私はロボット。創造主に造られた存在。それ以外の何物でも無い。
助けを求める生物を守護し、時には惑星外へと送り出すのが私だ。
だが、それも、もう直ぐ終わる・・・。
さて、ここで困った事になった。
普段はここの生物達は私に寄り付かないのだが・・・、
『ねえ、僕達と遊ぼうよ~』
この惑星の生物に好かれてしまった様だ。
「すまないが、私には、遊ぶ、というのが分からないんだ」
『ええぇ~』
2名の生物達が声を上げている。
「じゃあ、じゃあ、かくれんぼしようよ!」
「かくれんぼ?」
「かくれんぼというのは、これこれしかじか・・・だよ」
「ふむ・・・やってみよう」
『やったー!』
「じゃあ、君が見つける役ね!」
「私か、・・・分かった」
早速 かくれんぼ なる事をやるのだが、
「見つけた」
「ええー、早ーい!」
「見つけた」
「見つけるの早いよ!」
「そう言われてもだな・・・」
生体反応で分かってしまうので、なんともはや・・・。
「うーん、じゃあ僕達気配を消してみるよ」
「え?」
「もう1回君が見つけてよ!」
「・・・分かった」
今度は生体反応を消すという荒技、しかも視覚で捉えられない。
「おーい、降参だ。出て来ておくれ」
「えー、諦めるの早いよー」
「そんな事言われても、見付けられないのは、見つけられないよ」
「そうかぁー」
「僕達ここまで出来るようになったんだねぇ」
「そうだなぁ」
子供達が何かに納得していた。
「・・・君達は超能力者なのかな?」
「・・・うん」
「友達が欲しくて、君に話し掛けたんだよ・・・」
「そう、か。・・・じゃあ、今日から、私も友達だ」
『やったぁー』
「でも、かくれんぼは、見付けられないだろうから、別の事にしてくれよ?」
『はーい』
素直な子達だ。
この惑星では超能力者は忌み嫌われている。
この惑星の生物は基本的に強い。そしてエスパーや魔法の影響を無効化出来る。
だが、サイケやら神秘の影響も受けない体なのに、
空間を通じての超能力を遮断する装置を作った。
超能力を持たない生物の方が圧倒的に強い、という法則が有るのに、だ。
何故、自分へ影響を及ぼせないのに、そんな事をするのか私には解らない。
そして、超能力持ちが発現した途端にその者を排斥している。その子の親でさえ、だ。
もう直ぐ、又、私の役目が来るのだろう。
・・・だが、まだ、その時では無いようだ。
2名を見ていて気付いたのは、個々の能力の違い。
「はぁ、はぁ、速いよぉー」
「まだ、能力の扱いが慣れてないんじゃないか?」
「僕は全力でやって、これだよー」
「そうか、俺はこれでも本気じゃないぞー?」
「もう、無理ぃー」
「では私が、疲労を残さない様に、体をほぐしてあげよう」
『え!?』
身体能力の違いと、{痛ぁーい!。もっと優しくしてぇー!?}
「・・・だぁー、全く覚えられん!。俺やーめた」
「え、そう?」
「私が問題を出してみようか?」
「うん、どうぞ、僕答えるよ!」
「巨人といえば?」
「1○文キック!」
「巨神といえば?」
「ゴ○グとイ○オン!」
「宇宙で最強は?」
「ウ○トラさん!」
「良し」
「・・・え?、ロボット、何教えてんの?」
「宇宙常識だ」
「社会常識は?」
「・・・さて、次は」
学習能力の違いだ。{ちょっと、ロボットぉー!?}
「・・・ああぁー^^、美味い!」
「僕の料理、気に入った?」
「頬っぺたが落ちそう!」
「ホントに落ちそう」
「・・・沢山食べさせるからだろ、コノヤロー!」
「ああぁー!?。ごめん、ごめんってば!」
「・・・ま、俺はここまで良いのは作れないしな」
「大丈夫だ、君が料理を作れば痩せる」
「・・・それ遠回しに、俺のは吐くほど不味い、って言ってる?」
「それ以外に何が有る?」
「・・・こぉの、野郎オブクラッシャラァー!!」ブンッ!
「甘い」スカッ!
料理の出来栄えの違いも有るが、私は食せない。
出来映えの評価は・・・33対4、といった所か。
{・・・ロボット、辛辣過ぎない?。それに何その数値?}
ガイィンッ!
どちらも持っている物の強度を上げるのは出来る様だ。
木の剣、木の盾で稽古をしているのに、音が金属を叩く音に近い。
バキィ! ゴスッ
「痛ぁーい!」
「あ!?、っと、ごめーん」
ただ、天性というか、俺と言う子の方が体を動かす全般は得意の様だ。
僕と言う方は、・・・普通だ。{・・・普通、ね・・・}
「なあ、俺達友達だよな」
「うん、僕もそう思ってるよ」
「いつかさ、大人になって夢を掴んだら、また会おうぜ」
「・・・うん」
「何だよ、元気無いなぁ」
「僕の夢はこの星であのロボットと一緒に居る事、かな」
「・・・それは、難しいかも、な」
「・・・君の方は?」
「俺の夢は嫁さんを持つ事だ」
「・・・この星じゃ、難しい、ね」
「そうなんだよなぁ・・・」
「やっぱり、この星を出るしか、方法が無いだろうね・・・」
「出るしか、無いかぁ」
「・・・僕は、君が会いに来るのを何処かの惑星で待ってるよ」
「会いに行かないかも、だぜ?」
「それでも良いよ。・・・精一杯生きようね」
「・・・ああ!」
前まで、私の元へ来た子達は、皆、焦っている様子だった。
皆、案内した宇宙船で一目散に逃げるばかりだった。
この子達は自分達の未来を考えて、心の準備を、少しづつ進めている様だ。
「ねえ、ロボット」
「何かな?」
「ロボットはいつからこの場所に居るの?」
「この惑星で生物が、ほぼ一新されてから、かな?」
「ロボットなのに正確に覚えて無いの?」
「私は造られた存在だからな。本当はこの施設の方が詳しいのさ」
「この施設が作ったの?」
「そうだ。ここは、この惑星の生物達が逃げたい、と思った時の非常口さ」
「・・・ちなみに逃げて行った数は?」
「997名だ」
「全員今も生きてる?」
「それは分からないな」
「何で?」
「皆、音沙汰が無いからだ」
連絡は全く無い。宇宙船が壊れていなければ可能な筈なのだが・・・。
「・・・そっか」
「君も、もしかしたらこの惑星から、脱出する時が来るかもしれない。
ここは脱出口、覚えて置くと良い」
「うん」
「勿論、そんな事が、無い事を願うばかりだがな」
「・・・うん。僕、ロボットと、もっと一緒に居たい」
「私もだよ。情を持つとは思わなかった」
「じょう?」
「君が、いや、君達が気になるんだ」
「僕の友達も?」
「でも、一番気になるのは君だ」
「何で?」
「あの子よりも、君の身体能力が、低いからな」
「・・・そう、だよね。この星で一番重要な部分が不足してるんだよね・・・」
今後、この子達が、他の生物から襲われる事が必ず来るだろう。
もっと鍛える必要が有る。
「今からもっと特訓だ」
「え、俺さっき、走りこみ999周して来たのに!?」
「子供だし、まだ、体力有るだろう?」
「ヒィー!、疲れないロボットだからってー」
「体力は有るぞ、エネルギーという名の、な」
「それ、稼動停止しちゃう奴・・・」
「気にするな」
「あ、はい」
「君の方は短距離走の速度向上を目指そう」
「え!?、僕、あれでも結構早いと思・・・」
「あの子より体力が無いのに何を言ってる。それに、直ぐ追い付かれる早さだぞ?」
「ええぇー!?」
「大丈夫。後、9割伸ばすだけだ」
「ヒィー!」
出来るならば、この子達が死ぬまで関わって居たい。
長年居る、この惑星での、価値観が変わっている事を願いたいが・・・。
・・・・・・
ビシュンッ!ビビビビビビッ!
この惑星で珍しく銃声が聞こえた。
「逃がすな!!」
「こっちに逃げたぞ!」
「はあ、はあ、クソッ!。超能力者なのに、身体能力が高いとは何故だ!?」
「捕まえるのに滅茶苦茶苦労するぞ!?。楽だと思ったのに!」
集音装置でこんな声が聞こえた。
それと同時に、こちらへ向かっている足音が複数ある。
「居た、ロボット!」
「ロボット、助けて!・・・」
私が鍛えた子供達だった。
あのくらいの訓練をしていなければ、殺されていただろう。
「・・・分かった。私に付いて来なさい」
今日が決別の日の様だ。初めて会った時からは、随分と成長したものだ。
・・・もっと、見ていたかった。
「見つけたぞ!」
子供達を射殺せん、と撃ってきた。
「ヒッ!」
私は盾を展開し、子供達を銃撃から防ぐ。
「仲間達よ!。この子達を守れ!。誰も通すな!」
『御意!』
仲間達を起動させ、ロボットの壁で足止めし、子供達を守らせる。
「クソッ、何としても阻止しろ!。後の不穏分子となる者は全て消せ!」
『ここから先は行かせん!』
仲間達とあの者達との競り合いを背に、我々3名はその場を後にする。
天井が開いている広間に来た。
棚に有る、模型大の宇宙船を2つ掴み、突起部分を押して空き地に投げる。
瞬時に宇宙船が乗れる大きさになる。
「さあ、君達、1名ずつ乗りたまえ」
「1名ずつ、なのか?」
「そう、1名用しかないんだ。早く!」
「・・・ロボット、友よ、今までありがとう!」
「ああ、友よ、今までありがとう!。ロボットもありがとう!」
「・・・さあ、行くんだ!」
今生の別れになるかもしれない。
私が生物ならば、目頭でも熱くなったんだろうか。
子供達それぞれが宇宙船に乗り込む。
私は乗り込んだのを見届けた後で入り口を閉め、起動ボタンを押した。
宇宙船が空へ上がって行く。
上がって行くのを見届けたいが、私には、まだやる事がある。
宇宙船を撃墜せんと、ヤタラメッタラ撃って来るのが、この惑星の生物達の定石。
私達ロボットは完全に宇宙へと昇るまで手助けするのが常。
「仲間達よ!空へ上がれ、宇宙へ上がる船を守れ!」
『御意!』
ロボットの仲間達が空へ上がる。
私も空へと上がる。
宇宙船が1名用なのは、この惑星の宇宙空間に出るまでの、大気の重力が重い事に尽きる。
この惑星では宇宙船の、生物を入れて大気圏を突破する、能力が極端に低下する為だ。
ここの生物達は、宇宙船開発をしない。宇宙船を作ったのは、我々の創造主だ。
今はもう、我々ロボットしか宇宙船を持っていない。が、新造は出来ない。
感情は有るが、閃きが無いのが我々ロボットだ。
地上に居る生物達が宇宙船撃墜の為に撃って来ている。
我々ロボットは盾を展開し、宇宙船の周りに纏わり付き、
防衛目標が被弾をしないよう、最大限の防御を行う。
攻撃は出来ない。創造主が、この星の生物達へ、我々に武器使用を禁止したからだ。
私の仲間達が1体、又1体と墜ちて行く。
が、我々ロボットは、この惑星を去る者を守る目的で作られている。
最後の1体になっても守護する。
この役目は、今回で終わる。
・・・・・・
盾がどんどん壊れていく。
体の至る所に被弾し、体が壊れていく。
『ロボットォォォーーー!!』
子供達の、私を心配する、声が聞こえた気がする。
「聞こえているならば、聞け!。過去を振り返っても良い!。だが、今より先も見ろ!。
それが、生物である君達ならば、出来る!」
創造主から、この惑星を去り行く者達に言ってくれと頼まれた言葉。
聞こえている事は無いだろう。返事が帰って来た事は無いのだから。
『うん、・・・うん!』
・・・返事が聞こえた気がした。今回初めてだ。最初で最後でもある。
ピピッ!
妨害装置の範囲外に来た様だ。急いで防御魔法の盾と特殊防壁を展開する。
キランッ!☆
余程、逃したく無い存在は、最後に特大威力の攻撃を宇宙船へと見舞うのが恒例。
ドゴォォォン!
・・・・・・
体が粉砕されて頭だけになった。
頭が回転し、宇宙船が無傷の状態で、健在なのを確認出来た。
護り切った。
宇宙空間へ連れ出す事に成功した。
フッ!
後は、宇宙船がちゃんと生きて行ける星を見つけてくれる。
さらば・・・また、逢える日を夢見て・・・。
ブゥゥゥン!・・・ドサッ!
・・・また、体を再生成されたようだ。
例えるならば、
だが、前回以前と様相が異なる。
私だけしか生成されていない。これも段取り通り。
ブゥン
画面に、とうの昔に逝去した、創造主が映る。これは予想外だ。
『この映像が流れたという事は、成功の如何に関わらず、999名を宇宙船で宇宙へ送り出し、
君がここに居る時だ。君1体しか居ない事を不思議に思うかもしれない。
宇宙船は後1機残っている。それを用いて、君はこの星を脱出したまえ。
そして、この星が在った事を言い伝える者となってくれ』
『この星は1,000機ぐらいを打ち上げる年月を以って崩壊する事が決定していた。
今住んでいる住人達は、侵略者の子孫が、ほぼ全てを占めているだろう。
そして、その子孫達は、この星の崩壊を信じていない。それ程に頭が悪い。
原住民を滅ぼした時は、超科学を以ってして滅ぼしたと云うのに、な・・・』
『私の生きていた時は、超能力を持った原住民が相当数居た。
他惑星民と原住民、元々は仲良く暮らせていた。私と妻がそうであった様に・・・。
だが、この星への流入者が原住民の半分以上を超えた時、
原住民は一気に死滅させられる事となった。・・・戦争だ、それも一方的な戦争だった。
君が宇宙へ送り出した者達は、先祖帰りした子供達だったのだよ。
それも、もう、この星の
一刻も早くこの星を脱出しなさい』
『ああ、そうだ。この映像と同時に君の前に、衣服と、昔宇宙旅行に行った時に買った、
ヘルメット・ジャケット・パンツが有る筈だ。衣服は君が着ると良い。
3点セットの方は、君が生涯、一緒に居たい・守りたい存在が居る場合に渡すと良い。
ク○ッシャーという事を生業とする人達から買った物だ。
戦闘になった場合、それの着用者は、生存率が格段に上がるぞ?』
『最後に、私の生存中も合わせて、君には世話を掛けた。長い間、有難う』
プツンッ
・・・創造主よ、生前、話された事ばかりでしたよ。{アレェー!?}
では、コレは有難く頂戴して、行くとしよう。
この惑星よ、仲間達よ、今は亡き創造主よ、・・・さらば。
「で、私・・・いや、俺の所へ来た、と?」
「まさか、また会えるとは思わなかったよ。大きくなったな」
「俺も、会えて嬉しいよ!」
子供だった彼が、私に抱き付いて来た。
彼の宇宙船は改良されていたが、識別信号が同じで故障していなかった為、探知出来た。
後は近場で、彼の体に埋め込んだ、
私だけが探知出来る発信機を探すだけで良かった。{いつの間に・・・}
「ねえ、このロボットは何なの?」
「遊び相手であり、命の恩人だよ。君と出会えたのは、このロボットのおかげさ」
「へえぇー」
彼女が感嘆の声を上げていた。
「君と一緒に脱出した、もう一方の子は何処に居るか知っているか?」
「アイツは、どっかの惑星で英雄になってるって話だったな」
「ほう、君の方がその素養が大きかったんだが、分からない物だな」
「そうだなぁー、アイツ、凄い事をしたよなぁー」
「凄い事?、それなら貴方も結構な事をしたのよ?」
「そうだったか?」
「可能なら、貴方を呼び戻したいって話で一致してたわ」
「俺はあそこよりも、ここに居る方が、マシだ」
「そうよねぇー。ここは良い星よねぇー」
2名共に、うんうん頷いている。
「話は戻るが・・・」
「えーと・・・その後で、その惑星が侵略者に乗っ取られそうだった、とか云う話が有ったんだ。
それもアイツが、死にそうになりながらも、退けたって話を聞いたぞ?」
「死にそうになった?」
何か、私の中で、プッツンと来た物が有った。
「あ、ああ。・・・ロボット、何か怖いぞ?」
「ちょっと、その侵略者達の惑星に行って絶滅寸前にしてくる」
創造主曰く、『トサカに来た!』のかもしれない。{言葉間違ってないか!?}
「え、ちょ、ちょっと待てよ!。ロボット、そんなに強かったか!?」
「知らなかったか?。あの星に居た私達ロボットは、ウ○トラさんには負ける、位の強さだぞ?」
「・・・攻撃手段は持っているのか?」
「あの惑星の生物達には攻撃出来なかっただけで、他惑星であれば軽く捻れる実力だ」
「そう、だったのか。・・・俺も手伝うよ。実は、その惑星が何所に在るか、割れているんだ。
友を瀕死にされて黙っては居られないんでな。ただ、船が無くて困ってたんだ」
「・・・まあ、君なら問題無いだろう。一緒に行こう」
私の乗った船は壊れなかった。それに、壊れても私が修理出来る。
それに、あの星を離れれば、9名まで乗せて飛ぶ事は造作も無い事だ。
「貴方が行くなら、私も行くわよ?」
「ええぇー?、死にそうになったのに、か?」
「あ、あんな無茶はしないわよ!・・・多分だけど」
「うーん、・・・君は、心配だな」
「それなら、彼女へ、コレを着用させると良い」
「あ、どうも」
私が彼女へと3点セットを渡す。
「着る物の上下と、ヘルメット?」
「ク○ッシャーの人達が着ている物らしいぞ?」
「え、あの人達の着用物!?」
彼が驚いていた。
「何で、こんな物持ってるんだ?」
「私の創造主が、これを買って、私に託したのだよ」
「それって、結構な年季が入ってないか?」
「あそこにはタイムカプセルも有ったんだ。その中に入っていた筈だよ。
経年劣化については大丈夫だろう。私が今着ている服の様に、な」
「うーん・・・そう、だな。大丈夫そうだな」
「丈はバッチリね。・・・何、この大きめのボタン?。あ、取れた」ナデナデ
「あ」
「あ!?、馬鹿ーぁ!!」ヒョイッ、ブン!
「え、如何したの?。え?」
ボムッ! ボワァァァッ!
眼前で爆発音と火の手が上がる。
「危なかっ・・・あ、中和・・・」
「中和剤は持って来ているよ」
「ロボット、・・・助かったよぉー!」
彼が安堵の表情を浮かべていた。本当に危なかった。
「・・・何なのよ、この装備・・・」
「取り敢えず、そのボタンには触るなよ。良いな!?」
「あ、うん・・・」
彼が彼女にお灸を据えていた。
「後は、彼女の言語を教えてくれないか?」
「あ、解らなかったか?」
「ああ」
「?、何の話?」
もう一方の子に会うまでに、彼か私、どちらかが寿命か何かを迎えるかもしれない。
だが、お礼参りをやらないと気が済まない私達が居る。
守った者が痛い目を見たんだ。倍返し以上をしてやる。
まるで、親にでもなったみたいだ。これが子供を守る親の心境なのかもしれない。
創造主よ、私は今、充実しています!。{ロボット、怖いって・・・}