高町家に月が向かえられてから春休みは風のように過ぎていき昨日に入学式があった。
この時にシャマルが保護者として出席した…なぜかと言うと…
尚哉「おい!はやて!珪子!早くしろ」
はやて「ちょ!ちょう待って~」
珪子「まだ間に合う時間ですよ~」
玄関前ではバタバタとした足音が聞こえそして扉が開くと…
はやて「お待たせ~」
珪子「準備満タンです!」
風見の制服を纏ったはやてと珪子が出てくる。
そう今年はなんと珪子が風見バーベナー学園に入学するのだ。
珪子「それじゃあいい子でリインちゃんとお留守番しててね」
ピナ「きゅる~」
ヴィータ「はやて、尚哉、珪子~いってらっしゃい」
はやて 尚哉 珪子「行ってきます!」
そういって俺達は通学路につく。
学校へと向かう通学路そこで雑談をしながら登校している
尚哉「なあ、珪子、そういえば珪子のクラスってどこだったんだ?」
珪子「えっと、確か5組です、由夢ちゃんとも同じクラスでした」
尚哉「なるほど由夢ちゃんと…おっと噂をすればなんとやらだな」
前方に朝倉姉妹と歩いているのは義之ではないか間違いなく両手に花の状態だ。
音姫「弟くん、背筋しゃんとする!いつどこで新入生が見てるかわからないんだから、先輩としてダメだよ」
音姫さんがみっともない義之にしかりつける。
尚哉(ちょっと遊んでやるか)
そう思った俺は密かに義之に近づき…恐らくここに一番来てはいけない人の真似をする。
尚哉「音姫の言う通りだよ弟くん♪」
義之「ま、まゆき先輩…って!尚哉お前か!!」
尚哉「なんだよ、初めの怯えようは…高坂先輩がいたら不味いとでも?」
義之「そりゃそうだろ、こんなところまゆき先輩にでも見られたら…「誰に見られたらって言おうとしたのかにゃ~」…」
絶妙のタイミングで高坂先輩がやって来る、この人計ってたのか?
まゆき「おはよ、音姫、由夢ちゃん、尚哉くん、そして弟くん♪」
音姫「まゆき、尚哉くんおはよ」
由夢「おはようございます、高坂先輩、それに八神先輩も」
尚哉「おはよ、音姫さん、由夢ちゃん、高坂先輩」
はやて「もう~私達は除け者か?」
珪子「そうですよ、あたし達も居ましたよ」
尚哉「あっ、すまんすまん…」
少し忘れてた…とは言えないな…
まゆき「それより、音姫、今日はほんとに忙しいんだから弟くんに構うのはほどほどにね」
音姫「うん、わかってる」
はやて「そんなに忙しいんですか?」
音姫「もっちろん、だって始業式に杉並くんがなにもしないとは思えないもん」
まゆき「そのうえ、親衛隊のやつらも新入生の女子に飢えるから押さえるのも大変なのよね~」
尚哉「親衛隊っていってもそんな1日で結成…されるな」
確かはやてのファンクラブも半日で結成したとかなんとか…
まゆき「あれ?八神くん、知らないの?WPGのこと」
WPG?
音姫「ワールドプリンセスガーディアン…略してWPG、風見学園の親衛隊が全部合併して作られた元気な集団だよ」
珪子「な、なんですか…その組織…物凄く怖いです…」
いや標的確実に俺や勇翔だからな
というかバカテスのFFF団より強大じゃね?
まゆき「その組織の中には魔族や神族がいるから魔法まで使ってくる始末で…ほんとに迷惑なのよね」
尚哉「……」
なんか今更だがとんでもない学校だよな俺達の学校って…
はやて〈なあ、尚哉…由夢ちゃん…猫被っとるよな〉
尚哉〈まあ、昔っから知ってる俺達なら知ってるしな…〉
念話で由夢ちゃんのことを話していると風見学園が見えてきてそして…見知った顔の三人の前におおよそ1000人だろうか恐らく親衛隊の奴等が臨戦体制を取っていた。
尚哉「あれは親衛隊だな」
はやて「その前にいるんは勇翔くん達やな」
まゆき「全く、朝から早々これか…音姫さっさと言いに行くわよ」
尚哉「待ってくださいその必要はありません」
音姫「必要がないって…まさか喧嘩する気なの?ダメだよそんなとこしちゃあ」
尚哉「大丈夫ですよ、正当防衛ですから、そのあとじっくり指導してください」
まあ一掃なんだけどね
尚哉「と、言うわけではやて、カバン持っててくれ」
俺ははやてにカバンを渡しずかずかと親衛隊へと近づく。
樹「おやおや、これはこれは尚哉まで来たのか…よほど運がなかったみたいだね」
尚哉「それはこっちの台詞だ、お前こそ此処で引かなかったことを死ぬ気で後悔させてやる。勇翔、木刀…」
勇翔「そういうと思ってたぜ、ほら」
俺は勇翔の隣に立ち木刀を手に持つ。
尚哉「なあ、勇翔…勝負しないか?」
勇翔「勝負?」
尚哉「どっちが親衛隊を多く倒せるかのな」
勇翔「なるほどな…乗った!」
樹「別れの話はすんだかい?なら…殺ってしまえ!」
親衛隊「往生しやがれぇ!」
親衛隊「滅滅滅滅滅滅滅…」
その瞬間炎や水や雷やもう一杯の魔法と武装した親衛隊が突っ込んでくる。
尚哉「さってと…こっからは正当防衛だ…行くぜ!!」
そういって俺と勇翔は親衛隊にぶつかった。
一分後…
樹「ば、バカな…こんなはずが…」
樹は目を疑った…なぜならば目の前には1000にも及ぶ親衛隊の倒れた山(死んでません)と二人の鬼神(人間です)が着実と樹に近づいている。
尚哉「こいつで…」
勇翔「気を失っとけ!!」
まさかの俺と勇翔のダブルアッパーが樹に直撃し樹は宙を舞いながら意識を失い地面に叩きつけられた。
尚哉「全く数同じか…引き分けだな」
勇翔「しょうがないか…」
尚哉「音姫さん!高坂先輩!後の処理お願いできますか?」
音姫「え?う、うん、ま、任せといて~」
尚哉「それじゃあいこうか」
そういって校門を潜った。
校門を抜けた俺達は前に人だかりがあるのを確認しその集団の奥には掲示板…クラスが書かれているのだろうか…だが俺達はその溜まり場には行かず杉並を探す。
あいつならクラス表ぐらい持っているはずだから
それに例え月がこの世界の一般常識を教えたとしてもあんな所に行かせるのは引けるのである。
茜「あれ~?あそこにいるの…尚哉くんじゃない?」
そんなことを思っているなか茜が俺達に気付き俺も声が聞こえた方向を見ると杉並を初めとする親友が一纏めに集まっていた。
尚哉「よう、みんな考えるのは同じか…」
渉「そりゃあ、あんな所にいくより杉並に聞いていた方が手っ取り早いからな」
レイ「おはようございます、尚哉さん」
渉と話しているとレイが制服を身に纏って俺の前に立つ。
尚哉「レイ…どうしてこんなところに?」
杏「園長先生に頼んで風見学園に入学させてもらったの、もちろん、1年生よ」
レイ「よろしくお願いしますね、先輩」
尚哉「こちらこそよろしく、それでクラス表見せてくれないか?」
小恋「これだよ」
そう言われてクラス表を貰い書かれているものをみる。
2年1組
桜内義之
月島小恋
杉並
アリシア・テスタロッサ
2年3組
板橋渉
月村すずか
アリサ・バニングス
フェイト・テスタロッサ
2年5組
八神尚哉
八神はやて
霧島勇翔
高町なのは
高町月
土見禀
芙蓉楓
緑葉樹
雪村杏
花咲茜
これは…俺らのクラスにかなり固まったな…
はやて「あ、アリシアちゃんとすずかちゃんとは違うんや…」
尚哉「その代わりに勇翔になのは、月が同じクラスだな」
なのは「うん!これから1年よろしくね♪」
杉並「それでは皆の衆、早速各教室に行こうではないか」
渉「そんじゃあまたな…」
そういって俺達はそれぞれの教室に向かうのであった。
5組の教室に向かった、俺達は直ぐに体育館で始業式が始まろうとしていて俺達5組がついたときにはかなりの生徒が集まっていた
そして学園長…さくらさんが壇上に出てきた。
さくら「在校生の皆さん、お久しぶり、そして新入生には始めまして、僕がこの学園の園長の芳野さくらだよ、よろしくね」
さくらさんの自己紹介が済んだらやはり、ざわつく人が出てくる。
さくら「それで新入生は知らないけどこの学園には非公式新聞部、WPGっていう学園を騒がせる、面白い組織があるんだけど…これには生徒会も手を焼いちゃっててね、だから~突然だけど!此処に生徒会の新しい部所!特別執行部を此処に設立します!」
はやて「特別執行部?なんやそれ?」
さくら「みんな、わからないから説明するね、特別執行部が行うことは非公式新聞部やWPGの普通じゃ手に追えない集団なんかを武力で鎮圧するのが仕事だよ」
いいのかよ、学校側は了承済みなのか?
さくら「それで…早速特別執行部の人を紹介しま~す」
なぜだろうか…さくらさんが異様にこちらを見てくるのだが…
さくら「中等科2年5組八神尚哉くん、壇上に上がってきてね♪」
ちょっとまてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!
俺は生徒全員から視線を向けられながらも壇上に上がりさくらさんに一言。
尚哉「さくらさん、なんの冗談ですか?これは…まさか俺にやれと?」
さくら「にゃははは♪うん、僕はそのつもりだよ」
帰ってきたのは肯定で俺は念話で…
尚哉〈悪魔め〉
さくら〈悪魔でいいよ…もうこれは悪魔なりの行動だから〉
さくらさん…なのはと同じ声だからってそれだけは言わないでよ…
さくら「それじゃあ壇上に上がってもらったのが特別執行部の八神尚哉くんでーすそれじゃあ、一言どうぞ」
そう言われてマイクを手に取らされ俺は覚悟を決めてこう言った。
尚哉「中等科2年5組の八神尚哉だ、あえて言うが俺もこの一件は何も知らなかった…だが任された以上、逃げるわけにはいかないからな…責務は果たすつもりだ、それと攻撃目標はWPGが中心だ、非公式新聞はお祭り以外はあまり騒がないからな…あ、でも、羽目をはずしすぎたやつも遠慮なくやるからそこ頭に入れとけよ、以上だ」
俺は一言?を言って壇上の隅に移動しそのあと直ぐに始業式は終わりを迎えた。
始業式が終わり、放課後になると俺は一直線にある場所に向かっていた。
向かっている途中でも帰宅する者がちらほらと見え始め俺は生徒達の間を速度を落とさず俊敏に動く。
そして目的地にたどり着いた俺はノックもせずに堂々とその扉を開けた。
尚哉「さくらさん♪あのときはじっくり聞けませんでしたけど…放課後ならじっくり聞けるんで…理由を話してください♪」
そうそこはさくらの居城とも言える学園長室…そこに乗り込んだ俺だったが…
はりまお「あん!」
そこにいたのは犬?のはりまおただ一人でさくらさんは部屋には存在していなかった。
尚哉「なあ、はりまお、お前のご主人様はどこいったか知らないか?」
はりまお「くぅ~ん」
どうやら知らないと言っているのであろう。
尚哉「さてとこのままさくらさんが来るのを待って見るか…」
そう思い俺ははりまおと遊びながら暇な時間を費やした。
はりまおとじゃれあうこと約10分学園長室の出口の扉が開き外から…
音姫「さくらさん!失礼します!」
まゆき「音姫、ちょっと落ち着きなさい」
中にはいってきたのは音姫さんと高坂先輩だった。
まゆき「あれ?尚哉くんじゃない、君も学園長に用事?」
尚哉「はい、特別執行部について聞きに」
音姫「そうだよ、私もそんなこと聞いてないし、そもそも、尚哉くんの了承もとってないんでしょ」
どうやら音姫さんはかなりご立腹のようだ。
さくら「う~やっと戻ってこれた~」
そこにくたくたのさくらさんが帰ってきたが状況は最悪であった。
音姫「さ~く~ら~さ~ん?」
さくら「にゃ!にゃ!にゃ!音姫ちゃん?どうしてそんなご立腹なのかな?」
音姫「そんなの!きまってるじゃないですか!特別執行部と尚哉くんのこと、それと…
私が生徒会長になってるってことです!」
はぁ!?
さくら「な、何も言わずに決めたのは謝るけどね、これには全部理由があるんだよ」
まゆき「理由?」
俺も3つの出来事の理由が気になり耳を傾けた。
さくら「一つ目は音姫ちゃんが生徒会長になった理由前生徒会長が転校しちゃったから次期候補だった音姫ちゃんが推薦された」
それなら納得だ
さくら「二つ目の特執についてはやっぱりWPGみたいな、やり過ぎる輩もいるからね、それらの抑止力みたいなものだよ、それで何で尚哉くんかと言うと…僕の親友からの直々のご指名でね」
尚哉「直々の?一体誰から?」
さくら「まあ、近い内にわかるよ♪それじゃあ僕は仕事があるから後の詳しい話はまた今度ね、はりまお行くよ」
はりまお「あん!」
はりまおは返答すると俺の腕から出ていきさくらさんの頭に乗っかって、さくらさんはまた何処かへ出ていってしまった。
まゆき「まあ、話はわかったけどこれからどうする?音姫?」
音姫「うーん…今日は生徒会のお仕事も無いし…」
尚哉「あの、何でしたら翠屋にいきませんか?多分義之もいると思いますし」
音姫「弟くんもいるのか…うん!それじゃあお言葉に甘えて行こっかな、まゆきはどうする?」
まゆき「もっちろん、一緒に行くよ、弟くん、だけじゃなくて雪村や杉並っていうA級の危険人物もいるしね」
尚哉(杉並はともかく、杏もなんだ…)
そう思いながら俺達は翠屋に向かった。
その後翠屋にたどり着いた俺達は先に楽しんでいたメンバーと楽しく夕方まで楽しんだ。
そして…夜になり夕食の準備をしていた俺は…俺達はテレビに映っていた人に戸惑っていたそしてその内容にも…
ミゼット《私は此処とは違う世界ミッドチルダという世界からやって来ました時空管理局、本局統幕議長のミゼット・クローベルです、今回私が此処に出向いた理由は今この放送を見ている皆さんに真実をお教えするためです》
尚哉「ミゼットさん?」
はやて「いくらなんでもこれはないで…」
今、俺の新学期は波乱の幕開けとなったのであった。