ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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お久しぶり!の投稿です。


閑話 楽しい温泉旅行?

「そんじゃ、魔王撃破とお前達の無事を祝して、乾杯!!」

 

『カンパ〜イ!!』

 

アザゼルが乾杯の音頭を取り、全員でグラスを持って乾杯した。

ダンテ達はムンドゥスを倒し無事に帰ってきて数日後、アザゼルからご褒美としてアザゼルの部下が経営する温泉旅館に旅行に来ていた。

先に毎度お馴染みお色気騒ぎの温泉を済ませ、現在大宴会場で飲みながら料理を食べ和気藹々と会話をしながら盛り上がっていた。今回の旅行にはダンテ達デビルメイクライとグレモリー眷属(イリナとロスヴァイセは天界に報告等により欠席)の他に、シトリー眷属からソーナ、椿姫、匙。四大魔王からセラフォルー。堕天使から副官のシェムハザが来ていた。

 

「それでな、ダンテさんの世界には俺達の世界では見たこと無い姿の悪魔がいっぱいいて強い奴ばっかりだったぜ!特に俺が倒した幹部のファントムはめっちゃ強かったぜ!」

 

「おお!マジかよ兵藤!くっそー!俺も一緒に行きたかったぜ!」

 

「お前の力じゃ勝てるかわからないぞ?」

 

「言ったなこのヤロー!だったら修行の成果を今ここで見してやるぜ!」

 

イッセーと匙は笑いながら異世界での出来事の話で盛り上がっていた。

 

「…ダンテさん、私はあの時ダンテさんにはもう二度と会えないと思っていたんですからね?まったく…私の涙を返してください」

 

「あぁ悪かったって、そんなに怒んなよ?あんまり怒ると可愛い顔が台無しだぜ?」

 

「んな⁉︎ちゃ、茶化さないでください‼︎///」

 

「もうダンテ君!今度ソーナちゃんを泣かせたらデビルメイクライに攻め込んじゃうからね☆」

 

「あーわかったわかった、お前も可愛い顔が台無しだぞ?」

 

「えっ?もうダンテ君ったら上手なんだからぁ♡」

 

怒っているソーナをダンテは宥めながらセラフォルーを口説き、その様子をダンテの妻三人はオーラを纏って笑顔で見ていた。

 

「ダンテさん、改めましてミッテルトの仇を討ってくれてありがとうございました。きっとあの子も喜んでいることでしょう」

 

「おぅ、俺もあいつの仇を取れてよかったぜ、これであいつも安心して成仏できるだろ」

 

シェムハザから改めてお礼を言われ、ダンテもミッテルトが無事に成仏できるように祈った。

 

○●○

 

「「よよいのよい!」」

 

「あっ…」(グー)

 

「うふふ、私の勝ちねリアス?」(パー)

 

少しして宴会定番の脱衣野球拳が始まり、一回戦はリアスと朱乃がやっていた。二人とも既に浴衣は脱いで下着姿であり、イッセーと匙は鼻血を噴いていた。そしてリアスが負け朱乃は腕を組んで笑っていた。

 

「さぁリアス、脱ぐ?それとも降参かしら?」

 

「……///…こ…降参する…わ」

 

流石にアザゼルや匙がいるのでリアスは脱げず降参し、朱乃の勝利となった。続いて二回戦!

 

「「よよいのよい!」」

 

二回戦はティアとネヴァンがやった。お互い勝ち負けが続き、二人も既に下着姿になっており勝負の結果ティアが勝った。

 

「フフフ、私の勝ちだネヴァン!さぁ脱げ!」

 

「うふふ♡もう仕方ないわねぇ…はい♪」ぷるん♡

 

「「ブウゥゥゥッ!!」」

 

ネヴァンは躊躇なく蝙蝠を変化させた黒い下着を脱ぎ捨て豊満な美乳を曝け出した!イッセーと匙は鼻血を噴き出し、祐斗はもう見慣れたのか苦笑いし、アザゼルは口笛を吹いていた。というかイッセーも見慣れているのに鼻血を噴いていた、これは条件反射か?

 

「「よよいのよい!」」

 

「うふふ♡今度は私の勝ちねティアちゃん?」

 

「…ッ、く、くそっ!」

 

勝負を再開し今度はネヴァンが勝った、ティアは震えて自分の手を見ていた。

 

「どうするティアちゃん?負けを認めるかしら?脱げないなら私の勝ちね?まぁティアちゃんは脱げないわよねぇ?うふふ」

 

「な!なんだとぉ!!」ボイン!

 

「「ブッホォォォォ!??」」

 

挑発されたティアは見られたくないアザゼルに座布団を投げると下着を脱ぎ捨てその自慢の爆乳を曝け出した!イッセーと匙は再び鼻血を噴いていたがついにダウンした。

 

「やれやれだぜ…」

 

○●○

 

脱衣野球拳の後、堕天使の芸者達が壇上で舞い、宴会場は再び笑いに包まれた。ティアの胸を見られなかったアザゼルは匙に感想を聞いていたが匙は興奮して鼻血を出していた。

宴会はさらに盛り上がりを見せ、料理も鍋などが出て白音も満足そうに食べ(一人で一鍋平らげた)、酒を飲める者は楽しそうに肩を組んでいた。

 

「にゃあ〜♪皆楽しそうにゃ♪」

 

「ほら黒歌!飲んでるかぁ〜?…ヒック!」

 

「うっ、酒臭…ティア姉ノリノリにゃね?」

 

「当然だぁ‼︎せっかくの宴会なのだぞ?楽しまなければ損だ!」

 

酒が回って完全に出来上がったティアが黒歌のグラスに酒を注いだ、ノリノリのティアに黒歌は少し引いていたが、グラスを見ると笑みを浮かべた。

 

「…うん、でもまぁ確かにせっかく宴会だし、楽しまないともったいないにゃね!」

 

「その調子だぁ!」

 

「「ゴクッゴクッゴクッ…プッハー‼︎///アハハハハハ!!」」

 

二人はグラスの酒を一気飲みすると馬鹿笑いして騒いでいた。ダンテも普段見られない二人のはしゃぎっぷりにフッと笑ってアザゼルと飲んでいた。しかし酒を飲める者はテンションが上がっていたが、酒を飲めないリアス達未成年は料理を食べながら会話を盛り上げていた。その違いに黒歌はある事を思いついた。

 

「それじゃ皆も気分だけでもその気になろうにゃ!そ〜れ♪」パチン

 

黒歌が指を鳴らすとオーラが宴会場内に広がり、オーラに包まれたリアス達は顔がぽーっとしてきた。

 

「あ、あら…?なんだか…おかしいわ…」

 

「え、えぇ…でも、なんだか気分が…とっても…」

 

『楽しいぃぃィィィ〜!!!』

 

リアス達もまるで酒を飲んだかの如く顔が赤くなって笑い始めた!…イッセー達男子を除いて。

 

「あ、あれ?俺達はなんとも無いけど?」

 

「あ〜流石にアンタ達まで酔わせたら止める人がいなくなっちゃうから、アンタ達はそのままにゃ〜」

 

「ほら黒歌ぁ〜!もっと飲むぞぉ‼︎」

 

二人に説明した黒歌はティアに引っ張られていった。止める役を任されたイッセーと匙は顔を見合わせていた。

 

「心配すんなイッセー、匙、俺もいるからよ?だから安心…」

 

「ほらダンテさんも一緒に楽しみましょうよ〜///うふふふふふ♡」

 

「…ダンテ兄ぃ様ぁぁ〜///にゃあ〜♡」

 

途中まで言いかけたところでダンテは朱乃と白音に掻っ攫われていった!一番頼りになる人が捕まりイッセーと匙はどうしようかと悩んでいたが…

 

「ほらぁ!兵藤一誠と…ん〜と…忘れた!龍王を宿したお前‼︎こっち来て酒を注げ‼︎」

 

「は、はい‼︎おい匙、行くぞ!」

 

「うぅ…匙ッス!俺、名前忘れられてるし…」

 

ティアに呼ばれたイッセーは逆らうと危険と判断し匙と一緒にティアの元へ向かった。イッセーと匙は交互にティアに酒を注いだが、数杯飲んだティアは満足すると赤くなった顔で匙をジト目で見つめると突然匙を抱き寄せた!

 

「んぶ⁉︎ちょ⁉︎ティアさん何を⁉︎…く、苦し……やわらけぇ〜///」

 

匙の顔はティアの胸に埋まっていた!ティアは匙の頭をホールドすると胸に押し付けたまま匙の頭を撫で回した。

 

「フフフ♪可愛いなぁお前?龍王の力を持つ者同士仲良くしようではないかぁ〜!ほれほれぇ〜♪」

 

匙は叫んでいたが満更でも無いようでイッセーに叫びながら親指を立てていた。その様子にイッセーは悔しそうに絶叫した!

 

「匙ィィィ!!てめぇなんて羨ましいことを!!」

 

「何だ兵藤一誠?お前もこうなりたいのかぁ?よし異世界で頑張ったご褒美にやってやろう!」

 

「えっ⁉︎マジっすか⁉︎」

 

まさかやってもらえると思っていなかったイッセーはついに夢が叶うと歓喜したが、ティアに抱き寄せられた次の瞬間!

 

ガンッ!!

 

「痛で!?」

 

「などと…言うと思ったかぁ!?ぎゃはははははっ!!」

 

「痛でででで!??頭が割れるぅぅぅっ!!」

 

胸に顔が触れる寸前でティアは胸だけ龍王化させ、イッセーは鋼の鱗に顔面を強打した!

 

「ひぃぃぃ‼︎だ、誰か助けてぇ‼︎」

 

連続で鋼の胸に押し付けられたイッセーは助けを求めたが、そこへ救世主?が現れた。

 

「イッセーさぁん、こっちで一緒に楽しみましょうよ〜///」

 

「サジはこっちで私と楽しみましょ〜」

 

アーシアに引っ張り出されイッセーは事なきを得た、匙も酔ったソーナに首根っこを掴まれ引き摺られていった。

 

「チッ、取られたか…おい女将!酒の追加だ‼︎セラフォルー・レヴィアタン!飲み直すぞ!付き合え!」

 

「いいわよぉ〜///勝負よ龍王さ〜ん☆」

 

ティアは舌打ちをすると堕天使の女将に酒の追加を注文し、セラフォルーと一緒に飲み直した。

アーシアに助けられたイッセーはお礼を言おうとしたがアーシアと一緒にいたリアスから酒の入ったグラスを差し出された。

 

「はぁいイッセーさん、飲んでくださ〜い♡」

 

「イッセーはお酒よりもおっぱいよねぇ〜?ほ〜ら♪」

 

「いやいやアーシア、俺まだ未成年だから酒は…部長も流石に場所が場所ですから…」

 

本物の酒とナマ乳が出てきたのでイッセーは苦笑いして断ろうとしたが…

 

「…あ''ぁ⁉︎私の酒が飲めないと言うんですかぁイッセーさん⁉︎」

 

「うぅ、ひどいわイッセー…私のおっぱいじゃ嫌なのねぇ⁉︎」

 

「いやそういうわけじゃ…てゆうかアーシア⁉︎キャラ変わってるぞ⁉︎部長も落ち着いてください‼︎」

 

キャラ崩壊しているアーシアと泣き出したリアスを必死に宥めるイッセー!一方匙の方はと言うと…胡座をかいたパンツ丸見えのソーナの前に正座で座っていた。

 

「いいですかサジィィ?人生とは言うのはですねぇ〜山あり谷ありで…」くどくど

 

「か、会長!口調が変ですよ⁉︎それと見えてます!」

 

「こらサァズィー(匙)‼︎会長が話している最中れすよぉ‼︎」

 

呂律の回らない口調のソーナを匙は宥めようとしたがそこで同じく呂律の回らない椿姫にハリセンでぶっ叩かれた!

 

「それでは改めて、いいれすかサジィ?人生と言うのはですねぇ…」

 

再びソーナの世間話の無限ループに囚われた匙であった。

周りを見ると祐斗とシェムハザもゼノヴィアに捕まってデュランダルを突き付けられながら話に付き合わされていた。

 

「み、皆怖いよぉ…」

 

「あ〜ら坊や、こんなところにいたのね?うふふ可愛い♡さ、いらっしゃい?たっぷり可愛がってあ・げ・る♡」

 

「いやぁぁぁぁ!??!」

 

ギャスパーは怖がって隠れていたがネヴァンに捕まってキスされて撫で回されていた。

 

朱乃と白音に掻っ攫われたダンテは、黒歌を加えて彼女達を宥めつつ飲んでいた。朱乃と白音は両脇に擦り寄っており、黒歌は飲みながらダンテに背中から抱きついていた。

 

「うふふ♡ダンテさん♡」

 

「うにゃあ〜♪ダンテ兄様ぁ〜♡」

 

「ほらダンテも飲んでにゃ〜♪」

 

「やれやれ、程々にしとけよお前ら?酔いが覚めたら大変になる前に」

 

忠告していると朱乃は顔上げたが、その目は妙に色っぽくなっていた。

 

「ねぇダンテさん?私達プロポーズをしましたからもう夫婦同然ですわよね?でしたら私…ダンテさんとの子供が欲しいですわ///」

 

「朱乃ちんずるいにゃあ!ダンテとの赤ちゃんを作るのはあたしが先にゃあ!」

 

朱乃は頬を染めて浴衣をはだけさせ、それに便乗するように黒歌も浴衣を脱ごうとしていた!

 

「おいおいお前ら、今言ったばかりだろ?酔いが覚める前にやめろって…おい白音もかよ⁉︎」

 

「…にゃあ〜…ダンテ兄様、私もダンテ兄様との子供が欲しいです♡」

 

いつの間にか白音も大人の姿に変身して浴衣をはだけさせていた!その後方で壁に寄りかかって座っているオーフィスが無言で見ていた。するとダンテ達の様子を見ていたリアス達も…

 

「私もイッセーさんとの子供が欲しいです〜///ね?リアスお姉様?」

 

「えぇそうねアーシア‼︎」

 

「ちょ!部長⁉︎アーシア⁉︎」

 

リアスとアーシアに押し倒されるイッセー!

 

「さぁサジ!精についてのお勉強です‼︎///」

 

「マジっすか会長⁉︎」

 

椿姫に抑え込まれ驚きつつ喜ぶ匙!

 

「ふむ、あの三人からダンテさんを奪うのは至難の業か、では木場…む?何処に行った?ではシェムハザ殿、練習相手に///」

 

「い、いけませんゼノヴィア殿‼︎私には妻が‼︎…いえそれ以前に練習感覚でやっていい行為ではありません!」

 

祐斗に逃げられたゼノヴィアはシェムハザに相手になってもらおうとしたが、既婚者のシェムハザは必死に抵抗していた。

ダンテは本気モードになりかけている朱乃、黒歌、白音の三人にどうしようか悩んでいたが、そこに本物の救世主が現れた。

 

「おーいダンテ…こっちだ、来い」

 

宴会場の入り口の襖の影からアザゼルが手招きしていた。ダンテは隙を見てドッペルゲンガーと入れ替わると宴会場から脱出した。

 

「サンキューアザゼル、助かったぜ」

 

「礼には及ばねぇよ、それじゃ外で話をしようぜ」

 

ダンテとアザゼルは宴会場を後にして外に出て行った。

ダンテとアザゼルがいなくなりキャッキャウフフな声が響く中、先に目を回してダウンしたセラフォルーの隣でティアは一人酒を飲んでいたが、周りの様子を見てプルプル震え出すと持っていた酒瓶を握り潰した!

 

「えぇい!どいつもこいつもイチャコラしおって!!こんな時にはこれだ‼︎『キング様ゲーム』!!」

 

ティアの言葉に全員が反応し見た。ティアは棒の束を手にルールの説明を始めた。

 

「この棒にはそれぞれ番号が書いてある、そして一本だけキングの頭文字であるKの文字が書いてある。全員で一斉に引き、キングの棒を引いた者は何でも好きな命令を出すことができるというのがルールだ」

 

「えっ?それってつまり王様ゲームじゃ…?」

 

「余計なこと言わない方がいいぞ匙?」

 

匙のツッコミにイッセーは敢えて忠告した。するとルールを聞いた酔った女性陣は…

 

「面白そう〜‼︎」

 

「やりたいやりたい!」

 

やる気満々であった!そのテンションにイッセー達もやることにしたが、後にやったことを後悔するのであった。

 

「よし!全員棒を持て!始めるぞ!」

 

全員棒を掴みスタンバイが完了し、王様ゲームならぬキング様ゲームが始まった!

 

「キング様だ〜れだ?」

 

掛け声と同時に全員一斉に棒を引いた!結果キングになったのは…

 

「よしきた!私がキングだ!!」

 

「いきなりティアさんかよ⁉︎」

 

キングを引いたのはティアだった!いきなりキングを引いたことにイッセーは仕組んだじゃないかと思ったが黙っていた。そしてティアの出した命令は…

 

「7番は…全裸になれ!」

 

番号を確認し7番ではなかった者はホッとした、7番を引いた者は…血の気が引いた顔をしていた。

 

「…………」

 

数秒後、そこには全裸になった7番…シェムハザが正座で固まっていた!

 

「いきなりキツいのキターー⁉︎」

 

「てかシェムハザさん顔が死んでるぞ⁉︎」

 

「チッ、女を脱がさなければ面白くないな」

 

裸のシェムハザを見てティアは舌打ちしていたが、周りを見るとリアス達女性陣が裸のシェムハザを見て混乱した顔をしていた、どうやら酔いが覚めたらしい。

 

「では次だ、キング様だ〜れだ?」

 

「…えっ?私?」

 

「チッ」

 

キングを引いたのはある意味本当のキングであるリアスだった。キングが引けなかったティアは舌打ちしていた。

 

「えっと…それじゃ、3番と5番は手を繋ぐ」

 

「緩い!!何だその命令は⁉︎」

 

「えっ⁉︎だ、だって好きな命令を出していいって…」

 

「その命令が緩いのだ!お前はまだこのゲームがどういうものなのかわかっていないようだな?手本を見せてやろう」

 

リアスの命令は却下され代わりにティアが新たな命令を出した。

 

「前キングの私の権限により3番と4番は現キングの胸を揉め!3番と4番は誰だ?」

 

「えぇ⁉︎ちょ、ちょっと!そんなの嫌よ‼︎」

 

リアスは嫌がっていたが命令は実行された。

 

「実行役が私達でよかったわねリアス?」

 

「お、大きいです…」

 

「え、えぇそうね……ぅん♡」

 

3番と4番のソーナとアーシアが同情しながらリアスの胸を揉んでいた。その後方ではイッセーと匙が悔しそうに叫んでいたので白音に殴られていた。

 

「さぁどんどんいくぞ!キング様だ〜れだ!」

 

「おっ!今度は俺か!」

 

今度は匙がキングになった、ソーナは変な命令はするなと言っていたが匙は悩んだ。

 

「うーん…と言っても簡単な命令だとさっきみたいに却下されるからな…こうなりゃヤケだ!5番は1番の尻を叩け!」

 

「サジ⁉︎」

 

「うむ!いい命令だ」

 

ティアはうんうん頷いていたが、5番と1番を引いたのは……

 

パシッ!

 

そこには全裸のまま四つん這いになったシェムハザの尻を叩いたイッセーがいた。

 

「酷い絵面だわ…」

 

「…シェムハザさん魂抜けかけてるぞ?」

 

「よし次いくぞ!」

 

限界になりかけているシェムハザをスルーして次に進んだ。

 

「キング様キターー!!」

 

「げっ⁉︎」

 

再びティアがキングになりまた変な命令されると思い全員ドキッとした。

 

「2番(イッセー)は全裸で踊れ!」

 

「全裸で⁉︎そんなの無理ッスよティアさん!!」

 

「やれ…(野太声)」

 

「……は…はい…(あっ、終わった)」

 

ティアの鋭い眼力と迫力に逆らえず、イッセーは涙目で笑いながら全裸ダンスを披露した!

 

「ひょ、兵藤君!?///」

 

「だから全裸系はやめてってば‼︎///」

 

「おぉ!あれがイッセーの…男のモノは初めて見たが立派なものだな!」

 

ティアは笑っていたがリアス達は叫んでいた(ゼノヴィアを除いて)!イッセーは急いで服を着ると必死に謝っていた!

 

「またキング様キターー!!」

 

「2連続かよ!?」

 

まさかの2回連続に焦ったが、そこでアーシアがティアに頼んだ。

 

「ティアさんお願いします!全裸系は許してください!」

 

「む…そ、そうか、アーシアにそう言われると気が引けるな」

 

「ホッ…」

 

「だが断る!!」

 

「ええええええええっ!??」

 

アーシアの頼みは即却下された!

 

「6番(ソーナ)は好きな人の名を叫べ!」

 

「…えっ?えぇ⁉︎こ、ここで言うのですか?…わかりました………ダ、ダンテさん…」

 

「失恋かよ…⁉︎」ガーン!

 

ソーナの想いの人を知り、匙は崩れ落ちると真っ白になって吹き散らされかけていた。リアス達もソーナがダンテのことが好きだと知って応援したりしていた。

 

「あ、あくまで理想の男性としてです!!///」

 

慌てて誤魔化すソーナ。それを聞いて匙が少しだけ復活した。

 

「えっと…1番(匙)の人と8番(アーシア)の人は抱き締め合ってください」

 

ギャスパーの命令で匙とアーシアは抱き合った。

 

「ご、ごめんなアーシアさん///」

 

「い、いえ…大丈夫です///」

 

「匙ィィ!!てめぇのことをディオドラと同じくらい憎いと思ったことは無ぇぞ!!」

 

恋人のアーシアを抱かれ、イッセーは悔し涙を流して絶叫していた。

 

「またまたキング様キタァァ!!」

 

「またかよ⁉︎やっぱり仕組んでんじゃ…?」

 

「黙ってろ匙‼︎」

 

高確率でティアがキングになる為、匙は不正を疑っていた。

 

「5番(黒歌)と9番(白音)は犬のコスプレして犬の鳴き真似をしろ!」

 

「「ワンワン!ワンワン!(あたし達猫なのに!)」」

 

「よし、遠吠え!」

 

「「ワオォォォォォン!!(だから猫だってば!)」」

 

内心ツッコミながら従う黒歌と白音。

 

「6番と8番は…」

 

∑「ッ!?」

 

「1分間キスをしろ」

 

チュウゥゥゥゥゥッ……

 

泣きながらキスに応じる6番イッセーと…やや嬉しそうな表情でキスに応じる8番祐斗…

 

○●○

 

その頃、宴会場から旅館のテラスに出てきたダンテとアザゼルは夜風に当たりながら仲良く酒を飲み直していた。アザゼルは堕天使の女将を下がらせると酒を飲み、ダンテも深呼吸した。

 

「フゥ〜…いい風だ、景色も最高だな」

 

「だろ?この景色もこの旅館の目玉の一つだ。ここに旅館を建てたキッカケも俺がこの景色を気に入ったからなんだぜ?」

 

「ほぉ、お前にしちゃいい趣味だな」

 

「おいおい、これでも俺は風流が好みなんだぜ?このくらいの趣味ならあるさ」

 

アザゼルと笑いながら雑談をしある程度盛り上がったところで、アザゼルは真剣な表情でダンテにお礼を言ってきた。

 

「ダンテ、ミッテルトの件改めてありがとうな。あいつも今ごろミカエルの元で喜んでると思うぜ」

 

「あぁ、俺もミッテルトに感謝してるぜ、寧ろあいつの協力が無かったら俺はムンドゥスに勝てなかったし、今の俺は無かったと思う」

 

「そうか…あいつの死は決して無駄では無かったってことか」

 

ダンテはムンドゥスとの最終決戦時に力を貸してくれたミッテルトに改めて感謝を伝えた。

 

「あいつの墓は事務所の裏に立てておいたから、帰ったら見に行ってやってくれ」

 

「あぁ、わかった」

 

それから暫く雑談をして二人は宴会場へと戻って行った。

 

○●○

 

宴会場ではまだキング様ゲームが続いていたが、既にティアの独壇場と化していた!ここまでで理不尽な命令は大連発し、ほぼ全員全裸か下着姿になっていた。

 

「5番(白音)は2番(イッセー)にプロレス技をかけろ!」

 

「ぐあああ!??!こ、小猫ちゃん!ギブギブ!!」

 

「…さっき下品な物を見せた罰です」

 

白音はイッセーにバックブリーカーをかけていた。

 

「8番(朱乃)は7番(ネヴァン)に鞭を打て、7番はそれに対して気持ちいいですと言え」

 

「そ〜れ♪」ピシッ!

 

「あぁぁん♡気持ちいいわ♡もっと打って罵ってぇ♡…でもこれ私にとってはご褒美じゃないかしら?」

 

「あぁ♡ネヴァンさんいい顔ですわ〜ゾクゾクしちゃう///じゃあこれでどうかしらん♡うふふふふふ♪このメス豚♪」

 

ドMのネヴァンは鞭で打たれて喜び、その反応を見た朱乃はドSスイッチが入り顔を赤らめて楽しそうにネヴァンに鞭を打ち込んだ!そんな二人をそのままにして、ティアはさらに命令を下した。

 

「9番(ゼノヴィア)と3番(椿姫)と1番(アーシア)はセクシーサンバを踊れ!」

 

ぐったりした顔と露出度高めのコスチュームでサンバを踊る三人。

 

「2番(イッセー)と4番(祐斗)と5番(匙)は全裸でローション風呂に入れ」

 

「わぁ⁉︎変なとこ触らないでイッセー君!」

 

「うるせぇ!この湯船狭いんだよ!」

 

「あまり動くな兵藤‼︎」

 

狭い湯船のローション風呂に浸かってギャーギャー喚く三人。

 

そしてついに…全員限界を迎え床に倒れ崩れ落ちた。肩で息をし、中にはトラウマになったのかブツブツ小言を言っている者もいた。

 

「さぁ!続きをやるぞ☆」

 

しかしティアは止める気は無かった。

 

「うぅ…何でティアさんばっかりキングになるんだ?」

 

全員絶望しそうな表情の中、イッセーはなんとか次でこのゲームを終わらせようと考えていた。

 

(皆もう限界だ、次で俺がキングを引いてティアさんを…)

 

イッセーがキングの棒を狙い、全員が一斉に棒を引いた!その結果は…

 

「キタァァーー!!」

 

見事イッセーはキングの棒を引き当てた!リアス達もイッセーのことを救世主という様な顔で見ていた。さらにイッセーには確実にティアに命令することが出来る秘策があった。

 

(残念ですがティアさんこれで終わりです!実はさっき引いた時にティアさんの番号(8番)が見えちゃったんです!)

 

「…ん?」

 

ニヤついて自分を見ているイッセーにティアは怪しんだが、イッセーはティアに指差すと命令を下した!

 

「8番は…全裸で客室に戻れ‼︎」

 

「ッ⁉︎」

 

イッセーの命令に全員驚いたが誰も意見はしなかった。

 

(へへへどうだティアさん、これは出来まい!さぁ!這いつくばって皆に謝れ‼︎)

 

その瞬間イッセーは勝ったと思った、がしかし!

 

「ふむ……」(脱衣)

 

「ハア!??!」

 

脱げないと思っていたティアは浴衣の帯を解き浴衣を脱ぎ始めたのだ!

 

「ちょ、ちょっとティア姉!?」

 

浴衣を脱ぎ捨てたティアは次にブラを外し自慢の胸を曝け出し、最後に後ろを向いてパンツを色っぽく脱ぎ捨てると全裸になった!全裸になったティアは振り向き様にサムズアップした!

 

「楽しい宴だったぞ!」☆

 

「す、すみませんティアさん!冗談です‼︎」

 

まさか本当に全裸になるとは思っていなかったイッセーがティアを止めようと駆け寄ったが、ティアはイッセーの頭を片手で掴むとリアス達の方へ投げ飛ばした。

 

「邪魔だ!私は部屋に帰るんだ!ヌルヌルの体で私に近寄るな変態が!!」

 

飛ばされたイッセーはリアス達にぶつかりそのまま倒れた!

 

「お、お客様⁉︎困ります!」

 

「えぇい!邪魔だどけぃ!!」

 

止めに入った堕天使の女将をも跳ね除け、ティアは宴会場を出て行った!残ったイッセー達はそのまま限界を迎え、全裸と下着姿で気絶したのだった。

 

「…う…う〜ん…あぁ〜頭痛い。寝ちゃってたのね私…って!何この有り様!?ソーナちゃん⁉︎皆⁉︎一体何があったの⁉︎」

 

酔い潰れて寝ていたセラフォルーが目を覚まし、部屋の荒れ具合と全裸で気絶しているイッセー達に驚いた!

 

○●○

 

全裸で宴会場を出たティアは鼻歌を歌って客室を目指していた。

 

「ふーんふふ…ふふーん……ふぅ、少し冷えるな…っと、そうか服を着ていなかったな」

 

少し冷え始めた体を摩り再び歩き出したその時!外から戻ってきたダンテとアザゼルと鉢合わせした!ダンテはポカーンとしていたが、アザゼルはティアの姿を見て興奮した。

 

「おお‼︎さっき見れなかったがこれがティアマットの胸…」

 

途中まで言いかけたところでアザゼルの体は宙を舞った!同じタイミングで酔いが覚めたティアの強烈なハイキックが炸裂し、アザゼルは天井と床に二回ずつバウンドし床にめり込みうつ伏せに倒れ気絶した!ティアはそのまましゃがみ込み「アザゼルに見られたアザゼルに見られた」とブツブツ呟いていた。

 

「…フッ」

 

そんなティアを見てダンテはやれやれと溜め息を吐き、気絶したアザゼルの浴衣を引っぺがしティアに被せた。

 

「お前にしてはずいぶんハメを外し過ぎたみてぇだな?」

 

「うぅ…め、面目ない…」

 

「ほら?立てるか?部屋に戻るぞ?」

 

「…ありがとう」

 

ティアに手を貸して立たせると優しく肩に手を回し、気絶したパンイチのアザゼルを女将に任せ部屋へ戻って行った。

 




次回もお楽しみに。
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