ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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ついに…最終回


最終話 エピローグ

…あの後?

いや、特に期待する様なことは何も無かったぜ?その場に現れた悪魔共を皆で全滅させてそれで終わりだ。まぁムンドゥスを倒した後で正直疲れてたからそれほど派手に暴れる気も無かったからな。

それからあの後、イッセーが出発前にアザゼルから渡されていた通信機が鳴りかなり久しぶりにアザゼルから通信が入った、今更かよって思ったがやっと繋がったらしい。その時さらに驚いたことにアザゼルが言うには、アザゼル側の世界…つまり異世界の方は俺達が元の世界に出発してから時間が数時間しか経っていないと言うのだ!俺達が元の世界で一ヶ月ちょい過ごした日々がたったの数時間とは…その違いにアザゼルも驚いていた。

その後アザゼルが異世界側から閻魔刀無しでゲートを開き、リアス達はレディやモリソン、住民達や軍の人間達に感謝の言葉を掛けられながら異世界へと帰っていった。ホントに俺の世界を救う為によく頑張ってくれたもんだ。…ん?俺か?俺は変わらねぇさ、これからも変わらずデビルハンターを続けるぜ、ムンドゥスが死んでも悪魔の存在が消えたわけじゃねぇからな。これからも俺は人間を守る為に戦う、バージルもだが親父の…スパーダの継承者になる為にな!

 

ジリリリリリリ!!ガン‼︎

 

おっと電話だ、まぁ困ったことがあったらここに電話してきな、名前?その名は…

 

「デビル…「はい、デビルメイクライだ」…⁉︎」

 

「おぉ!これはこれは、そちらからの依頼ならばよろこんで!」

 

「何だよティア、せっかくカッコよくキメようと思ってたのによ、先に出るなよ?」

 

「…?何わけのわからないこと言ってるんだ?それよりも『合言葉アリの客(サーゼクス)』だ、どうする?やるか?」

 

ダンテが蹴り上げてキャッチする筈だった受話器を先にティアが受け止め出てしまった。まったく、せっかくいいとこだったのによ……ん?何でティアが一緒にいるのかって?そんなの決まってんだろ?ここは…そう!あの異世界だ‼︎

ダンテはムンドゥスの脅威が去った元の世界を、人間界をレディに、魔界をバージルに任せてリアス達と一緒に異世界に帰ってきたのだ!ダンテにとっては自分の世界を捨てると言うことに等しいが、今のダンテには自分にとって何が大切なのかわかっていたので迷いは無かった。まぁまた元の世界で何かあったらアザゼルはいつでもゲートを開けるって言ってたしな。

戻ってからはあっさり帰ってきたことに(アザゼル達にとって)サーゼクス達にかなり驚かれた!その際ソーナはしばらく口をきいてくれず何故かセラフォルーからは怒られた。本当に魔王を倒したのか?とか色々聞かれたり疑われたりしたが、出発前よりイッセー達がパワーアップしていたこととリアス達の説明で信じてもらえた。それからはもう止まらない、アザゼルと特にシェムハザからは大いに感謝され、サーゼクス達からは真魔人のことやティアが異常に強くなっていることなど質問攻めされた!おいおい…少しは休ませてくれ。あっそうそう、こんなこともあったぜ?

 

「ねぇダンテ、ティア姉が正式に第一夫人になったみたいにゃね?改めましてダンテ、あたしも…ダンテのお嫁さんに、第二夫人にしてくださいにゃ///これからもよろしくお願いします‼︎」

 

「あらあら、うふふ…でしたらダンテさん、私からも改めてお願いしますわ。私も…あなたのお嫁さんにしてください///ポジションは変わらずに第三夫人で…よろしくお願いしますわ」

 

なんとティアに続き黒歌と朱乃からも逆プロポーズされたのだ!(朱乃は二度目)。それに続く様に白音とゼノヴィアもお嫁にしてと叫んでいたが、リアスと黒歌に言われ高校を卒業するまで待つと言っていた。もちろんリアス達からは祝福され、特にバラキエルからは泣きながら朱乃のことを頼まれ、泣いていたかと思えば表情を鬼の如く一変させ「朱乃を悲しませたら許さない!!」と警告もしてきた…やれやれ、親バカな親父さんだぜ。

 

それで共に戦ってくれたライザーとサイラオーグはと言うと…

 

 

◇フェニックス家

 

ライザーは城の中庭で上半身裸で座禅を組み周りを炎のサークルに囲まれていた、この炎はフェニックスの炎ではなく腕に装着したイフリートの籠手から出ていた。あの戦いで心身共に成長したライザーは学んだ通り鍛錬を続けていた。大汗を流しながらイフリートの炎に耐えているライザーにイフリートは関心した。

 

『いいぞライザー・フェニックス、その調子だ。この炎を心身まで染み渡らせ一つになることが出来た時、貴様は最強の炎使いになれるだろう、さぁ!もっと火力を上げるぞ!』

 

「お、おいちょっと待て⁉︎今の火力でもかなりキツいんだぜ⁉︎」

 

『キツくなければ修行にならんだろう?いくぞ!』

 

火力を上げると言うイフリートにライザーが焦っていた時、城の方からレイヴェルの声が響いた!

 

「ちょっとグリフォン様⁉︎私の下着返してください!!」

 

「うひゃはははは!!ほーら嬢ちゃん!そんなスピードじゃ俺に追いつけないぜぇ?ほらほら!ここまでおいで〜っと♪おぉ!可愛いパンツだぜぇ♪」

 

「もうぅ///皆さん!包囲しなさい‼︎」

 

『はい!レイヴェル様!!』

 

レイヴェルの下着を掴んで笑って逃げるグリフォンをレイヴェルと眷属達が追い回していた!グリフォンのことは監視すると言っていたが基本城内では自由にさせている、レイヴェルからはしっかり監視しろと言われていたが…

 

「おいグリフォン!お前監視対象だと言うことを忘れるなよ?」

 

グリフォンの行動にライザーは注意したが…

 

『貴様も修行中だと言うことを忘れるな?ほら気が緩んでおるぞ!』

 

「あっ⁉︎しまった⁉︎おわぁぁぁぁっ!??」

 

炎の中からライザーの悲鳴が響き渡った。

 

 

◇バアル家

 

ドゴォォォォン!!ズガァァァァン!!

 

城内に凄まじい轟音が響く!中庭に設置された様々な形状の巨岩をサイラオーグはベオウルフで次々粉砕していた!

 

「とどめだ!ハアアアアッ!!!」

 

サイラオーグは飛び上がると瓦の様に積み上がった岩を手刀で粉々に叩き割った!それにより城内はさらに激しく揺れた!そこへ女王のクイーシャが来て注意してきた。

 

「サイラオーグ様⁉︎鍛錬することはいいことですが、もう少し抑えてください!城内が騒ぎになってます!」

 

「ん?あぁすまない、少し力を入れ過ぎたな。もう少し力をセーブしよう」

 

そう言うとサイラオーグは鍛錬を再開したが、先程よりもさらに激しくなっていた…クイーシャは呆れて溜め息を吐いていたが、サイラオーグは燃えていた。

 

「俺はこのベオウルフと共に魔王になってみせる!その為にも次のゲーム、兵藤一誠!お前に勝つ!お前の新たな力、真紅の赫龍帝…このベオウルフで打ち破ってみせる!!そして…」

 

サイラオーグはビーストアッパーで岩を打ち上げ拳を構えて飛ぶとディバインドラゴンを繰り出した!!

 

「そしていつか、お前に追いついてみせる!ダンテ!!」

 

サイラオーグは叫びと共に岩を粉砕した!

 

○●○

 

そして、元の世界を託したレディとバージルはと言うと…

 

◇デビルメイクライ(元の世界)

 

ジリリリリリ!!ガチャ☆

 

豪華な装飾や家具で綺麗に改装された事務所に電話が鳴り、風呂から上がったレディは電話に出た。

 

「はい、デビルメイクライ2号店……美術館に悪魔が出た?わかったわ、これから向かうわ」

 

受話器を戻し素早く着替えを始めるとそこへ依頼書を持ったモリソンが入ってきて帽子を取った。

 

「よぅレディ…おっと失礼、これから依頼か?こっちも金になる仕事を持ってきたぞ」

 

「あらモリソン、いつも悪いわね」

 

着替え中だったがレディは気にすることなく着替え続けた。レディはダンテから事務所の権利書を譲ってもらい、ここを拠点にモリソンと一緒にデビルハンターの仕事を始めたのだ。レディも自分の事務所を持てて上機嫌だ。

 

「それじゃちょっと行ってくるわ、事務所の留守番お願いねモリソン?」

 

「やれやれ、お前さんもダンテ同様人使いが荒いな」

 

レディはサングラスを掛けるとポケットからリモコンを取り出し押した、すると床が下がりそこから刃などが付いた厳ついバイクが上がってきた!事務所の扉もカタパルトの様に変形した!

 

「さぁいくわよ相棒『キャバリエーレ』!!」

 

このバイクはつい最近ダンテから送られてきたアザゼルの発明品の魔バイクのキャバリエーレである!ダンテが少しでも戦力にしてくれと送った物だが、テメンニグル騒動の時にレディはバイクを失っていたので(ダンテが壊した)その弁償と受け止めたレディはありがたく頂戴したのであった。

レディはカリーナアンを二丁背負うとキャバリエーレに跨りエンジンを回した!

 

「フルスロットルで行くわよ!!」

 

まるでダンテの様なテンションで勢いよくレディは飛び出して行った!

 

 

◇魔界

 

魔界に戻ってきたバージルは魔界の広大な荒野を歩いていた。そのバージルの後ろにはヒューリーやライアットなどスピードに特化した悪魔、ヘルジュデッカやヘルアンテノラなどの上位悪魔の群れがついて来ていた。彼らは魔界に戻ったバージルに屈服されムンドゥスに代わる新たな王として付き従っているのである。

しばらく歩き続けたバージルは荒野の崖の前で止まりその奥を見つめた、そこには同様に悪魔の大群がおりその奥にはまるで炎の様な体の人型の悪魔がいた!

 

「…あれが、最近勢力を拡大しているというムンドゥスに匹敵する力を持つ『覇王』か。フッ、覇権争いの相手に不足は無い」

 

バージルは笑みを浮かべると閻魔刀を親指で少し抜いたが、動く前に後ろを向いた。

 

「お前達、ついて来るのは勝手だが足を引っ張るんじゃないぞ?」

 

『オオ!新魔王バージルサマ!!』

 

『バージルサマ!!』

 

悪魔達は歓喜の声を上げると士気を高めた!バージルはフッと笑うと閻魔刀を抜刀した!

 

「続け!!」

 

バージルの群勢と覇王の群勢は激突し覇権争いが始まった!

 

 

○●○

 

そして現在…

 

「それでどうするんだダンテ?依頼受けるのか?」

 

ティアはダンテの返事を待ったが、ダンテは読んでいた雑誌を勢いよく閉じると立ち上がった!

 

「決まってんだろ‼︎」

 

「仕事にゃ!」

 

隣に座って寝ていた黒歌も立ち上がるとダンテに抱きついた。ダンテはテーブルに置いてあったエボニー&アイボリーを取り、背中に魔剣ダンテを出現させると指で銃を回しながらティアと黒歌と一緒に玄関前に来たが、そこへリアス達グレモリー眷属も集まってきた。

 

「あらダンテ、これから依頼?なら私達も一緒に行くわ」

 

「フッ、好きにしな、タダ働きだがな?」

 

笑いながらダンテは許可したが、リアスも笑みを浮かべていた。

 

「他に趣味が無いのよ。ね?皆もそうでしょ?」

 

その問いに眷属達も笑みを浮かべた。

 

「OK!準備はいいか?」

 

ダンテは勢いよく前を向くと扉を蹴破った!!

 

「ハッ!Come on baby's!Let's Rock!!」

 

 

 

 

 

◇おまけ

 

魔界のとある広場で二人の人物が斬り合っていた…ダンテとバージルである!

 

「フッ…!」

 

「ハア…‼︎」

 

二人は魔剣ダンテと閻魔刀を激しくぶつけ合いながら斬り合っていた!刃がぶつかる度火花が散り、凄まじい衝撃波が吹き荒れ、激しい揺れが発生していた!あれから数日後、覇王との覇権争いに勝利し魔界の新たな魔王になったバージルは区切りが付いたのでダンテに決着を申し込んだのである。突然だったがダンテも退屈していた為その勝負を受けたのだった。

ティア達も見学に来ていたが、先程から見ていると二人の戦いは決着というよりただの喧嘩の様に見えていた、本気の殺し合いではなく楽しそうな斬り合いという感じだ。

斬り合いは続き、ダンテがスティンガーを繰り出すとバージルは閻魔刀を盾にして防いだが大きく後方へ吹き飛ばされ膝をついた。

 

「ハァ…ハァ…おっとダンテ選手、一点リード!」

 

「数え直せ、同点だ!ハァ…ハァ…」

 

バージルはアーシアが追加した魔力の得点表を幻影剣を投げて修正した。ダンテも魔剣ダンテを下ろすと座り込んだ。

 

「ふぅ…なぁ?このままじゃ…決着つかねぇぜ?」

 

「…かもな、だが時間ならある」

 

二人は互いに笑みを浮かべると立ち上がり再び剣を構えた。同時に走り出し激しく刃をぶつけ始めたが、その時そこへダンテとバージルを取り囲む様にライアットやケイオスなどの悪魔達が現れ襲い掛かってきた!ダンテとバージルは斬り合いを中断すると悪魔達の相手を始めた!

 

「おいバージル?何だコイツらは?お前の配下じゃねぇのか?」

 

「俺が魔王になっても下剋上を狙ってる奴もいる。コイツらはその一味だ」

 

突然の乱入者に見学していたティア達も参戦しようとしたが、ダンテとバージルはまるで踊る様に息ピッタリで悪魔達を蹴散らしていた為手を出さず自分達に向かってくる者だけを相手にしていた。

次々とダンテとバージルに倒されていく悪魔達、バージルが閻魔刀で斬り捨てる中ダンテはエボニー&アイボリーをクロスして構えた!それを見たバージルはダンテに忠言した。

 

「"アレ”だけは言うなよ?」

 

「ジャックポット‼︎」

 

 

THE END?to be continued?

 

 




書き続けて約3年、ようやく最終回を迎えることが出来ました!今まで読んでくださった皆様、今日まで本当にありがとうございました!一応本編はここで完結しますがこれからもこの作品を読んでいただけたら嬉しいです。時々閑話を書きたいと思っています。それとまだ未定ですが続編も考え中です!
それでは皆様、その時までさようなら‼︎
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