奴を復活させちまったな?」

 

ムンドゥスは苦虫を噛み潰した様に拳を握り、ダンテは鼻で笑った。

 

「ふん、まぁよい、だがナメるなよ貴様ら!いくら貴様が復活しても今の魔力の貴様らを始末することなど造作も無い!兄弟仲良く地獄へ行け!!」

 

ムンドゥスは黒い悪魔文字が浮かび上がる魔球をいくつか展開したが、次の瞬間魔球は一瞬で斬り裂かれ消滅した!バージルが一瞬で閻魔刀で一閃したのだ!

 

「ナメているのは貴様だ、魔力が無いのがダンテだけだと思ったのか?」

 

バージルは魔球から出た大量のホワイトオーブを閻魔刀でダンテの方へ飛ばした!ホワイトオーブを吸収したダンテの魔力は一瞬で回復した!それも真魔人を発動出来る程に!

 

「おぉ!魔力が回復したぜ!サンキューバージル!」

 

魔力が回復したダンテはバージルに礼を言うと首と肩を回し魔剣ダンテを担いだが、バージルに忠言した。

 

「さて!魔力も回復したし早速やるか!…と思ったがバージル?いくら復活しても今のお前とムンドゥスじゃ力の差は圧倒的だ。真魔人じゃねぇと太刀打ち出来ねぇからお前は下がった方がいいぜ?せっかく生き返ったのにまた死ぬのは嫌だろ?」

 

ダンテの忠言にバージルはフッと笑ったが、その時バージルが予想外の姿になった!

 

「…下がった方がいい?フッ、あまく見られたものだな……フッ!!」

 

なんとバージルの姿が…白に近い蒼い体、両腕からトンファーの如く噴き出す蒼い魔力の刃、四枚の巨大な翼に背中から尾が生えた通常のデビルトリガー時よりもさらに禍々しい魔人の姿に変わった!!その姿はまるでダンテと同じ真魔人…いや!まさに真魔人だ‼︎

 

「バージル…お前、いつの間に」

 

「『俺はずっとお前の中にいたんだ、お前が真魔人に覚醒した時に俺も同じく覚醒したということだ』」

 

エフェクトが掛かった様な声で経緯を説明したバージルに、ダンテはニヤッと笑うと同じく真魔人に変身した!

 

「『ハッ!やっぱすげぇぜバージル!そんじゃ行こうぜ‼︎』」

 

同じくエフェクト混じりの声で笑うと魔剣ダンテからミラージュソードを展開しバージルと共にムンドゥスの方へ歩き出した。

 

「我に勝つつもりか?我は魔界の頂点に立つ魔王だぞ⁉︎貴様らを生み出した神だぞ!」

 

焦った様に叫ぶムンドゥスにバージルは腕から閻魔刀を出しながら告げた。

 

「『貴様は確か魔王だが、それがどうした?貴様は王の器では無い』」

 

「『言っても無駄さバージル、コイツはアーカムと同じなのさ、言葉じゃなく体で気づかせないとな!』」

 

ダンテがムンドゥスに向けていた魔剣ダンテをバージルが閻魔刀で弾くと二人は翼を広げてムンドゥスに突っ込んだ‼︎

向かってくる二人にムンドゥスは体の周りに魔法陣を展開すると二人目掛けて拡散する魔弾をばら撒いてきたが、ダンテとバージルはミラージュソードと幻影剣で無効化しながら擦り抜け様にムンドゥスの体を斬りつけた!なんとか両手で防いだので急所は避けた。

 

「ぐっ!おのれェ!!」

 

ムンドゥスは焦っていた、先程はダンテの真魔人が時間切れになったので逆転出来たが、今度はその状態の二人を同時に相手だ!ダンテ一人でも圧倒されていたのにこれでは!そう思っているとダンテが真スティンガーを放ってきた!ムンドゥスは巨大な魔法陣を展開すると極太のレーザーを放ったがダンテはものともせず突っ込んでくる!!

 

「調子に乗るな小僧共がァァ!!ぐはっ!?」

 

押していたその時、後方からダメージを受けバランスを崩すとバージルが疾走居合いで擦り抜け、連続で次元斬を放ちムンドゥスの魔法陣を粉砕した!

 

「何⁉︎ぐおおおおおおおおっ!??」

 

そのままダンテの真スティンガーが直撃しムンドゥスは後方へ吹き飛ばされた!立ち上がるとバージルが凄まじい魔力を放ちながら構えていた!

 

「『ムンドゥス、真の地獄を…その身で味わえ!!』」

 

バージルは翼を広げると凄まじい速度で滑空し玉座の間の周りを飛び回り始めた!その速度にムンドゥスは目で追うだけで精一杯であり壁などを破壊しながら現れたバージルはムンドゥスの体を四方八方から次々と斬りつけていった‼︎

 

「ガハァァ!?お、おのれちょこまかと!!ぐおっ!?」

 

畳みかける様に鋼鉄の籠手と具足ギルガメスを装備したダンテがドッペルゲンガーの分身と一緒にライジングドラゴンを放った!

 

「『おまけだ、クイックシルバー!』」

 

真魔人状態のクイックシルバーはムンドゥスの動きも遅くさせた!ムンドゥスは魔力を上げて早く動こうとしたが、その隙にキック13やビーストアッパーなどコンボを叩き込まれクイックシルバーの時間が切れた頃にまとめてダメージが入りよろけている間にバージルが前方で閻魔刀を構えていた!

 

「『死の覚悟は出来たか?』」

 

次元斬・絶が放たれムンドゥスの体から激しい流血が舞った!

 

「『ぶっ飛べムンドゥス‼︎』」

 

魔剣ダンテから特大の斬撃が放たれムンドゥスは地面を滑りながら吹き飛ばされ壁に激突した!

 

「ぐはぁぁぁぁぁっ!!ま、まさか…我がここまで追い詰められるとは…‼︎ありえん!!」

 

ムンドゥスはこの状況が信じられず拳を打ちつけたが翼を広げて飛び上がり拳に魔力を溜めるとダンテとバージルに振り下ろしてきたが、あっさりかわされると二人に翼を斬り飛ばされた‼︎

 

「ぐあああああぁぁぁぁああああっ!??!」

 

翼を失い激痛にうつ伏せに倒れたムンドゥスをダンテとバージルは魔剣ダンテと閻魔刀で勢いよくムンドゥスを吹き飛ばした!床を抉りながら吹き飛ばされたムンドゥスは仰向けに倒れたまま動かなくなった。

 

「や、やったか⁉︎」

 

戦いを見ていたティアは勝利を確信したが、その時ムンドゥスの体が起き上がった!

 

「くっ、あれだけ痛めつけられてまだ動けるのか!」

 

ダンテとバージルも着地すると一旦真魔人を解除し、ムンドゥスを見ていた。

 

「フッ、頑丈な奴だぜ」

 

「このままでも死にそうだが、そろそろとどめだ」

 

ムンドゥスに引導を渡そうと刃を向けたが、ムンドゥスは弱々しく這いながら玉座を目指していた、斬り飛ばした翼からは出血し全身ズタボロなのに一体何をしようというのか?

 

「…ゴ…フッ…み…見事だ…ダンテ…バージルよ……わ…我を…ここまで…追い詰めるとは…だが…我は諦めんぞ…!」

 

「フッ、負け惜しみ言いやがって」

 

「そんな状態で何が出来る?」

 

まだやる気のムンドゥスにダンテとバージルは鼻で笑っていたがムンドゥスは玉座にたどり着いた。

 

「…ハハ…ハ…そう言って…いられるのも…今のうち…だ…」

 

震える手を玉座の隣にあるクリフォトの蔓の束にかざすとそこから不気味に脈打つ奇妙な実が現れた。

 

「あ?何だありゃ?」

 

「…き…貴様らと…戦っている間に…ついに…完成した…!禁断の果実だ‼︎」

 

ムンドゥスは禁断の果実を掴むと蔓から引きちぎった!

 

「禁断の果実…クリフォトに実ると言われる絶大な力を秘めた果実、食べた者はその絶大な力を得る」

 

「ほぉ、そりゃまた…っておい?それってヤバくないか⁉︎」

 

「くっ!させるか!!」

 

冷静に解説をするバージルにダンテはツッコミ、ティアはチャージショット、ドラゴンマグナムを放ったが遅かった。

 

「この果実で…我は…新たな力を得る!!」

 

ムンドゥスは禁断の果実を食べてしまった!その瞬間!凄まじい衝撃波が発生し収まるとそこには、先程とは違う禍々しい姿に変貌したムンドゥスが立っていた!!

 

 




ムンドゥスオリジナル覚醒!次回衝撃の展開に!お楽しみに!
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