終焉者と魔法少女達   作:ウィングゼロ

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新たな出逢い

翌日、俺はジュエルシードが発動するまで家でゆっくりしようとしていたのだが…はやてに頼まれて日用品などの商品を買いに出かけてその帰り道。

 

尚哉「さて、帰ったらゆっくり休む…ん?あれは…」

 

俺の目に止まったのは平凡なグラウンドなのだがそこでサッカーをしているが片方のサッカーチームがざわついている。

 

尚哉「なんかあったのか?」

 

そう遠くで見ているとざわついている中の1人が俺に気づき近づいてくる。

 

そして、近づいてくる者は俺がよく知っている人物だった。

 

勇翔「尚哉!いいところに!」

 

尚哉「勇翔!?どうした?そんなあわてて…」

 

勇翔「話は後でするからちょっとだけ手を貸してくれ」

 

そう言いながら勇翔は俺の手を持ちグラウンドの方へ連れて行かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尚哉「…どうしてこうなった…」

 

勇翔「ごめんな、無理やりこんなことさせちまって」

 

なのは「尚哉くん、勇翔くん、頑張って!!」

 

アリサ「負けたら許さないわよ!」

 

すずか「2人とも頑張って!」

 

…なぜこんなことになっているのか状況を説明しておこう。

 

今日、このグラウンドでなのはの父親、高町士郎さんがコーチ兼オーナーをしているサッカーチームが練習試合のしている。勇翔達、仲良し4人組+もうすぐ珍獣になるフェレットことユーノがこの試合を見に来ていた。

 

ところが前半終了後、フォワードの2人の調子が可笑しかったため士郎さんが調べてみると…

 

2人とも足に怪我をしていてフォワード2人はそれを隠していたらしい。

 

もちろんそれを知った士郎さんはフォワード2人をベンチに下げたのだが、控えの選手がおらず、応援席にいた勇翔と偶然通りかかった俺がフォワードとしてグラウンドに立っているわけだ。

 

状況説明をし終えた瞬間ホイッスルがなり後半戦が始まった。

 

 

 

 

 

今、こちらがボールを持ってパスをしながら相手陣地に攻めている。

 

そして俺にパスがまわってきた。

 

そして、ボールを取った俺は相手陣地へとあがっていく。

 

相選A「ディフェンス!!そっちに行ったぞ!」

 

相手選手のひとりがディフェンスメンバーに指示し3人がこちらに向かってくる。

 

尚哉「…甘いな」

 

俺は向かってきた相手選手を難なく突破する。

 

相選B「抜かれただと!!」

 

相選C「あいつ人間か!?」

 

…今、失敬なことをいった奴がいたが、見た目はそこら中にいる小学生だが、やっていることが違うのだから(シャドウ討伐など)当然だろう。

 

尚哉「勇翔!!」

 

俺はノーマークでゴール前にいる勇翔にパスを出した。

 

勇翔「任せろ!!うおぉぉりゃぁぁぁっ!!」

 

勇翔は俺がパスをしたボールを全力で蹴り、相手ゴールに入った。

 

ここで一つ言っておく勇翔は小学生とは思えない、大人顔負けほどの運動神経と機械の知識を持っている。

 

なぜ機械の知識を持っているかと言うと両親が機械の専門家だったらしい。

 

俺はだったと言ったが勇翔の両親は勇翔が幼いときに亡くなっていて勇翔は家で1人暮らしなんだがいつも高町家に世話になっているらしい。

 

勇翔「よーし!このまま一気に攻めていこうぜ!!」

 

尚哉 味選全「おおー!!」

 

勇翔の過去はこれぐらいにして試合に集中しますか。

 

そして時間は過ぎていき15対0というなんとも歴史的圧勝で練習試合は幕を閉じた。

 

 

 

その後、なのはの両親が経営している。喫茶翠屋でなのは達と同じテーブルでケーキを食べている。

 

アリサ「それにしても、あんたたち、どこからあんな力出してるわけ」

 

なのは「私には絶対無理な領域だよ」

 

なのは…お前も魔法のことに関しては人のこと言えないと思うぞ。

 

すずか「それに勇翔くん、一時的だけど急に動きがよくなった時あったよね」

 

確かに勇翔の奴、ピンチの時とかどっかの大人気なロボットアニメのSEE○みたいに動きがよくなってたからな…まあ、なんとなくどうしてそうなったのかわかるから、ちょっとだけからかうか。

 

尚哉「すずか、その原因はなのはの応援だと思うぜ」

 

アリサ「どうしてそう言い切れるのよ」

 

尚哉「それはな、勇翔がピンチの時、なのはが「勇翔くん頑張って!!」って聞こえてきた瞬間、急に動きがよくなってたからな」

 

すずか「なるほど」

 

アリサ「あれは、あんたたちの愛の力って訳ね」

 

その瞬間、なのはと勇翔は湯気を出すほどに赤くなり。それを見ている俺達は少し笑っていた。

 

 

 

 

 

 

勇翔「そ、そう言えば尚哉、手に持ってるの何だ?」

 

すぐに元に戻った勇翔が俺が持っている袋が気になって指を指す。

 

尚哉「ああ、これは、今日、頼まれて買いにいった、日用品……」

 

ここで俺は重大なことを思い出し顔から冷や汗が流れる。

 

なのは「な、尚哉君!?急に汗なんてかいてどうしたの!?」

 

尚哉「じ、実は…」

 

その瞬間、俺のポケットから着信音が聞こえてきてケータイを取り出す。もちろん電話の相手は、はやてだ。

 

俺は恐る恐る電話に出る。

 

尚哉「も、もしもし、は、はや…《尚哉くん…一体どこで道草食っとるん?》…い、いやこれには訳があってな」

 

やばい、電話越しだが怒ってるのがわかる。

 

はやて《早よ帰ってき、帰ってきたらお話やからな♪》

 

そして、電話が切れ、俺はケータイをポケットに入れる。

 

やばい…身体が恐怖で震えてやがる。

 

勇翔「尚哉…」

 

勇翔は何かを察したのか俺にこういった。

 

勇翔「死ぬなよ」

 

尚哉「…当たり前だ」

 

俺は椅子から立ち上がり急いで家へと走り出した。

 

 

尚哉「やばい…まじで早く帰らないと!」

 

俺ははやてが待っている家に急いでいる。

 

理由は、はやてのお話は間違いなく避けられないだろう。そうなると、俺にできることはこれ以上遅くならないために急いで家に帰ることだ。

 

尚哉「!?」

 

だが俺は足を止めてしまう信号などで止まったわけでもなく、シャドウの気配を察知したわけでもない。ただ…

 

尚哉「なんかあっち、騒がしいな…ちょっと行ってみるか…」

 

俺はざわざわしているのが気になり騒いでいる方へ向かってみると…

 

不良1「これを返して欲しかったら力ずくで取るんだな」

 

少年「それは小恋の大切なものなんだ、返せ!」

 

そこでみたのは3人の不良と2人の黒髪の男の子と小麦色の髪をした女の子小恋と言うらしいが3人の不良に絡まれていた。

 

 

現状で見るに不良が持っているヘアピンは女の子の大切なものでそれを不良が奪って男の子はヘアピンを取り返そうと必死に立ち向かっているが返り討ちあって怪我をした。そんな所だろう。

 

小恋「義之、もういいよ!これ以上やったら義之の身体が!」

 

小恋と呼ばれた女の子は必死に取り返そうとしている。義之と呼ばれた男の子を心配する。

 

義之「大丈夫…絶対に小恋の大切なものを取り返すから」

 

義之と呼ばれた男の子はそう言っているがはっきり言って立つのがやっとだろう。

 

尚哉(…ごめん、はやてもう少し帰るの遅れそうだ)

 

俺は心の中でため息をつき不良達と義之の間に割り込む。

 

 

不良1「ん?なんかようか、ガキ」

 

不良の1人が俺に気づきこちらを向く。

 

義之「君は…」

 

義之もこちらを見ている。

 

尚哉「ねえ、お兄さん達、こんな男の子をいじめて何か楽しいの?というか恥ずかしくないのか?この子の大切なもの取ってそこの男の子をいじめて」

 

不良1「このガキ!!そんな言葉二度と口にできないようにしてやる」

 

俺の言ったことに腹を立てた不良が殴りかかってくるがそんなもの俺に当たるはずが無いので難なくよけて男の子の近くによける。

 

小恋「あの、その…」

 

尚哉「はい、これ…君の大切なものだろ」

 

そう言いながら俺は不良に背を向き、小恋にさっきまで不良が持っていた小恋のヘアピンを返す。

 

それをみて不良もそして義之や小恋もいつとりかえしたのかとびっくりしている。

 

不良1「っ!てめえ!!よそみしてんじゃねぇ!!」

 

不良達は驚いていたが1人が俺に襲いかかる。

 

小恋「あ、危ない!!」

 

だが俺は後ろからきている不良にカブトの回し蹴りのように回し蹴りしてわき腹にはいりその不良は2メートルぐらい飛んでいき白目を向いて気絶した。

 

 

あの後不良達は気絶した不良を連れて血相を変えて逃げていき、事態はこれ以上被害を出さずに終わりを迎えた。

 

尚哉「これで一件落着だな、おい、怪我大丈夫か?」

 

俺は怪我している男の子に近づき怪我の具合を見る。

 

義之「これくらい大丈夫で…うっ!!」

 

小恋「義之!無理しないで!」

 

尚哉「義之くんで名前あってるよね。はっきり言って直ぐに手当てしたほうがよさそうだ。俺が君のいえまで運ぶから家がどこにあるか教えてくれないか」

 

小恋「えっと、私達のお家は初音島にあるんです」

 

尚哉「初音島か…ここからじゃ、1時間は間違いなくかかるな…」

 

初音島…俺やはやて達が住んでいる海鳴市と橋で繋がっている島、初音島は少し特殊な場所で1年中、桜が吹き荒れている。そしてその初音島には海鳴市に繋がっている橋を渡るか船着き場に行ってフェリーに乗るかしか行けない。

 

尚哉「このままだと、義之くんの傷口から菌が入るな…しょうがない、俺の家で手当てしよう、それでいいな?」

 

小恋「で、でも…」

 

尚哉「でもじゃない、行くぞ」

 

小恋「…うん。」

 

俺は義之の担ぎなから家へと向かった。

 

 

 

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