ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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この作品を書き始めて丁度1年になりました!これからもまだまだ頑張っていきますので応援よろしくお願いします!後何章かしたらオリジナル章を書く予定なのでお楽しみに!


第48話 無限との出会い

ヴァーリが美猴と共に去り、グラウンドでは後処理が行われていた。

それにしてもずいぶん派手に荒らされたもんだ、サーゼクス達勢力の長達が結界を張ってなかったら街にも被害が出てたぜ…まぁ俺も少しやり過ぎたかもしれなかったがな、ハハハ!まぁいいぜ、ヴァーリ!再戦が楽しみだぜ!今度はもっと派手にクレイジーにやろうぜ!

 

「あ、あのミカエルさん、一つお願いがあります」

 

「何でしょう?」

 

「アーシアとゼノヴィアが祈りを捧げる際にダメージを受けなくすることはできませんか?」

 

イッセーの問いにミカエルは驚いた、アーシアとゼノヴィアも同様だ、ミカエルは目を閉じて真剣な表情になると二人に尋ねた。

 

「悪魔や堕天使が祈りによって苦悩を受けるのは天界のシステムの力ですがーーアーシア、ゼノヴィア、お二人に問います、神は不在ですよ?それでも祈りを捧げますか?」

 

「はい、主がおられなくても私はお祈りを捧げます」

 

「私も同じく主への感謝とミカエル様への感謝を込めて祈ります」

 

二人の答えにミカエルは頷くと微笑を浮かべた。

 

「わかりました、天界に帰ったらシステムを調整しておきましょう。神に祈りを捧げる悪魔が二人くらいいても面白いでしょうしね」

 

その言葉を聞いてイッセー達は笑顔になった!

 

「やったな二人共!これからは存分に祈れるぜ‼︎」

 

「イッセーさん!ありがとうございます!」

 

「ありがとうイッセー」

 

アーシアは嬉しそうにイッセーに抱きつきゼノヴィアはイッセーにお礼を言った後ダンテを見ると駆け寄ってきてダンテに抱きついた。

 

「やったよダンテさん!これでまた祈りを捧げることができる!」

 

「フッ、よかったな、イッセーに感謝しろよ?」

 

「私はダンテさんにも感謝しているんだ、神の不在を知ったあの時ダンテさんの言葉がなかったら私の心は壊れていたかもしれなかったしね、私にとってあなたは亡くなった主と同格だ」

 

「へぇ、それは嬉しいねぇ…ムグッ⁉︎」

 

ゼノヴィアは頬を染めると突然唇を重ねた!

 

「…ん///これからもよろしくお願いする、私の新たな主ダンテさん!」

 

ゼノヴィアはダンテの前に跪いた……まぁいいか、それを見てイリナが応援する様に祈りを捧げた。しかしその光景に面白くない黒歌と白音が悔しそうにブーイングしていた。

 

「ムッキ〜〜〜〜!!ゼノヴィアちんにまで先を越されるなんて〜〜〜!!白音!あたし達も負けてられないにゃ!!」

 

「はい!姉様!!私たちも絶対ダンテ兄様とキスします!」

 

黒歌と白音は手をガッチリ握り燃えていた!ハハハ…黒歌、お前はデビルトリガーを発動させるきっかけに俺の頬を舐めたがあれはキスに入らないのか…?

ミカエルと話していたアザゼルがこちらに来た、っていうかまだ腕の治療してなかったのか?痛々しいぜそれ…

 

「そうだ、言い忘れていたが、俺は当分ここに滞在することにしたからお前らまとめて世話してやる。制御できてないレア神器を見るのはムカつくからな、じゃあな」

 

「えっ…どういう…?」

 

リアス達の答えを聞く前にアザゼルは後ろに手を振って去ってしまった。

 

 

西暦20××年7月ーー三大勢力各代表のもと和平協定が調印された。以降、三大勢力の争いは禁止事項とされ協調体制へーーこの和平協定は舞台となった学園から名を採って『駒王協定』と称される事になった。

 

 

 

翌日、修復された部室に来た俺達はそこにいた人物に驚いた。

 

「えー…こちらが今日からオカルト研究部の顧問に就任することになりました」

 

「よっ!アザゼル先生と呼べ!」☆

 

・・・・・・

 

ソーナに紹介されアザゼルは手を振っていたが部室内は静まり返っていた、リアスはすぐにソーナに問い詰めたが訳ありなのかソーナは汗を流していた、なんでも拒めば代わりにセラフォルーのやつが来るとか…う〜ん、確かにあいつよりアザゼルの方がマシかもな。

 

「お?アザゼル、その腕再生したのか?」

 

自ら斬り落として失ったはずの腕が元に戻っていたので聞くとアザゼルは目を光らせて自慢気に説明した。

 

☆「おぅ、最新式の特製の義手だ!一度こういうのを仕込んでみたかったんだ、そう思うと今回腕を失ってよかったぜ。ほら見ろよ?こんな事もできるぜ!ロケットパーンチ‼︎」

 

アザゼルの義手がブースターロケットによって部室内を飛び回った!リアス達は伏せていたがダンテは飛んでいる腕をあっさり捕まえると興味深そうに見つめた。

 

「へぇ、こりゃよく出来てんなぁ!お?このスイッチは何だ?」

 

「あっ!そのスイッチはマズい!」

 

ダンテが押したスイッチにアザゼルが叫んだが義手の一部がスライドすると銃口の様な物が出て来てそこから大出力のビームが発射され部室のドアに風穴を開けた!ドアの横に寄りかかっていたティアが眉をヒクつかせてこちらを見ていた、他は全員伏せていたので無事だったが…

 

「ハハハ…やっちまったぜ……ほら返すぜアザゼル…」

 

「まったく、勝手に弄るなって」ガチャ

 

アザゼルは義手を戻すと軽く注意したが、殺気を感じたので見ると立ち上がっていたリアスが怒りで髪を揺らしながら凄まじい形相で睨んでいた!…当然この後二人揃ってリアスとソーナに叱られたのであった。

 

 

「と、とにかく後はよろしくお願いします、それでは私はこれで…」

 

ソーナは丸投げする形でそそくさと去って行った。アザゼルはリアスの机に座ると話し始めた。

 

「まぁ聞け、禍の団ってけったいな組織の抑止力のひとつとしてお前らにも働いてもらいたい。そこで神器に詳しいちょー天才の俺が鍛えてやる」

 

「修行ならダンテ達につけてもらうから結構よ」

 

「そう言うな、確かにダンテ達ほどの強者に鍛えてもらえば力は上がるだろうが神器の扱いの方は伸びないぜ?」

 

ダンテも頷くとリアスは溜め息を吐いたが目つきを鋭くさせるとアザゼルに尋ねた。

 

「まぁいいわ。ところで禍の団について何かわかったのかしら?」

 

「三大勢力が結託した以上、簡単には手を出す事は出来ないだろう、今は奴らも俺達と同様準備期間と言えるな。まだ詳しい事はわかっていない」

 

「そう…」

 

アザゼルはイッセーの方を向いた。

 

「そういえば赤龍帝…イッセーって呼んでいいか?お前はまだ自在に禁手になれないんだろう?」

 

「えっ?は、はい」

 

「今後レーティングゲームにも参加するなら強大な赤龍帝の力を安定させろ、それもこれもまずは完全な禁手になってからだな。レーティングゲームも一筋縄ではいかない、戦い方次第で兵士でも王を取れる、それを含めてお前らに教えないとな」

 

アザゼルは各自の神器や力の状態を聞いた、その際朱乃の父バラキエルの事を聞いていたが朱乃は複雑な表情をしてダンテの側に寄った、ダンテは優しく朱乃の肩を抱き慰めた。

 

「まぁ仲良くやろうや!夏休みは合宿でお前らを一から鍛え直してやるよ!なぁに俺が直接神器の使い方を叩き込んでやる、それと合宿中にレーティングゲーム方式の試合もセッティングする予定だ、既にサーゼクスに打診してある」

 

「準備がいいな、流石顧問だな」

 

「まぁな……赤龍帝の籠手と聖魔剣、さらに停止世界の邪眼…俺の研究成果を叩き込んで独自の進化形態を模索してやる」ククク…

 

「…俺らは実験体ですか?」

 

とりあえず夏休みの予定が決まり今日は解散となった。

 

 

 

ダンテ達はデビルメイクライに戻ってきた。室内では武器を確認していたりテレビを見ていたり夕飯の支度をしていたりと各自過ごしていたが、ダンテは地下のトレーニングルームに来ていた、ダークスレイヤーの鍛錬の為だ。

 

「まさか発動するとバージルの姿になるとは予想外だったが…チェンジしてられる時間は短いからな、久しぶりにトレーニングと行くか…ダークスレイヤー!」

 

ダンテはダークスレイヤーを発動させ魔力の渦を纏うとバージルの姿になった。

新たに部屋に追加した新機能でダミー人形を複数配置しバージルは閻魔刀を少し抜刀するとジグザグに動いて疾走居合で全て斬り裂いた!

 

「…雑魚が」

 

再びダミー人形が配置されるとバージルは次元斬を連続で放ち人形を全滅させた!

今度は動くダミー人形を配置し向かってくる人形の攻撃をかわすと閻魔刀コンボの素早い連続斬りで粉々にした!閻魔刀を鞘に戻すと姿がダンテに戻った。

その後、少し休んで発動させベオウルフで鍛錬をしたが…

 

「…ふぅ、まぁいきなり時間は伸びないか、これで中にいるバージルの魂と対話が出来たらいいのにな、地道にコツコツと鍛えるしかないか…腹減ったし今日はこれまでにするか……ッ‼︎」バッ!

 

一階に向かおうとしたダンテだったが突然背後に異様な気配を感じ勢いよく振り向くとそこには黒いゴスロリ服を着た黒髪ロングの幼女がいた!

 

「見つけた 未知の力」

 

何だコイツは?前を全開に開け胸を黒いテープでバツ印にした見た目は痴女っぽいが、それよりもコイツが放つ力が異常だ!底が見えない力、まるで無限の……まさか!

 

「お前、何者だ?」

 

「我 オーフィス 無限の龍神 ウロボロスドラゴン」

 

「…マジかよ」

 

まさかの人物の登場にダンテは警戒したが苦笑いした。

 

「それで?テロリストの親玉さんが何の用だ?」

 

オーフィスは無表情のままダンテを見つめると尋ねた。

 

「お前 何? 我 その力 知らない」

 

「何って言われても…とりあえず自己紹介しておくぜ、俺はダンテ、悪魔と天使のハーフのネフィリムで異世界転移者だ、一応この世界で唯一の存在だぜ」

 

ダンテが自己紹介するとオーフィスはコテンと首をかしげた、難しかったか?

 

「ネフィリム?? やっぱり 我 知らない」

 

「そりゃな、俺以外存在しないからな。それで何の用だ?」

 

「ダンテ!!」

 

その時、ティアが転移して来てオーフィスを見て信じられない表情になりダンテを庇う様に戦闘態勢を取った!

 

「なっ⁉︎お前はオーフィス!?貴様ァ!何の用だ!!」

 

「ティアマット 久しい」

 

同じドラゴン族なので知り合いの様だ、ダンテは殺気立っているティアをとりあえず落ち着かせた。

 

「まぁまぁ落ち着けティア、今それを聞いてるところだ、で?何の用だ?」

 

「その力 グレートレッド 倒すのに貸してほしい」

 

「何だ?グレートレッドって?」

 

初めて聞く名にダンテはティアに聞いた。

 

「『真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)』と呼ばれるこの世界で最強の存在だ、次元の狭間に住み永遠にそこを飛び続けている」

 

次元の狭間…確か前に意識だけで母さんと再会した時に行った場所だな、だけどその時はそんな奴いなかったけどな。

 

「何でそいつを倒したいんだ?」

 

「我 次元の狭間 帰りたい でも グレートレッドいて住めない」

 

「それで他にも協力を頼んだのか?」

 

「うん 我 禍の団に力貸した」

 

「それで、アイツらは協力してくれたか?」

 

オーフィスは首を横に振った、ダンテはそれを見てオーフィスは禍の団に利用されているだけだとわかった。

 

「お前…アイツらに利用されてるだけだぜ?そんな奴らと一緒にいたってそのグレートレッドって奴はいつまで経っても倒せないぜ?悪い事は言わねぇ、禍の団から抜けろ」

 

「抜けたら我に 力 貸してくれる?」

 

「そうだな…抜けたら考えてやるよ」

 

ティアはダンテの発言に驚いたがオーフィスは少しすると答えを出した。

 

「わかった 我 禍の団 抜ける」

 

「あぁ、そうしろ、その方がお前の為にもなるしな」

 

「我 また 来る」

 

そう言いオーフィスは風の様に消えた…気配も消えた、転移とは違う移動方法みたいだ。

 

「ダンテ、何故あの様なことを?まさか本当にグレートレッドを倒すのに協力する気か?」

 

「いや、今あいつと話しててわかったがあいつは疑うことを知らないで言われたことはなんでも信じちまうみてぇだ、まるで何も知らない子供みたいにな?見てて気分がいいもんじゃなかったから言ってやっただけだ」

 

「…フッ、お前ってやつは…ほんとお人好しだな(まぁ皆お前のその優しさに惚れたんだがな、私もな)」

 

ティアはオーフィスのことを考えたダンテにフッと微笑んだ。

 

「ダンテ!ティア姉!ご飯にゃよー!」

 

黒歌の声が聞こえダンテとティアは一階へ向かった。

 

 

これがダンテとオーフィスの出会いであった。

 

Chapter END

 




停止教室のヴァンパイア編 完

次回からヘルキャット編
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