ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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第35話 スパーダの真の継承者

バージルの協力によって伝説の魔剣スパーダが復活した!それを見たグレモリー眷属は体に電撃が走ったように動けなかった。

 

「…す、すごい剣だ……!」

 

「…あ、あぁ、しかしなんという禍々しさだ…あの様な物、普通の者では持っただけで剣の邪気に蝕まれて死んでしまう…」

 

剣に詳しい祐斗とゼノヴィアはスパーダが放つ魔力と邪気に見るだけで恐ろしい剣だと実感した。

 

「「「あれは魔剣スパーダだ。主の父、魔剣士スパーダが使いこなしたと言われるスパーダと同じ名を持つ伝説の魔剣だ。その力は計り知れず、並の悪魔では当然使いこなせない…だが、使いこなすことができた者には魔界最強の力が手に入ると言われている」」」

 

同じく見ていたケルベロスが説明しリアスが驚いて反応した!

 

「魔界最強ですって⁉︎」

 

「その話の通りなら確かにすごいが…そのような物、ダンテさんに使いこなせるのか…?」

 

リアスとゼノヴィアはダンテにスパーダを使いこなせるのか心配したが、ダンテを信じる者達が声を上げた!

 

「大丈夫ですよ部長!あの剣はダンテさんのお父さんが使っていた魔剣です!ダンテさんなら問題なく使えます!」

 

「そうです!ダンテ兄様のお父さんの剣ならダンテ兄様をすぐに受け入れてくれます!」

 

「私達はダンテさんを信じてます!彼の力を!彼の勝利を!だからリアス!あなた達も信じて!!」

 

イッセー達の想いを聞いたリアスはフフっと笑うと微笑んだ。

 

「…フフ、そうね。今まで彼に助けられてきた私達が彼を疑うなんておかしな話ね…わかったわ、彼を信じましょう!彼の勝利を!彼を信じてこの戦いを見守りましょう!!」

 

グレモリー眷属はダメージを受けたがダンテの勝利を祈った。

 

 

 

解放されたスパーダを見てダンテも驚いていた。

 

「…何だ?この湧き上がる様なパワーと魔力は…‼︎」

 

「…行けダンテ…!…その力を…スパーダの力を……奴に思い知らせてやれ…!」

 

アーシアに治療をされながらバージルはコカビエルを指差した。

 

「あぁ…行ってくる、お前はそこで見ていてくれ……アーシア、バージルを頼んだぞ」

 

「はい‼︎」

 

スパーダを担ぐとダンテはコカビエルに向かって歩いていった。

 

 

「ふん、新しい武器か…確かにその剣は俺の力を上回っているがそのような物、貴様に扱えるのか?ふははは!!」

 

ダンテの魔力を圧倒的に上回るスパーダをダンテには扱うことは無理だと思い笑っていたが、そんな言葉を気にすることなくダンテはコカビエルを鋭い目つきで睨むと呟いた。

 

「…てめぇ…覚悟はいいな…‼︎」

 

スパーダを構えるときりもみ状に回転しながら飛び上がりコカビエルと同じ高さまで上がるとデビルトリガーを発動させた!しかしその姿は先程とは全く別のものだった!

 

「な⁉︎…き、貴様、何だその姿は⁉︎……それに…何だ⁉︎…その力は…‼︎」

 

驚くコカビエルのダンテの姿は…ゴートを思わせる二本の大きな角、横長の紅い眼、虫の羽とマントを合わせた様な大きな翼、全体的に黒を基調とした凄まじい魔力と禍々しいオーラを纏った魔人の姿に変わっていた!

 

「あれは…ダンテさんのデビルトリガー…?でもさっきと姿が違う」

 

イッセーがダンテのデビルトリガーの姿がさっきと違うことに不思議に思っていると隣からケルベロスの大声が響いた!

 

「「「おぉ!!あの姿こそスパーダの真の姿!!再びあの姿を拝むことができようとは…‼︎」」」

 

「「光栄の極み…‼︎」」

 

「うふっ、ハンサム悪魔さん、またお会いできて嬉しいわ」

 

ダンテの姿を見た魔具達は跪いていた!特にケルベロスは感激のあまり涙を流していた。魔具達の反応を見てリアス達もあの姿がダンテの父スパーダだとわかり、放たれる魔力にその場から動けなかった。

 

「…言葉が出ないわ……」

 

 

コカビエルはさっきまでの余裕の表情が消え、冷や汗を流しながら正面に立つダンテを見ていた。先程と違う姿に変わったことにも驚いたがそれよりもダンテが放つ底が見えない力に驚愕した!対するダンテも自分の姿と力を驚いて見ていた。

 

(…この姿は…!この力は…!………そうか…これが!)

 

自分の力にダンテがフッと笑うとコカビエルは歯を強く噛み締めて魔力を解放した!

 

「何だ?その笑みは?余裕のつもりか?ふふふ………ッ!たかが魔力を上回ったぐらいでいい気になるなよ!!」

 

コカビエルは光の槍を大量に作るとダンテに向かって素早く連続で投げた!槍を受けたダンテは煙に包まれた!

 

「ふぅ……ははは!魔力が上がっても姿が変わっても何も変わらんではないか!ふん、口ほどにも無い」

 

光の槍が全て命中しコカビエルは嘲笑っていたが、次の瞬間煙の中から巨大な禍々しい大鎌が回転しながら飛び出してきてコカビエルの片翼全てを斬り飛ばした‼︎

 

「な⁉︎なんだとぉぉぉおおぉぉぉっ!??!」

 

煙が収まると元の大剣に戻ったスパーダを持った無傷のダンテが出てきた!片翼を失い飛び続けることが不可能になったコカビエルは残った翼でバランスを取りながらなんとか着地した。

 

「ぐあああっ!!ぐっ!…き、貴様、よくも俺の翼を…!ハァ!ハァ!」

 

痛みに顔を歪め肩で息をしながらダンテを睨むがダンテは休む間もなくスパーダを構えるとスティンガーを放った!コカビエルはダンテが腕を突き出すタイミングに合わせて避けたがスパーダの柄が伸び槍の形状になるとコカビエルの腹に突き刺さった!

 

「ぐふっ⁉︎な、なにぃ!!」

 

スパーダでコカビエルを貫いたままダンテは高速回転させ振り回すとコカビエルを校舎の壁に叩きつけた!ダンテはスパーダの柄を元に戻すと追撃に斬撃を数発放った!斬撃を受けたコカビエルは爆発し完全に校舎の瓦礫に埋まった。その力は圧倒的であった。

 

「…なんという力だ…!」

 

「あ、あれ…本当にダンテなのにゃ?」

 

ティアと黒歌は一気に形成逆転した光景を見て唖然としていた、しかしそれは見ていた者全てが同じであった。

校舎の瓦礫の中からボロボロになったコカビエルが出てきた、その姿は服は破れ体中傷だらけで流血していた。

 

「…くそ…くそ…くそっ…!!」

 

コカビエルは今の状況が信じられず小言を言いながら血が出るほど拳を強く握っていた。

 

「ふっ、頑丈な奴だな」

 

「…ふざけるな…!こんなことがあってたまるか!俺はコカビエルだ!戦争に生き残り聖書にも記された堕天使だぞ!貴様の様な…この世界の者でも無い奴に負けることなんて許されないんだ!!」

 

激昂したコカビエルは魔力を解放するとさらに魔力を上げようと構えた!リアス達はどんどん上がっていくコカビエルの魔力に焦っていたがダンテは目を閉じて溜め息を吐いていた。

 

「ウォォォォ!!こんなものではまだまだ足りん!もっともっと力をよこせぇ!!!!」

 

コカビエルの魔力がさらに跳ね上がった!

 

「ハハハハハ!!いいぞ!もっとだ!もっと力をよこせ!奴を超える力を!!ふははは!!」

 

まだまだ魔力を上げ続けるコカビエル!だが次の瞬間!

 

ボシュ!ボトッ…

 

コカビエルの腕が肩から弾けるように地面に落ちた!まるで腐ったように……

 

「やれやれ…」

 

ダンテは予想していたのか溜め息を吐いて首を振った。

 

「…な⁉︎何だこれは⁉︎俺の腕が…どういうことだ⁉︎」

 

コカビエルは無くなった自分の腕を見ながら信じられない表情をしていたが、ダンテが溜め息混じりで説明した。

 

「わかってねぇようだから教えてやる、お前じゃその力を使いこなせねぇんだ、お前が使っていたのは表面上の力だけなんだよ。今のお前は無理矢理上げた魔力のせいで破裂寸前の風船みたいなもんだ…お前も薄々感づいていたんじゃねぇのか?」

 

ダンテの言葉にコカビエルは正気に戻ったが…

 

「何故だ!この力は俺が完全に取り込んだはず!なのに何故だ!!」

 

「お前がその力を使いこなせない理由…それは簡単だ、俺たちの親父の魔剣士スパーダは人間を愛した、その人間を愛する心がてめぇには無ぇんだ」

 

「ッ…馬鹿な…人間だと⁉︎あの様な下等生物を愛して何になる!!」

 

コカビエルの答えにダンテは再び溜め息を吐いた。

 

「その心が無い限りお前にその力は使いこなせねぇ」

 

「俺が奪ったのは貴様の兄の力だぞ!」

 

「確かにそうだが、元を辿ればバージルの力は親父の力だ、親父はお前に力を貸す気は無いって言ってるぜ」

 

その言葉にコカビエルは衝撃を受けた、最強の力を手に入れたと思っていたのに表面上だけしか使えておらず体もプライドもズタボロにされたのだ!だがコカビエルはそれでも納得していなかった。

 

「…認めん…認めんぞ!!くそぉおおぉぉぉ!!俺は最強の堕天使コカビエルだぞ!!俺こそが魔界最強なんだぁァァ!!ウォォォォ!!!」

 

コカビエルは体が崩壊することも構わず魔力を上げ始めた!破裂寸前の体は所々醜く膨れ上がりその姿はまるでスパーダの力で暴走したアーカムだ。

 

「ハァ!ハァ!…き、貴様如ぎに…ごの俺が負げるはずが無いんだァァ!!」

 

もはや人の形状を保てなくなったコカビエルはダンテを道連れに自爆しようと翼を変化させた触手を伸ばしてきた!しかし捕まるわけがなく、ダンテはステップでかわしながらスパーダで触手を斬り落とした。

 

「ッ⁉︎くそぉぉぉ!こうなったら取り込んでやる!!」

 

コカビエルは体をスライム状に広げてダンテに飛びかかった!ダンテを包み込んで自爆する気だ!

 

「…ハァ…やれやれ」

 

ダンテはスパーダの刃に魔力を込めると地を蹴った。

 

ザンッ!!

 

残像を残すほどの速度でコカビエルをすり抜けスパーダで斬り裂いた!斬られたコカビエルは肉体の一部を失い倒れたがよろよろと立ち上がると残された腕に光の剣を形成し再びダンテに向かってきた!

 

「…ガッ…⁉︎…ぐっ……ま…まだだ!」

 

向かって来るコカビエルにダンテはスパーダを背に刺すととどめを刺そうとエボニー&アイボリーを取り出し素早く回転させるとクロスして構えた。引き金を引こうとしたその時ダンテの体に力が流れてきた、見るとバージルが手を向けていた…ふっ、無理しやがって。

 

「ありがとよバージル!」

 

バージルに礼を言うとコカビエルに狙いを定めて引き金を引いた。

 

「ジャックポット‼︎」

 

エボニー&アイボリーから赤と青の弾丸が放たれコカビエルに命中した!弾丸が命中したコカビエルの体から光が柱の様に何本も出てきた!体の限界を迎えたようだ。

 

「…ち、ちくしょう…!ぢぐしょぉぉぉぉ!!!!」

 

絶叫と共にコカビエルの体は爆発し消滅した。その場にはクレーターとコカビエルの羽根が散らばっていた。

エボニー&アイボリーを戻すとデビルトリガーが解除され元に戻った。同時にスパーダも光り出し元のフォースエッジとパーフェクトアミュレットに分かれた。もう一度二つを合わせてみたがスパーダの姿に戻らなかった。

 

「…いつでも使えるわけじゃ無いってことか…」

 

…ありがとう、親父

 

スパーダに礼を言うとバージルやリアス達の所へ歩いていった。

 

 

 

コカビエルに勝利したダンテは金のアミュレットをバージルに返そうと戻ってきた。

 

「助かったぜバージル、ほら返すぜ」

 

金のアミュレットをバージルに差し出したがバージルはダンテの手を押し返した。

 

「…いや…お前が持っていろ…もうお前の物だ……」

 

バージルの発言にダンテは信じられなかったがバージルの状態を見てさらに驚いた、バージルの胸の穴は戦いを始める前と全く変わっていなかったのだ、すぐにアーシアに問い詰めたが…

 

「どうして傷を治さないんだ?」

 

「そ、それが、治らないんです…!」

 

アーシアは申し訳なさそうに答えた…なんだって?やはりアーシアでは力不足なのか?だったらフェニックスの涙なら!

 

「ティア!フェニックスの涙は⁉︎」

 

「すまない…お前に渡したヤツで最後だ、後は取ってくるしか…!」

 

そんな暇は無ぇ!ここからじゃデビルメイクライまで走っても10分はかかる!それに事務所に誰もいないからエアトリックも使えない!ダンテが焦っていると黒歌が…

 

「大丈夫にゃダンテ!今バーニィにフェニックスの涙を取りに行かせてるにゃ!もう来るはずにゃ!……あっ!来た来た!」

 

黒歌が気づくと使い魔のバーニィがフェニックスの涙を持って飛んで来た!黒歌は受け取ると急いでダンテに渡した!

 

「バージル、これで楽になるからな!」

 

急いでフェニックスの涙をバージルの胸の穴にかけた!しかし、胸の穴は全く塞がらなかった…

 

「…どういうことだ?何で傷が治らないんだ!」

 

全員が信じられなかった!どんな傷でも治すフェニックスの涙を使ったのに傷が治らなかったのだ!バージルの体はフェニックスの涙でも治らないほど消耗していた。

 

「…ダン…テ…」

 

その時、バージルが弱々しく口を開けた。

 

「バージル⁉︎」

 

「…ダンテ…お前に……話しておきたい事が…ある…」

 

「…話しておきたい事?…何だ?」

 

バージルは魔界に堕ちてからの経緯を語り始めた。

 

「…俺は…テメンニグルで…お前に敗れ…魔界に堕ちた時……魔界の底で…復活しかけていた…奴に…遭遇した…」

 

「奴…?…まさか!」

 

「…そうだ…ムンドゥスだ…!」

 

ダンテは驚愕した!まさかムンドゥスが復活しかけていたのだから!驚くダンテにバージルは続けた。

 

「…奴に遭遇した俺は…満身創痍の状態だったが…親父が通った道なら…魔界の帝王に挑むのも…悪くないと思い…奴に…戦いを挑んだ……」

 

ダンテ達はそんな状態で魔界の帝王に挑んだバージルに驚いた。

 

「…だが…奴も復活しかけで…まともに力を…発揮できなかった様で……俺と奴の力は…ほぼ互角だった…ハァ…ハァ……」

 

バージルの呼吸が乱れてきた!ダンテはやめさせようとしたがバージルは続けた。

 

「…そこで俺は…閻魔刀に…持てる力を込めて…奴が出掛けていた門に…閻魔刀を振るい…再度…奴を封印した…!これで…しばらくは……奴の封印が…解かれることは…無い…」

 

「アイツを封印したのか⁉︎」

 

「…あぁ…だが…俺も奴が最後に放った…魔弾を受けた……気づけば俺は…あの鎧騎士の姿に…なっていた……」

 

そこで理解した、あのネロアンジェロの鎧はムンドゥスによるものであることを、母エヴァが言っていた異質なものとはムンドゥスの力であることを。

 

「…あの鎧は…ムンドゥスの力で…お前を倒すと言う…俺の心を読み取って動いていたようだ…最初は…俺も意識があったが……魔界を彷徨う内に…俺の意識は…あの鎧に封じられていった……意識が戻り始めたのは……酒場で…お前のアミュレットを見た時だ……」

 

「そうだったのか…」

 

「…完全に…意識が戻ったのは…鎧が壊れた時だった……俺はずっと…体力が回復せず…満身創痍の状態で…過ごしていた…その状態で…あの男に力を奪われた……だから…小娘の回復も…秘薬も効かなかったんだろう……ッ!ゲホッ!ゲホッ!!」

 

バージルが激しく咳き込みさらに呼吸が荒くなった!

 

「バージル!もういい喋るな!」

 

「バージルさん!これ以上は危険です!」

 

流石にマズいと判断しダンテとアーシアは止めたが、それでもバージルは続けた。

 

「…俺はもう助からん…だからダンテ…お前に……頼みがある……」

 

「頼み…?」

 

「…ふっ…俺がお前に頼みなんて…おかしな話だが……俺からの…最初で最後の頼み…だと思って…聞いてくれ……ハァ…ハァ…」

 

ダンテもバージルから頼み事をされたことに驚いたが聞いた。

 

「…お前が…親父の…スパーダの……継承者になるんだ…!」

 

「⁉︎なんだって!」

 

ダンテはバージルの言葉が信じられなかった!バージルがずっとなりたかったものをダンテに譲ったのだから!

 

「…お前は…親父の正義と…母さんの優しさを…色濃く受け継いでいる……力を求めていた俺では…おそらく…魔剣スパーダを復活させることも…親父の姿になることも…できなかっただろう……だからダンテ…!お前に託したい…!」

 

震える手をダンテに向けるとバージルの体から光の粒子が出始めた…

それを見たリアス達はバージルに死期が迫っていることに気づき、アーシアはバージルの手を握り涙を流していた。

 

「バージル!俺もお前に伝えたいことがある!俺はお前に重傷を負わされて気を失った時、意識の中で母さんに会った!その時母さんはお前に謝っていた、母さんはお前を決して見捨ててはいなかったんだ!」

 

エヴァからの伝言をバージルに伝えるとバージルは何も言わなかったが目元が微笑んでいるのがダンテには見えた。

 

「…そうか……最後にそれを聞けて…安心した……」

 

バージルの体の光が強くなった。

 

「…さらばだ…後は……任せたぞ…スパーダの…真の…継承者……ダン…テ………」

 

その言葉を最後にバージルの体は光の粒子となり閻魔刀を残して消滅し、一筋の光が残るとダンテの体の中に入りダンテの体が脈打った。

 

「あああぁぁぁぁっ!!バージルさん…ごめんなさい!私にもっと力があれば…!ごめんなさい…!ごめんなさい!!」

 

「アーシア…!あなたは頑張ってくれたわ!」

 

バージルを救えなかった事にアーシアは何度も謝罪しながら泣き、リアスは涙を流しながらアーシアを抱き締めた…ダンテは顔を伏せていたが閻魔刀を手に取りアーシアに礼を言い頭を撫でるとゆっくり立ち上がり空を見上げて呟いた。

 

「…わかったよ……遺言じゃ仕方ねぇ」

 

そのままダンテは後ろを向いた、その姿は泣いている様だった。リアス達は声を掛けようと思ったが気を遣いそっとしておいた。

ダンテは金のアミュレットと銀のアミュレットを繋げると首に掛けた、そして握りしめ目を閉じると宣言した。

 

(後は任せろバージル!お前の分も俺がしっかり生きてやる!それにこれからはずっと一緒だ!共に行こうぜバージル!)

 

 

 




バージルは肉体は消滅しましたが魂は生きているということで新スタイル、ダークスレイヤーとしてダンテと一体化しました。これから先も違う形でバージルは登場する予定です
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