正体不明のはぐれ悪魔が潜む廃工場跡に向かったデビルメイクライとグレモリー眷属。しかしそこで待ち受けていたのは、かつて幾度と無くダンテの前に立ちはだかった元の世界の悪魔の一体、ヘル=プライドであった!
「ヘル=プライド…?それが今ダンテが倒した奴らの名前なの?それに…ダンテがいた世界の悪魔ですって⁉︎」
「あぁそうだ。コイツらは俺がこの世界に来る前に何度も戦った悪魔共で元の世界の俺の事務所を襲撃してぶっ壊した(ほとんど自分で壊した)奴らの一体だ」
ダンテの説明を聞いたリアス達もダンテ同様信じられない表情になり、ティアがさっきまでヘル=プライドの体だった砂を触って見ていた。
「ふむ…どうやらただの砂の様だ。魔力の欠片も感じない」
「あぁ、コイツらは砂を媒介して体を作ってる悪魔だ、死ねばただの砂に戻る」
「でもどうしてダンテの世界の悪魔がここに現れたのかしら?」
「それは俺にもわからねぇ、こいつは調べる必要があるな。でも今は、その前に…」
ズダン‼︎
ダンテは突然リアスの肩の後ろに向かって発砲した!リアスはビクッとしたが、すぐに悲鳴と砂が舞った。リアスのすぐに後ろに新たなヘル=プライドがいたのである!
「!い、いつの間に…」
「まずはコイツらを片付けるのが先だ」
ダンテはもう一丁アイボリーも出すとクロスして構えた。もう既に包囲されている様だ!暗がりから続々とヘル=プライドが現れた!リアス達もそれぞれ戦闘態勢を取り構えた!
ヘル=プライドの中にはよく見ると他にも別の姿の個体がいた。やっぱり最下級だけな訳ないか!
「気をつけろ、どいつもヘル=プライドみてぇにトロい奴じゃねぇからな」
ダンテが忠告するとリアスは全員に声を掛けた!
「いくわよ皆!」
『はい!!』
ダンテ達とグレモリー眷属は散開し7ヘルズに立ち向かっていった!
ズガガガガガガガガガ!!
キン!キン!ザシュ!!
銃声と金属音が響き激しい戦いが繰り広げられていた!暗闇から次々出てくるヘルズ達にダンテはレイナーレと戦った時や三大勢力の会談の時を思い出していた。またコイツらを召喚している元凶でもいるのか?ダンテは応戦しながら周りを確認していた。
「ダンテ!コイツら倒してもキリがないぞ!」
同じくルーチェ&オンブラで応戦していたティアが舌打ちしながら聞いてきた。
「あぁ、おそらく前と同じでコイツらを召喚してる元凶か何かがいるんだろ。それを見つけないとこの戦いは終わらないぞ?」
「チッ!面倒だな!」
ダンテとティアは背中合わせになると次々倒していった。
「うおぉぉぉい!?何でコイツ俺ばっか狙ってくるんだよ⁉︎」
その時イッセーの悲鳴が聞こえて見ると赤い服に白い立て髪の個体ヘル=ラストに追い回されていた!確かアイツは色欲の罪を犯した人間を地獄で責め続ける悪魔だったな…イッセーの性欲に反応したのか?
「ちっくしょう!しつこいんだよこの野郎!これでもくらえ‼︎」
『Boost‼︎』
イッセーが一回溜めた力の拳でヘル=ラストを殴り飛ばした!あっマズい、あの個体は吹き飛ばすと確か…
「イッセー!そいつはすぐに反撃してくるぞ!」
「えっ?」
ダンテが忠告すると吹っ飛ばされたヘル=ラストは素早くバク転し鎌を構えて突撃してきた!イッセーは反応が遅れ無防備だ!
「危ないイッセー君‼︎」
鎌が直撃する寸前で祐斗が聖魔剣で受け止めイッセーは無事だった。
「すまねぇ木場!」
「油断しないで!はぁぁ!!」
祐斗はヘル=ラストの鎌を弾き素早く切り捨てるとヘル=ラストを砂に戻した。
「イッセーさん!大丈夫ですか?」
「あぁ大丈夫だ、油断しない様にしないとな…ッ!アーシア!後ろだ‼︎」
「えっ?きゃあぁ!?」
イッセーの元へ駆け寄ろうとしたアーシアの背後に別の個体ヘル=グラトニーが現れ口からの砂の衝撃波をくらいアーシアは砂に埋まってしまった!
「アーシア!!」
イッセーは急いでアーシアの元に駆けつけヘル=グラトニーを一撃で砂に戻すと砂に埋まってしまったアーシアを掘り出した。
「アーシア!大丈夫か⁉︎」
「ゴホッ!ゴホッ!…はい、大丈夫です…怪我はありません。ありがとうござい…イッセーさん!危ないです!!」
アーシアがイッセーの後ろを見て叫んだ!イッセーの背後に目隠しをした白い服の別の個体ヘル=スロースが鎌を振り上げていた!避けたらアーシアが危ない!イッセーはアーシアを抱きしめて庇った!鎌が二人を斬り裂こうとしたその時!
「無事か?イッセー、アーシア?」
ゼノヴィアがデュランダルで鎌を受け止め防いだ!
「すまねぇ助かったぜゼノヴィア!って!危ねぇゼノヴィア!アスカロン!!」
『Braid‼︎』
鎌を受け止めたゼノヴィアのすぐ隣にもう一体ヘル=スロースが現れた!イッセーは咄嗟にアスカロンを出しヘル=スロースを吹き飛ばした!そこへ祐斗も駆けつけゼノヴィアと刃を交えていた個体を吹き飛ばした!
「大丈夫かいゼノヴィア?」
「あぁ大丈夫だ、まさかいきなり目の前に現れるとはな…今のは危なかった。ありがとうイッセー」
イッセーにお礼を言うと、イッセーも立ち上がり三人でアーシアを庇いながら構え、相手の出方を警戒しているとヘル=スロースに落雷が襲い砂に戻った!
「大丈夫ですか皆さん?」
「朱乃さん!」
朱乃の雷によってヘル=スロースは倒したが雷の余波で吹き飛ばされたヘル=ラストが数体素早く突っ込んできた!が、すぐに動きを止められた!
「先輩達!今のうちに!」
ギャスパーが神器の眼の力でヘル=ラストの動きを止めていた。
「サンキューギャスパー‼︎いくぜ木場!ゼノヴィア‼︎」
動きを止めている内にヘル=ラストを砂に戻し、残ったヘル=プライド数体をリアスが滅びの魔力を放ち全滅させた!
「皆!無事?」
「部長!はい!俺達もアーシアも無事です!」
リアス達は敵を全滅させ無事を確認すると互いを褒め合った。その様子を戦いながら見ていたダンテはグレモリー眷属のコンビネーションに関心した。よくここまで成長したなお前ら、さてとこっちは…
ダンテ達デビルメイクライも各自応戦しながらヘルズ達の数を減らしていた。ダンテとティアは銃で撃ち、斬り、殴り飛ばし、黒歌と白音は仙術で動きを止めたり投げ飛ばしたりして倒していた。
「一体一体は大したこと無いけど、このままじゃ疲れちゃうにゃ」
「…はい、やっぱり元凶を倒さないと」
それぞれ意見を述べながらヘルズ達を倒していると暗がりの奥から重そうな足音と共に巨大な棺桶を持った個体ヘル=グリードが現れた!コイツは他のヘルズを呼び出す個体!ということはコイツが元凶なのか?ヘル=グリードは棺桶を振り回して立てると棺桶をスライドする様に開き白い魂を出すと数体のヘルズを召喚した!
「皆!あの個体が元凶よ!いくわよ‼︎」
その時、リアス達がヘル=グリードに突撃した!するとヘルズを召喚する中ヘル=グリードは巨大な赤い塊を担いだ個体ヘル=レイスを召喚した!アイツは7ヘルズの特攻隊員!あのままじゃリアス達が危ない!
「気をつけろお前ら!そいつが持っているのは…」
ダンテが叫んだがイッセーと祐斗とゼノヴィアは攻撃を仕掛けた!しかし、三人の攻撃は弾かれ怯んだ隙にヘル=レイスは担いだ塊を地面に落とし大爆発を起こした!
「「「うわぁぁぁぁああああっ!??」」」
「イッセー!祐斗!ゼノヴィア!!」
「皆さんしっかりしてください!」
イッセー達は爆風で吹き飛ばされ地面に転がった!服がボロボロになり少しダメージを受けた様だが無事みたいだ。アーシアは急いで三人を治療した。
「まさか自爆するなんて…それにイッセー達の攻撃を弾くなんて」
「ヘル=レイスは7ヘルズの特攻隊員だ。奴は接近戦を受け付けない硬さだ、リベリオンだって弾かれちまう」
「リベリオンも⁉︎じゃあどうやって倒せばいいんスか⁉︎」
治療が済んだイッセーが焦った表情で聞いてきた。
「焦んなくても大丈夫だぜイッセー、アイツを倒す方法は簡単だ、遠距離から銃で塊を撃てばいい。それで接近される前に倒せる、見てな?」
ダンテはもう一体召喚されこちらにゆっくり近づいて来るヘル=レイスが担いだ塊をエボニーで撃ち抜いた!すると塊が光り出し周りのヘルズ達を巻き込んで大爆発した!
「な?それよりも面倒なのはヘルズ達を召喚してるヘル=グリードだ。アイツは斬っても撃っても全く怯まないんだ、しかも防御力も7ヘルズで一位二位を争う。俺が元の世界で戦った時も大変だったぜ」
ダンテが説明する中ヘル=グリードはヘル=レイス以外のヘルズを大量に召喚した。
「チッ、あの野朗ヘル=レイスの爆発で他のヘルズが巻き添えをくらわない様にヘル=レイス以外を出しやがった、何気に学習してやがる」
「無能そうに見えてちゃんと考えているということか。どうするダンテ?こちらも総力戦にするか?」
ティアの提案にリアス達も頷きダンテの顔を見た。
「待ってくださいダンテさん、でしたらここは私に任せてください」
そこへ戦乙女姿のロスヴァイセが出てきて自分に任せる様に言ってきた。
「周りのヘルズ達は私が倒します、その間にダンテさん達はヘル=グリードを倒してください!」
「ロスヴァイセ、任せられるか?」
「はい!お任せください!」
「だったらダンテ、ヘル=グリードの相手も私達にやらせてちょうだい」
リアスもダンテに提案してきた。ダンテはリアスに聞き返した。
「やれるか?」
「ええ、私達を信じてちょうだい」
「わかった」
リアス達の表情を見たダンテは頷き任せることにした。
「ではいきます!」
ロスヴァイセは自分の周りに小型の魔法陣を無数に展開しそこから魔力のフルバーストを発射した!次々と魔力のビームに貫かれ砂に戻っていくヘルズ達!
「今です皆さん!」
「わかったわ!いくわよ皆!」
リアス達はヘル=グリードに突撃した!まずイッセー、祐斗、ゼノヴィアが攻撃を仕掛けたが攻撃を受けてもヘル=グリードはやはり怯まない!さらにかなり硬い!攻撃を続けているとヘル=グリードは棺桶を振り回して反撃してきた!突撃前にダンテからヘル=グリードはこれ以外の攻撃はしてこないと聞いていたのでイッセー達は確実に棺桶をかわし攻撃を続けた。すると追い詰められたヘル=グリードはヘルズを召喚しようと棺桶を振り上げたがそこで動きを止められた。白音とギャスパーが協力して動きを止め、その隙にイッセーに力を譲渡されたリアスと朱乃が特大の滅びの魔力と雷光を放った!
「くらいなさい!!」
「終わりですわ!!」
特大の滅びの魔力と雷光が直撃しヘル=グリードは叫びを上げ消滅した!煙が収まるとそこにはクレーターと砂しか残されていなかった。構えを解く前に周りを確認したが、もうヘルズ達の気配は感じなかった。
「頑張ったなお前ら、よくやった」
ダンテは親指を立ててリアス達を褒め、褒められた朱乃とゼノヴィアと白音は嬉しそうにダンテに抱きついていた。さぁ、後は廃工場内の調査だ。
7ヘルズを倒し、調査を始めたが廃工場内の奥に魔力を感じ奥に進むと最深部に無数の顔の様な物が浮かび上がる赤い結界に囲まれた石盤らしき物があった。
「あれは…門か?」
「門?もしかして、ヘルズ達はあれから出てきたんじゃないか?」
ティアの言う通りかもしれない、元の世界からこの世界に来たとすればあれを通って来たと考えるのが妥当だろう。石盤の中央には魔力の亀裂の様な物が出来てるし。
「よっしゃ、そうと分かれば早いとこあの門を壊しましょう!一撃で壊してやるぜ!」
『Boost‼︎』
イッセーが力を溜めて石盤に向かった!
「イッセー!迂闊に近づくな!」
ダンテは警告したが、イッセーが石盤に近づくと結界が巨大な手の形に変わりイッセーに攻撃してきた!
「な、何だこれ⁉︎うわぁぁぁぁっ!!」
イッセーは咄嗟に身構えたが結界の手に吹き飛ばされてしまった!吹き飛ばされたイッセーをティアが受け止めた。
「馬鹿者が!すぐに飛び出しおって!」
「す、すみません…」
大した怪我は無かったがとりあえずアーシアに治療されていた。
「ダンテ、あれは何なの?」
「あれも俺の世界の物だ、攻撃能力を持った魔力の結界だ。ある意味あれも悪魔の一種と思ってもいい。大抵は仕掛けを解除したり敵を全滅させると解けるもんだが、見たとこ仕掛けは無ぇみてぇだ、となると…」
…ヒャハハハハ…ケタケタケタ……
考えていると何処からとも無く笑い声が聞こえてきた。突然聞こえた笑い声にリアス達も警戒して周りを見ていた!…この笑い声…まさか!ダンテは可能性を予感し気配を感じ取ると全員に叫んだ!
「お前ら!そこから離れろ‼︎」
ダンテの警告に全員がその場から飛び退くと黒いモヤが現れ黒いローブに紫のオーラを纏った大鎌を持った大型の悪魔ヘル=バンガードが現れた!
「な、何なのコイツ⁉︎」
「デカい‼︎コイツも7ヘルズの仲間か⁉︎」
突然現れたヘル=バンガードにリアス達は散開して戦闘態勢を取った!
「コイツはヘル=バンガードだ。地獄の亡者達の管理人にして7ヘルズの統率者だ。コイツは一筋縄ではいかないぞ、ここは俺に任せて…」
「皆!いくわよ‼︎」
『はい‼︎』
しかしリアス達はヘル=バンガードに向かっていってしまった!
「おい貴様ら!ダンテの忠告を聞いてなかったのか!」
ティアも叫んでいたが、ダンテはやれやれと呆れながら戦いを見ることにした。白音は黒歌が止めていたので一緒にいた。
先程と同じ様にイッセー、祐斗、ゼノヴィアが向かっていったが、ヘル=バンガードはイッセーの拳をあっさり弾き、祐斗の聖魔剣も三回連続で弾き、ゼノヴィアの背後からの一撃も姿を消してかわした。三人の攻撃を嘲笑う様に無効化したヘル=バンガードは少し離れた場所に現れるとケタケタ笑いながら鎌を片手で回しイッセー達の攻撃を待った。
「くっ、強い!」
「確かに一筋縄ではいかないな…」
「でも動きはそこまで早くないな?木場、ゼノヴィア、スピードで攻めるぞ!」
スピードで翻弄する作戦にしたイッセー達は再びヘル=バンガードに向かったが、その時ヘル=バンガードの目が青く光り姿が消えた!あれはまさか!
「気をつけろお前ら!ヘルゲートだ!真下、前後左右から来るぞ!」
ダンテの忠告を聞いてイッセー達は周りを警戒していたがその時イッセーの足元に歪みが現れた!
「イッセー君!!下だ!!ぐあぁ!?」
「木場ぁ!!」
気配に気づいた祐斗がイッセーを突き飛ばし真下からの一撃を防いだが聖魔剣の刃ごと肩を斬られ吹き飛ばされた!
「祐斗!大丈夫⁉︎」
「は、はい…なんとか大丈夫です……くっ…!…」
祐斗は肩から出血していたが致命傷にはならなかった為無事だった。
「大丈夫か木場!くっ⁉︎コイツ、なんてスピードだ!」
ヘル=バンガードはゼノヴィアに連続でヘルゲートを発動させ前後左右から鎌で攻撃してきた!スピードで翻弄するはずが逆に翻弄されゼノヴィアも所々斬られ吹き飛ばされてしまった!ギャスパーも眼の力で止めようとしたが止められず、ヘル=バンガードはイッセーの前に現れると鎌を振り上げた!イッセーはアスカロンを装備して身構えた。
「まったく…俺の忠告を無視して飛び出しやがって。下がってろお前ら、コイツの相手は俺がする」
「ダンテさん…」
「…わかったわ。ごめんなさいダンテ…」
鎌をリベリオンで受け止めダンテはイッセー達を下がらせた。リアスがダンテに謝罪するとイッセーは負傷した祐斗とゼノヴィアを連れて下がりアーシアに治療してもらっていた。祐斗とゼノヴィアが負傷した為リアス達はダンテに任せて見守ることにした。
「よぅ、久しぶりだな?…って言ってもお前は言葉はわからねぇか。まぁいいぜ、さぁ来いよ?遊ぼうぜ!」
ダンテは手招きしてヘル=バンガードを挑発した。挑発に乗ったヘル=バンガードは連続で鎌を振り回してきたがダンテはリベリオンを担いだまま体を反らしかわした。
「一応イッセー達は上級相手でも戦える力はあるんだけどな。それで敵わないとなるとお前…元の世界で戦った時と比べたら少しは力が上がってるみてぇだな?」
ダンテはヘル=バンガードの力が上がっていることに気づいた。
「でも俺から見るとまだまだだな!」
ダンテは攻撃をかわすと隙を突いて反撃し始めた。
「ほらどうした?隙だらけだぜ?さっきまでの威勢はどうした?」
ダンテは挑発しながらリベリオンで突き刺したり蹴りを出したりした。ヘル=バンガードから怯んだ声が聞こえるとヘル=バンガードの目が光り姿が消えた!ヘルゲートだ!ダンテはリベリオンを背に戻すと腕を組んで攻撃を待ち、真下からの攻撃を防ぐ構えで受け前後左右からの攻撃も全て受け流した。
「あ、あの構えはもしかして…」
戦いを見ていたイッセーはダンテの構えを見てある戦いを思い出していた。
ヘルゲートを全て受け止めたダンテの前に現れたヘル=バンガードはダンテに鎌を振り下ろしてきたが直撃寸前でダンテは片手を突き出した。
「ジャストリリース!」
直撃した瞬間!ヘル=バンガードの鎌がバラバラに破壊され、とどめにスティンガーで後方に大きく吹き飛ばされた!一瞬の出来事にリアス達は驚愕した。特に初めて見たゼノヴィアとギャスパーとロスヴァイセはかなり驚いていた!
鎌越しにダメージを受け動けなくなったヘル=バンガードにダンテはとどめを刺す為に近づくとエボニーを向けた。
「力は上がっても俺の相手にはならなかったな?もっと力をつけたらまた遊ぼうぜ、じゃあな」
ズダン‼︎
エボニーでヘル=バンガードの額を撃ち抜き砂に戻した。同時に石盤に張られていた魔力の結界も解除されガラスの様に粉々に砕け散った。
戦いが終わり中央にあった亀裂が消えた石盤の前にダンテ達は来た。
「さてと、コイツをぶっ壊さねぇとな。ちょっと下がってろお前ら」
「ねぇダンテ、最後くらい私達にもやらせて?一応皆の依頼なんだし」
リアスが門の破壊を皆一緒にやりたいと言ってきた。
「フッ、別にいいぜ。そんじゃいくぞ?」
リアス達はそれぞれ攻撃準備をし武器を出し魔力を溜めた。
『せぇーの!!』
全員同時に門の石盤に攻撃した!門は音を立ててバラバラに崩壊し瓦礫の山になった。
リベリオンを背に戻したダンテは瓦礫を見つめ表情を険しくして呟いた。
「さて、こいつは少し調べる必要があるな…」
「ええ、そうね」
7ヘルズと言いましたが、その内の一体ヘル=エンヴィはリバイアサンの体内のみに現れる個体なので出ませんでした。
7ヘルズが出てきた門は『4』に登場した石盤型の地獄の門と同型です。
次回、大型悪魔登場!お楽しみに!