ハイスクールD×dmc   作:プラサミット

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原作よりダムドチェスメンの駒達が強化されます。さらにあのボス悪魔も登場します。


第91話 異世界レーティングゲーム!グレモリー眷属vsダムドチェスメン!

マリオネット達を倒しイッセーとアーシアが見つけてきた鍵を使って次の部屋へと進んだダンテ達。扉の先は廊下だったが明かりが点いておらず真っ暗であった。悪魔であるリアス達はある程度は見えるはずだったがそれでも見えない程であった。

 

「…何も見えないですね」

 

「悪魔である私達ならそれなりに見えるはずなのに…機能しないわね」

 

暗中模索状態をどうにかしようと魔力の明かりを灯そうとしたその時、真っ暗な床に無数の赤い点が幾つも現れた!しかも何やらわらわらしている。

 

「…な、何?この赤い点?」

 

「クンクン…げっ!まさか‼︎」

 

匂いで赤い点の正体がわかった黒歌がギョッとした!

 

「明るくしますよ?リアスさん達がダメージを受けないレベルで」

 

イリナが天使の翼を広げて廊下を明るくした。それにより床で蠢いていた者の正体が判明したが、そこにはなんと無数の小さな蜘蛛が大量にいたのだ!

 

「…き、きゃああああぁぁぁぁあああっ!!く、蜘蛛ォォォッ!??虫キラーイ!!蜘蛛いやぁぁぁぁ!!イッセーくぅぅぅぅん!!!」

 

「ちょ⁉︎おいイリナ⁉︎お、落ち着け‼︎うぶっ⁉︎」

 

蜘蛛の大群にイリナが泣き叫んでイッセーにしがみついた!イッセーの顔はイリナの胸に埋まりさらに光の力が強くなったのでダメージを受けていた!

 

「な、なんなのこの蜘蛛の大群⁉︎」

 

「気持ち悪いですわ…」

 

リアス達も嫌悪感を露わにしていた。かなり弱っちいが僅かに魔力を感じる、おそらく悪魔の子供だ。

 

「くっそ!気持ち悪ぃな!こんにゃろ!」

 

イッセーはイリナがしがみついたまま足元の蜘蛛を踏みつけたが…

 

グシャ!ジュ‼︎

 

「ん?うわっあっちぃ!!」

 

蜘蛛を踏みつけたイッセーの靴が少し焦げた!酸…?いや、少し焦げ臭い、これは…

 

「…マグマか!コイツらマグマの血をしてやがる。気をつけろお前ら、迂闊に踏むと火傷するぞ!」

 

蜘蛛の血がマグマで出来ていることに気づいたダンテが忠告するとリアス達は翼を出し飛んだ。

 

「なら魔力で倒すしかないわね!皆避けて」

 

「あらあら、でしたら早く倒しませんとね。それ♪」

 

リアスと朱乃は魔力のオーラと電撃を床に流した!攻撃を受けた蜘蛛達は破裂する様に次々と潰れていった!ダンテとティアも銃を連射して蜘蛛を倒し、レディもカリーナアンのフックショットを天井に突き刺しマシンガンを連射して倒した。

 

「おいティア、どっちが多く倒すか勝負だ!」

 

「フッ面白い、負けんぞ!」

 

次々湧いてくる蜘蛛をゲーム感覚で撃ち倒すダンテとティア。やるな!勝負は互角に見えたが、その時手榴弾が投げ込まれ床の蜘蛛達は全滅した!ダンテは銃を止めると手榴弾を投げたレディを見た。

 

「…おいレディ、勝負の邪魔するなよ?」

 

「結果がわからなくなってしまったではないか」

 

「アンタ達…遊んでんじゃないわよ。先に進めないでしょ、まったく」

 

床に降りてきたレディが呆れながら言い、リアスもダンテとティアに軽く注意し先に進むことにした。廊下に蝋燭も見つけたのでそれで幾らか明るくなった。

 

「これで進める様になったな、いくぞお前ら」

 

蜘蛛を全滅させたダンテ達は廊下を進み始めたが、その時背中に背負ったスパーダが激しく反応し始めた!何か来る!!ダンテは勢いよく振り向いた!

 

ドゴォォォォン!!

 

「きゃあ⁉︎な、何!?」

 

突然の爆発にリアス達も振り向いた!その時後ろの壁が壊れそこから白い体に体の所々からマグマが吹き出す巨大な蜘蛛型の怪物が現れた!!コイツ…かなりの魔力だ!

 

「く、蜘蛛⁉︎まさかさっきの蜘蛛の親玉⁉︎」

 

その姿特徴を見てリアス達はさっきの蜘蛛の大群の親玉だと予測した!怪物蜘蛛はダンテを見ると笑いながら訊いた。

 

「グハハハ!!貴様がムンドゥス様が言っていた魔剣士スパーダの息子か!俺の子供達をよくも倒してくれたな!」

 

「フッ、何だ化け物?言葉を話せるとこ見ると筋肉以外にも中身はちゃんと詰まってるみてぇだな?」コンコン

 

ダンテは怪物蜘蛛の顔の前に来ると蜘蛛の額をノックする様に叩いて挑発した。

 

「ほざいたな小僧!俺の名は灼熱の破壊者ファントム!貴様ら全員まとめて踏み潰してやるわ!グワハハハハハ!!」

 

怪物蜘蛛…ファントムは目を赤くすると巨大な脚をダンテに振り下ろしてきた!ダンテはバックジャンプでかわすと手を叩いてさらに挑発すると走り出した!

 

「フッ、よしお前ら、しっかり逃げろよ?走れ‼︎」

 

「ちょ⁉︎ダンテさん⁉︎挑発するだけして逃げるんですか⁉︎」

 

「まったく、後先考えないんだからもう!」

 

走り出したダンテにイッセー達はツッコんでいたが慌てて逃げ始めた!

 

「逃がさんぞ小僧共!!くらえ!!」

 

ファントムは狭い廊下の柱を破壊しながら器用に追い始め、口に巨大な火球を溜めると放ってきた!

 

「ッ!全員飛べ‼︎」

 

一番後ろを走っていたライザーが叫び、リアス達は大きくジャンプすると火球を避けた!しかしファントムは再度火球を放ってきた!かわしきれないと判断したライザーは同じく火球を放ちギリギリで相殺させた!

 

「くそっ、なんて火力だ!相殺するだけで精一杯だ!」

 

「フハハ!そんなちんけな炎で俺の火球を防げるか!」

 

ライザーの炎を嘲笑うとファントムは速度を少し早めて火球を放ってきた!逃げながら必死に火球を避けるリアス達と笑いながら逃げるダンテ!祐斗とゼノヴィアがウォールハイクで壁を走り魔剣と斬撃を飛ばしたがファントムの強固な外皮よってあっさり弾かれてしまった!

 

『explosion‼︎』

 

「よし!下がれ皆!うおりぁああああっ!!」

 

その時イッセーが倍加の力を溜めファントムに突撃し拳を叩き込んだ!!が、しかし!

 

「……うっ…うううう…‼︎…か…硬えぇぇぇぇっ!??!」ビリビリ‼︎

 

イッセーはファントムのそのあまりに硬い外皮に籠手ごと手が痺れていた!しかも倍加の力で放った為その衝撃は半端ではなかった!

 

『相棒!気をつけろ!奴の外皮の硬さは予想以上だ!下手をすれば相棒の手が壊れるぞ⁉︎』

 

籠手を通じてファントムの外皮の硬さがわかったドライグが忠告した!そして当のファントムは鼻で笑っていた。

 

「フン!くすぐったいわ小僧!くらえ!!」

 

ファントムは腕が痺れて動けないイッセーに容赦無く火球を放った!イッセーは咄嗟に受け身をとったが火球に呑み込まれ吹き飛んでしまった!吹き飛んだイッセーをティアが受け止めた。

 

「まったくこの馬鹿弟子が!相手の力量も見ずに飛び出しおって!前にも忠告しただろうが!」

 

「…ゲホッ…す…すいません」

 

イッセーが謝罪するとティアはイッセーを担いだまま走り出した!逃げ続けていると前方に大きな扉が見えてきた、前を走っていたダンテは扉を蹴破ると部屋に飛び込んだ!

 

「急げお前ら!」

 

全員が部屋に入るとダンテは急いで扉を閉めた!扉を閉めるとすぐに魔力の結界が張られ外からファントムが扉を激しく叩く音が響いた!しばらくすると止まったので諦めた様だ。

 

『ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!』

 

リアス達は崩れ落ちると肩で大きく息をしていた。

 

「ふぅ、逃げきれたな。頑張ったなお前ら?」

 

「…頑張ったなお前ら?じゃない!!この馬鹿者がぁ!!」

 

笑いながら言うダンテにティアがおもいっきり頭を引っ叩いた!リアス達も肩で息をしながら睨んでいた…なんか久しぶりだなこのやりとり。

 

「まったくもう!皆無事だったからよかったけど全員がダンテみたいに強い訳じゃないんにゃからね⁉︎」

 

「…ダンテ兄様の馬鹿」

 

黒歌も怒ってダンテに文句を言い白音はダンテの肩に乗りぽかぽか頭を叩いていた。

 

「ハハハ、悪りぃ悪りぃ」

 

ダンテは笑って宥め、なんとかその場は収まった。アーシアが負傷したイッセーと全員を回復させ、一旦休憩をした。しばらくして体力が回復したリアス達を見てダンテは先に進むことにした。

 

「行けるかお前ら?進むぞ。この部屋は何も出なかったな」

 

今いる部屋は少し広めの大部屋だったが何も現れなかった。てっきりヘルズくらいは出てくるかと思ったが…まぁいい。ダンテ達は結界が張られて無い部屋の出口に向かったが、ダンテ、ティア、黒歌、ライザー、レディが部屋を出た瞬間突然扉が閉まった!

 

「な⁉︎扉が閉まった!」

 

「リアス下がって!危ないですわ!」

 

扉にすぐに結界が張られ手の形になり攻撃してきたのでリアス達は扉から離れた。

 

「くっ、分断されたわ!」

 

通れなくなった扉に舌打ちしていると扉の外からダンテの声が聞こえた。

 

「リアス、無事か?」

 

「えぇ、私達は大丈夫よ」

 

「下がってろ、今扉をぶち破る!」

 

ダンテはスパーダで扉を破る為にリアス達に下がる様に警告したが、リアスは止めた。

 

「待ってダンテ、あなた達は先に進んで」

 

リアスはダンテに先に進む様に伝えた!ダンテは思わず耳を疑った。

 

「先に進めって…お前ら…」

 

「ダンテ、あなたの目的を思い出して!私達は大丈夫!必ず後を追うわ!私達を信じてちょうだい!」

 

リアス達の覚悟を聞いてダンテは黙っていたが、その覚悟を信じると頷きティア達に声を掛けた。

 

「わかった。いくぞお前ら」

 

「白音ぇ!白音ぇ‼︎」

 

黒歌が泣きながら扉を叩き白音の名を呼んでいたが、部屋から白音の安心させる声が聞こえた。

 

「…姉様、私に構わず先に行ってください。大丈夫です、私達は絶対死にません。だから…安心してください」

 

「白音…」

 

黒歌はまだ扉の前で涙を流していたがティアが寄り添い肩に手を置いた。

 

「行こう黒歌、白音を信じて先に進むんだ」

 

「ティア姉…」

 

ティアにも説得され黒歌は涙を拭うと立ち上がった。

 

「わかったにゃ。白音!信じてるからね!」

 

黒歌も覚悟を決め先に進んだ。ライザーもリアスに忠告し後に続いて行った。レディもそんな彼らを見て信じてあげたいと思ったのであった。死ぬなよグレモリー眷属‼︎

 

ダンテ達が先に行ったのを確認したグレモリー眷属は振り返り警戒して構えていた。この部屋の広さだ、何が出てくるかわからない!悪魔の大群か、それとも大型悪魔か…何が来ても大丈夫の様にリアス達とイリナは構えた。すると床が怪しく光り出した!リアス達はより一層警戒したが、光が消えると床に白と黒の市松模様状のマスの様な物が現れた!…これはまるで……

 

「…チェスのボード…?」

 

すると自分達の反対側に霧が発生するとオーラを纏った髭面の男性の頭一体、女性の頭一体、杖を持った魔法使い二体、砦状の物体二体、一本角の馬の頭二体、剣をクロスして構えた者八体、合計十六体の駒の形をした悪魔達が現れた!これはまさに…

 

「部長、これはもしかして…」

 

「えぇ!間違いないわ!チェスよ!」

 

敵の特徴と数を見て敵がチェス型の悪魔だと理解したリアス。しかしリアスは笑みを浮かべていた!

 

「まさかチェスなんてね…フフ、面白いわ!私達に勝負を挑もうと言うのね?いいわ、受けて立つわ!皆!異界のレーティングゲームよ!必ず勝利するわよ!いいわね!」

 

『はい!部長!!』

 

ここにグレモリー眷属とチェス悪魔ダムドチェスメンによる異世界レーティングゲームの火蓋が切って落とされた!

 

ゲームが始まりダムドチェスメン達はマスを進み始めた。数で不利なグレモリー眷属はイリナが参戦し、まずはプロモーションを防ぐ為に兵士であるダムドポーンを倒すことにした。どんどん進軍して来る剣をクロスしているのがそうだろう。リアスはイッセーと祐斗とゼノヴィアを進軍させた。

 

「まずは兵士を叩くわ!イッセー、祐斗、ゼノヴィア、行きなさい!」

 

『はい‼︎』

 

イッセーは赤龍帝の籠手、祐斗は聖魔剣、ゼノヴィアはデュランダルを構えてダムドポーンに突撃した!

 

「まさかこんな所でレーティングゲームになるなんてな、でも俺達もそれなりに場数を踏んできたんだぜ!必ず勝ってやるぜ!」

 

「そうだ、僕達は負けない‼︎」

 

「この戦いも糧とする!!」

 

イッセーはダムドポーンに拳を直撃させた!直撃してもダムドポーンは怯まなかったがイッセーはもう一撃当てた。するとダムドポーンの剣が赤く光りイッセーに剣を振るってきた!しかしイッセーは難なくかわした。

 

「へっ、遅いぜ!この程度なら簡単だぜ!」

 

イッセーはとどめに拳を叩き込むとダムドポーンの駒は粉々に崩壊した!まずは一体!イッセーは別のダムドポーンに向かった。

 

「ゼノヴィア!そっちの兵士を頼む!」

 

「任せろ!」

 

祐斗とゼノヴィアもダムドポーンを一体ずつ倒しそれぞれ分担して相手をした。すると祐斗がダムドポーンの相手をしていると別のダムドポーンが回り込む様に移動して剣を振るってきた!祐斗は左手にもう一本聖魔剣を創ると受け止めた!

 

「後ろに回り込んで来るなんて…でも!」

 

祐斗は左手の聖魔剣を逆手に持ち替えるとダムドポーンの体を貫通させて倒すと擦り抜け様にもう一体を倒した。

ゼノヴィアはダムドポーンを二体同時に相手をしていた。一体の剣を交えると同時に砕き、もう一体の剣を身を翻してかわした。するとダムドポーンは剣のクロスを解くと少し早めに連続斬りを繰り出してきた!ゼノヴィアはバックステップで下がった!

 

「くっ!攻撃パターンが変わった⁉︎迂闊に近づけん!」

 

ゼノヴィアはダムドポーンの隙を狙っていたがその時突如光の輪が飛来しダムドポーン一体が真っ二つになった!

 

「ゼノヴィア!大丈夫⁉︎加勢するわ!」

 

イリナが天使の翼を広げて加勢した。

 

「イリナ!すまない!いくぞ!!」

 

「うん!これで終わりよ!」

 

ゼノヴィアとイリナは同時に攻撃を繰り返しダムドポーンを消滅させた!これで残るは二体だ!

イッセーは残る二体のダムドポーンの相手をしていた。

 

「コイツらを倒せば兵士は全滅だ!一気にいくぜ!」

 

イッセーはカタを着けようと拳を構えたがその時祐斗が叫んだ!

 

「イッセー君危ない!上だ‼︎」

 

イッセーの頭上に一本角の馬の駒ダムドナイトが迫っていた!回避が間に合わない!イッセーは身構えたが直撃する寸前でダムドナイトはバラバラに崩壊した!一体何が⁉︎

 

「…イッセー先輩、ちゃんと周りも見てください」

 

白音が溜め息を吐いて手を叩いていた!白音がストレートでダムドナイトを破壊したのだ。

 

「…リアス部長が私とロスヴァイセさんも進軍させました、ここからは私達も戦います。ロスヴァイセさん!お願いします!」

 

「お任せを!いきます‼︎」

 

ロスヴァイセは無数の魔法陣を展開しフルバーストを放った!それによりダムドポーン一体を倒しもう一体のダムドナイトを破損させたが、杖を持った魔法使い型の駒ダムドビショップは自身の周りに炎の魔弾を展開し相殺させた!砦状の駒ダムドルークは…無傷だった。

 

「ロスヴァイセさんはビショップの相手をお願いします!私はルークを」

 

「わかりました!気をつけて!」

 

ロスヴァイセはダムドビショップと魔弾の撃ち合いを始め、白音は棘が生えた砦状の駒ダムドルークの前に来た。見るからに頑丈そうなダムドルークに白音は指を鳴らした。

 

「…勝負です!異界のルーク!」

 

白音は拳を構えるとダムドルークに直撃させた!しかしダムドルークはびくともしない!

 

「…流石ルークですね、硬いです。でもいつまで耐えられますか?」

 

白音は連続で拳を放ったが、その時ダムドルークの体が展開し鋭い赤いレーザーを放ってきた!白音は攻撃を中断するとステップでかわした。

 

「…やっぱりちゃんと攻撃能力もありましたか、しかも速いです」

 

「小猫ちゃん!加勢するよ!」

 

そこへイッセーが加勢に来たが次の瞬間!

 

『ヒャハハハハ!!』

 

突如奇声を発しながら何かが勢いよく横切りイッセーは跳ね飛ばされた!イッセーを跳ね飛ばしたのは巨大な女性の頭の駒ダムドクイーンだった!

 

「イッセー先輩!!」

 

「くっ…だ…大丈夫だよ小猫ちゃん…ッ⁉︎小猫ちゃん後ろだ!」

 

イッセーの元に駆け寄ろうとした白音にダムドクイーンが突進してきた!白音は身構えたが、ダムドクイーンは朱乃の激しい雷によって止められた!

 

「大丈夫ですかイッセー君、小猫ちゃん?」

 

「朱乃さん!」

 

「クイーンの相手は私が引き受けます!イッセー君と小猫ちゃんはルークの相手を!」

 

「はい!小猫ちゃん!行こう!」

 

イッセーと白音は再びダムドルークの相手を再開し朱乃はクイーン同士の戦いを始めた!

 

「うふふ、異界のクイーンさん?いきますわよ!」

 

朱乃は激しい雷を放ち戦闘を開始した!

ダムドルークの前に戻ってきたイッセーと白音。イッセーは白音からダムドルークの攻撃パターンを教わりそれぞれ散開して攻撃を仕掛けた。ヒットアンドアウェイを繰り返しダメージが蓄積されてきたダムドルークは破損してきた!

 

「よし、あと少しだ!小猫ちゃんとどめだ!」

 

「はい!イッセー先輩!」

 

二人は同時に拳を放ったがダムドルークは体を展開した!レーザーが来ると思いイッセーと白音は身構えたが、ダムドルークは体の中央からダムドポーンとダムドナイトを一体ずつ召喚した!

 

「ポーンとナイト⁉︎嘘だろ⁉︎」

 

「…駒を生み出すなんて!」

 

驚く二人にダムドポーン・ナイトは攻撃を仕掛けてきた!イッセーはダムドポーンの剣をアスカロンで受け止めたがそこへダムドナイトが飛びかかってきた!マズい!

 

「危なかったねイッセー君」

 

「私達も忘れるなよ?」

 

「木場!ゼノヴィア!」

 

ギリギリのところで祐斗とゼノヴィアが現れダムドナイトの踏みつけを受け止めた!イッセーは礼を言うとアスカロンでダムドポーンを倒した。ダムドナイトは離れた所に着地すると素早く回転して突撃してきたが祐斗は姿を消すと同時にダムドナイトを擦り抜け真っ二つに斬り裂き破壊した!ナイト同士ではスピードも祐斗の方が上だった。

 

白音は破損したダムドルークにとどめを刺す為に前に来た。

 

「…さぁ決着を着けましょうルーク!」

 

ダムドルークはレーザーを集束させると極太のレーザーを放って来たが、白音は飛び上がりレーザーをかわすと拳にオーラを纏わせると突撃した!その瞬間、ダムドルークは崩壊した。

 

「…私の勝利です」

 

白音は鼻を擦ると拳を握った。

ダメージを受けながらもダムドチェスメン達をかなり倒したイッセー達はガラ空きになった髭面の男性の駒ダムドキングの前に来た!コイツを倒せば勝利だ!

 

「いくぜ皆!コイツがキングだ!終わらせるぞ!」

 

イッセー達はダムドキングに一斉に攻撃を仕掛けたが、攻撃が直撃した瞬間ダムドキングがダムドルークと一瞬に入れ替わった!

 

「なっ⁉︎ルークと入れ替わった⁉︎これはまさか…キャスリング⁉︎」

 

「くそっ!もう一体のルークを忘れてたぜ」

 

「ならば先にルークを倒すまで!」

 

ゼノヴィアはもう一体のダムドルークを倒そうとデュランダルを構えて向かったが…

 

『ヒャハハハハハ!!』

 

ゼノヴィアは破損したダムドクイーンに跳ね飛ばされ倒れた!どうしてクイーンが⁉︎朱乃さんは⁉︎イッセーは朱乃の方を見たが朱乃はアーシアに治療されていた!まさか…朱乃さんがやられた?イッセーは朱乃がやられたことが信じられなかった。ゼノヴィアはダムドクイーンの突進をもろに受けた為気絶し戦闘不能だ。するとダムドクイーンは治療中のアーシアと朱乃に向かって突進した!とどめを刺す気の様だ!

 

「朱乃先輩!アーシア先輩!危ないです!!」

 

そこへ白音がアーシアと朱乃を庇いそのままダムドクイーンによって壁に押し込まれてしまった!白音までやられた!しかし、次の瞬間ダムドクイーンは全身にヒビが入り崩壊した!予想外の方が倒れて驚いているとダムドクイーンの残骸からデビルトリガーを発動させた白音が出てきた!

 

「小猫ちゃん!」

 

「ハァ!ハァ!デビルトリガーを発動させなかったら危なかったです。アーシア先輩、大丈夫ですか?」

 

「はい!ありがとうございます小猫ちゃん!こちらに来てください、怪我の治療をしてあげます」

 

もう一体のルークもイッセーと祐斗に倒され、ダムドビショップ二体もロスヴァイセとの壮絶な撃ち合いの末倒され、残るは王のダムドキングのみとなった。イッセー達はアーシアに治療してもらい少し体力を回復すると総攻撃を開始した!

 

「よし!いくぞ皆!アイツを倒せば俺達の勝ちだ!」

 

イッセー達は勝利を確信しダムドキングに突撃した!が!

 

『『ヒャハハハハハ!!』』

 

「うわぁぁぁっ!?」

 

「ぐっはっ!?」

 

その時、イッセーと祐斗が左右から突然突進して来たダムドクイーンに跳ね飛ばされた!そう…ダムドクイーンに。な…何故倒したはずのクイーンが⁉︎しかも二体⁉︎……ま、まさか!倒し忘れた最後のポーンともう一体のルークが密かに生み出していたポーンがプロモーションした⁉︎

 

「イッセー!木場!」

 

突進をもろに受けて動けないイッセーと祐斗にゼノヴィア達が駆け寄り庇った!白音はもう一度デビルトリガーを発動させゼノヴィアはデュランダルを構え直した!ロスヴァイセも魔法陣を展開した。イッセーと祐斗を庇いながら無傷のクイーン二体を相手に何処までやれるかわからない!二体のダムドクイーンは左右の装飾を広げると同時に突進してきた!やられる‼︎覚悟を決めたその時!二体のダムドクイーンは悲鳴を上げて崩壊した!

 

「チェックメイト…‼︎」

 

声のした方を見ると今まで動かなかったリアスが手を向けていた!リアスがダムドキングを滅びの魔力で破壊したのだ!キングが倒されたことにより二体のクイーンは崩壊したのだった。

 

「リアス部長…」

 

「ごめんなさい皆、相手のキングを確実に倒す為に魔力を溜めていたから動けなかったのよ。ギャスパーにも協力してもらってね?」

 

「…は…はぃぃい…僕も頑張りましたぁ…」

 

肩で息をしギャスパーが笑ってピースサインしていた。

 

「頑張らせちゃってごめんなさい、でもこれで…私達の勝利よ!お疲れ様!皆‼︎」

 

リアスは笑顔でイッセー達を抱きしめた。

 

「ッッッ…よっしゃぁぁぁぁっ!!俺達の勝利だぁぁっ!!」

 

体を起こしたイッセーが叫んで飛び上がった!祐斗達も声を上げて喜び合った。すると床のボード模様が消え扉を塞いでいた魔力の結界も解除された。

こうして異世界レーティングゲームはリアス達グレモリー眷属の勝利となり、リアス達はダンテ達に追いつく為に先に進んだのだった。

 

 

 




次回ついにムンドゥスと対面!お楽しみに!
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