ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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原作、アニメではこの章で黒歌が敵として登場しますが、黒歌はこの物語ではメインヒロインである為その展開が無く白音との姉妹仲も良好なので、後半はオリジナルの展開(戦い)となります。
章タイトルはこの章が終わったら考えると思うのでまずはこのままで行きます。


冥界合宿のヘルキャット
第49話 事務所巨大化!グレモリー眷属大集合!


三大勢力の和平から数日が経ったある朝、ダンテは目を覚ますとあくびをして首を鳴らした。

 

「ふあぁ〜あ…朝か…」

 

それにしても昨日は驚いたぜ、まさかバーニィのやつが人間の姿になるなんてな、まぁまだ長時間は変身できないみたいだから部屋の心配は無いから生活は変わらないな。

ダンテは体を起こそうとしたが身体中に重みを感じて動けなかった。

 

「…ん…体が重ぇな」

 

ダンテは首だけ動かし周りを確認した。左右にはダンテの頭をホールドした下着姿のティアと黒歌がおり…顔の両側に二人の乳。左右の腕には同じく下着姿の白音とゼノヴィアが腕を抱き枕にして寝ていた…鼻息がくすぐったい上に掌が二人の股下に挟まっており指先に生々しい感触がある為迂闊に動かせない。となると朱乃も……どうやらいないみたいだ。まったくこいつらは…自分の部屋があるのに数日前から毎日俺の部屋に忍び込んで来やがる、ちゃんと自分の部屋で寝ている朱乃を見習えってんだ!しかしそう思っていた矢先、足元から徐々に這い上がってくる謎のやわらかい感触があった、何だ?気持ちいいような、くすぐったいような…?その正体は胸元に到達すると掛け布団から顔を出した。

 

「うふふ、と〜ちゃく♪」

 

頬を染め笑顔で布団から顔を出したのは下着姿…否!髪を下ろした全裸の朱乃だった!

 

「うふふ、おはようございますダンテさん♡」

 

「…何してんだお前は?」

 

「私も皆さんと同じ様にスキンシップですわ。皆さんやっているのに私だけしないわけにはいきませんもの♪」

 

「…なるほど。それで?何で裸なんだ?」

 

「私も恋のライバルになったのですから、一番を目指す為に手は抜きませんわ」

 

そう言うと朱乃は笑顔で唇を重ねてきた…舌を絡ませやや濃厚気味に。数秒後、満足そうに朱乃が唇を離すと周りから視線と殺気を感じた!これは…間違いねぇな。溜め息を吐き周りを見るとティア達が怖いくらいの笑顔で見ていた。

 

「フフフ…朱乃、ずいぶんと大胆になったものだな?」

 

「またダンテとキスするなんて!しかも何で裸なのにゃ⁉︎」

 

「…大人のキス///」

 

「ふむ、流石は朱乃先輩、私も見習わなければ…!」

 

「うふふ、おはようございます皆さん(^^)」

 

ティア達はそれぞれ意見を述べていたが朱乃は怯まず笑顔で挨拶した。するとティア達は何を思ったのかやや興奮気味にそれぞれブラのホックに手を掛け始めた!おいおい…まさか…

 

「私たちも負けてられん!いくぞお前たち!!」

 

『おぉ〜!!』

 

ティアの号令で一斉にブラを外しダンテに抱きついてきた!!

 

「ちょっと待てお前ら!うぶっ⁉︎」

 

ダンテは大小大きさと感触が違う四人の乳圧に押し潰された!イッセーだったら喜びそうだがダンテにとっては大惨事であった!

 

「あら?面白そうな事してるじゃない、私も混ぜて♪」

 

そこへダンテの体からネヴァンが出てきて同様に全裸で抱きついた!

 

「いい加減にしろお前ら!クイックシルバー!」

 

埋もれる中ダンテは腕を伸ばすと自分の周りに小範囲にクイックシルバーを発動させ遅くなっている隙に脱出しようとしたが、その時ベッドの上にもう一人寝ている美女に気づいた。リアスと同じ紅いロングヘア、だがこちらはリアスと違い外ハネしていない綺麗なストレートロングヘア、黒歌に匹敵する巨乳に整った顔立ちの美女だ……誰だ?

 

「…ん……」

 

美女は目を覚まし目を擦って伸びをした、ちなみに彼女も全裸だ。美女はクイックシルバーの発動範囲内にはいなかったので動きは普通だったが、美女はダンテの顔を見ると数秒間見つめていたが笑顔になると勢いよく抱きついてきた!

 

「ダンテ兄ちゃん‼︎」

 

「……ハァ⁉︎」

 

突然抱きついてきた美女にダンテは思わず間の抜けた声を上げた!美女はダンテに抱きついたまま顔をスリスリしていたがダンテは彼女が言った言葉に引っかかっていた…兄ちゃんだと?…ま、まさかこいつ……そこでクイックシルバーが時間切れになり次の瞬間強烈な殺気と魔力に包囲された!

 

「何者だ貴様!ダンテから離れろ!!」

 

「ダンテから手を離すにゃ!!」

 

「…侵入者!」

 

「この痴れ者め!そこに直れ!断罪してくれる!!」

 

「うふふ…いい度胸ですわ(殺)」

 

ティアと黒歌と白音はデビルトリガーを発動させ、ゼノヴィアはデュランダルを構え、朱乃とネヴァンは協力して雷を発生させいつでも放電可能の状態にしていた!

 

「ダンテ兄ちゃん怖いぃ〜〜!」

 

美女は状況がわかっているのか否やさらに力を込めてダンテに抱きつき見た目に似合わない幼い悲鳴を上げた。それを見てティア達の殺気が上がり美女に攻撃しようとしたが、同時に美女の体が光り出すと姿が見慣れた紅い鱗の小さな龍になった!

 

『……へっ?』

 

今度はティア達が間の抜けた声を上げた。そしてダンテの予感は当たった。美女の正体それは…黒歌の使い魔、火焔龍の子供バーニィだった!

数分後、幼女の姿になったバーニィは説明した。今回は頑張って魔力を多めに使って成人の美女の姿になったとのこと。説明が終わるとバーニィは元の姿に戻った、先程まで成人の姿になっていたので幼女の姿が保てない様だ。

事情を知り攻撃するわけにはいかなくなったティア達はやれやれとそれぞれ殺気を収めたが黒歌だけは怒っていた。

 

「使い魔のくせに何調子に乗ってるのにゃ!このぉぉぉぉ!!」ぶんぶんぶん!

 

黒歌はお仕置きにバーニィの尻尾を掴んで勢いよくぶん回していた!バーニィは反省する様に鳴き声を上げていた。

ダンテはその様子を笑いながら見ていたがその時ある事に気づいた。

 

「ん?なんか俺の部屋…広くなってないか?」

 

この大人数がベッドに乗っていた時点でおかしいと思っていたが…よく見ると上に見えるのは天井ではなく天蓋だ。室内は3倍くらいの広さになっており大型テレビにテーブルとソファがあった、どうなってんだこりゃ?同じく部屋の様子を見た朱乃が納得した様に答えた。

 

「あら?リアスが言っていましたけど、改築はもう終わったみたいですわね」

 

「…あ?改築?」

 

確かにこの部屋の変わり様は普通では無い!ダンテは勢いよくベッドから飛び出すと外にいるケルベロスの魔力に向かってエアトリックを発動させた。

エアトリックで外に出てきたダンテ。目の前に現れたダンテにドーベルマンの姿のケルベロスは歓喜の声を上げた。

 

「おぉ主、見てくれ!我の家もグレードアップしたぞ!」

 

そう言われてケルベロスの小屋を見るとダンテは驚愕した!なんと今まで普通の犬小屋サイズだったケルベロスの小屋が犬には勿体無すぎるほどの豪華な物になっていた(軽く一戸建て級)!

そしてダンテは後ろに振り返るとさらに驚愕した!そこには昨日まで3階建てだったデビルメイクライの事務所が地上6階建て地下3階の大豪邸になっていたのだ!敷地もかなり広い!

 

「ダンテ!」

 

ティア達も出て来た!下着姿…乳丸出しのままで。ダンテ同様驚愕の表情で変わり過ぎた事務所を見ていた。

 

「あら?おはようダンテ、改築の方は終わったみたいね…って!なんて格好をしてるのよ貴方達⁉︎」

 

「…えっ?…うわぁ///見るな貴様ぁ!!」

 

後ろを振り返ると各自大荷物を持ったグレモリー眷属がいた。リアスに言われてティア達は恥ずかしそうに胸を隠し、ティアがイッセーを殴り飛ばしたが、イッセーは鼻血を噴き出したまま倒れ、祐斗は申し訳なさそうに後ろを向いていた。

 

「今日からよろしくね(^^)」

 

『よろしくお願いします!』

 

「……ハァ?」

 

 

 

数分後、巨大なロビーになった事務所のソファにダンテと向かい合う様にリアスとサーゼクスが座りその後ろにグレイフィアとグレモリー眷属が立っていた。

顰めっ面でサーゼクス達を見るダンテを苦笑いしてサーゼクス達は見ていた。

 

「…それで?これは一体どういうことだ?」

 

「…うん…そうだね、まずは…勝手に事務所を大きくしてしまってすまない…」

 

サーゼクスは申し訳なさそうに頭を下げたが、ダンテは溜め息を吐いて返した。

 

「ったく、もうやっちまったもんは仕方ねぇが、何で俺に断りを入れる前にやったんだ?」

 

「改築の方は一晩で終わったが準備等が大変でね、作業が終わってから説明しようと思っていたんだ」

 

「勝手に事を進めてしまって大変申し訳ありませんでしたダンテ様」

 

グレイフィアも丁寧に頭を下げて謝罪してきた、ダンテは紅茶を飲むと気になることを聞いた。

 

「まぁいいが、それより何でこんなにデカくしたんだ?」

 

「駒王協定が結ばれた以上拠点が必要だと思ってね、そこで改築と共にここを拠点にさせてもらおうと思ったんだ。それにリアス達グレモリー眷属と親交を深めてもらおうと思ってね」

 

「ごめんなさいダンテ」

 

リアスも謝罪してきた。ダンテは紅茶を飲み腕を組むと溜め息を吐き周りを見た。

 

「にゃああぁ(≧∀≦)凄い!見てティア姉!お風呂が前よりもかなり大きくなってるしジャグジー付きにゃ!」

 

「何⁉︎おぉ見ろ!サウナまであるぞ!」

 

「見てみろ小猫!トレーニングルームも広くなってるし地下2階にはプールがあるぞ!」

 

「…カラオケや娯楽部屋もありました」

 

「うふふ、キッチンも広くて綺麗ですわ、料理の腕も上がりそうですわ」

 

ティア達が事務所内を駆け回り新しくなった部屋や新たに追加された部屋を喜びながら見ていた、その様子を見てダンテは再び溜め息を吐くと…

 

「…はぁ〜…やれやれ、わかったよ。あいつらがあんなに喜んでるのに今更元に戻せなんて言えないしな。その代わりお前ら、一緒に住むからには事務所の役割をやってもらうからな?」

 

「ありがとうダンテ」

 

ダンテの言葉を聞いてサーゼクス達はお礼を言い頭を下げた。やれやれ、これで住人が一気に増えちまったな、まぁ部屋は余るほどあるからいいけどな。

こうしてグレモリー眷属が新たな住人になった。説明が終わった後、イッセーの両親が菓子折りを持ってやって来ると、息子のイッセーと娘同然のアーシアのことをよろしく頼むと挨拶してきた。イッセーとアーシアも二人にちゃんと顔を出すから心配しないでと声をかけていた。

 

 

 

サーゼクスとグレイフィアが帰り、リアス達の部屋と役割を決めた後、ダンテは気晴らしに散歩に出かけた、少しするとティアが追いかける様について来た。

 

「どうしたティア?護衛ならいらないぜ?」

 

「…あぁいや、ちょっと話がある、ここでは近いからもう少し進んだ所で…」

 

しばらく歩きデビルメイクライからだいぶ離れた公園に着いた。

 

「何だ?話って?」

 

「よし、ここなら大丈夫だろ……ダンテ、オーフィスのことはどうするつもりだ?アイツは禍の団を抜けると言っていたが、その事を知っているのは私とお前だけだぞ?」

 

「あぁ…」

 

「アイツは世間ではテロリストの親玉だと知られている、アイツはこの前会った通り純粋無垢な奴だ、抜けたと言ってまた風の様に突然現れたりしたら…」

 

「…あぁ、間違いなく騒ぎになるな。上手く説明しないと俺たちまでテロリストに加担したと疑われるし最悪三大勢力が敵になるかもしれねぇ」

 

ダンテとティアは最悪の事態も予想し、ダンテはティアに訊いた。

 

「もしそうなったら…ティア、お前は俺を裏切るか?」

 

「馬鹿なことを言うな!私はお前の相棒だ!私は何が起きてもお前を信じる!どの様な結末になっても私はお前について行くさ!」

 

ダンテの発言にティアは声を荒げたがその絶対的な信頼の答えを聞いてダンテはフッと笑った。

 

「フッ、ありがとよ」

 

ダンテとティアはフッと笑うと手の甲をコツンと付けた。

話が済みデビルメイクライに帰ろうとしたその時!背後に異様な気配を感じ二人は振り向いた!そこには無限の龍神オーフィスがいた!

 

「我 また来た」

 

突然現れたオーフィスにティアは咄嗟に戦闘態勢を取ったがダンテはティアを落ち着かせオーフィスに話しかけた。

 

「落ち着けティア…よぅオーフィス、また会ったな?ちゃんと禍の団は抜けたか?」

 

「うん 我 禍の団 抜けてきた」

 

「よしよし、ちゃんと言われた通りに抜けたか、偉いぞ」

 

ダンテはオーフィスの頭を撫でながら褒めた、撫でられたオーフィスは不思議な顔をしてダンテを見ていた。

 

「何? この感覚? ポカポカする」

 

オーフィスはコテンと首をかしげて撫でられた頭を触っていた、やっぱり純粋な奴だぜ。

 

「我 禍の団 抜けてきた だから グレートレッド倒すのに 力貸してほしい」

 

そういやそんな事言ってたな、ダンテはオーフィスに訊いた。

 

「なぁ?お前はそいつを倒して何がしたいんだ?」

 

「我 静寂を求める グレートレッド倒して 次元の狭間に帰る」

 

「静寂ねぇ…そんなの求めて楽しいか?」

 

「楽しい…?」

 

オーフィスは再びコテンと首をかしげた。

 

「静寂ってことは何もしないで静かにしてるってことだろ?そんなのつまんねぇじゃねぇか、人生損してるぜ?」

 

「つまらない…? 損してる…? 我 わからない」

 

いまいち理解してないオーフィスにダンテは頭を掻くと…

 

「わからないか…よし!だったら俺が楽しいこといっぱい教えてやるよ、ポーカーにビリヤードにライブとか、静寂よりずっと楽しいぜ?」

 

「おいダンテ、それはお前の趣味じゃないか!」

 

「楽しければいいじゃねぇか、それでどうだ?オーフィス」

 

ティアにツッコまれたがダンテはオーフィスに答えを聞いた。

 

「わかった 我 楽しいこと やる」

 

「よしわかった、でもオーフィス楽しいことをするのはまだしばらく待ってくれねぇか?世間じゃお前は危険人物だからな、説得に成功したら楽しいことやろうぜ?約束だ、だからそれまでは身を隠していてくれ」

 

「わかった」

 

そう言うとオーフィスは再び風の様に消えた。

 

「…ダンテ、説得すると言っても簡単では無いぞ?」

 

「あぁわかってる、今後の課題だな、まずはアザゼル辺りに言ってみるか…」

 

ダンテとティアは帰路に着いた。

 




ヒロインのほとんどがダンテの元にいるのでイッセーの家が豪邸にならずにダンテの事務所が豪邸になりました。
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