ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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ダンテ(バージル)無双開幕!


第47話 裏切りの白龍皇!ダンテvsヴァーリ!

「チッ、この状況下で反旗とはな…ヴァーリ」

 

「そうだよ、アザゼル」

 

ちょうど旧校舎から戻って来たリアス達もヴァーリの突然の行動に信じられなかった、ダンテも警戒してリベリオンに手を掛けていた。

 

「…まったく、気づかなかった俺も俺だが…それで?いつからだ?」

 

「コカビエルを回収した時にオファーを受けたのさ、『アースガルズと戦ってみないか?』とな、そんなこと言われたら俺も力を試したくなる。悪いなアザゼル、こちらの方が面白そうなんだ」

 

「…俺はお前に強くなれとは言ったが、世界を滅ぼす要因だけは作るなとも言ったはずだ」

 

「関係ないさ、それに言ったはずだ、俺は強い奴と戦えればいいとな、だが今戦いたいのは赤龍帝では無い、俺が今戦いたい相手それは……デビルハンターダンテ!貴方だ!」

 

ヴァーリはダンテを指差して宣言した!サーゼクス達や魔術師達を全滅させたティア達も集まって来てヴァーリの宣言に驚いたが挑戦状を叩きつけられたダンテ本人は…鼻で笑っていた。

 

「フッ、よくわからねぇ奴だとは思っていたが…俺をご指名とはな、まぁいいぜ、お前がアイツらの仲間ってんなら相手になってやるぜ、ただし手加減しないぜ?」

 

「あぁ是非そうしてくれ、手加減なんてされたら面白くないからね、俺は相手が強ければ強いほどいいのでね」

 

『だが気をつけろヴァーリ!あの男の力は尋常ではない、決して油断はするな!』

 

アルビオンが忠告しヴァーリが戦闘態勢を取り構えたのを見てアザゼルは溜め息を吐いて立ち上がるとダンテに頭を下げてきた。

 

「やれやれ…ダンテ、こんなことになっちまってすまねぇ、悪いがヴァーリの相手を頼めるか?俺はカテレアと戦ったばかりだし腕もこの通りだ」

 

「わかった任せとけ、お前こそ早く腕の治療をしな。この戦闘馬鹿の相手は任せな、こいつは楽しいPartyになりそうだ!おいヴァーリ!俺が本気出すまで倒れんなよ?」

 

「戦闘馬鹿とはひどいな…まぁいい貴方ほどの相手と戦えるとは俺も運がいい……そうだ、貴方のことは知っているから、俺のことも教えておこう。

俺は旧魔王の孫である父と人間の母の間に生まれたハーフだ、俺の名はヴァーリ・ルシファー、先代魔王ルシファーの血を継ぐ者!」

 

ヴァーリから魔力のオーラが発生すると鎧から黒い悪魔の翼が出てきた!それを見たリアスは信じられない表情になったがアザゼルが説明した。

 

「嘘よ…」

 

「残念だが事実だ、俺の知る限りであいつが歴代最強の白龍皇になるだろう」

 

ヴァーリは鎧の兜を収納し素顔を出すとイッセーの方を向き残念な表情で語り出した。

 

「兵藤一誠、運命とは残酷なものだ、白龍皇の俺と赤龍帝のキミとの資質の溝はあまりにも深すぎる。一応ライバルのキミの事は少し調べさせてもらったががっかりした…あまりにつまらない…これが俺のライバルなんだと思うとまるで張り合いが無さすぎる。そうだ、こういう設定はどうだろう?キミは復讐者になるんだ!」

 

「お前、何が言いたいんだよ…」

 

「つまりこういうことさ!俺がキミの…ごはっ!??!」

 

ヴァーリが突如背後から飛来した閃光によって地面に叩きつけられた!突然のことに全員が驚いたがヴァーリの側に着地した人物を見てさらに驚いた!

 

「何をベラベラと語っている?隙だらけだ小僧」

 

ベオウルフを装備したバージルがフットワークをしながら構えていた!バージルが流星脚でヴァーリを蹴り落としたのだ!

白音はダークスレイヤーを見ていなかったのでバージルが生き返ったのかと思い余計に驚いていたがバージルは魔力の渦を纏うとダンテの姿に戻った。

 

「くっ…説明の最中に攻撃するとは…貴方は礼儀がなっていないようだな?」

 

「バージルの言う通りベラベラ語ってるお前が悪いと思うぜ?それにお前の相手は俺だろ?相手を待たせるなんてお前こそ礼儀がなってないと思うぜ?」

 

ダンテが溜め息混じりで返すとヴァーリは立ち上がり血を吐き捨てた。

 

「フッ、これは失礼した、ではお望み通り早速始めようか、現魔王達を軽く超える貴方を倒し俺はさらなる最強を目指す!」

 

「ハッ!いいねぇ!コカビエルの時より手応えがありそうだ!行くぜヴァーリ!It's show time‼︎」

 

ダンテはリベリオンを構え、ヴァーリは悪魔の翼を収納し兜を装着すると輝く翼を広げダンテに向かった!

 

ダンテと白龍皇ヴァーリの戦いが始まった!

 

 

 

ヴァーリはジグザグに動き騎士を超える速度でダンテに向かい拳を放ったがダンテは見切り体を反らしかわした。

 

「ふん、流石に早いな、これは予想より楽しめそうだ」

 

ヴァーリはさらにスピードを上げ連続で突きを放ったがダンテはリベリオンを担いだまま体を反らすだけで全てかわしていた!

 

「…一発も当たらないとは、スピードでは貴方の方が上か」

 

ヴァーリは渾身のストレートを放ったがダンテはかわして背後を取ると尻でヴァーリを突いた、よろけたヴァーリは裏拳を放とうとしたがダンテはコヨーテを脇腹から後ろ向きに発砲した!

 

「くっ!そうだった…銃も使うんだったな」

 

背中に被弾したが鎧のおかげでダメージは少なかった、ヴァーリは距離を取ると魔弾を複数ダンテに発射した!ダンテは銃をエボニー&アイボリーに持ち替えると踊る様に全て打ち消した。

 

「おいおい…この程度かよ?最強を目指すって言ってる割には大したことないんだな?笑えるぜ」

 

「…言ってくれるじゃないか、では見せてやろう白龍皇の力を!」

 

ヴァーリは今までで最高の速度で拳を構えてダンテに向かった!ダンテもかわせないと判断してベオウルフを装備して拳を受け止めたがヴァーリはニヤッと笑った。

 

「ッ、マズい!触れるなダンテ!」

 

「あ?」

 

『Divide‼︎』

 

「…ッ⁉︎」ガクン!

 

アザゼルが忠告してきたのでダンテは振り向いたがヴァーリの宝玉から声が聞こえた次の瞬間!ダンテの体に異変が起きた!

 

「ッ、何だ?急に力が⁉︎」

 

「ヴァーリの…白龍皇の能力だ、そいつは触れた相手の力を半分にする能力がある、さらに半減させた相手の力を自分の力に加算できる、だが取り込める上限はある、キャパシティを超える力は光の翼から吐き出す事で上限を維持しているんだ」

 

「へぇ、そいつは少々厄介だな、でも…」

 

ダンテはベオウルフを見ると拳を握った。

 

「これで貴方の力はいつでも減らすことができる、さぁどう戦う?デビルハンターダンテ!」

 

ヴァーリは勝ち誇ると翼を広げダンテに拳を放ったがダンテは顔を伏せたまま右手のベオウルフであっさり受け止めた。

 

「受け止めようが無駄だ!貴方の力はすぐに半減できる!」

 

『Divide‼︎』

 

再び宝玉から音声が響きダンテの力は半減されたが、ダンテは左手のベオウルフでライジングドラゴンを放った!

 

「ぐはっ!?」

 

吹き飛んだヴァーリをエアトリックで先回りしたダンテはベオウルフを組んでハンマーで叩き落とし再びエアトリックで先回りしビーストアッパーで再度打ち上げた!

 

「ぐっ!くそっ!!」

 

ヴァーリは光の翼を広げて空中で静止したがダンテの姿を見失っていた、その時背後に気配を感じ取ったが遅かった…バージルにチェンジしたダンテに月輪脚で地面に叩き落とされた!

地面に落とされたヴァーリは兜と鎧の一部が破壊されていたが信じられない表情でダンテを見上げた。

 

「くっ、何故だ?半減の力で貴方の力は落ちたはず!なのに何故だ⁉︎」

 

「フッ、答えは簡単だ、お前が触れたのはベオウルフの部分だけだ、こいつは半減されてもすぐに力を溜めることができる。それにお前は半減させた力を自分に加算できるって言ったが、もし俺の体に触れて俺自身の力を加算したら吐き出せるとしてもお前じゃ耐えられないと思うぜ?ある意味命拾いしたな?」

 

ダンテの言葉にヴァーリは衝撃を受けたが、ゆっくり立ち上がるとフッと笑い兜を再生させた。

 

「…フフフ、やはり貴方は面白いな、では俺も少し本気を出させてもらおう!」

 

『Half Dimension!』

 

ヴァーリの体から異様なオーラが放たれ周りを見ると木や建物が縮み始めた!

 

「ん?一体何事だ?」

 

ダンテが不思議そうに周りの様子を見ているとアザゼルが説明した。

 

「白龍皇の能力は力を半分にするって言ったがそれだけじゃない、あいつの極限に高まった力は次元を歪め周囲のあらゆる物を半分にしちまうんだ……わかりやすく言うとリアス・グレモリーやティアマット達のバストも半分になるってことさ」

 

「ちょ、ちょっと何を言って…///」

 

「ふむ、半分か…この胸、少し不便だからいいかもしれん」

 

リアスは顔を赤くしていたがティアは自分の胸を見て半分になるなら楽でいいかもと納得しかけていた…おいおい。しかし一番納得していない人物が一人いた…イッセーだ!

 

「は……?部長達のおっぱいが…半分…に…?」

 

…ブチッ!

 

「ふざけんなァアアアアアアアッッッ!!」

 

『Welsh Dragon Over Booster!!』

 

「許さないッッ!絶対てめぇだけは許さないッッ!!ヴァァァリィィィ!!」

 

『…はぁ…相棒、お前なぁ……』

 

イッセーはキレて叫ぶと禁手を発動させた!ドライグは少し呆れていたが宝玉からはBoostの音声が連続で響いていた!イッセー…こんなことで禁手を発動するなんてやっぱお前……アザゼルも発動のきっかけに笑っていた。

 

「ハハハ!見ろアルビオン!兵藤一誠の力が桁違いに上がったぞ!まさか女の乳でここまで力が爆発するとは意外だったがーーしかしおもしろい!」

 

ヴァーリは今のイッセーの力が自分の相手に相応しいと判断して応戦したが、イッセーは今まで見せたことが無いほどのスピードでヴァーリの攻撃をかわした!

 

「何⁉︎スピードで俺を超えるだと⁉︎」

 

驚くヴァーリにイッセーは鋭い拳を放った!

 

「これは部長のおっぱいの分!」

 

ヴァーリの兜が砕けた!

 

「これは朱乃さんのおっぱいの分!」

 

ボディブローが炸裂!

 

「これは成長中のアーシアのおっぱいの分!」

 

蹴りで脚部の鎧を破壊!

 

「これはゼノヴィアのおっぱいの分!」

 

ハイキックが顎にヒット!

 

「これはティアさんの素晴らしい特大おっぱいの分!」

 

回し蹴りで翼の一部を破壊!

 

「そしてこれは半分にされたらまるっきり無くなっちまう小猫ちゃんのロリおっぱいの分だぁぁぁああああっ!!」

 

腕を組んで渾身のハンマーでヴァーリを地面に叩きつけた!!イッセーの叫びを聞いていた者たちは恥ずかしがったり苦笑いしていた。

煙が収まると所々鎧が破壊されていたがヴァーリは膝立ちし不気味に笑っていた。

 

「フフフ…本当におもしろい…おいアルビオン、今のこいつらならば『覇龍(ジャガーノート・ドライブ)』を見せる価値があるんじゃないか?」

 

『やめろヴァーリ!死ぬぞ!』

 

「ふん、構うものか、我、目覚めるは 覇の理に全てを奪われし二天龍なり 無限を妬み、夢幻を想う 我、白き龍の覇道を極め 汝を無垢の極限へと誘おうーーJuggernaut Drive!!」

 

ヴァーリが不気味な呪文を唱えるとヴァーリの体が倍以上に巨大化し兜には口が形成され背中には尾の様な物が生えた!その姿はまるで白い龍を思わせた!

イッセーは立ち向かおうとしたが腕に付けた腕輪が限界を迎え禁手状態が解除された…仕方ねぇな。

 

「イッセーよくやった、後は俺がやる。どうやらアイツには力の差ってやつを徹底的に教えてやる必要があるみたいだ」

 

そう言うと周りの空気が変わったことにリアス達は気づいた、そう、ダンテが本気になったことに…ダンテはリベリオンを担ぐと巨龍と化したヴァーリに歩いて行った。

覇龍化したヴァーリはダンテに半減の攻撃を連続で放ったが全てリベリオンと片手で弾かれた。

 

「なっ⁉︎馬鹿な!貴方の体に触れているのに半減の力が効かないのか⁉︎」

 

「いや、確かに効いてはいるぜ?それでも俺の魔力の方が圧倒的にお前を上回っているだけだ、今の俺は本気の上にバージルの魔力もプラスされてるからな、それにバージルの方は影響を受けてないしな」

 

「くそっ!馬鹿な!」

 

「終わりにしようぜヴァーリ」

 

ヴァーリは巨大になった翼を広げダンテに飛びかかった!

 

「俺はー」

 

リベリオンで腕の鎧を砕く!

 

「歴代ー」

 

スティンガーで吹き飛ばし鎧にヒビを入れる!

 

「最強のー」

 

装備をベオウルフに変えビーストアッパーで打ち上げる!

 

「白龍皇ー」

 

「死の覚悟はできたか?」

 

デビルトリガーを発動させたバージルにチェンジし次元斬・絶を放った!

 

「ぐあぁぁぁああああッッ!!」

 

閻魔刀を鞘に戻すと全身を斬り刻まれた覇龍の鎧が粉々に砕け散り、服がボロボロになった血まみれのヴァーリが出てきて膝をついて肩で大きく息をしていた。

 

「…はぁ…はぁ…俺は…敗けたのか……フッ…やはり俺如きでは貴方には敵わなかったか…」

 

元の姿に戻ったダンテはトドメを刺そうとヴァーリに近づくとリベリオンを向けたが、その時上空に魔法陣が現れそこから棍を持った中華風な鎧を着けた猿の様な男が現れた。

 

「おっとそこまでだ!悪いがその辺にしてくれねぇかい?デビルハンターさんよ。迎えに来たぜぃ、ヴァーリ。…それにしてもずいぶん派手にやられたもんだなぁ?」

 

「…美猴か、何をしに来た?」

 

「つれないなぁ、アース神族と一戦交えるから帰ってこいってよ?カテレアは失敗したんだろ?ならお前の役目も終わりだぜ」

 

「…そうか、もう時間か」

 

ヴァーリは肩を借りながら立ち上がると頭以外を鎧で覆い、猿男は足元に魔法陣を展開し始めた。

 

「おいアザゼル、あの猿みてぇな奴は何もんだ?」

 

「闘戦勝仏の末裔…お前は知ってるかわからないがわかりやすく言うと西遊記で有名なクソ猿、孫悟空さ」

 

「ん〜〜……ダメだ、知らねぇ…」

 

ダンテは分からなかったがイッセーは知っている様で驚いた顔をして叫んでいた。

 

「俺っちは美猴、よろしくな赤龍帝、デビルハンターダンテ。俺っちは仏になった初代と違って自由気儘に生きてるぜぃ。ってことでーーそんじゃ行くぜぃ!」

 

美猴が棍で魔法陣を突くと光り出し転移が始まった!転移する前にヴァーリはダンテとイッセーを見ると笑いかけた。

 

「次は負けない、貴方に勝てる力を身につけて再び舞い戻る、その時が決着の時だ!兵藤一誠、キミも期待しているぞ」パァァァ

 

ヴァーリは美猴と共に去って行った。

 

 

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