ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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ゲーム(遊び)の開幕!


第71話 vsアスタロト眷属!フリード再び!

「皆!突入するわよ!!」

 

アーシアを自分達で助け出すとアザゼルを説得しリアス達はダンテ達を加えて神殿へと突入した。神殿の中はかなり広大な空間で中にも外にあった巨大な柱が並んでいた。神殿をしばらく歩いていると前方に十名ほどのフードを被ったローブ姿の人影が現れた!その姿を見てリアス達は戦闘態勢を取った!

 

『やぁ!ようこそグレモリー眷属とデビルメイクライの方々』

 

神殿内に声が響く…ディオドラだ。イッセーは目つきを鋭くさせてディオドラを探していた。

 

『フフフ、周りを見ても僕は見つからないよ赤龍帝。僕はこの先の神殿にいるからねぇ、ハハハ!」

 

「ふざけんなてめぇ‼︎出てきやがれ!!」

 

『フフ、まぁそう焦らずに。それじゃあゲームをしよう、無しになったレーティングゲームの代わりさ』

 

ディオドラはゲームを提案してきた、まったくふざけた野郎だぜ。

 

『ルールは簡単、お互いの駒を出し合って試合をしていくんだ。一度使った駒は僕のところに来るまで二度と使えないのがルール、シンプルでいいだろう?じゃあ第一試合、僕は兵士八名と戦車二名を出すよ、あっ、ちなみにその兵士達は既に女王に昇格済みだけど、別にいいよね?何せキミ達は強力な眷属揃いだからね。そうだ、一緒にいる彼らもゲームに参加してもいいよ、その方が面白そうだしね』

 

兵士全員が女王に昇格していることにリアス達は焦っていたがダンテ達が出てもいいと聞いて緊張がいくらか和らいだ。そのダンテ達を見ると指を鳴らしたり笑みを浮かべていた。

 

「フッ、気前が良いなディオドラの坊ちゃん、俺らまで出ていいなんて余裕だな?」

 

「ふん、身の程知らずが」

 

「あたしたちに勝てると思ってるのかにゃ?」

 

ダンテ達は全然余裕そうだ。ローブの集団に向き直ると全員がフードを下ろした、兵士と戦車は全員女の子だった。ハーレム眷属…ライザーの眷属みたいだな。

 

「いいわディオドラ、あなたの戯れ言に付き合ってあげるわ。私達の力がどれほどのものか教えてあげるわ!」

 

リアスはゲームを承諾したがイッセーはリアスに訊いた。

 

「いいんですか部長?アイツの提案に乗って?」

 

「ディオドラはアーシアを人質に取っているわ、ここは応じた方がいいわ」

 

リアスの言葉にイッセーは頷くとリアスは第一試合のメンバーを決め始めた。

 

「それではこちらはイッセー、小猫、ゼノヴィア…「待てよリアス」…何ダンテ?」

 

メンバーの名前を呼んでいたリアスをダンテが呼び止めた。

 

「ここは俺にやらせてくれよ?俺にとっちゃある意味レーティングゲームのデビュー戦みたいなもんだしな」

 

第一試合にダンテが出ると申し出た、その発言にリアスは呆けていた。

 

「た、確かにダンテが出れば簡単に勝てると思うけど、でもこの試合はアーシアを助ける為の試合よ?みんなでやらなきゃ…」

 

「こんなところで全員でやったら坊ちゃんの元にたどり着いた前にへばっちまうぞ?だから俺が代わりに出てやるって言ってんだ。それによイッセー?ここで力を使ってる場合じゃないぜ?お前はアイツを倒す為に鍛錬したんだろ?だったら力を温存しておけ」

 

「ダンテさん……はい!」

 

イッセーは拳を握ると返事をした!リアスも一応納得した様だ。

 

「でも、そうは言っても一人で大丈夫?」

 

「要らぬ心配だリアス・グレモリー、ダンテはあの程度の奴らには負けん、いや寧ろ相手にならん」

 

ダンテの心配をするリアスをティアが安心させた。そこでダンテは提案を出した。

 

「よし、だったらこうしようぜ。兵士全員は俺が相手をするから戦車二人の相手は白音とゼノヴィアがしろ、白音はせっかく変身したのにもったいないからな、いいな?」

 

「あぁ!任せてくれダンテさん!」

 

「…わかりましたダンテ兄様!」

 

「それじゃあたしは二人の援護でもするかにゃ」

 

兵士達はダンテ、戦車は白音とゼノヴィアが相手になり黒歌が二人のサポートになりメンバーが決まった。

 

『決まったかな?じゃあ始めようか!』

 

ディオドラが試合開始の宣言をしアスタロト眷属とのゲームが始まった!

 

「さぁ始めようかお嬢さん達、かかって来な!」クイクイ

 

軽いフットワークをし手招きすると挑発して構えた、兵士達は一斉にダンテに飛びかかった!

 

○●○

 

兵士の相手をするダンテから少し離れ戦車二名の相手をする白音とゼノヴィアは互いに構えて見合っていた。ゼノヴィアはデュランダルを構えて相手の出方を伺っていたが相手の戦車の顔を見てある事に気づいた。

 

「…ん?お前は…もしかして!」

 

「…お久しぶりですゼノヴィア様、こんな所で再会することになるなんて残念です…」

 

戦車の少女もゼノヴィアに残念そうに頭を下げて挨拶した。

 

「…知ってるんですか?ゼノヴィア先輩?」

 

「あぁ…彼女は元同じ教会にいた同僚だ、まさかアスタロトの眷属になっていたとは…」

 

「久しぶりに再会した友達が敵…残酷な運命にゃ…」

 

再会した友が敵になっていた事はショックであったがゼノヴィアは首を振りデュランダルを構え直すともう一つ魔法陣を展開しそこからイッセーに借りていたアスカロンを取り出した!

 

「元同僚とはいえ今は敵同士!この様なこともあるだろう。だが、私は迷わない!応えは力で示す!行くぞ‼︎」

 

「はい!行きますゼノヴィア様‼︎」

 

戦車の少女も頷き構えた!白音ももう一人の戦車と戦いを始めた。

ゼノヴィアと戦車の少女は素早く動き回り攻防を繰り広げていた、戦車の少女はスピードのある戦車であった。

 

「…私は友と呼べる者を持っていなかった。そんなものが無くても生きていけると思ったからだ。神の愛さえあれば生きていける、と。だが、そんな私にも分け隔て無く接してくれる者達が出来た、特にアーシアはいつも私に微笑んでくれていた。この私を『友達』だと言ってくれたんだ」

 

ゼノヴィアは戦車の攻撃をかわしながら続ける。

 

「私は最初にアーシアに出会った時、アーシアに酷いことを言った。魔女だと異端だと…でも、アーシアは何事もなかった様に接してくれた!それでも『友達』だと言ってくれたんだ!だから助ける!私の親友を!家族を!アーシアを助けるんだ!!」

 

ゼノヴィアはデュランダルの波動で戦車の少女を弾き飛ばした!ゼノヴィアは頭上でデュランダルとアスカロンをクロスして掲げると叫んだ!二刀からは聖なるオーラが溢れ出た!

 

「さぁ行こう!デュランダル!アスカロン!私の親友を助ける為に私の想いに応えてくれぇぇぇっ!!」

 

デュランダルとアスカロンから溢れ出たオーラは神殿の天井を突き破り天高く伸び光の刃になった!ゼノヴィアはそれを戦車の少女に振り下ろした!振り下ろす瞬間戦車の少女に謝罪する様に目を閉じた。

 

カッ!!

 

光の爆発が発生し神殿内は激しい光に包まれた!黒歌は壁の後ろに隠れイッセー達も伏せて目を覆った。

光が収まると神殿の風景はかなり変わっていた!壁と天井は崩壊し外が見えていた!これが手加減無しのデュランダルの力!凄まじい!

二刀の刃の跡の近くに戦車の少女が口から血を流し倒れていた。ゼノヴィアは二刀を地面に突き刺すと戦車の少女に駆け寄った、少女の体からは光の粒子が出ていた。

 

「…ゼ…ゼノヴィア…様……ありがとう…ございま…した…」ザァァ…

 

「あぁ…安らかに眠れ……アーメン…」

 

少女の体は消滅しその場には戦車の駒だけが残った、駒はすぐにディオドラがいる神殿の方へ飛んで行った。それを見届けたゼノヴィアは二刀を引き抜くと神殿に刃を向け必ずディオドラを倒すと誓ったのであった。

 

 

 

一方、もう一人の戦車の相手をしていた白音は自分の力に改めて驚いていた。力もだが、修行前では五分持たなかった変身時間が倍以上に伸び、さらにほとんど息も上がっていなかったのだ。

 

「…ありがとうございます、ダンテ兄様、黒歌姉様」

 

「よそ見をするな貴様!」

 

下を向いたまま戦車の拳を片手で受け止めると白音は変身を解除し元の小さい体に戻った。

 

「…はっきり言います、変身しなくても私はあなたに勝てます、さぁどうぞ、来てください」クイクイ

 

まるでダンテの様に手招きして戦車を挑発して構えた。

 

「白音、ダンテみたいにゃ」クスッ

 

それにより激昂した戦車は最高速度の拳を放ってきたが、白音にとっては止まって見えるくらいであり、さらに体が小さくなったことによりあっさり拳を受け流すと渾身のストレートを繰り出した!肺の空気を吐き出し蹲る戦車の腕を白音は後ろに回すと寝かし拘束した。

 

「…チェックメイトです」

 

勝敗が決した様だ。黒歌が拍手しながら白音に近づき褒めた。

 

「お見事にゃ白音、やっぱり体が小さい方が有利にゃね?」

 

「…姉様、殴りますよ?」

 

冗談を言いながら白音と笑っていた黒歌だったが、その時戦車の体の異変に気づき白音に叫んだ!

 

「あたしの出番も無かったし、それじゃ白音、戻……ッ⁉︎白音!そこから早く離れるにゃ!!」

 

「…えっ?…ッ‼︎」

 

カッ!!

 

白音が飛び退いた瞬間!戦車の体が爆発し戦車の駒が神殿へと戻っていった!

 

「…姉様、今のは一体?」

 

「うん、おそらく罠が仕掛けてあったのにゃ、負けたら自爆する様に…ッ!ディオドラ…!なんて奴にゃ、絶対許さないにゃ!」

 

黒歌は鋭い目つきでディオドラがいる神殿を睨みつけ白音も拳を強く握った。

 

○●○

 

同じ頃八人の兵士をダンテは笑いながら相手をしていた。兵士達は四方八方からダンテに攻撃を繰り出していたがダンテは全て受け流したり体を反らしたり飛び越えてかわすと同時に踏み台にしたりしていた…楽しそうに笑いながら。いざとなったら加勢しようとしていたイッセー達は唖然とし苦笑いしていた。

 

「あ、あの〜部長?もう一度確認しますけど、あの兵士達って本当に女王に昇格してるんですよね?」

 

「え、えぇ…感じる魔力的に間違いないわ…なのにこれは…」

 

「私を八人同時に相手をしてる様なものですのに…凄いですわ」

 

女王の兵士八人を相手に完全に遊んでいるダンテにリアス達は改めてダンテの凄さを知った。しかし同じく腕を組んで見ていたティアだけ鼻で笑っていた。

 

「お前達?あの程度で凄いなどと思うなよ?ダンテにとってあの程度は序の口…いや、それ以下だぞ」

 

ティアにとってもあくびが出るレベルだったのだろう、ティアはさらりとダンテの余裕の状態を説明した。

 

「ハッ!どうしたよお嬢さん達!せっかく俺が動かないでじっとしてんだぜ?一撃くらい当ててみろよ!それとも女王に昇格しといてこのザマだってのか?情けねぇなぁ!」

 

『くっ‼︎』

 

兵士達はダンテの挑発に舌打ちしたが今挑発に乗っても勝てないと理解していたので冷静に対処した。兵士達は打撃組と魔弾組に分かれて攻撃する作戦に切り替えた。

 

「おっ?攻撃パターンを替えたか、楽しませてくれよ?」

 

今度は打撃と魔弾が交互に来る様になったがダンテは変わらずその場から動かないで打撃は受け流し、魔弾はトゥーサムタイムで撃ち落としたりボールの様に投げ返したり蹴り返したりしていた(速度倍返し)。

 

「ハハハ!パターンが替わったから少しは面白いが、まだ俺には当たらないな?さぁ次はどうするお嬢さん達?」

 

兵士達は息が上がっていたが顔を見合わせると頷き合っていた、何か作戦を考えている様だ、ダンテは銃をしまうと腕を組んでニヤついて兵士達の攻撃がくるのを待った。数秒後、兵士達は作戦が決まったのか、構えるとダンテの周りを旋回する様に駆け回り始めた!その行動を見てダンテはつまらなそうに頭を掻いた。

 

「…何だ?最初と同じパターンか?八人いるのに意外と芸の無い奴らだな」コキコキ

 

ダンテは首を鳴らすと最初と同じく受け流そうとしていたが後ろで観戦していたイッセーが叫んだ!

 

「ダンテさん!三人ずつ向かってきます!その後時間差で二人組が二組来ます!全員で取り押さえて最後の一人が攻撃する作戦みたいです!」

 

イッセーが兵士達がやろうとしていた事を叫んだ、何でわかったのか聞こうとイッセーの方を見ると涎を垂らしながら兵士達の胸を指差していた…あぁ、胸の声を聞く技を発動させたのか、確か…パイリンガルって言ったっけか?籠手からはドライグのすすり泣く声が聞こえ、ティアも溜め息を吐いていた。

 

「やる事がわかっちまったのはつまらねぇが、作戦としてはいいんじゃねぇか?ここまでくると取り押さえる以外俺に攻撃は当たらないだろうしな。でも作戦がバレちゃそれももう出来ないな?」

 

兵士達も作戦がバレもう出来ないと判断してそれぞれやけくそでダンテに向かってきた!それを見てダンテはもうこれ以上この兵士達は面白い攻撃はしてこないと見て魔力を少し解放して兵士達を吹き飛ばした!

 

「それじゃお嬢さん達、今度は俺から行くぜ?女王になってるからスピードもあるだろ?こいつを避けてみな!アルテミス!」

 

魔銃アルテミスを装備し兵士達を複数ロックオンすると光弾を連続で発射した!兵士達は必死にかわしていたがダンテは構わず光弾を連射した。光弾をかわす中一人が隙を突いて正面からダンテにストレートを放ってきたがダンテはアルテミスを展開させると巨大なエネルギー球スフィアを発動させた!

 

「なっ⁉︎きゃああああ!!………」

 

突撃して来た兵士は勢いを止められずそのままエネルギー球に突っ込みまるでシュレッダーの様に塵となり絶命した!それを見た兵士達の動きが止まったのでダンテはそのままスフィアをクレイジーコンボ、アシッドレインに変え光の矢を降らせ兵士達の足を縫い止め行動不能にした。

 

「ぐっ!!あぁぁぁ!!」

 

「あ、足が…足が…!いやぁぁぁ!!」

 

「さぁどうする?降参するなら見逃してやるぞ?それでもまだ向かって来るなら相手してやる、どっちか選べ」

 

兵士達の足には光の矢が突き刺さっている、どう見ても戦闘不能だ、それでも兵士達の目はダンテを睨み付けていた。

 

「別に命まで奪おうってわけじゃないんだ、降参を勧めるぜ?」

 

「ふ、ふざけるな!降参などするものか!」

 

降参を勧めても兵士達は諦めなかった。どうしようかイッセー達と顔を見合わせていたその時ディオドラの心底残念そうな声が聞こえてきた。

 

『ハァ、情けない、女王に昇格して八人でかかったのに敗けるとはね…残念だよ』

 

「お、お待ち下さいディオドラ様!わ、私達はまだやれます!だから…」

 

『あぁもういいよ、キミ達にはもう飽きた、さようなら。駒だけ返してもらうよ』

 

『ディオドラ様ぁぁぁぁっ!!!』

 

パァァァ…カッ!!!

 

兵士達の命乞いも虚しく体が光り出すと全員爆発し兵士の駒が神殿の方へ飛んで行った。

結界を張り爆発を防いだダンテ達はディオドラの行為に信じられない表情をし怒りを表情に滲ませ拳を強く握った。

 

「なんて奴だ!自分の眷属達をまるで捨て駒の様に…!あの野郎!絶対許さねぇ!!」

 

「まるでではない、奴にとっては捨て駒なのだろう。これならば同じくサクリファイスが好きなライザー・フェニックスの方がマシに思える。…どうやら奴には眷属達の痛みも刻み込まなくてはならん様だ、ディオドラ・アスタロト…!首を洗って待っていろ‼︎」ゴォ!!

 

イッセーは拳を地面に打ち付け、ティアは景色が歪む程のオーラを放ち拳を握った。そこへ戦車に勝利した黒歌達が戻って来たが同じく怒りに満ちていた、おそらく同じ現場を目の当たりにしたのだろう。

それぞれ想いを募らせながらダンテ達は神殿の先へと進んで行った。

 

○●○

 

少し進んだ場所で先に神殿の中を進んでいたリアスと朱乃はそこで女王と僧侶二名の相手をしていた。

 

「くっ、やるわね」

 

「これがディオドラの女王の力…!手強いですわ」

 

流石本当の女王だ、昇格した女王兵士とは格が違う!さらに後ろに控えた僧侶が女王に魔力を送っているのでどんどんパワーが上がっている!リアスと朱乃が展開している防御魔法陣が破られるのも時間の問題だ。

 

「このままではマズいですわ。こうなったらリアス、私が隙を突いて雷光を放ちます!これしか無いですわ!」

 

「でも朱乃!それだと魔法陣を解かないといけないわ!解いた瞬間吹き飛ばされちゃうわ!」

 

歯痒い状況にリアスと朱乃はなす術が無かった。その状況は少し離れた場所にいたダンテ達にも見えていた。

 

「おいおいおいマジかよ⁉︎部長と朱乃さんピンチだよ⁉︎ダンテさん!すぐに加勢しましょう!」

 

「まぁ待てイッセー、落ち着け」

 

かなりテンパってるイッセーをダンテが落ち着かせると白音がダンテのコートとイッセーの服を引っ張りしゃがむ様に促してきた。

 

「…ダンテ兄様、イッセー先輩」

 

「何だ白音?」

 

「どうしたの小猫ちゃん?」

 

「…リアス部長と朱乃先輩の力を上げる方法があります」

 

白音は二人の耳元でその方法を耳打ちしたが、ダンテとイッセーは微妙な表情だった。

 

「…大丈夫かそれで?」

 

「…はい、それでリアス部長と朱乃先輩はパワーアップします……朱乃先輩の方は不本意ですけど…」

 

まぁいいか、それでパワーアップするなら安いもんだ。ダンテとイッセーは小型の魔法陣を出すとリアスと朱乃に呼び掛けた。

 

『部長〜!』

 

『聞こえるか朱乃?』

 

耳元に現れた魔法陣と声に戦闘中のリアスと朱乃は振り向いた。

 

「えっ?イッセー?」

 

「ダンテさん?はい、聞こえますわ」

 

『えっ…と、その人達に勝ったら今度の休みにデートしましょう!』

 

『そいつらに勝ったら休みに付き合ってやるよ、だから頑張んな』

 

ダンテとイッセーが白音に耳打ちされたことを伝えると祐斗達は苦笑いしていたがティアと黒歌はものすごい形相で睨んでいた!

 

「「ダ〜ン〜テェェッ!!今のどういうことだ(にゃ)!?」」

 

ティアが胸ぐらを掴み黒歌が背後から羽交い締めにし文句を言ってきた!ほら見ろ言わんこっちゃ無い…

 

「落ち着けお前ら、これは作戦だ!」

 

「あはは…言ったはいいけどこんな事で部長と朱乃さんがパワーアップするとは…って、えええええええええっ!??」

 

力が上がらないと思っていたイッセーは苦笑いしていたが、リアスと朱乃の方を見て絶叫した!そこには紅いオーラと雷を迸らせるリアスと朱乃がいた!おいおい…

 

「うふふふふふふ!!やった…やりましたわ!ついにダンテさんが私を選んでくれたわ!私がナンバー1よ‼︎うふふふふふふ♪」ビリビリ‼︎

 

「あ、朱乃、笑顔が怖いわよ…でも嬉しいわイッセー、あなたからデートのお誘いなんて」

 

「何処に行こうかしら?日帰り旅行もいいですわ〜♪」

 

「この戦いが終わったら一緒にプランを考えましょう朱乃♪」

 

二人は戦いの最中にもかかわらず夢中になっていた。するとその様子に痺れを切らした女王がキレた!

 

「ッ!貴女達いい加減にしなさい‼︎戦いの最中にデートの話など…!」

 

「「うるさいっ!!」」

 

リアスと朱乃の特大の一撃が女王と僧侶二名に炸裂した!滅びの魔力と雷光の魔力がうねり一つになると周りの物を吹き飛ばしながら向かって行った!次の瞬間大爆発が発生し辺りが大きく揺れた!煙が収まるとそこには誰もいなかった、どうやら女王と僧侶は跡形も無く消し飛んでしまったらしい、爆発後に煙から神殿の方へ飛んで行った女王と僧侶の駒がその証拠だろう。

勝利したリアスと朱乃にダンテ達は駆け寄った。

 

「よくやったなリアス、朱乃。あれだけで力が跳ね上がるとは思わなかったぜ」

 

「やりましたね部長!これで残すは騎士二名だけですね」

 

ダンテ達はそれぞれ称え合ったが…朱乃がものすごい笑顔でダンテの腕に抱きついてきた!その瞬間ティアと黒歌のオーラが跳ね上がった…

リアスにも兵士達と戦車が自爆させられた事を話すと悲しそうな表情をした後、その兵士達と戦車の無念も込めてディオドラを倒すと誓った。

 

「さぁ!行くわよ皆!この階段を登ればディオドラのいる神殿よ!どんな罠が仕掛けられてるかわからないわ!油断しない様に行くわよ‼︎」

 

『はい!!』

 

リアス達は勢いよく階段を駆け上がり警戒しながら神殿の中に突入した。ディオドラの騎士が待っているであろう神殿内を進んでいると前方に見覚えのある人物が姿を現した。

 

「よー!よー!よー!おっひさ〜‼︎」

 

そう、目の前に現れたのはかつて幾度となく立ちはだかったはぐれ神父、フリード・セルゼンだった!

 

 




ディオドラの戦車の一人はゼノヴィアの元同僚という事にしました。

次回、ディオドラが原作よりボロボロにされます。お楽しみに!
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