終焉者と魔法少女達   作:ウィングゼロ

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シャドウ襲来!

尚哉「…まじかよ、酷いなこいつは」

 

現場へと急行した俺がみたものは、横転、火がでている車やそこらじゅうに倒れている死体、そして今にも息を引き取りそうな人達が悲鳴をあげていた。

 

その光景を見た俺は急に吐き気がしてその場でしゃがみこむ。

 

ディエンド[マスター!大丈夫ですか!?]

 

しゃがみこんだ俺を心配するディエンド。

 

尚哉「大丈夫だ心配させてすまない」

 

そう言いながら俺は立ち上がった。

 

その時、俺の目の前の地面から1メートルぐらいの黒い生物とは思えない怪物が3体現れた。

 

尚哉「何だ!?こいつら!?」

 

ディエンド[目の前にいるのがシャドウです。種類は…『シャドウスパイダー』ですか…シャドウの中では最弱ですから楽勝です]

 

尚哉「こいつらがシャドウ…へ!やってやるぜ!」

 

俺はディエンドを一回転させてシャドウ達に向かって走り出した。

 

 

 

俺はシャドウ達に向かっるとシャドウ達の一体がこちらに飛びかかってくる。

 

俺は空中に飛んで避けて飛びかかってきたシャドウ…複数いるからシャドウ1に魔力弾を3発放つ。

 

1発目は外れて後の2発は直撃してシャドウの身体は爆発する。

 

尚哉「よし!まずは一体!」

 

ディエンド[マスター、油断しないでくださいよ]

 

尚哉「わかってるって、よっと!」

 

俺が喋っている最中にシャドウの一体が襲って来たけどそんなんで当たるほど弱くは無いぜ…あれ、もう一体のシャドウが見当たらない。

 

ディエンド[マスター!上です!]

 

尚哉「なっ!しまった!」

 

もう一体のシャドウは俺の真上にいて今から避けても、避けきれない。

 

ディエンド[プロテクション]

 

ディエンドがバリアをはってくれてシャドウの攻撃は防ぎ、無防備になったシャドウの腹らしきところにディエンドを突き立て、5回トリガーを引き全て命中してそのシャドウは爆発する。

 

そして、最後の1体になったシャドウに銃口を向けて魔力球を連射する。

 

シャドウは最初は避けられていたが魔力球に当たりそれから次から次へと魔力球が当たり、最後の1体も爆発した。

 

 

ディエンド[次からは気をつけてくださいよマスター]

 

尚哉「わかった、次からは気をつける」

 

ディエンド[全く…っ!マスター!新たにシャドウの増援です]

 

また来るのかでも…

 

尚哉「大丈夫、さっきみたいにドジは踏まないさ、さあ、どこからでもかかってこ…い…」

 

…今、俺は正直な驚いている、さっきかかってこいなんて言ったが前言撤回したいぐらいに。

 

俺の目の前にはさっきと同じシャドウスパイダーがいるのだが…

 

尚哉「ディエンド…こいつら何体いる?」

 

ディエンド[ざっと20体です]

 

20体って…さっきの3体でも苦戦したのに20体はさすがに無理があるわ!

 

尚哉「ディエンド、現状では勝てる気がしないんだけど」

 

ディエンド[…しょうがありません。今のマスターには早いと思っていましたが…マスター!右腰にあるカードケースからカードを何でも良いので1枚とってください]

 

尚哉「わ、わかった」

 

俺はディエンドに言われるがままに右腰についているカードケースを開き、カードを1枚取り出す。

 

…何かディエンドが教えようとしてるのなんとなくわかったかも。

 

ディエンド[そのカードを私の挿入口に入れてスライドしてからトリガーを引いてください]

 

そして、俺はディエンドの挿入口にカードを挿入してスライドする。

 

ディエンド[カメンライド]

 

ディエンド[デンオウ]

 

その瞬間、ディエンドから電子音が聞こえてきて俺はトリガーを引いた。

 

そして、放たれた光弾はシャドウ達の真ん中ぐらいに着弾し光弾は姿を変え、電車をモチーフにした。『仮面ライダー電王ソードフォーム』が現れた。

 

どうやらライダーを呼び出すのにかなり魔力を使うらしい、正直相当疲れてる。

 

電王S「へっ!俺…」

 

電王は決め台詞を言おうとしてるけど…あいつがいる場所、シャドウ達のど真ん中だぞ。

 

電王S「さんjyってじゃすんじゃねぇ!真っ黒野郎!!」

 

やっぱり電王にシャドウ達集中攻撃してるよ。この事態を招いたのあんな所に撃っちゃった俺なんだけどね。

 

そう思っている間に電王はシャドウの攻撃を避けながら電王の武器デンガッシャーを組み立てて刀にする。

 

って、このまま傍観してる訳には行かないので俺も行きますか。

 

俺は魔力弾を撃ちながら電王の元へと走り出す。

 

電王もこちらに気づき、こちらにシャドウを斬りながら向かってくる。

 

尚哉「電王、協力してこいつら片づけるぞ」

 

電王S「おう、えーっと…「尚哉だ」尚哉!」

 

そう言いながら俺と電王は背中を預ける

 

電王S「俺は最初っから最後までクライマックスだ!!行くぜ!!行くぜ!!行くぜ!!」

 

電王はもう1つの決め台詞を言ってシャドウ達に向かう。

 

そうだ、あの人の決め台詞を言ってみるか。

 

尚哉「最初に言っておく…」

 

そう言いながら、俺は右手に持つディエンドを1回、回し左手を人差し指をシャドウ達に指差す。

 

尚哉「俺はかーなーり……強い!!」

 

ディエンド[ついでに言っておきます。………マスターは電王より弱いです]

 

尚哉「敵にそんなの教えるな!!」

 

俺はディエンドにツッコミをいれた後シャドウ達に向かって走り出した。

 

 

俺は魔力弾を撃ちながらシャドウ達の所に向かう。

 

撃ち続けていると、シャドウの1体に当たり、爆発する。

 

俺は電王の状況が気になり横目で電王の方を見る。

 

電王はデンガッシャーを振り回し、シャドウを真っ二つに斬られて爆発していた。

 

よく見るとすでに電王は3体は倒しているのが見て取れた。

 

俺は電王の方は大丈夫だろうと思い、目の前のシャドウに視線を戻す。

 

そして、よく見れば俺はシャドウ達に囲まれていた。

 

尚哉「囲まれたか…ディエンド、カードケースにはアタックライドも入っているのか?」

 

もし入っていたらこの状況を逆転できる。

 

ディエンド[一応、ありますが…マスター!?まさか使うんですか!?]

 

尚哉「そのまさかだ!」

 

俺はカードケースを開けて2枚のカードを取り出し左手に持つ。

危険だと察知したのか囲んでいたシャドウ達が一斉に襲いかかる。

 

俺は襲われる前に左手に持っているカードを1枚、挿入口に挿入してスライドする。

 

ディエンド[アタックライド]

 

ディエンド[クロックアップ]

 

電子音が鳴り響いた直後、シャドウ達や向こうで戦っている電王の動きが止まった…いや、止まって見えた。

 

だが、俺とディエンドは普通に動いている。

 

これが、超高速の速度で攻撃する技、クロックアップである。

 

 

尚哉「さて、次は…」

 

そして、左手に持っているもう1枚のカードを挿入してスライドする

 

ディエンド[アタックライド]

 

ディエンド[イリュージョン]

 

同じ様に電子音が鳴り響くと、今度は、俺が3人に増えた。

 

尚哉「さてと…」

 

そして、俺達は互いに背を預け、回りにいるシャドウ達に…

 

尚哉「乱れ撃つぜ!!!」

 

今の俺達はクロックアップをしているからシャドウ達が止まっているかのように見えている。

 

そのため、当たり放題なので魔力の残りのことを考えずに俺達3人は回りのシャドウ達に乱れ撃った。

 

ディエンド[クロックオーバー]

 

俺達が乱れ撃っているとクロックアップの発動時間が終わり、イリュージョンの効果で3人に増えていたが元に戻った。

 

そして、俺を囲んでいたシャドウ達はクロックアップが終わった瞬間、1人残らず爆発した。

 

尚哉「はあ…はあ…疲れた…」

 

残りの魔力だと後1回だけ強力な魔法を使えるぐらいか…

 

ディエンド[まったく…もう少し後先を考えてください]

 

ディエンドに注意されたけど…しょうがないじゃん。あそこでアタックライドを使わなかったらどうなっていたことか。

 

それは今は置いとこう電王の方に加勢しないと。

 

 

 

電王S「ああああっ!!!」

 

尚哉「で、電王!?」

 

俺がみたものは電王がこちらに吹っ飛ばされる光景だった。

 

何故!?さっき見たときは電王が優勢だったのに、この数分間でなにがあったんだ。

 

だが、その疑問はすぐにわかった。

 

俺は電王が吹き飛んできた方向を見ると1体のシャドウがいて驚いた。

 

そのシャドウはさっき戦っていたシャドウスパイダーなのだがそれだけでは驚かない、だが1つだけ変わっていた。それは…

 

尚哉「でか!!」

 

普通のシャドウスパイダー体長なら1mなのだがこのシャドウスパイダーは3mは越えている。

 

ディエンド[マスター!!このシャドウは融合してます。気をつけてください!!]

 

ディエンドはそう言っているうちに『シャドウスパイダー融合体』はこちらに向かって走り出している。

 

俺も魔力弾で迎撃するが弾かれる。

 

だが、こちらに向かっていたシャドウスパイダー融合体は動きを止めて違う方向へ歩き出した。

 

俺は不思議に思い、シャドウが向かった方を見て驚いた。

 

そこには『茶髪の少女』がシャドウを見て怯えてる姿だった。

 

少女「嫌…来ん…といて…」

 

少女はそう言っているが、シャドウは着実に少女に迫ってきている。

 

このままだとまずいと思い、俺は全速力で少女の元に走り出した。

 

でも、シャドウの方が先に少女の目の前にたどり着き前足を上げて少女、目掛けて振り下げた。

 

少女「いやぁぁぁぁぁぁあっっ!!!」

 

少女はもうだめだと悟り悲鳴をあげる。

 

俺と少女との距離はおよそ5m、少女の元に行ってバリアをはるのは時間がない…ならやるのはただ1つ!!

 

 

俺は少女の所まできて少女を抱いて回避する。

 

だが、完全には避けきれずシャドウの攻撃は左腕に当たり痛みがはしる。

 

尚哉「くっ!」

 

俺は痛みを感じながら、抱いている少女を見ると気絶している。

 

どうやら、あまりの恐怖に気絶したのだろう。

 

尚哉「電王!!俺はこの子を安全な場所まで運ぶからそれまでシャドウを引きつけてくれ!」

 

電王S「わかった!!」

 

電王にシャドウを任せて気絶した少女を抱えて安全な場所まで向かった。

 

 

少女を抱えて走ること数分後、火が届いていない場所を見つけた。

 

尚哉「ここなら、火は届かないし誰かが助けに来るはずだ」

 

俺は少女をその近くの壁にもたれさせ少女の顔を見る。

 

…やっぱり怖かったんだろうな、もう少しで殺される所だったから、それにこの子はまだ幼いし両親と来ているはずだから、両親もどこかでこの子を捜しているはずだ。

 

ディエンド[マスター戻りましょう。電王だけではあのシャドウは倒せません]

 

尚哉「ああ、わかった。行こう!」

 

俺はシャドウと電王が戦っている場所に向かって走った。

 

 

 

俺は電王とシャドウが戦っている所に戻って、目にしたのはシャドウスパイダー融合体によって押されている電王だった。゙

 

俺は魔力弾を撃ちながら電王の元へ駆けつけた。

 

尚哉「すまない、待たせたな」

 

電王S「来んのが遅いんだよ。っでどうするよ、あの真っ黒やろう、結構硬いぞ」

 

確かにやつの身体は硬くなってなかなか攻撃が入らない…だけど。

 

尚哉「電王、同時に必殺技をあいつに当てるぞ!」

 

電王S「わかったぜ!」

 

電王の方はわかったみたいだし、こっちもあれが付いてるか聞かなきゃな

 

尚哉「ディエンド、1つ聞くが…『カートリッジシステム』はついているのか?」

 

ディエンド[確かにカートリッジシステムは私についていますが…マスター!?まさか使うつもりじゃありませんよね。]

 

尚哉「そのまさかだ!カートリッジを使う!!」

 

カートリッジシステム…デバイスに搭載された、魔力の弾薬を排出しその時の魔力を飛躍的に上げるシステム。

 

ここまで聞いていたら便利なシステムだと思うがデメリットがある。

 

それは使った本人とデバイスに負担がかかることディエンドは俺に負担がかかることを心配しているのだ。

 

尚哉「大丈夫!!俺は倒れない、だから信じてくれ、ディエンド!!」

 

ディエンド[…わかりました。マスターを信じます]

 

さて、ディエンドからの承認も取れたことだし派手にやってやるぜ。

 

 

尚哉「電王が先に仕掛けて俺はそれに続けて攻撃する」

 

電王S「へっ!ならやらせてもらうぜ!!」

 

[フルチャージ]

 

さて、電王も準備を始めたからこっちもやりますか。

 

尚哉「ディエンド!!カートリッジロード!!」

 

俺は足元に青い魔法陣を展開してディエンドをシャドウに向けて銃口に魔力弾が現れディエンドから2発、弾薬が排出される。

 

電王S「俺の必殺技パート2」

 

そう言うと電王が持っているデンガッシャーから刀身が離れてシャドウスパイダー融合体に当たり、シャドウスパイダー融合体はかなりダメージがあったのだろうかかなり苦しんでいる。

 

電王S「いまだ!尚哉!!」

 

尚哉「わかった!!ディメンジョーーーーーン…」

 

俺はそう言いながらディエンドのトリガーをひいた。

 

「バスターーーーーー!!!」

 

そしてかけ声と、ともにディエンドの銃口にたまっていた、魔力が青くてぶっとい砲撃のように放たれた。

 

もちろんその攻撃は命中し土煙が舞ってそして…

 

ドゴーーーン!!!

 

シャドウスパイダー融合体は他のシャドウスパイダー達と同じように爆発。違うといえば爆発の大きさぐらいだ。

 

電王S「へっ!決まった。…尚哉!!困った時はまた俺を呼べよな!」

 

そう言うと、電王の身体が光り輝いてカードに戻りカードケースに入っていった。

 

 

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