<例えば引きこもりだった学生が提督になるまでの話>   作:木炭鉢

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<1-2>「例えば似たような傷を抱えた猫のように」

*****

 

??「大まかな説明は以上となります、何か質問は?」

 

 彼女の質問に、俺は手元の名刺を眺めた。

『 大淀型 1番艦 : 軽巡洋艦 : 大淀(おおよど) 』

 

寧人(軽巡洋艦……)

 

 機動性に優れる代わりに装甲と火力が抑えられた戦艦と言った立ち位置の種類だったか。

 もちろん運用方法が違うので一重に戦艦の下位互換とは呼ぶのは間違いである。

 彼女の名刺には銀の装飾が施されており、付属の写真は、どこか知性を感じさせる雰囲気があった。

 

大淀「寧人さん、聞いてらっしゃいますか?」

 

寧人「―――――ああ、悪い。特には無いかな」

 

大淀「そうですか。それでは、これから停泊して頂く部屋に御案内します」

 

 先に事務室を出た彼女に追従する。

 大淀は歩く姿もどこか生真面目で、一切姿勢が乱れることが無い。

 威風堂々という雰囲気が似合う長門とは違い、その姿は正しく潔癖の秘書という感じだった。

 

大淀「貴方がここで生活する以上、恐らく様々な艦娘と交流の機会があるでしょう。しかし、あまり迂闊に彼女たちと関わる事は避けて下さい。あくまで候補生である貴方には、彼女たちから危害を加えられても罰則を与えることのできない立場にあります。全員ではありませんが、上司という存在を目の敵にする子も少なからず居ますから」

 

寧人「……分かった、覚えとくよ」

 

 目の敵、か。

 曙のそれも、そういう解釈で良いのだろうか。

 

大淀「さ、着きましたよ」

 

寧人「え?」

 

 思ったよりも早い到着に、少々虚を突かれた気分になる。

 事務室の近くにある階段を上ったすぐ先にあった個室には、なにやら中身の無いガラスケースのような物が張り付けられていた。

 

大淀「はい、どうぞ」

 

 そう言って彼女が手渡してきたのは丁度ケースにはまりそうなサイズの、俺の名が掛かれたプラスチック製のネームプレートだった。

 

大淀「それが、この部屋のキーとなります。プレートをそこの隙間から差し込むと開錠される仕組みです。扉を閉めてから内部で鍵を掛けるのを忘れないでください。知らぬ間にプレートを抜き取られてしまう恐れがありますから」

 

 なるほど。

 プレートが中に人が居るかどうかの指標にもなるし、分かりやすいシステムだ。

 

大淀「私はこれで。本日は長旅でお疲れでしょうから、夕飯を済ませた後はごゆっくりなさって下さい。本格的な訓練は明日からということで」

 

寧人「分かった」

 

大淀「では、失礼します」

 

 階段を下りていく大淀を見送って、俺は周囲を見渡した。

 この階に通じる通路は目の前の階段だけのようだ。

 いつ曙のような攻撃的な艦娘に遭遇するか分からない以上、侵入口は抑える必要があると思ったのだが、これならば過剰な心配はいらないだろう。

 俺は裏表を確認しながらネームプレートを刺し込む。

 ピピ、と音が鳴って、扉が開いた。

 

寧人「……結構広いな」

 

 施設の頂上付近に当たる部屋の内部は想像以上にスペースがあった。

 家具は洋服ダンスと冷蔵庫、ベッドと机が1つずつ。これだけあれば十分だろう。

 開け放たれた窓から入ってきた新鮮な磯風が部屋の空気を循環させ、俺が来るまでは使われていなかったとは思えないほどに心地よい空間を形成している。

 

寧人「ふぅ」

 

 先の戦闘のせいか、妙に体が重い。

 俺はバッグを置き、中から着替えを取り出して周囲を見渡した。

 確か、大淀の説明だと。

 

寧人(これか?)

 

 部屋の西側に供えられた1枚の扉。

 俺以外に男性の居ないこの施設には、女性用の設備しかない。

 なので、この扉の先にトイレと風呂を用意してくれたらしいのだ。

 艤装が出せる俺の為に、入渠施設と似たような効果も持たせてくれているらしい。

 大淀によれば、黒い妖精さんが少しだるそうにしていたのは、恐らく長門の一撃によって艤装の一部が破壊されてしまった為だと言うし、ここは1度妖精さんの身を労わる意味も含めて一休みしようと、そういうわけだった。

 

 扉の先は思ったよりも整った設備だった。

 てっきりトイレと浴槽が同じ部屋にあるタイプかと思っていたがそうではなく、扉の先でしっかり部屋が分けられている。

 この中間スペースは脱衣所として使えという事だろう。

 掃除も行き届いているし、これはなかなか。

 

寧人「さて……妖精さん、出てこれるか?」

 

妖精さん「ヲォ……」

 

 もぞりと襟元の隙間から顔を出した妖精さん。

 やはり、少々元気が無い。

 

寧人「これからお前を元気にしてやるからな、もうちょっと我慢してくれよ」

 

妖精さん「ヲー」

 

 服を脱ぎ、石鹸等々一式を持って風呂場の扉に手を掛ける。

 

 ―――――この時俺は、疑問を持つべきだった。

 なぜ鍵が掛かっていたはずの自室の窓が開いていたのか。

 どうして使われていなかった部屋の電気が付いていたのか。

 気付くべきだった。

 脱衣所が、”まるでさっきまで誰かが居たかのように物の配置が乱れていた”ことに。

 

 ガチャリ、音を立てて開いた扉の先には。

 

曙「………………………………………………………………………………」

 

寧人「…………………………………………………………………………………」

 

 事もあろうに、彼女が居た。

 湯の入った洗面器を頭上で構え、今まさにそれを被らんとしていたポーズのままで固まっている。

 

曙「あ、な………………」

 

寧人「艤装展開ッッッ!!!!」

 

妖精さん「ヲッ!?」

 

曙「なんでここに居んのよクソ寧人ォォォオオオオオオオオオオ!!!!!」

 

妖精さん「コノロリコンヤロウ!!」

 

 この後数分間に渡って砲撃戦が繰り広げられることになるのは、もはや自明の理であった。

 いやはや、風呂場の壁が超頑丈で助かった。

 

 しばらくして、お互い落ち着きを取り戻した後。

 

曙「……アンタ、ホントに死になさいよ……」

 

寧人「だから悪かったって……まさか、誰も居ないはずの風呂に入ってる奴がいるとは―――――」

 

 ん?

 いや、これ俺悪く無いんじゃ?

 

寧人「―――――なぁ、そもそも、なんで曙はここに居たんだ?」

 

曙「ちょっと前にこの部屋ができてるのを見つけて、試しに窓から入って見たのよ。誰も使ってないみたいだし、中は案外快適だったから、私の隠れ家にしてたわけ……まさか、アンタの為の設備だったなんて……うぅ~!!」

 

寧人「お、おいまて、艤装は止めとけ!お前燃料補給ストップされてるんだろ!これ以上無茶したら動けなくなっちまうから!な!?」

 

 これ以上部屋を危険に晒されてたまるか。

 せっかくのマイ・スイートルームだ。

 

曙「くぅ……運の良い奴ッ!」

 

 彼女はベッドの上で拗ねたようにそっぽを向いた。

 危ない危ない……。

 

寧人「……そう言えば、さっきは悪かったな」

 

曙「何よ、何度も何度も!むしろ忘れなさいって言ってるでしょ!?」

 

寧人「風呂じゃねぇよ、その前だ。ほら、お前に喧嘩売られたとき」

 

 その言葉に、曙はピクリと反応を示した。

 

曙「……じゃあ、もっと意味が分かんないんだけど」

 

寧人「はぁ?いや、俺さ、一瞬お前殺す気で砲撃しようとしただろ?」

 

曙「え、そうなの?」

 

寧人「気付いて無かったのか……長門が止めに入ってなかったら、俺もお前も無事じゃ済まなかったと思うぞ、多分」

 

 俺は机とセットでおかれていた椅子の上で、こちらに視線を向けた曙に対して頭を下げる。

 

寧人「だから、悪かった。たかが司令官候補の分際で、命を懸けて国を守ってくれているお前に対して、失礼だったと思う」

 

 もっと言えば、艦娘という存在を一瞬でも”殺して良い対象”として見てしまったことに。

 俺は深い罪悪感を抱いた。

 それは、俺が最も憎悪する考え方の筈なのに。

 

曙「……違うわ」

 

寧人「え?」

 

曙「違う、違うわよ。少なくとも私は、そんな高尚な物じゃない」

 

 ベッドの上。

 スカートの裾を深いしわができるほどに握りしめたまま俯いた曙は、少し遠くから聞こえる波の音に消え入るような声量で、ぽつりぽつりと言葉を落とす。

 

曙「私は逃げてきたの、最前線から」

 

 ―――――そこから先は、彼女の昔話だった。

 

 ある所に、南方海域の中層まで進軍を続けていた鎮守府があった。

 激戦区と呼ばれるその場所に到達した部隊は数少なく、その軍隊は国の栄光とすら呼ばれていた。

 他の鎮守府で功績を上げていた曙が、轟沈した駆逐艦に変わってそこに配属されたのは数年前の事だったという。

 その鎮守府を管理する提督のモットーは、”堅実前進”。

 少しづつでも着実に、無茶な出撃が無い代わりに無駄な作戦も無い。

 徹底的な効率主義の考え方を持つ者だった。

 それまで数多くの轟沈者を出してきた南方海域を切り開いたのは、一重にその海域に対する認識が習熟されていた艦娘と、彼女たちを比較的沈ませずに動かし続けた彼の采配があっての事だった。

 

 しかしそれは、外から見た意見である。

 中で動いていた彼女からすれば、それはまるで地獄のような生活だったという。

 休息は最低限、自由時間はほとんど無し。

 本部から支給される高速修復材と呼ばれる薬品で無理やりに負傷を直し、精神が休む間もなく次の激戦区へ出かける。

 ”小破進軍、中破撤退”を掲げていた提督は、一般的に言う安全主義である。

 だが、曙は語る。

 

曙「それは私たちを”動かす側”の、勝手な妄信よ。だってそうでしょ?普通は損傷する危険性があれば撤退して、戦力を増強して出撃しなおせばいいだけじゃない。それをするのが時間効率的に惜しいからって、勝手に向こうで沈まない最低ラインだけを設定して、私たち”動く側”に綱渡りをさせているんだから」

 

 それは駒としての正しい役割だと認識はしているのだと、曙は肩を震わせながら語った。

 

曙「でも、仕方がないじゃない……怖かったのよ!私が沈むのも、仲間が沈められるのも!でも……そんな甘い考え方をしていたのは、私だけだった。他の皆には……そう、決意があったわ。例え自分の命と引き換えでも、国を、家族を守るんだって、その為には屍の上を歩くことも、上を歩かれる屍になることでさえも辞さないっていう、固い決意が」

 

 次第に、曙は自分がおかしいのではないかと思い始めたのだという。

 艦娘として転生し、やがて成熟し、妖精さんを持ち、戦場に出向く。そして戦場で沈み、それまで生きてきた時間と記憶全てを犠牲に、また生まれなおす。

 その繰り返しのレールの上を流れるだけのパーツが、自分の本質なのではないかと。

 

曙「もう、何が正しくて何を信用したらいいのか、分かんなくなっちゃって……そんな時、この施設を知ったわ」

 

 ”司令官養成施設”。

 ある一定数の艦娘が近くにいる環境で、次世代を担う司令官を育てる為に建造された施設。

 訓練用に鎮守府としての機能を持ちながらも、激戦区へ赴くことは無い、安寧の場所。

 

曙「私はあの提督に嘘を吐いた……「きっといつか、あなたの役に立つ人を連れてきてあげる」って……あの人は―――――笑って、送り出してくれたわ」

 

 そうして、長い長い、曙を縛る足枷の物語は終わった。

 

 

寧人(……ああ、そうか)

 

 ようやく、俺が彼女に感じている物の正体が分かった。

 それは、シンパシーだ。

 共鳴という意味でも、同情という意味でもあるその言葉が、最も正しく俺と彼女の関係を現している気がした。

 

曙「……詰まらない話でしょ、ああ、私何言ってんだろ、こんなクソ寧人なんかに話したって、何が変わるわけでもないのに」

 

寧人「なぁ、曙」

 

 俺は立ち上がり、思い出すように手を伸ばした。

 そう言えばあの時も、彼女はこうして俺の事を慰めてくれたっけ。

 

曙「……え」

 

 下を向く曙の頭に、俺の手の平が触れた。

 手入れの行き届いた灰色の髪は、思ったよりも柔らかくって、繊維のひとつひとつが指の細胞に絡まるようだった。

 

曙「ちょ、ちょっと、何して―――――」

 

寧人「辛かったよなぁ」

 

 ピクリ、と。

 彼女の肩が震えた。

 

寧人「そりゃあ、死ぬかもしれない状況で、自分の為でもないのに戦い続けるのは、苦しいよなぁ……それを相談しようとして、でも誰にも分かってもらえなくて、独りぼっちで……それが、一番辛かったんだよなぁ」

 

 震えが、小刻みに。

 より強くなる。

 

 思い出す。

 彼女の言葉を。

 だからこそ、言ってやるべきなのは、たったの一言なのだ。

 

寧人「良く、頑張ったなぁ……」

 

曙「―――――っぐ――――――――ひぐっ…………」

 

 いつの間にか、彼女は俺の腹部に顔を埋めていた。

 

 波の音がする。

 決して理解されることの無かった、波の音が。

 押し寄せるように。

 零れ落ちるように。

 

 ふたりだけの空間では。

 それを溢れさせる曙と。

 それを見ているしかできない俺が居て。

 ただ、それだけだった。

 

 ただ、ただ。

 静かな波の音に、消えていくだけだった。

 

 

 

寧人「―――――……落ち着いたか?」

 

 彼女が離れたのは、太陽がオレンジ色に染まり始める頃だった。

 

曙「うん……ごめんなさい」

 

寧人「いいさ、世界は信用できるような物じゃない。自分が期待しているような物であってくれない。……曙は、それを始めて知っただけなんだ」

 

 俺は知っているから。

 その気持ちになってしまったとき、助けてくれた彼女がいたから。

 知っているか、知っていないか。

 本当に、たったそれだけのことなのだ。

 

 俺から少し距離を取った所に座り直した曙は、まだ赤い目を擦りながら語り始める。

 

曙「……あのさ、寧人」

 

寧人「なんだ?」

 

曙「私みたいな艦娘ばっかりじゃないと思うんだけど、この施設に来ている子たちは、やっぱり、大なり小なり何かを抱えていると思うの。実戦をほとんど行わないこの場所なのに、平均練度だってそれほど低くは無いし……だから、その」

 

寧人「俺に、カウンセラーになれってのか?そんな器用な人間じゃないぞ」

 

 今回だって、自分と似たような傷の舐め方を知っていただけに過ぎない。

 それが偶然、曙にとって心地良い方に動いたに過ぎない。

 

曙「そ、そうじゃないけど!!で、でも!……でもね、お願い」

 

 曙は、また声を小さくする。

 本音を語る時の彼女の癖なのだと、俺はようやく気付いた。

 

曙「もし私みたいに、何かを抱えきれなくなっちゃった子があなたに危害を加えようとしても……お願い、怨まないで上げて」

 

寧人「……」

 

 まぁ。

 そうだな。

 それくらいなら、こんな俺でもできるだろうか。

 

寧人「分かった」

 

曙「それと、ね?あの……」

 

寧人「……おいおい、まだ何かあるのか?流石に注文が多すぎるだろ、さっきも言ったが俺は器用な方じゃ」

 

曙「ち、違うの!違くて、そうじゃなくて、私が言いたい……のは……その……」

 

 ゴニョゴニョと、また声量がどんどん小さくなっていく。

 

寧人「おいおい、聞こえないぞ?」

 

曙「て、てい……くん……ぁ……ありが……ぁ……」

 

寧人「いやいや、聞こえないって、いやむしろ聞こえてないのか?おーい、曙さーん、声が小さいですよー。会話をしたいなら、もっと大きな声で言ってー、くーださーいよー」

 

曙「…………ッッッ!!!」

 

 俺の言葉に反応したのか、彼女は拳をプルプルと震えさせ、顔を真っ赤に変色させた。

 あ、これヤバい奴だ。

 

寧人「あ、ちょ、タンマ、ちょっとからかい過ぎたっていうかごめんっていうかその」

 

曙「こォンのォ!!!”クソ寧人くん”がァァァァァアアアアアアア!!!!」

 

寧人「艤装展開ッッッ!!!」

 

妖精さん「ヲ!?」

 

妖精さん「テレカクシジャナイワヨ!!」

 

 そんな具合で自室が半壊し、初日の夕飯を食べる権利は無くなってしまいましたとさ。

 どうやら彼女が好戦的なのは根本的な性分らしい。

 その後、大淀に頼んで何とか空き部屋を用意して貰い、俺はそこで寝泊りすることになった。

 

 翌朝部屋の様子を見に行ってみると、ほとんど元通りになっていたのは驚いた。

 どうやら『工廠妖精さん』とやらの力らしい。

 いやはや、神秘の力ってスゲー。

 

 ちなみに、その日2度目の粗相をしでかした曙は1週間自室に戻る事すら禁じられてしまったらしい。長門が鬼の形相で荷物を叩き付け、廊下で寝てろと言われたそうだ。

 

 その間、彼女がどこで寝ていたのかは、まぁご想像にお任せする。

 

 そんなこんなの、1日目であった。

 

 

< 1話終了 >

 




 ※今回の思い付きボツ展開※


 ~扉の先のキミ~

 ―――――この時俺は、疑問を持つべきだった。
 なぜ鍵が掛かっていたはずの自室の窓が開いていたのか。
 どうして使われていなかった部屋の電気が付いていたのか。
 気付くべきだった。
 脱衣所が、”まるでさっきまで誰かが居たかのように物の配置が乱れていた”ことに。

 ガチャリ、音を立てて開いた扉の先には。

元帥(ジジイ)「……」

寧人「……」

元帥「イヤン(はぁと)」

寧人「艤装展開ッッッ!!!!」(血涙)

 ~曙ちゃんのオネガイ~

曙「それと、ね?あの……」

寧人「……おいおい、まだ何かあるのか?流石に注文が多すぎるだろ、さっきも言ったが俺は器用な方じゃ」

曙「ち、違うの!違くて、そうじゃなくて、私が言いたい……のは……その……」

 ゴニョゴニョと、また声量がどんどん小さくなっていく。

寧人「おいおい、聞こえないぞ?」

曙「ちょっと脳内セリフキザ過ぎるから抑えてくれない?」

寧人(聞きたく無かった!!)

 ~工廠妖精さんのイタズラ~

 どうやら彼女が好戦的なのは根本的な性分らしい。
 その後、大淀に頼んで何とか空き部屋を用意して貰い、俺はそこで寝泊りすることになった。
 
 翌朝部屋の様子を見に行ってみると。
 
 そこに広がっていたのはピンクのランプ!!ムーディなミュージック!!回転ベッドに大きな液晶モニター!!!
 意外ッ!!!それはラ○ホ○ルッ!!!

 寧人「オイコラ妖精」
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