第511統合戦闘航空団ファントムウィッチーズ   作:クー

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第2話 極東

「それでは自己紹介を始める。まず、お前からだ曹長。」

 

「は、はい!私は松山洋海曹長です。扶桑海軍所属でした。好きな食べ物は、焼きそばです!不束ものですがよろしくお願いします!」

 

私の紹介が終わると、隊長が私に向かって

 

「私は、この第511統合戦闘航空団ファントムウィッチーズ隊長。ナタリア=ニコラエヴナ=ヴォルドスカヤ中佐だ。元オラーシャ陸軍所属だ。固有魔法は圧縮だ。」

 

そして、隊長の紹介が終わると次に席を立った眼帯の人だ。

 

「我が名はヴァルプルグ=ブリュンヒルト=コルネリア=ハインリッヒ。魔神の化身にして全てを見通す目を持つ者。この隊の戦闘隊長を務める。我のことは気軽に聖騎士様と呼ぶとい...いてててぇっ!?やめて、ほんと踏まないでソーニャちゃん!痛いから踏まないで!」

 

「はぁ...アンタいい加減それやめたら?ったく...。ごめんなさいね、私はソーニャ=エフゲノヴナ=ディアギレフ。オラーシャ陸軍所属だったわ。そこの野郎は元カールスラント軍で階級は少佐。私は大尉よ。何かわからないことがあったらいつでも言って?あ、このバカに絡まれて困ったら真っ先に言う事、いいわね?」

 

「は、はい。ありがとうございます。はは、あはは...。」

 

なんだか皆、仲が良さそう。なのかなぁ?そう思っていると次にソーニャさんの隣に居た子が席を立つ。

 

「私...は、ゲルダ=クリスティーナ=グランフェルト少尉、です。よ、よろしくおねがいします...。」

 

なんだかおとなしい子だな、でも、背が小さくて綺麗なブロンド髪でかわいい、お人形さんみたい。次に席を立ったのはその隣にいた子だ。

 

「ふわぁぁ...私は、ジル=クロフォード、同じく少尉。よろしく、ふわぁぁ...」

 

すごく眠そうな子だ、といっても夕食前の時間なのに眠そうだな、夜間戦闘員なのかな?次に立ったのは向かいの席にいる子だ。

 

「私はシャルロット・ドゥ・ヴァン。中尉です。よろしく、ヒロミちゃん!」

 

「はい!よろしくお願いします。」

 

すごくかわいくておしとやかで、とても優しそうに笑ってくれる。本当にここでなら上手くやっていけそうだ。

 

「マリー=リヴィエール。先ほどのシャルロット同様にガリア出身だ。私こそ不束ものではあるがよろしく頼む。」

 

こちらは美少年のような、でもどことなく美少女の顔つきの子だ。少し頼もしそうな印象がある。

 

次に席を立ったのは少しお姉さんという感じの人だ。

 

「私はアリッサ=オーウェン。リベリオン出身で大尉だ。よろしくな!あ、好きな飲み物はコーラで!」

 

こちらも少し頼りになりそうで、そして頼もしい印象だ。

 

「えー、私はレオノーラ=レイラ=クリフォード。アリッサとは腐れ縁で中尉。よろしくね。」

 

そして、最後に仙石少佐の自己紹介だ。

 

「私は仙石千速少佐。元扶桑陸軍所属で少佐である。私の固有魔法は水流操作。これを利用してこの刀の切れ味を上げている。私が道を切り開く、安心してついてこい。」

 

「はい!よろしくおねがいします。」

 

「以上11名が、511のメンバーだ。厳しい戦いにはなる、だが、絶対にただでは死ぬな。一体でも多くのネウロイを地獄に引きずりこめ、いいな!これで自己紹介も終わりだ、夕飯にするぞ。」

 

夕飯中も、各ウィッチと交流してとても楽しい時間を過ごした。おそらく、ここでならどんなに厳しい戦いでもやっていけると思う。なんだか、すごく自信がついてきた。

夕食後に部屋に案内されると、そこはとても綺麗であった。

 

「わぁ!すっごく綺麗です!」

 

「ええ、この基地はもともと破棄された所でしたので。私が隅々まで掃除しました。」

 

「本当ですか!?ありがとうございます、えぇっと、シャルロットさんでしたっけ?」

 

「ええ、気軽に呼び捨てでいいですよ?ヒロミちゃん。」

 

「それじゃあ...シャルロットちゃん...で。」

 

「いいわね!それでね、この基地すっごく最初汚くて、よく初期からいた三人は平気でいれたわね...。」

 

「初期からいたのって隊長と...?」

 

「隊長と、戦闘隊長のヴァルプルガ少佐と、ソーニャ大尉よ。ほんと、どうしたらそんな汚い部屋にいられたのかしら。」

 

シャルロットちゃんとそんな昔の話を聞いていると

 

「シャル、そろそろお風呂行こうよ!」

 

「ええ、マリー。そうだ、ヒロミちゃんも一緒に行こ?」

 

「お風呂?でも、狭くて大変なんじゃ...。」

 

「大丈夫、とっても大きいんだから。」

 

連れられて行くと、そこは大浴場だった。

 

「すごい!こんなの扶桑でも見た事ないわ。いくで!」

 

久しぶりの風呂でものすごく気分が高揚し、飛び入った。こんな大浴場なんて見た事ないわ。

 

「こらこら、いけませんよ。お行儀悪いですよ。」

 

「はぁい!シャルロットちゃんもマリーちゃんも早く!」

 

その時、後ろから誰かに胸を揉まれた。

 

「ひぎゃっ!?」

 

「へへっ、大きさは...物足りないなぁ。残念。」

 

「残念...?誰が残念なんや?えぇ?あんまり馬鹿にしたらしばくで?」

 

「まあまあ怒りなさんな、たくさん食べてたくさん寝て、たくさん遊んで、そしたらでかくなるぞ。」

 

「ほんまか!?えっと...アリッサさんでしたっけ?」

 

「おう、ヒロミは扶桑のどこ出身なんだ?」

 

「神戸です。」

 

「へぇ...あそこかぁ。コーベ行ってみたいなぁ、私横須賀にしか行ったことなくってさぁ。」

 

「横須賀ですかぁ、いいですねぇ。といっても神戸出身ですけど所属は呉でしたけどね。」

 

「クレ、か。扶桑の基地でも横須賀くらい大きいところだよな。」

 

「はい!そうなんです。」

 

そんな感じで、風呂にいた人達と世間話をしたりで交流をした。ほんとにこの基地の皆さんは優しい。でも...

 

「あのぉ...」

 

「!?な、なんですか...?」

 

「ごめんね、夜に。えっと、ゲルダちゃんやったっけ?」

 

「ん...そうだけど。」

 

「その、私の部屋ってどこだっけ...。えへへ。」

 

「私の隣...。迷ったの?」

 

「せやで、ごめんなぁ私道覚えるの苦手で...。」

 

「ついて、来ていいよ。」

 

ゲルダちゃんに道案内してもらうと私は部屋の前でゲルダちゃんにおやすみと言って部屋に入った。あの子は少し人と接するのが苦手なのかな、そう思った。

布団に入る前に、私は日記を書いて寝る。これは、小さい頃からの習慣だ。日記を書き終えると、消灯して明日に備えて床についた。

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