英雄を殺す者   作:レアシイ

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久しぶりの投稿!


1話

「新しい特異点が発生した?」

 

人類最後のマスター、藤丸立香はそう説明された。それを説明したのは絶世の美女であり万能の天才そして人類史でも10本指には入る変人ことダヴィンチちゃんだ

 

「そうそう、ロマニが今必死になって調べてるところさ、とは言ってもめちゃくちゃ小規模なんだけどね、第4特異点よりも小さいからそこは安心してほしい」

 

それを聞いて彼はホッとする、今まで経験した特異点でも国ひとつを駆け回ったり大海原を進んだりと大規模な物が多かった。一般人の彼にはついて行くだけでも精一杯なのである

 

「しかし、見過ごす事が出来ないのもまた事実だ、遅いとはいえじわじわと広がってる、小さいうちに処理しておいた方がいいからね。小さいからといって油断は駄目だよ?分かっているとは思うけどね♪」

 

「えぇ、分かっています」

 

特異点を修復することに関しては彼はナンバーワンだ、油断する事はそうそうないだろう、これまで4つの特異点といくつかの突発的に発生した特異点を修復してきた彼はいかに人理修復が危険な事か分かっている。

 

「マシュにはもう話してある、彼女は準備をしている筈だよ、君は連れて行く英霊達を選んでくれ、何があるか分からないからね、万全の体制で行きたい。レイシフトするのは明日だからじっくり考えてくれたまえよ」

 

そう言ってダヴィンチちゃんは管制室に戻っていった、ドクターロマンと一緒に作業をするか過労死しそうなロマンを止めに行ったかのどちらかだろう

 

(さて、どうしよう)

 

出発するのは明日だと言っていた、その間にゆっくりと同行する人を決めなければならない。特異点に挑む時は今だに緊張する、自分は次の特異点で死ぬのではないだろうか?マシュが死んでしまうかもしれない、そう思うと今でも足がすくみ涙が出そうになる、それでも自分は人類最後のマスターであり人類を救わなければならない、弱音を吐く前にしなければならない事は山ほどある

 

(もし相手に軍勢がいるなら一対多に慣れているクーフーリン、相手が数だけならエミヤやアルテミスという選択肢もある。特殊な相手ならその相手に見合った人選をしなければならないがどんな特異点か分からない以上そこまでの選別はさすがに無理だ)

 

廊下を歩きながら考える、一体誰を連れて行くのか、これは自分の生死に直結する

 

(何が待ってるか分からない以上臨機応変にいくしかない、純粋に戦闘力が高い、クーフーリン、ヘラクレス、搦手に数で押せるエミヤ、偵察役に百貌のハサン、そこにマシュとレオニダスで対応しよう)

 

そう編成を決めると早速食堂に向かった、単純にお腹が空いたのもあるがエミヤが多分いるだろう。そう思い彼は食堂に向かった

 

「あ、先輩!先輩もいらしたのですね!」

 

食堂に着いたと同時に声をかけられた、そこには自分の相棒のマシュ、そして彼女の前に盛られたホットケーキだった。

 

「マシュも食堂に来たんだ、そのホットケーキ美味しそうだね」

 

「はい、エミヤさんが作るホットケーキは絶品です!」

 

「はは、じゃあ俺も作ってもらおう」

 

そう言って調理場に行くとエミヤが居た

 

「どうしたのかねマスター?中途半端な時間だが小腹でもすいたのか?」

 

「そうだね、それもあるけどもう1つあるんだ。新しい特異点が見つかったんだ。明日着いてきて欲しい」

 

「了解だ、元々私達サーヴァントは戦う為に呼ばれたんだ。ここで料理を作っている事の方が可笑しい、さぁ持っていきたまえ」

 

「随分と作るのが早いね」

 

「マシュにもう1つ作って欲しいと頼まれたのさ、1口食べて先輩にもお裾分けしたいです!と言ってね、君の部屋に持っていくつもりだったようだ。そこまで言われれば作らない訳にもいくまい」

 

「そっか、ありがとうエミヤ」

 

そう言ってマシュの正面の席に座ってホットケーキを食べた

 

「!!凄く美味しい!こんなホットケーキ初めて食べたよ!」

 

「そうでしょう!先輩!私もこんなに美味しいホットケーキは初めて食べました!」

 

そう言って2人で黙々とホットケーキを食べる、ホットケーキと一緒に飲むエミヤがいれてくれた紅茶も最高だった。

 

「先輩、その…明日の話なんですが…」

 

そう言ってマシュが切り出してきた、彼女はダヴィンチちゃんから説明を受けているからその事について打ち合わせをするのだろう

 

「先輩…その…大丈夫なんでしょうか?」

 

「大丈夫か?」

 

はっきり言って大丈夫な事なんて何も無い、今でもカルデアの外には出られないし今までの特異点では怪我も沢山した、今だってマシュの前だからカッコつけてるだけでほんとなら自分よりも何千倍も強い英雄達に任せてしまいたい位だ。戦闘は結局任せきっている訳だが…

 

「第4特異点でソロモン王の圧倒的な力に為す術もありませんでした…それに帰ってきた後に先輩は昏睡状態に陥ってしまって…私は先輩がこのまま目が覚めないんじゃないかって…怖くて…」

 

よく見るとマシュは震えていた、確かに俺は第4特異点の後にソロモンに呪いをかけられ監獄塔に囚われた、そこで会った協力者(彼的に言うなら共犯者だろうか?)に助けて貰って無事に脱出できた、だけどもうあんな思いは御免だ。でも

 

「大丈夫だよ!あんな事もう起きないよ!」

 

空元気でもなんでもいい、弱音だけは見せられない、特にマシュには絶対に

 

「それにマシュや皆が守ってくれるから大丈夫!」

 

「でも!私なんかじゃ…」

 

「マシュ!」

 

その先は彼女に言わせたくない

 

「俺はマシュの事頼りにしてるし信じてるよ、マシュは俺の1番のサーヴァントだ!」

 

「………はい!」

 

その後俺達は明日の打ち合わせをした。でも彼女の中にある思いは今の俺では取れない、俺は相棒の悩みも解決してやれないのだと改めて無力を噛み締めた

 

 

 

────────────

───────

────

 

そして翌日、特異点修復一時中断

 

理由は特異点での敵サーヴァントの攻撃で藤丸立香が昏睡状態に陥ったからである。

 

 

 

 

 

 




クソみたいな文章を読んでいただきありがとうございます!当作品のぐだとマシュはメンタルが一般人です!1話で1番出したかった敵が出ないというね……ただでさえ敵が少ないのに…

この文章おかしい!とかキャラがおかしい!とか批判批評募集してます!どんどんぶつけて下さい!
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