ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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ダンテが無双します


第24話 遊ぼうぜ、ライザー!ダンテvsライザー

冥界、式の会場。

僕、木場祐斗は式の会場にいた。隣には落ち込んだ表情の朱乃さんと小猫ちゃんが溜息を吐いていた。式ということなので僕達はスーツ、着物、ドレスと着飾っていたが気分はちっともすぐれていなかった。つい先程、ライザーとウェディングドレスを着た部長が会場に入って来て来賓に挨拶していたが部長の表情はとても暗かった。

 

「…祐斗君はこの式が終わったらどうするのですか?」

 

「…はい…一応、サーゼクス様がその後の事を決めてくれるみたいですけど……僕は納得できません!こんな式間違ってます!」

 

「…そうですか…私と小猫ちゃんもこの式が終わったらライザーさんの所に連れて行かれますわ……私も…この式は不本意です…」

 

「……姉様……ダンテ兄様……」

 

小猫ちゃんは黒歌さんとダンテさんの名前を悲しそうに呟いていて見てるだけで心配になった、朱乃さんも落ち着いてはいたが心の中では同じくらい悲しい筈だ。

そこへ鳥の尾の飾りを付けたドレスを着た金髪縦ロールの少女が近づいて来た。あの子は確か…

 

「…あっ……その…申し訳ありませんでした!」

 

ライザーの妹、レイヴェルは突然頭を下げて謝罪してきた。

 

「…どうして謝るんだい?」

 

「…兄の事で……確かにお兄様の勝利は大変喜ばしいことなのですが、その…勝ち方が……お兄様は自らを鍛え上げて正々堂々と戦うのかと思っていました、ですがお兄様は最後に兵藤一誠様を意識が無くなるまで痛めつけました……あんなのフェニックスの戦いではありませんわ!本当に申し訳ありませんでした!」

 

…この子はライザーと違ってちゃんとしているみたいだ。すると朱乃さんが微笑みながらレイヴェルに声を掛けた。

 

「貴女が謝ることではありませんわ、どうか頭を上げてください」

 

「…はい……あの…ところで兵藤一誠様は?」

 

頭を上げたレイヴェルは会場にいないイッセーのことを聞いた。

 

「ここにはいないけど、僕達はイッセー君は絶対来ると信じているよ。たぶんあの人も…」

 

「あの人?」

 

「僕達のことをここまで鍛えてくれた人だよ」

 

ゴオオオォォォオオォォォン!!!!

 

来たか!!

 

その時会場の外から激しい雄叫びが響き渡り会場がざわつき始めた!衛兵の一人が血相を変えて走って来て報告した!

 

「ラ、ライザー様!大変です!!緊急事態です!!」

 

「何事だ⁉︎騒々しい!」

 

「会場の外にドラゴンが現れました!!」

 

「あぁ?ドラゴンなんて冥界にいくらでもいるだろう?さっさと追っ払え!」

 

「そ、それが!現れたドラゴンが…五大龍王天魔の業龍ティアマットなんです!!」

 

「何!?……ま、まさか……奴らか!?」

 

ライザーは驚き、会場は更にざわついた。その時会場の入り口のドアから打撃音と悲鳴が聞こえ扉が勢い良く開いた!

 

「部長オオオオォォォォ!!!!」

 

イッセーの声が会場内に響き渡った!そしてライザーを指差すとイッセーは宣言した。

 

「ここにいる上級悪魔の皆さん、それに部長のお兄さんの魔王様!俺は駒王学園オカルト研究部の兵藤一誠です!部長のリアス・グレモリー様を取り戻しに来ました!!そしてライザー!リアス・グレモリー様の処女は俺のもんだ!!」

 

「な⁉︎何を考えているのですか⁉︎あのお方は⁉︎」

 

「…イッセー」///

 

レイヴェルはイッセーの爆弾発言に驚き、リアスは頬を染めた。

 

「…おいイッセー、かっこよく決めたとこ悪りぃが…お前とんでもなく恥ずかしい事言ってるぞ?」

 

「…はぁ〜台無しではないか……」

 

「にゃはは…でもそれがイッセーちんらしいって言うか……」

 

イッセーの後ろからダンテ、ティア、黒歌の三人が入って来て呆れていた。

 

「貴様ら!ここを何処だと思っている!」

 

衛兵達がダンテ達を囲んで拘束しようと向かって来た!しかし衛兵達はティアの眼力と黒歌の仙術オーラで動きを止められた。イッセーの方にも衛兵が向かって来たが祐斗達に止められた。

 

「イッセー君、ダンテさん!待っていたよ!」

 

「…遅いです」

 

「あらあら、うふふ、やっと来たんですね」

 

衛兵達の相手を祐斗達に任せてダンテもイッセーと前に出ると周りを見た。流石婚約会場だ、いっぱいいやがるな……ん?やけに興味深そうに俺を見てる奴がいるな……あの目は強者の目だな。ダンテは周りを見終わるとサーゼクスにアイコンタクトをし、リアスの姿を見て笑った。

 

「よぅリアス!良い格好だな?でもよ、お前にはその姿はまだ早過ぎるぜ」

 

「貴様、何のつもりだ?…それにアンタまで来るとは」

 

ライザーが睨みながらイッセーに言うと周りの貴族達が騒ぎ出した。

 

「どういうことだライザー殿⁉︎」

 

「おいリアス殿、これは一体⁉︎」

 

ざわざわ…

 

「私が用意した余興ですよ」

 

「…お兄様」

 

サーゼクスが周りのざわつきを止め、ダンテとイッセーの紹介を始めた。

 

「こちらの二名、一人は二天龍の一角を宿した今代の赤龍帝。そしてもう一人は…ご存知の方も多いと思うが数ヶ月前にこの世界にやってきた異世界からの訪問者、悪魔と天使のハーフ、ネフィリムで私の友人だ。ネフィリムとドラゴンの力が見たくてついグレイフィアに頼んでしまいましてね」

 

ざわざわ…「彼が例の…」「…ネフィリム」…ざわざわ

 

「サ、サーゼクス様!そのような勝手は!」

 

貴族の一人がサーゼクスに抗議したがサーゼクスは笑いながら宥めた。

 

「いいではないですか、この間のレーティングゲームは実に楽しかった。しかしながらゲームの経験もない妹が才児であるライザー君と戦うには少々分が悪かったかなと」

 

「…ではサーゼクス様はこの間のゲームが解せないと?」

 

不満そうに言うライザーにサーゼクスは手を横にを振って答えた。

 

「いやいや、そのようなことは無い。魔王の私があれこれ言ってしまったら旧家の顔が立ちますまい、上級悪魔同士の交流は大切なものですからね」

 

するとサーゼクスによく似た顔つきの紅髪のダンディーな男性がサーゼクスに尋ねた、おそらくサーゼクスとリアスの父だろう。

 

「ではサーゼクス、お主はどうしたいのかな?」

 

「父上、私は可愛い妹の婚約パーティーは派手にやりたいと思うのですよ、ですからネフィリム&ドラゴン対フェニックスなんていかがでしょう?最高の催しだとは思いませんか?伝説同士で会場を盛り上げる、これに勝る演出はないでしょう!」

 

うんうん、サーゼクス…やっぱお前最高だぜ。しかし来賓の反応は微妙だった、さっき俺を見ていたヤツを除いて……何だよ、もっと盛り上がれよ?

 

「ダンテ、ドラゴン使い君、お許しは出たよ。ライザー、リアスと私の前でその力を今一度見せてくれるかな?」

 

「いいでしょう!このライザー、身を固める前に最後の炎をお見せしましょう!」

 

ライザーはサーゼクスに跪き宣言した。

 

「あぁそれとダンテは今のままではライザーとの力の差があり過ぎるからリアス達のゲーム同様に制限をかけよう、そうだね……ライザーとほぼ同等にしよう、それでいいかな?」

 

「はい、ではこちらからもハンデとして赤龍帝の小僧には我が奥義は使わないと言うことにしましょう」

 

「いいだろう」

 

ダンテには力の制限が付き、イッセーに対してはライザーは奥義の使用は禁止となった。

 

「さぁダンテ、ドラゴン使い君、キミ達が勝ったら代価は何がいいかな?」

 

サーゼクスは代価を聞いたが貴族達が抗議してきた。

 

「サーゼクス様⁉︎ネフィリムの者はともかく、このような下級悪魔にそのような…!」

 

「下級だろうが何だろうが彼も悪魔なのですから何かさせる以上はこちらも相応のものを払わねばならないでしょう」

 

サーゼクスの言葉に貴族達は納得しなかったが黙った。

 

「さぁキミ、何が望みかな?爵位かい?お金かい?それとも絶世の美女かな?」

 

サーゼクスの問いにイッセーは目を閉じ深呼吸すると望みを叫んだ。

 

「リアス・グレモリー様とオカルト研究部の女子達を返してください!」

 

「ふむ、ではダンテは?」

 

「俺か?…ん〜…イッセーとほぼ同じだからな…別にいいぜ」

 

「何も無いのかい?キミの事だからお金かと思ったが……わかった、ではダンテ、ドラゴン使い君、キミ達が勝ったらリアスと部員達を連れて行きたまえ」

 

「ありがとうございます!!」

 

イッセーはサーゼクスにお礼を言いダンテは頷いた。

 

「では舞台は私が用意しよう」パチン

 

サーゼクスが指を鳴らすとダンテとイッセーとライザーの三人が戦闘フィールドに転移された。

戦闘フィールドに転移されたダンテ達、フィールドの雰囲気は中世の城と言った感じだ。

 

「イッセー、確かお前ここに来る前にその籠手に宿ってるドラゴンに秘策を使えるようにしてもらったって言ってたよな?」

 

「はい、でも発動に力を溜めないといけないんで少し時間がかかるんです」

 

『あぁ代価を払っても発動に魔力を溜めないといけないんだ、すまん』

 

籠手に宿ってるドラゴン、ドライグも謝ってきた。

 

「わかった、それじゃ囚われの姫を助ける役はお前に譲ってやる。先に俺が出て奴の精神をいくらかへし折っておく、お前はその間に力を溜めろ」

 

「ダンテさん……わかりました!!」

 

ダンテはフッと笑うとフィールドに出て待っていたライザーに声を掛けた。

 

「おぅ、待たせたな。さ、早ぇとこ始めようぜ」

 

「まずはアンタからか……まさかアンタと戦うことになるとはな。正直言うと俺は初めて会ったあの日にアンタの魔力にひれ伏せられて恐怖を抱いた。しかし!今のアンタの力は俺と互角!その状態のアンタを倒すことでアンタへの恐怖を打ち消させてもらう!!」

 

「フッ、そう簡単に行けばいいな。かえってさらに恐怖が増すかもしれねぇぞ?」

 

「ほざけ!」

 

ライザーは炎の翼を展開しダンテを威嚇しダンテは鼻で笑い挑発した。ダンテとライザーの戦いが始まった!

 

「まずは小手調べだ、くらえ!」

 

ライザーは小型の炎の魔弾を数発ダンテに放った!左右から飛んでくる魔弾をダンテはエボニー&アイボリーで踊る様に確実に撃ち落とした。

 

「ふん!流石にこの程度は落とすか、ならばこれはどうだ?」

 

今度は両手を重ねて炎の魔弾をマシンガンの様に連射した!普通では避けられない魔弾をダンテは銃を素早く回転させるとクロスして構えハニカムファイアで全て撃ち消した!

 

「おぉう…まさか全て撃ち消すとはな……普通なら避けるだけで精一杯なんだがな……やはり侮れん奴だな」

 

全て撃ち消したダンテにライザーは眉をヒクつかせて驚いた、ダンテはライザーに溜息を吐いた。

 

「はぁ〜…なぁ?そろそろ本気出してくれねぇか?あくびが出ちまうぜ。ふぁ〜あ……おっと悪りぃ、本当に出ちまったぜ」

 

ブチッ!!

 

ダンテのあくび付きの挑発にライザーがキレた!

 

「ッ!さっきから偉そうなことばかり言いやがって!!今の貴様は俺と力が同等だと言うことを忘れるなよ!!」

 

ライザーは腕に炎を纏わせてダンテに向かった!ライザーは炎の拳をダンテに放ったがダンテは避けずに防ぐ様な構えで受けた。直撃した際に金属音の様な音がしたがライザーは気付かずに笑いながらダンテに突きや蹴りを放っていた。

 

「ハハハハ!どうした!あれだけでかい口叩いた割には受けてばかりじゃないか!俺に偉そうなことを言ったのを後悔してるのか?今更遅いぜ!!」

 

数発突きを放ったライザーはとどめに炎の拳を放った!

 

「これで終わりだ!!」

 

「ロイヤルリリース!」

 

ダンテが突き出した手に拳が直撃した瞬間、ライザーの腕が肩まで吹き飛ばされた!ライザーは一瞬何が起きたのか理解できず呆けていたが無くなった自分の腕を見て急いでダンテから離れた!

 

「な⁉︎何だ今のは⁉︎貴様、今何をした⁉︎」

 

ライザーは腕に炎を纏わせ再生させて冷や汗を流した。

 

「こいつは俺が持ってる能力の一つなんだがロイヤルガードってんだ、お前が笑いながら放ってた拳を受けることでダメージを蓄積してお前に全て返したって訳だ……ん〜…最大でも制限付きだとこんなもんか…運が良かったな?制限が無かったらお前全身消滅してたぜ?」

 

ニヤッとしながら言うとライザーは少しぞくっとしたが直ぐに頭を振り恐怖を消すと飛び上がり大型の火球を放った!火球はダンテに直撃すると大爆発した!

 

「ダンテさん!!」

 

後方で魔力を溜めていたイッセーが叫んだ。

 

『集中を乱すな相棒!魔力が暴発するぞ!』

 

ドライグが忠告したが、イッセーはダンテの心配をしながら再び魔力のチャージに集中した。

ライザーは笑いながらダンテがいた場所を見ていた。

 

「ハハハ!まともに受けやがった!こいつをくらえばいくら貴様でも無事じゃあるまい!!」

 

「…フッ、手応えあったか?」

 

「…⁉︎な⁉︎貴様‼︎いつの間に⁉︎」

 

声のした方を見ると炎の翼にダンテが座り手をパタパタしながら熱さを凌いでいた!ライザーは慌てて翼を振るうとダンテを振り落とした。

 

「早く気づけよ、コートが燃えただろうが」

 

コートに付いた炎を払うとダンテはライザーに笑いかけた。その表情を見たライザーは再びぞくっとした。

 

「な、何故だ⁉︎確かに直撃した筈だ!どうやって避けた⁉︎」

 

「こいつも俺の能力の一つだが、エアトリックって言うんだ。相手の魔力に向かって瞬間移動できる、こいつを使ってお前の翼の上に移動したって訳さ。…さてとさっきからお前ばっかり攻撃してるからそろそろこっちから行かせてもらうぜ」ズッ

 

ダンテは殺気を出してライザーに歩き出した。ライザーは舌打ちしながら後退ったが再び炎の翼を広げ飛び上がった!

 

「くっ!ならばこれを使わせてもらう!我がフェニックス奥義!ゴッドフェニックス!!」

 

激しい炎を纏うとその姿を巨大な不死鳥に変化させた!

 

「あ、あれは!!」

 

イッセーはライザーが奥義を発動させたことに驚いた!

不死鳥と化したライザーはダンテに向かって突撃した!ダンテはそのまま不死鳥に飲み込まれ燃え上がった!!

 

「ぐああぁぁぁぁ!!!!」

 

炎の中からダンテの悲鳴が響く!その悲鳴を聞いたライザーは不死鳥の姿のまま高らかに笑った。

 

「ハーハハハハ!!我が奥義をまともに受けやがって!これで貴様も終わりだ!なに、苦しむことは無い、骨まで残さず燃え尽きる!その苦しみもあと少しだ!!」

 

ライザーは勝利を確信し笑い続けた。

 

「ぐああぁ!あ…熱い…熱い!熱くて熱くて……狂っちまいそうだぜ!!」

 

炎に囲まれたダンテが腕を振り払うとダンテを覆っていた炎がかき消された!高らかに笑っていたライザーの表情が驚愕に変わった。

 

「ハハ…ハ……な⁉︎何ぃ⁉︎馬鹿な‼︎貴様何故燃え尽きない⁉︎」

 

「ふぅ…いや?制限のせいで流石に少しだけ熱かったぜ?でもそれでも大したこと無かったぜ。何ならもう一度やってみるか?ほら来いよ」クイクイ

 

「ッ‼︎ナメるなよ貴様!!今度こそ灰にしてやる!!」

 

手招きして挑発するとライザーは激昂し不死鳥の姿になり突撃した!再びダンテは不死鳥に飲み込まれた!がしかし今度は炎は直ぐに消え…否、ダンテが持っていた二本の剣に渦巻きながら吸収された!

 

「な⁉︎貴様何をした⁉︎」

 

「あぁ今のはこいつで…」

 

「ふははは!不味い炎だ!」

 

「その程度で炎と風を司る悪魔を名乗るとは片腹痛し!」

 

「な、何だこの声は?誰だ⁉︎」

 

「おい?ここだここ」

 

突然聞こえた謎の声にライザーは周りを見ていたが、ダンテは剣の柄頭に付いた頭をライザーに見せた。

 

「我が名はアグニ!炎を司る悪魔だ!」

 

「我が名はルドラ!風を司る悪魔だ!」

 

「「小僧!我ら兄弟が炎と風の使い方を教えてやろう!!まずは…」」

 

ガンッ!!

 

自分達の力の説明を始めた二体にダンテは溜め息を吐くと、アグニとルドラの頭をぶつけた。

 

「「何をする主!」」

 

「何勝手に説明始めてんだ。…ったく、喋ってもいいって言ったがあまりベラベラと喋るな」

 

「いいではないか主よ!」

 

「久しぶりの出番なのだ少しくらい喋らせよ!」

 

ダンテとアグニ&ルドラの言い争いは続き、完全に蚊帳の外になっていたライザーはぷすぷすと怒りの炎を体から出していた。

 

「ッッ!!貴様ら!俺を無視してんじゃねぇ!!」

 

イライラしながらライザーは巨大な火球を放った!火球を受けたダンテ達は爆発したが再び炎はアグニ&ルドラに吸収された。

 

「おいおい、人が話してる時に攻撃するのは失礼だぜ?貴族のくせになってねぇなぁ、そんな礼儀知らずには…お仕置きだ!」

 

「「せいやぁ!!」」

 

ダンテはアグニ&ルドラを突き立てると巨大な火走りクロウラーを発動させた!それを受けたライザーの体は縦に真っ二つに切れたが体が残っていたので再生できた。しかしライザーは再生を繰り返すうちにダンテに対する恐怖が増していた。

 

(な、なんなんだコイツは⁉︎制限をかけられているのに我が奥義を受けても平気な顔をして反撃してくる!もしかして俺はとんでもない化け物を相手にしているのか⁉︎…いや!何を恐れているライザー!俺は伝説のフェニックスだぞ!決して負けはしない!!)

 

そう思っているとダンテがエアトリックで目の前に現れ、ルドラの風の力でライザーを打ち上げた!そのままアグニとルドラを連結させると頭上で回転させ炎の竜巻ツイスターを発動させた!

 

「ぐあああぁ!?な、何故だ⁉︎炎を司る悪魔のこの俺が熱さを⁉︎」

 

「それがこいつとお前の力の差さ!さらに…こいつはおまけだ!」

 

ダンテはツイスターをクレイジーコンボ、テムペストに変化させライザーと同じ高さまで上がると強力な熱気の嵐を発生させた!

 

「ぐわぁぁぁぁ!!き、貴様は一体何者なんだ!?」

 

「とっくにご存知だろ?俺は悪魔と天使のハーフ、ネフィリムだ、そしてだだのしがない便利屋さ」

 

剣を交差させフィールドの床にライザーを叩きつけたダンテはアグニ&ルドラを構え縦に高速回転しながら急降下し振り下ろした!かわせないと判断したライザーは身構えたが…

 

ピタッ

 

ダンテは刃がライザーに直撃するギリギリで止め、ニヤッと笑うとアグニ&ルドラを背中に戻しイッセーがいる場所に戻り始めた。

 

「ま、待て貴様!何故とどめを刺さない!?」

 

ダンテは足を止めるとライザーの方を向かずに答えた。

 

「これ以上お前の精神を折るとイッセーの出番が無くなっちまうからな、残念だがここまでだ」

 

「ふざけるな貴様!俺はまだ…ッ⁉︎」

 

その瞬間ダンテはライザーに本当に制限がかけられているのかと疑いたくなる様な魔力を放った!

 

「懲りねぇ奴だな?まだやるってんなら相手してやるぞ?その代わり手加減無しだ!」ズォ!!

 

「ッッ⁉︎………くっ!…………わ、わかった……降参だ……くそっ!」

 

ライザーは拳を地面に打ち付け不本意ながら負けを認めた。

 

 

第1試合、勝者!ダンテ!!

 

 

 

イッセー、次はお前の番だ!負けるなよ!

 

 




ダンテのことを興味深そうに見ていた者はサイラオーグです。
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