勇者達の心は平行世界と繋がったようです   作:ルシエド

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乃木園子の場合

 元気な体が心地良い。

 寝たきりだった体が動く。

 学校に行けることが、学校の階段を駆け上がれることが、同年代の子供達に混ざって学校で生きられることが、とても嬉しい。

 何気ないことだけど、とても嬉しい。

 

 幼い頃はいつも自由にできたこと。

 バーテックスとの最後の戦いで散華し、それ以後できなくなっていたこと。

 何気ないことがまたできるようになったことが、とってもとっても嬉しい。

 

 乃木園子は、朝の学校を駆ける。

 

 校舎に差し込む朝日を肌に感じる。

 校舎の中をかすかに流れる風が心地良い。

 動く足が、足に感じる校舎の廊下の感触が、それだけで楽しい。

 やがて園子の瞳が、大事な友達の姿を捉えた。

 

「へーい、わっしー!」

 

 追いついて、飛びついて、抱きつく。

 元気な姿で学校を歩いている東郷美森を見た瞬間、園子は思わず抱きついていた。

 

 東郷は厳しそうな表情で園子を見る。

 それは園子に急に抱きつかれたことを不快に思ったがゆえの表情ではない。

 園子の無作法を咎める、生真面目さゆえの表情だ。

 抱きつかれることを嫌がってはいない。

 

 東郷美森が、鷲尾須美が、園子のスキンシップを嫌がるわけもなく。

 

「もうそのっち、急に抱きついてこないで」

 

「えへへー」

 

 ぎゅっと、東郷を抱きしめる。

 園子の眩しい笑顔は、こらえきれない嬉しさが表情から滲み出ているかのようだ。

 友達を抱きしめる。

 そんなありきたりなことすらできなかった記憶が、園子の中にはある。

 

 東郷に抱きついていると、ほどなくして結城友奈もやってきた。

 

「あっ、ゆーゆ! ゆーゆも愛の抱擁にかもーん!」

 

「愛の抱擁! 園ちゃんは愛の女の子だね!」

 

「ラブ!」

 

「ラブ!」

 

「ちょっと間に私を入れたら……もう」

 

 和気藹々とする園子と友奈が、何故か東郷を挟んで抱きしめ合う。

 友達同士の何気ない触れ合い。

 意味もなく友好を深め合う朝のひととき。

 友奈と東郷と楽しく話していた園子の元に、遠くから三好夏凜や犬吠埼姉妹もやって来る。

 

 壁は消えた。

 壁の外の炎も消えた。

 結城友奈の一撃で、天の神も人の世界から撤退した。

 散華で失ったものも戻ってきて、まだ"わっしー"と呼ぶことを許してくれている親友も、隣に居てくれている。

 

 これからは人の時代がやって来る。

 未来は不定だが、きっと明るい。

 この世界の行く末はまだ誰にも分からないが、希望が持てる世界になっていた。

 

「行こっ!」

 

 笑顔の園子が東郷(しんゆう)の手を引き、駆け出す。

 東郷が困った顔で、けれども逆らわず一緒に駆け出していく。

 園子の友達が、園子の後についてきてくれる。

 笑顔のまま、園子は幸せを噛みしめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな、違う世界の夢を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 歴代の勇者達の想いと力を束ねた結城友奈の一撃が、世界を救った。

 世界は神の手から人の手に取り戻され、人類は未来と希望を勝ち取った。

 勇者が戦わなくてもいい世界があった。

 

 そんな、世界があった。

 

 そうならなかった、世界があった。

 

 瀬戸大橋で起きた大規模戦闘により、三ノ輪銀、次に鷲尾須美が死亡。

 残された乃木園子が一人で防衛を努め、幾度となく戦闘と満開を繰り返すも、完全な撃退に至ることはなく、満開と散華の回数だけが積み重なっていく。

 やがて、三ノ輪銀と鷲尾須美の死亡から一ヶ月後、四国結界は半壊状態に。

 数十度の散華は乃木園子から次の戦闘が不可能なほどに、多くのものを奪っていった。

 

 神世紀299年現在の四国人口は、神世紀298年と比較して20%ほどにまで減少。

 神樹の消耗も激しく、次の侵攻には園子が迎撃に出られないということもあって、次の襲来が人類最後の日になる、と言われていた。

 

 そんな世界の園子が。

 全てが解決した、全ての犠牲の意味のあるものにした、結城友奈に救われた世界を見た。

 

 敗者の園子が、勝者の世界を見た。

 

 そこは眩しくて、幸福で、楽しくて、暖かくて。

 もう二度とベッドから起き上がれない、学校に行くこともできない、"わっしー"に会うこともできない園子にとっては、夢のようなひとときで。

 思わずその世界で、東郷に抱きついていて。

 "ミノさん"とまた触れ合うことができなかったことくらいしか、残念なことはなくて。

 

 三ノ輪銀の生存を除いて、この世界の乃木園子が望んだものの全てが……いや、それ以上のものが揃った世界が、そこにはあった。

 

「いいなぁ」

 

 この世界に未来は無い。希望は無い。ほどなくして人の存在も無くなるだろう。

 

 園子には、未練すらなかった。

 心残りすらなかった。

 この園子は、空っぽだった。

 

 友達もなくした。

 守りたいものもなくした。

 自分自身すら捧げて、どんどんなくしていった。

 そしてほどなくして、守れなかった世界もなくしてしまうだろう。

 

 もう戦えない園子からすれば、世界はもう終わったも同然。

 人類は既に負けたのだ。

 園子に「私にはもう何も残ってない」という気持ちが生まれるのも、至極当然と言えよう。

 

 そんな空っぽの園子の心に、感情に、熱が宿った。

 ハッピーエンドの平行世界を見てしまったからだ。

 バッドエンドのこの世界の園子の目には、あの世界はどう映ったのだろうか?

 

 それは、この世界で身動き一つできない状態の園子と、あの世界に行って笑顔で走り回っていた園子を見比べれば、きっとひと目で分かるだろう。

 

「……羨ましい、なんて思っちゃうのは、駄目なことかな……」

 

 救われたような気持ちになった/トドメを刺された気持ちになった。

 どこか納得した/受け入れられなかった。

 違う世界の友達の笑顔を喜べた/この世界の友達のことを思い出して苦しくなった。

 羨ましいと思った/妬ましいと思った。

 あの世界の自分が羨ましくてたまらなかった/あの世界の自分への憎しみさえあった。

 

 しかれども。

 

 園子は"あの世界に終わってほしい"とは微塵も思わなかった。

 "自分と同じ苦しみを味わえ"とは欠片も思わなかった。

 "なんで自分だけ"と思うこともほとんどなかった。

 空っぽだった園子の胸の奥に、「幸せそうなわっしーが見れた」という暖かさが宿る。

 

 胸の奥の暖かさが、園子に優しい微笑みを浮かべさせた。

 

「園子様……?」

 

 部屋にいた仮面の子供が園子の微笑みに反応する。

 もう大赦の大人も多くは残っていない。

 大赦の大人の息子や娘、引き取られた身寄りのない子供達までもを業務に使わねばならないほどに、大赦ですら摩耗していた。

 

 園子には、その子供が男か女かは分からない。

 そもそも園子には散華で見える目が残っておらず、聴力も声帯も精霊の力を使って擬似的に再現したものしかない。

 その子が男か女かも分からないが、何人かいる園子の世話係の内、何人かが子供であることくらいは園子もなんとか知覚している。

 

 その子が驚きの反応を見せたことを、園子は少し不思議に思った。

 

「どうしたの?」

 

「その、園子様が久方ぶりに微笑んでらしたので……」

 

「……大げさだよ。顔なんて包帯だらけで、顔の肉もそんなに残ってないのに」

 

「園子様がこうして誰かと会話なされるのも、いつ以来かわかりません」

 

「そう……だったかな」

 

 最後に微笑んだのはいつか。

 最後に友達と会話したのはいつか。

 園子が記憶を探ると、銀と須美の笑顔しか浮かんでこない。

 散華で記憶もいくつか捧げたこの世界の園子は、最後に自分が微笑んだ記憶も、最後に友達と交わした会話の記憶も失っていた。

 

「大社の大人の人に、伝言をお願い」

 

「承知しました」

 

 他の世界で見たものを、これまでやってきた勇者の義務の通りに、大赦の報告フォーマットに沿って、口頭で報告する。

 機械的に。

 事務的に。

 何の意味もなく。

 

「―――以上。もう終わりは変えられないけど、誰かに話しておきたかったんだ」

 

 それは、スポーツの大会で全力を尽くして負けた人間が、虚無的に最後の後片付けをしている姿にどこか似ていた。

 

 ここで終わり、と心に決着をつけて。

 もうこの先はない、と心に整理をつけて。

 後悔、悲嘆、絶望、辛苦を噛み締め、それに耐え。

 『敗者』(このせかい)として、『勝者』(あのせかい)に羨望を込めた視線を送る。

 

 園子はあの世界を見て、予想もしていなかった形で心の整理を終えていた。

 

「よく、ここまで頑張ったなぁ、私」

 

 その通りだと、本当に頑張ってくれたと、園子の世話係の一人である子供は思う。

 

 その子供の尊敬は、園子の戦う才能や強い力に対するものではなく、こう成り果てるまで戦い続け散華し続けた園子の強い心に向けられている。

 

「私、戦う才能は十分になくても、我慢する才能だけは十分あったんだね」

 

 そんなことはないと、その子供は園子に言ってやりたかった。

 だが規則で、独断での励まし等は禁じられてしまっている。

 

 決まりきった結末の前の励ましは、苦しみの煽りでしかなく。

 敗者への半端な慰めは、痛みの後押しでしかなく。

 褒め言葉ですら、何も救うことはなく、少女の心を刺し貫くことしかできない。

 だから何も言ってはならない。

 部外者に何も言えることはない。

 

 救えないのなら、何も言うべきではないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうして、来るべき日が来た。

 最後のバーテックスの襲来が来た。

 世界は滅ぶ。

 あと一分か、十分か。一時間は保たないだろう。

 

「『虹の谷』って知ってる?」

 

 園子が話しかける。

 部屋にいた世話係の子供が頷く。

 

 『虹の谷』のことを、誰から聞いたのか、園子は覚えていない。

 親からだったか。

 友達からだったか。

 あるいは、この世話係からだったかもしれない。

 

「虹の谷……エベレストっていう山の、登山の途中にある虹色の道だね~」

 

 世界最難関とされるエベレスト登頂。

 標高8848mという恐ろしい登山の地獄は、多くの人間の命を吸ってきた。

 エベレストの過酷な環境は死体を腐敗させないため、エベレストを登る道には今でも数百人の死体が腐らず放置されているという。

 この道を、『虹の谷』と言う。

 専門的な話をする場所以外では、あまり話題にならないデス・ゾーンだ。

 

 死体は、回収しようと思えばできる。

 ならば何故回収しないのか?

 簡単な話だ。

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 あそこには死体がある、なら滑り落ちはしない。

 あそこには死体がない、死体が残ってない場所は死体が滑り落ちていったエリアだ。

 あそこの死体を目印に崖を登ればいいと教わった。

 そうして、死体を道しるべにして進む。

 それがエベレストの登り方だ。

 

 死体のカラフルな服の並びが、まるで虹のように見える。

 ゆえに『虹の谷』。

 死者の尊い犠牲が、後の時代の登山者の生存確率を数十倍にまで高めた、とも言われる。

 

 それは、三ノ輪銀の死などがきっかけになり、新たなシステムが搭載されて、後続の勇者の生存率が飛躍的に上がった事柄を連想させる。

 

 エベレストの酸素濃度は地上の1/3、気温は-73度で最大風速322mになることもある。

 本来、人間が勝てるようなものではない。

 ゆえにエベレストは一人では登らない。

 仲間と助け合い、支え合い、先人が残した虹の道筋を辿って初めて、人類が勝てるはずもないエベレストという怪物に勝てるのだ。

 

 勇者もそうだった。

 バーテックスになど、勝てるはずがなかった。

 

 多くの先人の勇者が道筋を作り、時に戦死し、時に後に何かを残し。

 先人勇者が残した道を、この時代の勇者達が力を合わせて辿り、道半ばで散っていった勇者も後に続く仲間のために何かを残した。

 色とりどりの勇者の死体で作られた、虹の谷。

 後続の勇者達が進んで来た、虹の道。

 

「……沢山の勇者の屍が積み重ねられた、この三百年で作られた、勇者の虹の谷」

 

 心が擦り切れた少女の表情を浮かべ、園子は遠い世界の結城友奈に思いを馳せる。

 

「あの友奈って子は虹の谷を登りきって、私はそれができなくて、途中で落ちた……」

 

 沢山の勇者の屍が作った、勇者の虹の谷があった。

 

 友奈は進みきった。園子は落ちた。そして、もう『次』はない。

 

 友奈、東郷、風、樹、夏凜、園子、銀。

 七つ束ねた虹が起こした奇跡は、本当に奇跡の中の奇跡だった。

 それは、結城友奈以外の誰も起こせなかった奇跡。

 結城友奈がもう死んでいるこの世界では、再現性などあり得ぬ奇跡。

 

 滅びゆく四国に、勇者になれる人間の在庫はもう一人も残っていない。

 

「絶望、していますか?」

 

 世話係の子供が問いかける。

 声には優しさと慈しみと同情があったが、耳が潰れた園子の心にまでは届かない。

 

「明るい気持ちではないかな。でも」

 

 擦り切れて、余裕もなくて、希望もなくて、明日もなくて。

 けれど、園子は狂乱することも、絶望に憔悴することも、醜い振る舞いを見せることもなく。

 ただ、美しかった。

 

 それは、散る瞬間の花の美しさだったのか。

 あるいは、絶望の中でも失われない人間の心の美しさだったのか。

 終わり行く世界の中で、乃木園子だけが美しかった。

 

「最後に死んだらバッドエンド?

 仮にそうなら、どんな人生だってバッドエンドだよね。

 でも、そうじゃない。そうだとは限らないと思う。だって、私は……」

 

 想い出を、噛みしめるように。

 

「わっしーとミノさんと出会えて、嬉しかった。楽しかった。幸せだった」

 

 想いを、吐き出す。

 

「その幸せの分くらいは、微笑んで死にたいよね」

 

 絶望しかない顔で死んでいってしまったら、まるで人生に絶望しかなかったかのようで、園子はそれだけは嫌だと考える。

 絶望だけの人生ではなかったから。

 苦しいだけの人生ではなかったから。

 ちゃんと大切な友達がいて、大事な想い出があって、確かな幸せがあったから。

 

 人生の最後に浮かべる顔は、園子が自分の人生をどう思っているかを如実に表している。

 その微笑みは、美しかった。

 

「園子様」

 

 園子の言葉を受け止めた、一人だけの世話係が、部屋の戸を開けた音がした。

 

「規則違反ですが、勝手に呼ばせていただきました。あと僅かな時間くらい、親子で一緒に」

 

 精霊が園子に教えてくれる。

 世話係の子供が、部屋に園子の両親を招き入れたことを。

 自分と同年代だと思っていた世話係の子供が気を利かせてこんなことをしてくれたことに、園子はちょっと驚いた。

 

「園子」

 

「園子」

 

 窓の外から、バーテックスが人類最後の生存圏を破壊する音がする。

 遠く彼方で、人の断末魔が響く。

 勇者システムは最後の力を失い、スマホは音も無く転がった。

 園子の手に両親が触れる。

 園子に両親が寄り添う。

 囁くような両親の声が園子に届く。

 

 大赦でも筆頭格の名家である乃木家が、愛娘を勇者という生贄に捧げ。

 娘を愛していた夫婦が、「世界のため」「人々のため」「名家が周りに示しをつけるため」に娘を残酷な運命に投じ。

 娘は両親の気持ちを痛いほどに理解しながら戦いに挑み。

 そして、終わった。

 親の苦しみも。

 娘の苦しみも。

 何かを結実させることはなく、終わった。

 

 最初からこうなると分かっていたなら、最初から娘を勇者になんてさせなかったと、両親は全てを失った愛娘に寄り添う。

 涙と後悔にまみれて、娘に寄り添う。

 親を許して、園子は両親に寄り添う。

 

 苦難があった。苦悩があった。苦痛があった。

 それも、もう終わったことだ。

 全て終わったことだ。

 もう園子は勇者ではない。

 全てを神に捧げた祀られる半神でもない。

 ただの園子に、親に愛されるだけの普通の女の子に戻れたのだ。

 

 "勇者でない園子"を園子が取り戻せたのは、人生の最後の最後、このひとときになってから。

 

 バッドエンドなこの世界も、ハッピーエンドな平行世界も同じことだ。

 勇者がただの少女に戻るには、勇者がいらない世界を得るしかない。

 

 ハッピーエンドな世界は、敵を倒して勇者がいらない世界を得た。

 この世界の園子は、人が滅びる数分のひとときに、勇者でも人が救えなくなったこの僅かな時間に、勇者がいらない世界を得た。

 もうこの世界に勇者は要らない。

 勇者が救うべき人間はもういない。

 だから、ただの一人の少女として、親に甘えることが許される。

 

「……お父さん、お母さん」

 

 園子を抱きしめる両親。

 両親を抱きしめ返せない自分が嫌になる園子。

 それでもどこか暖かくて、園子は幸せな気持ちになる。

 

 園子と両親が触れ合う時間を稼ぐため、時間稼ぎに飛び出した世話係の子供が、星屑に噛み砕かれる音がする。

 建物が崩れていく音がする。

 壁の外の火が四国に流れ込み、四国全てを焼いていく音がする。

 

(わっしー)

 

 最後に親友の笑顔が見れたことが。

 あの親友が、幸せになれる世界もあったと知ることができたことが。

 

 最後の最後に、たった一つだけ与えられた、乃木園子への救いだった。

 

(ミノさん)

 

 最後に親に抱きしめてもらったことが。

 愛と暖かさに包まれて死にゆく結末を与えられたことが。

 

 最後の最後に、たった一つだけ与えられた、乃木園子への優しさだった。

 

(守れなくてごめんね……天国があったら、そこで会えたらいいな)

 

 それは、絶対にハッピーエンドではなかったが―――とても、優しい結末だった。

 

 

 




 割と本心を隠すのに長ける本編世界のそのっちは、この世界の存在と辿ったであろう末路を噛み締め、忘れないよう心に刻み、誰にも話すことはなかった
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