「それじゃ…今がらじゅぎょう(修行)メニューをばっびょう(発表)ずるぞ……」
翌日、集まったリアス達にアザゼルが各々の修行メニューを発表したが…何故かアザゼルは喋りにくそうだった、リアス達も修行メニューよりもそっちの方が気になっていた。
「…それよりもアザゼル…その顔どうしたの…?」
「あぁ…ぢょっどな…」
そう、アザゼルの顔は痛々しそうに瞼などがパンパンに腫れ上がっておりまるでゾンビの様だったのだ!皆が気になっていると思いリアスが聞くとアザゼルは説明しようとしたが、ダンテとティアが声を上げた。
「おお⁉︎一体どうしたってんだアザゼル⁉︎ま、まさか⁉︎禍の団に襲われたのか⁉︎」
「あぁ!何と言う事だ…!私とダンテがついていながらこの様な……すまぬ…すまぬ!アザゼルゥゥ!!」
やたらわざとらしく嘆くダンテとティア…それを聞いてリアス達はやった犯人はこの二人だと確信して納得した表情になった。
「わざとらじいわ!ごんな目にあわぜた張本人のぐせによ!」
「ん〜〜?悪ぃ、何言ってるか全然わかんねぇな」〜♪
「同感だな、私たちに分かる言葉で話してくれぬか?」〜♪
口笛を吹いて誤魔化す二人にアザゼルはイライラしながら見ていたがリアスが何があったか聞いた。
「…アーシア、アザゼルの顔を治してあげて…それで?何があったのよ?」
「あぁ…昨夜な…」
◇回想
「ふぅ〜、いい湯だったぜ」
イッセーたちが先に上がり残って一人温泉を楽しんでいたアザゼルは服を着て暖簾をくぐり外に出たがそこで待ち伏せしていた者に左右の腕をホールドされた!
「よぅ〜アザゼル、待ってたぜ」
「温泉は楽しめたかアザゼル?何ならもう一風呂入るか?」
待ち伏せしていた二人ーーダンテとティアは不気味過ぎる笑顔でアザゼルを見ていた、その表情を見たアザゼルはギョッとしたがあえて冷静に聞いた。
Σ「よ、よう、ダンテにティアマットじゃねえか、ど、どうしたんだお前ら……温泉なら今出たばっかりだしいいぜ…?」
「遠慮するなよアザゼル…なぁ?」
「そうそう、何なら背中を流してやろうか?」
ダンテとティアは笑顔のままアザゼルの肩を組み温泉に引きずり込む様に暖簾をくぐった…
三人が暖簾をくぐって数秒後…
バキッ!ドカッ!グシャ!!
「ぎゃああああぁ!??!」
『!?』
温泉の脱衣所からアザゼルの悲鳴が上がった!突然響き渡ったその声に温泉の前の廊下を歩いていたメイド達は思わず振り向いた!
「アザゼル〜?今回はちょっと調子に乗り過ぎだぜ〜?オラァ!」バキッ!
「お前のせいで私は…私は…今まで受けたことの無い屈辱を味わったのだぞ!どう落とし前をつけてくれるんだこのぉ!!」バキッ!
「ま、待て待て!悪かった!悪かったって!やめろお前ら!殺す気か⁉︎」
必死に謝罪するアザゼル!
「あぁ死ね!」
「おい!?」
「……と、本当なら殺してやりたいが、流石にそれは出来ぬ。ところでアザゼル、身体が凝っているところは無いか?マッサージしてやろう、フフフ…」
「おっ、そりゃいいぜ、ティアのマッサージは最高だぜ?」
「え、遠慮しとくぜ…」
アザゼルは顔を青くして素早く首を横に振り逃げようとしたが二人に肩を掴まれ引っ張られるとうつ伏せに寝かされた!暴れるアザゼルをダンテが押さえ込みティアがアザゼルの上に跨り指を鳴らしながら動かした!
「や、やめろ!離せぇ!!」
「動くなよアザゼル」
「はい硬くならないで、リラッ〜クス♪」
メキッ!ゴキッ!バキッ!
「んぎゃあああああああぁぁぁ!??!」
その様子を見ていたメイド達が止めに入ろうとしたがダンテとティアの圧力に止められず、アザゼルの悲鳴は数分間続いた…
◇回想終了
「…というわけだ……痛てて」
アーシアの神器で治療されながらアザゼルは説明した、後ろではダンテとティアがハイタッチしていた。
「な、なるほどね…生きててよかったわねアザゼル…でも…結局のところ悪いのは貴方じゃない?自業自得ね」
「あぁ…それは反省してる、流石にやり過ぎたぜ…」
アザゼルは反省しティアとそのせいでお仕置きされた黒歌と白音に謝罪していた、ティアたちは腕を組んでムスッとしていた。
「何があったのイッセー君?」
「あぁ…昨夜女湯でな……」
何があったのか知らない祐斗がイッセーに聞くとイッセーは昨夜女湯であったことを話した、話を聞いた祐斗は苦笑いして頬を掻いていた。
「…もう!結局胸も大きくなりませんでしたし、怒られ損だったじゃないですか姉様!」
「だから悪かったってば……あっ!そうだ白音!だったら今日からの修行で本当に胸が大きくなる修行をしてあげるにゃ、だから許してよ」
「…本当でしょうね〜?また嘘じゃないんですか?(¬_¬)」
昨夜黒歌の言葉を信じてティアの胸を吸っていた白音は怒っており、今回も嘘だと思いジト目で見ていた。
「ほ、本当だって!あっ!じゃあもし大きくならなかったらまたティア姉のおっぱいを吸わせてあげるにゃ!これでどうにゃ?」
「はぁ⁉︎何でそうなる⁉︎それに黒歌?誰の胸だと思ってんだ⁉︎もう吸わせんぞ⁉︎」
「えぇ〜ケチ…いいじゃない吸ったって減るもんじゃないし。ところでティア姉?お乳出ないの?出なくても結構美味しかったにゃ、ティア姉のおっぱい♡また吸いたいにゃ♡(〃ω〃)」
Σ「で、出るか!馬鹿者///」
黒歌の舌舐めずりの発言にティアがツッコミを入れ顔を赤くして胸を隠していた、それを聞いたイッセーは鼻血を噴いていた。
それから数分後、治療が済んだアザゼルが修行メニューの発表を再開した。
「これから各々の特性に合わせたトレーニングメニューを渡す。まずはリアス、お前は既に才能、身体能力、魔力全てが高水準、何をせずとも数年先には最上級悪魔候補まで力が高まっているだろう。だが将来よりも今強くなりたいのがお前の望みだろう?」
「えぇ、もう二度と負けたくないもの」
「ならばそれを決戦日直前までにこなせ、いいな?」
アザゼルからメニューの書かれた紙を受け取ったがリアスは不思議そうな顔をしていた。
「…?これ、特別すごいトレーニングとは思えないけど?」
「やる事はな?だがお前にとって重要なのは王としての資質だ」
「王としての資質…」
「王に必要なのはどんな状況でも打破できる思考と機転そして判断力だ、臨機応変に現況を捉え眷属に最大限の力を発揮させるのがお前の…王の役目だ」
「わかったわ」
リアスは納得すると下がった、アザゼルは次に朱乃に声を掛けた、しかし朱乃は不機嫌な表情だった。
「次に朱乃、お前は自分の中に流れる血を受け入れろ。前のフェニックス戦を見せてもらったが…何故堕天使の力を使わない?堕天使の光の力を使い雷を雷光にすれば勝てるかどうか分からなくともフェニックス相手でもいい勝負が出来たはずだ」
「…私はあのような力に頼らなくても!」
朱乃はアザゼルから渡されたメニューを握り潰し声を荒げたが、アザゼルは溜め息を吐いて続けた。
「自分に流れる血を否定するな、受け入れなければお前は今後の戦闘で邪魔になる、全力を出せずに勝てると思うなよ?世の中そんなにあまいもんじゃないぞ、よく考えろ」
朱乃は握り潰したメニューをもう一度確認するとダンテの顔を見た、ダンテは朱乃に声を掛けた。
「朱乃、俺はお前を信じてるぜ、お前ならその血を克服できる。それにお前は自分で思ってるよりずっと強いやつだぜ」
「ダンテさん…」
ダンテは朱乃の頭に手をポンと乗せ元気付けた。
「次に木場、お前は禁手状態をより長く維持するトレーニングだ、確かお前の師匠に習うって言ってたな?」
「はい、また一から指導してもらう予定です」
「何だ?祐斗には師匠がいるのか?」
「はい一応、その方はサーゼクス様の眷属の方です。ダンテさんに教えてもらった技も修行に取り組んでもらうつもりです」
一応祐斗にはリベリオンとアグニ&ルドラの技はある程度教えてやった、まだまだだが形にはなっていた、後は今回の修行でどう変わるかだな。
「そうか、頑張れよ」
「ゼノヴィアは今よりデュランダルを使いこなす事だ、それからもう1本の聖剣にも慣れてもらう」
「??もう1本の聖剣?」
「あぁ、ちょいと特別な剣だ」
特別な剣?どんな剣だ?
「次にギャスパー」
Σ「は!はいぃぃぃ!!」
アザゼルに呼ばれたギャスパーはめちゃくちゃビビっていた…相変わらずだなぁ。
「…そんなにビビるな、お前の最大の壁はその恐怖心だ、敵に臆する事無く立ち向かえばそれだけで強力な戦力になる。そこで引きこもり脱出計画を組んだから人前で動きが鈍らない様に克服しろ」
「はいぃぃぃっ!わかりました!当たって砕けろ精神で頑張りますぅぅ!!」
ギャスパーは元気よく返事をした!ダンボールの中から…まずはダンボールの卒業からだな。
「次にアーシア、お前は基礎トレーニングを中心に身体能力と魔力の向上だが…それも神器の強化を見越しての事だ」
「アーシアの回復は既に完成形に近いと思うのだけれど?」
「確かにな、問題は回復させるのに直接負傷者の元まで行かなければいけない事、さらに回復中は完全に無防備になってしまう事だ。だが…トワイライトヒーリングの真骨頂は効果範囲の拡大にある」
「離れてても回復が可能ってことっすか⁉︎」
「理論上はな、しかも効果は範囲内であれば複数同時に回復も可能だ」
それが本当に可能ならアーシアの戦場での役割はとんでもないことになるな。
「だが問題もある…範囲回復は敵味方関係無く回復させてしまいかねない事だ、それはアーシアの性格的な問題だ。おそらくアーシアは負傷した敵を見るとそいつを回復してやりたいと思ってしまうだろう」
アーシアは眉を潜めて下を向いた、アーシアの優しさは良いところだが戦場では妨げになるってことか、皮肉だな。
「そこで俺が考えたのは回復の力を回復対象に飛ばす事だ」
「回復の力を飛ばす…?こんな感じですか?」
アーシアは投げる動作をイッセーに向かってやった。
「まぁそんな感じだ、直接触れて治すより多少効果は落ちるが、それでも遠距離から回復できるのは戦力性が増す。
アーシアの悪魔をも癒やす神器の力はこのチームの特徴的な切れ味、武器と言える、後はアーシアの体力勝負だ」
「はい!頑張ります!!」
アーシアは元気よく返事をした!どう化けるか楽しみだぜ。
「次に小猫。お前は戦車としての素質は攻守共に申し分ない、さらに仙術と猫魈の力も遺憾無く発揮している。俺は仙術についての知識は無いからお前には黒歌を教師に付ける、黒歌、任せるぞ?」
「任せてにゃ!この修行で仙術のさらなる進化を教えてあげるにゃ」
「…よろしくお願いします姉様」
白音は黒歌と修行か…前のライザー戦の修行の時と同じだな。残るはイッセーか。
「次にイッセーだが…お前にも専門の教師を付ける、もうすぐ来ると思うが説明は本人が来てからにするか」
イッセーにも教師が付くのか、既にティアが修行に付き合うって言ってるから多分一番過酷な修行になるだろうな。
「それじゃあその話は置いておいて…最後にダンテ、お前にはこれだ」
アザゼルはダンテに紙…封筒を渡してきた。
「何だ?俺にも修行メニューか?」
「いや、ラブレターだ」
「…はっ?」
『誰から!?』
ラブレターと聞きリアスとアーシア以外の女子がものすごい形相で反応した!
「…冗談だ、果たし状だ、相手は…お前が見た方がいいな(お〜怖)」
アザゼルは内心そう思いながら果たし状をダンテに渡した。
「一体誰だ?ダンテに挑もうなどと言う命知らずは?」
ティアが言う中ダンテは果たし状の裏に書いてある名前を見てフッと笑った。
「フッ、サイラオーグか…」
その名に全員が反応しダンテの後ろに集まって来た!ダンテは果たし状の封を開けると読んだ。
『ダンテ!突然このような物を送りつけてすまない。突然だがお前に決闘を申し込む!会合で会って以降、お前と闘いたいと言う衝動が抑えられなくてな、申し訳ないがどうか俺の我儘を聞いてほしい。
それで日取りの方だが…本当なら今すぐにでも闘いたいところだが、俺は大王家故これでも忙しい身でな、二十日後でどうだろう?丁度リアスとシトリーのゲームの日だが、それ以外日が取れなくてな。返事は同じ頃に行われるパーティで聞かせてくれ、良い返事を期待している。バアル家次期当主サイラオーグ・バアル』
果たし状を読み終えるとリアス達は驚いていたがダンテは果たし状を畳むとニヤッと笑った。
「面白い奴だとは思っていたが、決闘を申し込まれるとはな…いいぜ、その願い叶えてやるぜサイラオーグ!受けて立つぜ!」パシン!
ダンテは果たし状ごと手を打ち付け決闘を受けることに決めたが、それを聞いて朱乃達は残念そうな表情をしていた。
「あらあら…ゲームの日と同じでしたらダンテさんは私達の戦いを見れませんね…残念ですわ」
「うむ…ダンテさんが見てくれないのなら私は棄権しようかな?」
「…ダンテ兄様、見てくれないのですか?」
ダンテが見れないと知り朱乃とゼノヴィアと白音が戦意を失いかけていた、おいおい…
「ちょっとちょっと貴女達⁉︎戦意を失わないでよ⁉︎ダンテが見てなくても勝つくらいの気持ちでいなくちゃ!」
リアスが喝を入れても朱乃たちは溜め息を吐いていたが、アザゼルが提案を出した。
「心配すんな、ゲームの方は録画しておいてやるよ、それならダンテも後で見れるしな、それでいいだろお前たち?」
アザゼルの提案に朱乃たちは渋々頷いた。すると上空に巨大な影が現れ勢いよく降りて来た!
「おっ?来たか!」
降りて来たのは巨大なドラゴンだった!二本の黄色の角、紫がかった紅の人型に近い体格のドラゴンだ!
「よく来てくれたな『タンニーン』」
アザゼルは巨大ドラゴンーータンニーンに挨拶した、イッセーは突然現れたタンニーンにビビっていた。
「フン、サーゼクス殿の頼みだから特別に来てやったんだ、その辺を忘れるなよ?堕天使の総督殿」
「へいへいわかってるよ、ということでイッセー、こいつがお前の先生だ」
「えええええええっ!?マジっすか⁉︎先生って言うから人型だと思ってたのに完全に化け物じゃん!!」
「一応人型だぞ?」
「そういう問題じゃないっすよ⁉︎」
イッセーは予想外の教師の登場に泣き叫んでいたがアザゼルは笑って誤魔化していた。と言うことはイッセーの先生はこいつとティアだから二体のドラゴンに教わるということか。こいつは俺も予想外だったな、冗談で言っていたがイッセーマジで死ぬかもな、ハハハ!頑張れよ?
タンニーンはイッセーに巨大な顔を近づけてイッセーとドライグに挨拶していた、話を聞くとやはりドライグとは知り合いの様だ、何でもドラゴンなのに悪魔に転生した物好きなドラゴンだとか…すると挨拶を終えたタンニーンにティアが話しかけた。
「タンニーン、久しいな」
「ん?お前は…ティアマットか!おぉ‼︎久しぶりだな!お前が使い魔になったと聞いた時は驚いたぞ、それで?誰だ?お前を使い魔にしたという強者は?」
「この者だ、ダンテだ、私の最高の主だ」
ティアはタンニーンにダンテを紹介した、ダンテも軽く手を振り挨拶した。その名を聞いたタンニーンは驚愕の声を上げた!
「ダンテ…だと?おぉ!!噂に聞くネフィリムか!お前の事は我々ドラゴン族にも名が知れ渡っているぞ!そうか、お前が主か」
「へぇ、そいつは嬉しいねぇ」
「ダンテ、改めて紹介しよう、こいつはタンニーン『魔龍聖(ブレイズ・ミーティア・ドラゴン)』だ。かつて五大龍王が六大龍王と呼ばれていた時の一体で私の同僚だ。当時は私より力が上だったが今では私の方が上だ」
「ほぅ、言うようになったではないか、だがしかしお前から感じる不思議な力としばらく見ぬ間にずいぶんと力を上げた様だな?お前の言う通りもう俺では敵わないだろう」
不思議な力…おそらくデビルトリガーの事だろう、タンニーンは潔くティアの力を認めた…うん、確かにそうだな、黒歌といい勝負ってとこだな、すると今度はティアが眉を曲げながらタンニーンに尋ねた。
「それはいいがタンニーン、どういうことだ?悪魔に転生するなど、まさかドラゴンの誇りを捨てたのではあるまいな?」
「心配するな、そんなことは無い。悪魔に転生したのにはちゃんとした理由がある、それはまた後で話そう」
「ふん、まぁいい…だがもしくだらん理由だったら兵藤一誠と共に滅ぼしてやる」
「ちょっ⁉︎俺滅ぼされるの⁉︎」
ティアの発言にイッセーはビクつき勢いよく振り向いた。
「イッセー、俺がついてるから安心しろ」
「マジ頼りにしてます!お願いします!!」
挨拶も終わったところでアザゼルはそろそろ始めようと声を掛けた。
「それじゃあタンニーン、人間界の時間で二十日間でこいつを禁手に至らせたいから任せたぞ、やり方はお前に任せる」
「いいだろう、ドラゴンの修行は古来より実戦方式、なるほど…俺にこの小僧を虐めぬけと言うのだな?」
『手加減してくれよタンニーン?俺の宿主は想像以上に弱いんでな』
「死ななければいいのだろう?任せろ」
ドライグも手加減する様に言っていたがタンニーンの答えは微妙だった、イッセーは諦めたのか涙を流して肩をがっくり落としていた、ちょっと可哀想に見えるがこれもイッセーの為だ。
「タンニーン、私も付き合うぞ、この愚か者にドラゴンとはなんたるかを教えてやる」
「いいだろう、共にこの小僧を虐めぬこう」
ティアの提案にタンニーンはニヤッと笑い承諾した…殺すなよ?
「まぁイッセー、死なない程度に気張れや」☆
アザゼルは親指を立ててフォローにならない応援をした、それによってイッセーは余計に沈んでしまった。
「さて、各自メニューが決まったところで始めましょう!二十日後までに各自メニューをこなすこと!いいわね!」
『はい!部長!』
グレモリー眷属が返事をするとタンニーンは巨大な手でイッセーを掴むとリアスに尋ねた。
「リアス嬢、修行の場にあの山を貸してもらえるか?」
「えぇいいわ、鍛えてあげてちょうだいね♪」
「マジか⁉︎あの山が俺の墓⁉︎部長!助けてくださいぃ!!」
「イッセー、気張りなさい!」☆
リアスもアザゼル同様親指を立ててウィンクした、頼みの綱のリアスに見捨てられイッセーは体の色が白くなり絶望した。
「では行くぞ、いい加減覚悟を決めろ小僧!」
タンニーンは巨大な翼を広げると飛び上がった、ダンテも龍王化したティアに乗り後に続いた。
「それじゃダンテ、もし本当に危なくなったらイッセーをお願いね!」
「あぁわかった心配すんな、じゃ行ってくるぞ」
「助けてぇぇ!部長ォォォォッ!!」
イッセーが叫んでいたがリアスは笑顔で手を振って見送った。
次回、祐斗の師匠と白音の新たな姿が登場します!お楽しみに