ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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第29話 共同作戦

翌日、ダンテはイッセーに呼ばれて待ち合わせ場所に向かっていた、なんでも頼みがあるとのこと。まぁ、昨日の祐斗を見ればイッセーのことだ、なんとかしたいというところだろう、詳しいことは会ってからだな。

確か広場って言ってたよな?………ところで、さっきから妙な気配を感じるんだよなぁ、ずっと尾けられてるみたいだ…その気配は数メートル後方におり、立ち止まれば止まり歩き出せばついて来る、まさかストーカーか?そんな状態が続きダンテは再び立ち止まると深呼吸しバッと後ろに振り向いた!すると残像を残すくらいの速度で物陰に隠れる白髪の小柄な少女が見えた。

 

「……白音?」

 

…何やってんだアイツ?猫のくせに気配ダダ漏れだぞ…ダンテは頭を掻くと隠れた際に僅かに漏れた白音の魔力に向かってエアトリックを発動させた。

 

「!!ふにゃ⁉︎…びっくりしたぁ」

 

隠れていた白音はいきなり目の前に現れたダンテに驚いて尻餅をついた。

 

「…何やってんだお前?」

 

「…あ、いえ、散歩をしていたらダンテ兄様を見かけたので何処に行くのか気になって、魔力を消してこっそりついてきたんです」

 

スカートの埃を払うと立ち上がり頬を染めてダンテの顔を見つめた。

 

「そうか、でもな尾行するなら気配も消さないとバレバレだぞ?魔力は消えてたが気配がダダ漏れだったぜ?…というよりわざと気配を出してたのか?まるで見つけてくださいアピールしてるみたいだったぞ」

 

「…もう、ダンテ兄様はいじわるです」///

 

頬を染めてもじもじしていた…まったく相変わらず可愛い奴だぜ。

 

「…それで、何処に行くんですか?」

 

「あぁ、この先の広場でイッセーと待ち合わせなんだ、ある意味イッセーからの依頼だな」

 

「…イッセー先輩の……」

 

突然白音がジャンプしてダンテの肩の上に飛び乗り肩車の状態になった!

 

「お、おい?白音?」

 

「…私も一緒に行きます、ダンテ兄様がイッセー先輩の様な変態になったら嫌ですから」

 

「何言ってんだ、なるわけ……はぁ、まぁいいか」

 

ダンテは諦めそのまま白音を肩車したままイッセーとの待ち合わせ場所に歩き始めた。

 

「にゃーにゃー♪にゃーにゃー♪」

 

肩車されながら白音は嬉しそうに鼻歌を歌いダンテの頭に顔を擦り付けていた、こいつほんとに俺が好きなんだな。

髪の色が似ていたのでその姿は周りから見ると仲の良い兄妹に見えていた、それだけなら仲睦まじくていいんだが…

 

「…ダンテ兄様と一緒に散歩できるなんて嬉しいです」

 

「あぁ、それはいいんだが…それより白音、パンツ丸見えだぞ?」

 

ダンテの高身長と白音がスカートという事もあり後ろから見ると丸見えであった…

 

「…ッ///ダ、ダンテ兄様が一緒なら恥ずかしくないです…」

 

「…少しは気にしろよ」

 

こっちはパンツ越しの感触を首の後ろにもろに感じるんだからよ…ダンテは溜め息を吐きながらそのまま待ち合わせ場所に歩いて行った。

 

○●○

 

数分後、待ち合わせ場所に着きイッセーと合流した。イッセーと一緒に前に会った生徒会の唯一の男子生徒、匙もいた。

 

「あっ!ダンテさんこっちで……す………あれ…?」

 

「…なんですか?」

 

「…ダンテさんと匙は呼んだけど、小猫ちゃんがどうしてここに…?」

 

イッセーはダンテに肩車されている白音を見て気まずそうにしていた。匙は不機嫌そうにイッセーに尋ねた。

 

「それで兵藤?俺を呼び出した理由は?」

 

「…そうです、ダンテ兄様まで呼んで何をするつもりだったんですか?」

 

二人が聞いてもイッセーは話にくそうに黙っていたが、白音はダンテの肩から飛び降りると、無理矢理吐かせようとイッセーの腕を曲がらない方向に曲げた!

 

「…話さないと折れますよ?」

 

「いででで⁉︎わかった!わかった!言うから!ギブギブ‼︎」バンバン

 

「イッセー、白音はここに来る途中一緒についてきただけだ。気にしないでいいから早く説明をしてくれよ」

 

「はぁ!はぁ!…わ、わかりました、実は……」

 

イッセーは説明した、内容は祐斗の為に昨日戦った教会組の二人に会ってエクスカリバーの破壊に協力したいというものだった。説明を聞いた匙と白音は衝撃的な表情をしていた、その途端匙が叫びながら逃げ出した!しかし白音に服を掴まれ止められた。

 

「嫌だあぁぁ!俺は帰るぞ!!何で俺なんだよ⁉︎お前ら眷属の問題だろ⁉︎俺はシトリー眷属だ!関係ねぇ!!」

 

「そう言うなよ、俺が知っている悪魔で協力してくれそうなのはお前くらいなんだから」

 

「ふざけんな!俺がてめえの協力なんてするわけねぇだろ!殺される!会長に殺されるううううぅぅ!!お前んとこのリアス先輩は厳しいながらも優しいだろうがな!俺んとこのソーナ会長は厳しくて厳しくて厳しいんだぞ!!」

 

匙は泣きながら必死に叫んでいた!……ソーナってそんなに厳しいのか?そういえば俺の母さんも怒らせると怖かったな。ダンテは亡き母エヴァを思い出していた。

 

「…私も協力します、祐斗先輩の為ですよね?」

 

「なっ⁉︎」

 

匙が叫ぶ中、白音も協力する気になった様で目つきが鋭くなり協力を申し出た。

 

「部長や朱乃さんには内緒にして欲しいんだアーシアにもあまり関わらせたくない」

 

「…部長は絶対反対しますね」

 

「おい白音、黒歌には何て言うつもりだ?」

 

「…姉様には危ないことはしないでって言われてましたから内緒にしておきます」

 

「そうか、それならいいけどよ」

 

黒歌は妹の白音をとても大切に思っている。黒歌にバレたら白音、お前どうなるのか…?ダンテの脳裏に黒歌にお仕置きされている白音の姿が思い浮かんだ。

 

「あの二人とは利害は一致している、あとは俺らの言葉に耳を傾けてくれるか…この交渉で関係が悪化するかもしれない、そうなったら俺は命をかけてなんとかしないといけない、だから小猫ちゃんは降りてもいいよ、匙も危なくなったら逃げろ」

 

イッセーの覚悟に白音は頷いたが匙はまた逃げ出した!が今度はダンテと白音に服と肩を掴まれた。

 

「なら今逃げさせろおぉ!会長に殺される!絶対に拷問だぁぁ!!」

 

「もしかしたら交渉成立するかもしれないだろ?その時お前にも協力して欲しいんだよ」

 

「勝手な言い分だ…死ぬ…死んでしまう……」

 

「諦めな匙、協力しないなら今すぐソーナにバラしてもいいんだぜ?さぁどうする?」

 

∑「はい!わかりました!!協力します!いくらでも協力します!!」

 

ダンテが軽く脅すと匙は目の色を変えて敬礼し素直に従った……やれやれ単純な奴だ。

 

「決まったな。それじゃまずはあいつら教会組を見つけないとな」

 

「そうですね、すぐに見つかるといいんですけど…」

 

「まぁ、あいつら白いローブ姿だから目立つしな。案外すぐ見つかるんじゃねぇか?」

 

匙に二人の特徴を教え、一行は教会組の二人…ゼノヴィアとイリナを探し始めた。

 

 

 

探し始めて数分後…

 

「えー、迷える子羊にお恵みをー(棒)」

 

「どうか天に変わって哀れな私たちにお慈悲をぉぉ!(必死)」

 

探してた二人組、ゼノヴィアとイリナを見つけたが…けど何してんだあいつら…?小箱を持ち棒読みのゼノヴィアとやたら必死に周りに呼びかけているイリナがそこにいた。周りからは変な目で見られてるし中には警察に通報しようとしている人もいた。なんだか正直俺たちも話しかけたく無い…

 

「…なんてことだ、これが経済大国日本の現実か。これだから信仰の匂いもしない国は嫌なんだ」

 

「毒づかないでゼノヴィア…路銀の尽きた私たちはこうやって異教徒の慈悲なしでは食事もとれないのよ?ああ!パン一つさえ買えない可哀想な私たち!」

 

「ふん、元はと言えばお前がこの詐欺まがいの変な絵画を買うからだ」

 

ゼノヴィアが指差す先には天使の輪を付けた変な顔の男が描かれている胡散臭い絵が置いてあった…おいおい、まさかあれを買ったのか?

 

「な、何を言うの!この絵には聖なるお方が描かれているのよ!」

 

「ほぅ?ではこれは誰だ?言ってみろ」

 

「…誰ってこれは……たぶん…ペトロ様…?」

 

「ッ!ふざけるな!聖ペトロがこんなのわけないだろうが!聖ペトロに失礼だ!」

 

「いいえ!こんなのよ!私にはわかるもん!」

 

…イリナ、お前騙されてるぞ、それにお前聖なるお方をこんなの扱いしてるぞ?

 

「はぁ…どうしてこんなのが私のパートナーなんだ…主よ、これも試練ですか?」

 

ゼノヴィアは額に手を当て溜め息を吐いた、ゼノヴィア…同情するぜ。

 

「これだからプロテスタントは…我々カトリックとは価値観が違う、聖人をもっと敬え!」

 

「何よ!古臭いしきたりに縛られてるカトリックの方がおかしいのよ!」

 

「何だと異教徒め!」

 

「何よ異教徒!」

 

おいおい、喧嘩始めちまったぞ、周りに迷惑だぜ。

 

ぐぅ〜〜〜…

 

その時あーだこーだ言い合うゼノヴィアとイリナの腹から特大の音が鳴り二人は崩れ落ちた、どうやら空腹の限界の様だ。

 

「…うぅ…まずはどうにかして腹を満たそう…そうしなければエクスカリバー奪還どころではない」

 

「…う、うん…そうね。それじゃ…異教徒を脅してお金貰う?主も異教徒相手なら許してくれそうなの」

 

「寺を襲撃するか?」ニヤッ

 

「それとも賽銭箱とやらを奪う?」二ヒヒ

 

おいおい、今度は犯罪に手を染める気か?それを主が許したらやっぱり信じてる神は大したことがないというかロクでもないぞ。…しょうがねぇ、ここは救いの手を差し伸べてやるか…

 

「おい、そこのお嬢さんたち?それ以上やったら信仰もくそも無くなるぞ?飯奢ってやるから少し話をしねぇか?」

 

札束をちらつかせながら言うと二人は目を輝かせて乗ってきた!

 

 

◇某ファミレス

 

「美味い!日本の食事は美味いぞイリナ!」

 

「これよこれ!これが故郷の味なのよ!」

 

故郷の味って…ここレストランだぞ?二人は大量の料理をものすごい速さで平らげていた!その細い身体によく入るもんだ。その様子をイッセーと匙はポカーンとしており、ダンテと白音は苺パフェを食べながら見ていた。

ある程度食べ終わった二人は一息ついた、イリナがデザートを選びダンテもパフェのおかわりを注文していたがゼノヴィアが話し始めた。

 

「…ふぅ、馳走になった。で、私たちに接触した理由は?」

 

やっと本題に突入か、ダンテはおかわりのパフェを食べていたので代わりにイッセーが問いに答えた。

 

「お前らはエクスカリバーを奪還する為に来たんだよな?」

 

「あぁ、それは先日説明したはずだよ」

 

「単刀直入に言うと…エクスカリバーの破壊に協力したい」

 

イッセーの発言に二人は顔を見合わせた、たぶん断られるだろうな。

 

「…ふむ、そうだな、一本くらい任せてもいいだろう、ただしそちらの正体がバレないようにしてくれ」

 

ゼノヴィアはあっさり了承したがイリナが反論した。

 

「ちょっとゼノヴィアいいの⁉︎相手はイッセー君とはいえ悪魔なのよ?それにこの人だって…」

 

イリナはダンテの方を警戒しながら見たが、ゼノヴィアが思い出した様に聞いてきた。

 

「そういえば昨日聞いて気になっていたのだが、ネフィリムとは何だ?聖剣も全く効かないし…貴方は一体何者なんだ?」

 

ダンテはこの世界に来た経緯を説明した、異世界から来たことも…

説明を聞いて二人は驚いた顔をしていたが納得した様だ。

 

「なるほど、異世界から…そう言うことなら私たちが聞いたことがないのもわかるな」

 

「そう言うことだったのね…でもだからと言ってゼノヴィアいいの⁉︎」

 

「正直言って私たち二人だけではこの任務は辛い」

 

「それはわかるわ!でも…!」

 

「最低でも私たちは三本のエクスカリバーを破壊して逃げ帰ってくればいい、私たちの聖剣も奪われるくらいなら自らの手で壊せばいい。奥の手を使ったとしても無事帰還できる確率は三割だ、自己犠牲に等しい」

 

「それを承知で来たはずよ?私たち信徒の本懐じゃないの」

 

イリナは溜め息を吐きとりあえず座った。

 

「気が変わったのさ。私の信仰は柔軟でね、いつでもベストな形で動き出す」

 

「あなたね!前から思ってたけど信仰心が微妙におかしいわ!」

 

「否定はしないよ、だが任務を遂行して無事帰る事こそが本当の信仰だと信じる、生き残りこれからも主のために戦う、違うか?」

 

熱心な奴だ、その心意気だけは関心するぜ。

 

「悪魔の力は借りない代わりに、ドラゴンとネフィリムの力を借りる」

 

ゼノヴィアの発言にイリナはポカーンとしていた。

 

「伝説の通りならその力は魔王並みに高めることができるんだろう?それにネフィリムの未知の力…この出会いも主のお導きと見るべきだね」

 

「た、確かにドラゴンとネフィリムの力は借りるなとは言われてないけど…屁理屈だわ!やっぱりあなたの信仰心は変よ!」

 

「フッ、変で結構。それにイリナ?彼、兵藤一誠はキミの古い馴染みだろう?ここは信じてみようじゃないか」

 

「…わかったわ」

 

長かったが交渉成立した様だ。イッセーはスマホを取り出した。

 

「よし、ドラゴンとネフィリムの力を貸すってことで交渉成立だ、じゃあ今回の俺のパートナーを呼んでもいいか?」

 

 

数分後、イッセーのパートナー…祐斗が来た。説明を聞いた祐斗はしばらく黙っていたがコーヒーを飲むと落ち着き話し始めた。

 

「…話はわかったよ、正直言うと聖剣使いに許しを請うのは遺憾だけどね」

 

「ずいぶんな言い様だね」

 

「やっぱり聖剣計画の事で恨んでいるのね…でもね、あの計画のおかげで聖剣使いの研究は飛躍的に伸びたわ。だからこそ私やゼノヴィアみたいに聖剣と呼応できる使い手が誕生したの」

 

「だが、だからと計画失敗と断じて被験者のほぼ全員を始末するのが許されると?」ズッ

 

祐斗の目が鋭くなり負のオーラが滲み出た!ダンテは祐斗の肩に手を置いて落ち着かせた。

 

「その事は教会でも最大級に嫌悪されたものだ、当時の責任者は異端とされ追放、今では堕天使側さ」

 

「その者の名は?」

 

「バルパー・ガリレイ…皆殺しの大司教と呼ばれた男だ、これがその写真だ」

 

ゼノヴィアは一枚の写真を見せてきた、そこには白髪に丸眼鏡のいかにも悪そうな初老の男が写っていた。祐斗は写真を手に取ると憎らしくバルパーの顔を見つめた。

 

「…堕天使を追えばこの者に辿り着けるかな?実はつい最近、聖剣を持ったある男に襲撃されたよ、フリード・セルゼン、この名に覚えは?」

 

「なっ⁉︎あのクソ神父じゃねぇか!」

 

「俺がお前を助けたあの日か…」

 

イッセーは反応し、ダンテも思い出した。ゼノヴィアとイリナも知っている様で納得した顔になった。

 

「フリード・セルゼン…十三歳でヴァチカン法王庁直属のエクソシストとなった天才。悪魔や魔獣を次々と滅していく功績は大きかったわ」

 

「だが奴はやり過ぎた…同胞すら手にかけたのだから。そうか、フリードが奪われた聖剣を使って裏で動き回っているのか…。まぁいい、とりあえずエクスカリバー破壊の共同戦線と行こう」

 

話が纏まりゼノヴィアはイッセーに連絡先を教えて二人は店を後にした。

 

「食事の礼はいつかするぞ、ネフィリムのダンテ」

 

「食事ありがとう!ダンテさん!」

 

 

 

ファミレスを後にし、一行は近くの公園にやってきた。

 

「イッセー君、どうしてこんな事を?下手をすると大きな問題になったかもしれないのに…」

 

「ま、仲間だし、それにお前には助けられた事もあったからな、今回はお前の力になろうと思ってさ」

 

「それにダンテさんまで…」

 

「俺はイッセーに呼ばれて来ただけだが、まぁ依頼だと思って協力してやるよ」

 

…まぁほっとけないってのも事実だがな。すると白音が祐斗に歩み寄り悲しそうに服を掴んで頼んだ。

 

「…祐斗先輩、私は先輩がいなくなるのは…寂しいです…だから、いなくならないで…お願いします…」

 

「小猫ちゃん…はは、参ったね、小猫ちゃんにそんなこと言われたら僕も無茶できないよ。わかった、今回は皆の好意に甘えさせてもらおうかな、イッセー君達のおかげで真の敵もわかったしね、でもやるからには絶対に聖剣を壊すよ!」

 

祐斗の目は前の様な復讐の目をしていなかった、いつもの祐斗に戻ったな。

 

「よし!俺らエクスカリバー破壊団結成だ!」

 

「何だそりゃ?」

 

ベタなネーミングだが、嫌いじゃないぜそういうノリ。盛り上がる中、蚊帳の外だった匙が眉を曲げて口を開いた。

 

「つーか、俺だけ蚊帳の外なんだけど?で、結局聖剣と木場が何だって?」

 

「…少し僕の過去を話そうか」

 

場所を噴水広場に移し祐斗は語った。自分が生きてきた壮絶な過去を…リアスから聞いたものより詳しく…

 

「うぅぅ…」

 

話を聞き終わった匙がフルフル震えた次の瞬間!

 

「木場!辛かっただろう!ちくしょう!神も仏もないもんだぜ!俺は非常にお前に同情している!奴らや聖剣に恨みを持つ理由もわかる!酷い話だぜ!俺はイケメンのお前が正直いけすかなかったがそういう話なら別だ!俺も協力するぞ!」

 

匙は苦笑いする祐斗の肩を掴んで泣きながら叫んでいたがヒートアップし自分の目標を叫び出した!

 

「よし、いい機会だ!共同戦線張るなら俺の事も知ってくれよ!俺の目標はッーーソーナ会長とデキちゃった結婚する事だ!!」

 

「同志!!」

 

その目標にイッセーが食いついた!……おーい?

 

「匙、聞け!俺の目標はリアス部長の乳を吸う事だァ!!」

 

…イッセー……白音は呆れ、祐斗は苦笑いしていた、しかし二人は止まらない!

 

「乳って…兵藤!お前わかっているのか⁉︎上級悪魔の!しかもご主人様のお乳に触れる事がどれだけ大きな目標かという事を!」

 

「チッチッチ…匙、触れられるんだよ…実際俺は部長の胸を少しだけ触った事がある!」

 

「何⁉︎バカな⁉︎そんな事が可能なのか⁉︎嘘じゃないよな⁉︎」

 

「嘘じゃない!ご主人様のおっぱいは遠い…けど辿り着けないほどの距離じゃない!」

 

どんどんヒートアップしていく変態二人!そんな二人を無視し白音はスマホを、祐斗は噴水の前に座って読書をしていた…俺も何かしてるか。

 

「匙、俺たちは一人ではダメな兵士かもしれない、だが二人なら違う!二人なら戦える!」

 

「「二人ならやれる!二人ならいつかデキちゃった結婚もできるかもしれない!!」」

 

イッセーと匙がガッチリ手を握り、ここに変態による変態の友情が芽生えた!

 

「さぁ匙!あの夕陽に向かって走れ!」

 

「まだ昼過ぎだぞ兵藤⁉︎」

 

イッセーと匙は叫びながら走って行ってしまった、ハハ…これが青春ってか?

 

 

「…白音、帰っていいか?」

 

「…私も帰りたいですけど我慢してくださいダンテ兄様」

 

「あはは…」

 

 

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