ん~
茜と杏のところに行ったわけだがさてさて…これからどうしよっかな
そんなことを用意されていた部屋で考えている時だった。
突然部屋の…いやホテル全体の電気が消えた。
尚哉(なんだ?停電?いや違う電源を落とされた?ならなんで…っ!)
俺は電源を落とされたことによりひとつの答えが導きだした。
尚哉「ディエンド!」
ディエンド[わかっています!バリアジャケットセット!スタンバイレディ?セットアップ!]
俺はバリアジャケットを身につける
はずだった。
尚哉「なっ!バリアジャケットが展開しない!?まさかAMF!?しかもかなり濃い…これじゃあバリアジャケットを展開できない!」
そんなとき部屋の外からかなりの数の足音がくる恐らくホテルジャックをしに来たテロリスト集団だ。
尚哉「どうする…!」
このままではまずいと思い辺りを懸命に探すと俺は部屋の上についている抜け道を見つけ直ぐに俺はそのなかから部屋から脱出するのであった。
なんとか部屋からでて隠密に行動するが恐らく監視カメラは敵の手に落ちているだろう。
尚哉「さてと念話も繋がらないしミラーワールドからいけば監視なんて気にせずに行けるんだがバリアジャケットを展開できない以上それも無理か」
だが幸いにディエンド本体は起動できてるので戦うことはできる。
尚哉「ん?この気配は…」
俺は監視カメラに注意しながら気配がするところにたどり着くと…
茜「えっと…絶体絶命?」
杏「茜、今此所でいっても洒落にはならないわ」
小恋「だから大人しくしておこうって言ったのに~」
渉「月島の言う通りだ、あん時におとなしくしていればだな…」
義之「お前は杏達に賛成してただろ!」
渉「あ、あれはだなその場の流れでな…」
杉並「そんなことをしている間にも囲んでいる輩が痺れを切らして襲いかかってくるかもな」
渉「なあ、杉並対策あるのか?」
杉並「板橋よ、当然…
あるはずがなかろう!」
義之「ダメじゃん!」
茜「小恋ちゃん、チャンスだよ今こそ義之くんに抱き締めちゃえ」
杏「絶体絶命の中、義之と小恋は……流石、小恋ね、見事に計算していたのね」
茜「流石はエロの女王」
小恋「つ、月島はエロの女王じゃないもん!」
何故か雑談に近い話があるが義之達がテロリスト20人に完全に囲まれていた。
尚哉「何やってんだよ…助けるか…ディエンド、魔力結合ができない以上魔力弾は出せないけどカートリッジを使って魔力を剣圧にのせることは可能か?」
ディエンド[可能ですよ?やります?]
尚哉「勿論」
俺はディエンドをソードモードに切り替えてカートリッジを2発ロードされる。
テロリスト「おとなしくしていれば怖い目に会わなかったものの…少々痛い目に…」
尚哉「ふっ!」
テロリストが何かしゃべっている最中に剣圧を飛ばすと…
テロリスト×10「ギャアァァァァァァァァッ!!!!」
尚哉「もういっちょ!」
再び剣圧を飛ばす。
テロリスト×9「ギャアァァァァァァァァッ!!!!」
テロリスト「…に?」
尚哉「さっさと…」
俺は身体能力だけでテロリストの懐に飛び込み
尚哉「閻魔様のところいって土下座してこい!」
テロリスト「ぐべらぁ!」
俺はアッパーを繰り出すとテロリストは上へ上へと飛んでいき天井に頭が突き刺さるのであった。
決まったところでディエンドからカートリッジが排出される。
尚哉「君達無事か?…無事のようだな」
俺は他人を装い義之達に話かける。
小恋「はい、大丈夫です」
尚哉「君達は安全な場所に避難するんだ」
渉「なんだよ、一緒に来てくれないのか?」
尚哉「普通ならそうしたほうがいいんだか現場が現場で自分は神王達に頼まれてわけあって最上階にいかなければならないのでな」
杏「そうみたいね、なら邪魔したらいけないわね」
尚哉「すまない、急いでいるのでな、君達はが無事を祈っている」
そういって俺はその場から急いだ。
作者SIDE
尚哉が去ったあと義之達はその場で立ち止まっていた。
小恋「それじゃあ何処かに隠れよう」
義之「…」
小恋「義之?」
杏「あの人変だとは思わない?」
小恋「へ?何処が?」
小恋は杏が思っている疑問に首をかしげる。
茜「小恋ちゃん、気づかなかったの!あの人デバイスは起動させてたけど防護服は着てなかったんだよ!」
渉「言われてみりゃあそうだな…もしかしてかっこつけてんじゃねえのか?」
杏「渉じゃあるまいしそれはないわ」
義之「ちょっとそこの人に聞くか」
義之は尚哉が倒したテロリストの一人に近づく。
渉「義之のやつ、あれはマジだぞ」
小恋達は付き合いが長いため義之が本気だと気づく。
義之「なあ、ちょっと聞きたいんだけどいいかなぁ!」
ドガァ!
テロリスト「ぐへぇ!」
義之は気絶しているテロリストに対して本気で蹴る。
テロリスト「な、なんだ!?」
義之「起きたところ済みませんけど色々聞きたいことがあるんですよぉ!」
ドガァ!
そのあともテロリストを殴る蹴るなどの暴行をさわやかな顔をしながら重ね拷問していく義之、そしてこの時の義之をみんなはこう呼んだ…
さわやかヤクザ…と…
杏「AMF…ね」
テロリスト「あ、ああ…そうだ、なんかここには管理局の最強が来てるらしいからなAMFを出す機械が1つじゃ駄目だからな複数設置してるんだ」
小恋「それって能力を重複してるってこと?」
テロリスト「そ、そうだそうしなきゃ止められない奴らしいからな」
杉並「ということはAMFさえ破壊すれば彼は力を出せるというわけだな?」
テロリスト「ひ、ひとつ聞いていいか?俺達を倒しちまった奴ってまさか…」
杏「ええ、察しの通りよ」
テロリスト「AMFで押さえてる筈なのに…化け物か…
八神尚哉っていうガキは」
その瞬間知らなかった渉と小恋に衝撃が走った。
渉「何でたらめなこと言ってんだ!あんた!あいつが…そんなことしてるはずがねえだろ!」
小恋「そ、そうだよ!尚哉くんが…そんな人を傷つけることなんて…」
やはり信じられない二人はテロリストが言った事実を出鱈目だと言い切る。
渉「義之達も何か…」
渉は気がついた。義之達…尚哉の正体を知っている者みんなが黙っていることに。
渉「…知ってたのか…尚哉が危険なことをしてたって…黙ってたのか!」
親友の隠し事を二人だけ除け者にされていたことに声を荒げる渉
杏「私たちだって偶然尚哉の秘密を知ったのよ」
杉並「ならば聞くが板橋よ、八神のことを聞いた後お前はどうする?」
渉「とりあえず、一発ぶん殴る!こんなことを黙ってたんだからな」
杏「それじゃあ、行きましょうか尚哉は最上階に向かってるはずだわ」
杉並「ならば行くとしよう」
杉並はいつの間にか尋問したテロリストが突然倒れて確認したのちこちらに無理むく。
渉「杉並、お前何やったんだ?」
杉並「なあに、少し眠ってもらっただけだ」
尚哉の後を追う義之達は最上階に唯一向かうことができるエレベーターに目指していた。
何故そのようなことを知っているかは杉並がこのホテルの見取り図を持っていたから内部構造は把握していた。
義之(なんだこの胸騒ぎは…これ以上来るなと行ってるみたいだ)
杉並「よし!次を左だ!そして突き当たりを右に曲がれば最上階に続くエレベーターだ!
」
義之が先頭だって走っているので始めに左に曲がるのは義之だった。
そして左をみた義之は目を大きく開けて立ち止まった。
小恋「よ、義之どうした…」
小恋は立ち止まった義之に声をかけたが小恋も義之が見ている方向を見て絶句した、他のみんなも同じ表情だ。
義之達が見たものそれは…
バラバラになった無数の死骸だった。
義之達「…っ!…」
みんなはこの惨劇をみて悲鳴所か声が上がらない。
その時!
キン!ガキン!ブン!
最上階に続くエレベーターの方から何やら音が聞こえてする。
義之「な、なんだ!?」
杉並「どうやらあちらで誰かが戦ってるのであろう」
杏「恐らく尚哉とこれをやった本人…」
杉並と杏が冷静に話すが内面はそう穏やかではない。
小恋「義之今からでも遅くないよ、ひ、引き帰そう」
小恋は震えている手で義之に引き返すことを言う。
茜「で、でも尚哉くんが殺されちゃうかも…」
義之「…行こう…尚哉を親友を殺されるかもしれないのを黙ってられない!」
小恋「義之…うん、そうだね尚哉くんは大事な友達だもん」
他のみんなも覚悟を決めたのかそういう目で義之を見る。
義之達が死骸が転がる通路を越えてもうすぐ突き当たりまで来たところだった。
尚哉「ぐっ!」
肩を切られていた尚哉がディエンド、構えた姿が義之達の目に写った。
義之「尚哉!」
尚哉「!?義之!?それにみんなも!どうしてここに!早く離れろ!此処は危険だ」
尚哉は血相をかいて義之達に警告する。
???「よそ見とは随分となめた真似を…尚哉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
それは雄叫びにも似た叫び声でその者は義之達の目にも入った。
その者は人であらず、その手には鞘と収めてあったであろう太刀…
無惨な死骸作り上げ尚哉が相手をしていたのはブラッディクライシス残党の幹部…レクサスだった。
尚哉SIDE
俺の目の前には今は亡きデュポンの幹部であったレクサスが俺に太刀を向けていた。
更に最悪なことに義之達まで来てしまうしまつ…
そんななか俺は目の前のレクサスを考えながら応戦できる相手では無いことは明らか
尚哉「くっ!」
考えてる最中レクサスに切られた左肩が痛む。
奴の速度は麻紗人さんのフラッシュエッジの速度を越える…だからこそまずいのだ
レクサス「その首を跳ねられてデュポン様に手向けにしてやる!」
レクサスは既に俺の懐に迫り既に首もとまで太刀が迫っていた。
義之「尚哉!」
義之が言っているが既に手遅れだった。
レクサス「ぐっ!」
だが俺の首もとに向かっていた太刀は一瞬鈍りその隙をついて蹴りを入れて怯んだところを後ろに下がる。
尚哉「!?お前その胸の傷どうした!?」
俺の覚えでは二年前にはなかった傷だ 。
レクサス「ぐっ!まだこの傷が疼くとは…あの人間め…死してなお私を苦しめるか!」
尚哉「今がチャンスだ!」
レクサスが無防備なことを好機だと踏み一気に接近しディエンドを振るうが…
ガキン!
尚哉「なっ!」
???「…」
俺とレクサスの間に以前によくつけていた黒フードで顔を隠した誰かが俺のディエンドを騎士剣で受け止める。
俺は受け止められたことで一度後ろに下がる。
尚哉「この感じ…まさかだとは思うがあいつは…」
ディエンド[反応からあの人の姿をしたのはシャドウです!]
尚哉「人の形をした…シャドウ…」
ペイン「困りますよ、レクサスまだ我々が表舞台にでる時ではありません」
するとレクサスの後ろから幹部であるペインが現れる。
レクサス「何故止める!ペイン!奴はデュポン様の仇!私の全てを奪った敵なのだぞ!」
ペイン「終焉者の相手をするのはまだ少し後です、我々はまだ計画の半ばです」
レクサス「…ちっ!いいだろう今回はペインの指図に乗ってやる」
ペイン「そういうことです、終焉者…今回は我々は引きましょういずれあなたと合間見てる時まで…」
そういうとペイン達は霧のように姿を消した。
尚哉「…撤退した…でいいんだな…」
俺は安堵したのか肩の激痛が走る。
義之「尚哉!」
義之達は俺に駆け寄る。
尚哉「何で来た…というかその様子だと渉と小恋にまでばれたか…へまはしなかったはずなんだが」
杏「テロリストが口を滑らせたのよ」
尚哉「なるほどそういうことか…っで…それでも来た意味にはならないよな」
渉「お前をぶん殴りにここまで来た…」
小恋「板橋くん!今は駄目だよ!尚哉くん怪我してるんだよ!」
渉「…そうだな…だけどよ、それはこの騒ぎが終わってからだ」
尚哉「わかった」
俺は負傷している肩を押さえながら立ち上がった。
尚哉「まずは最上階にいこう、どうやらそこはまだ制圧されていない現に此処がさっきまで防衛線になっていた…でもレクサスに…テロリスト共々」
茜「そんな…酷い」
尚哉「…ともかく最上階にいるメンバーと合流が最優先だ」
こうして俺達はエレベーターにはいっていった。
エレベーターで最上階に向かっているエレベーター内では静かに上へ上へと上がる音しか聞こえなかった。
小恋「ねえ、尚哉くん…その傷痛くないの?」
尚哉「大丈夫、血はもう止まってるし魔力を回復の方に回してるから直ぐに治る」
小恋「そうなんだ、ねえ尚哉くんはどうして管理局に入ってるの?」
尚哉「ん~護りたいものを…護りたいからかな」
小恋「それってはやてちゃんのこと?」
尚哉「ああ、けどそれだけじゃない、俺が護りたいもの守るだけだよ、要するに全部って訳じゃない」
小恋「そうなんだ…えへへ」
尚哉「ん?何ニヤニヤしてるんだ?」
小恋「だって、いつもの尚哉くんなんだもん、だから変わってなくて嬉しいなって」
尚哉「そうか…」
杉並「そんなことをしていたら着いたぞ最上階に」
杉並に最上階と知らされ少し緩めていた警戒を強める。
そしてドアが開くとそこに広がっていたのは誰もいない通路と見せかけてうまく隠れているようだ。
俺は先だって前へ出る。
尚哉「俺達は敵じゃない、俺は時空管理局所属の特務官の八神尚哉だ、後後ろの子供は一般市民であり、警戒を解いてくれ」
俺は身分を明かすがなおも警戒を解いてはくれない。
杉並「八神よ、恐らく奴等はお前をしたにいたブラッディクライシスの仲間だと思っているのだろう」
茜「それじゃあ、私たちって…絶体絶命?」
杏「そうね、前門に虎、後門に狼ってところかしら」
杏がいった通りか。
???「お待ちなさい!」
そんなとき前から気迫がこもった声が聞こえてくる。
神族「ネ!ネリネ様!しかし」
ネリネ「この方は以前に私とシアを助けてくれたお人です」
シア「そうそう、だから武器を下げて」
神族「はっ!失礼しました」
そういって前にいた神魔族の親衛隊は武器を下げる。
尚哉「ありがとうございます、ネリネ様、リシアンサス様、お二方のお陰で戦闘にならずに済みました」
ネリネ「敬語は結構ですよ、私のことはリンで構いません」
シア「私のこともシアでいいです」
尚哉「そうか…リンとシアでいいんだな?俺のことは尚哉でいい」
ネリネ「はい、尚哉様」
シア「うん、尚哉くん」
義之「なんか凄いことになってないか?」
小恋「凄いってもんじゃないよ!神王様と魔王様の娘さんなんだよ!」
後ろではかなり驚いていた。
音姫「弟くん!」
由夢「兄さん!」
義之「音姉!由夢!無事だったんだな!」
音姫「うん、私たちは親衛隊の人達にここまで連れてこられたの、それより、弟くん!怪我とかしてない?」
義之「音姉!大丈夫!どこも怪我なんてしてないから!」
音姫「でも自分が気づいないだけで怪我してるかも!お姉ちゃんが見ますから」
尚哉(音姫さん、過保護全快だな)
周囲の人達は全員一致で苦笑いをしていた。
その後音姫さんが…いや現在進行形で義之を見ているなか俺はシアさんが怪我をみたいなか回復魔法をかけてくれている。
シア「はい、これで傷は回復しましたよ」
尚哉「ありがとうございます」
ネリネ「それで、お父様達は…」
尚哉「ごめん、捕まってると思う」
ネリネ「そうですか…」
尚哉「まあ、自分が必ず人質となっている人達を救出してみますから」
ディエンド[マスター、先程通信が回復しました、シュテルさんから通信が来ています]
尚哉「そうか、繋いでくれ」
そういうと俺の目の前にウィンドウが開きシュテルが映る。
シュテル《ようやく繋がりましたか…こちらシュテルです、今見つからないようにAMF発生装置を探しています》
尚哉「そうかこっちは、最上階に到着した、これから俺はミゼット議長達の救出に試みようと思う」
シュテル《わかりましたお気をつけて》
通信を切って俺はミゼットさんの救出に動く。
だがこのとき尚哉は知らなかった、あの場所に義之達が居なかったことに