イナズマイレブン -もう一つの伝説-   作:メンマ46号

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前回の後書きによって寄せられた五条さんへの差し入れ一覧

・レンコン味のレンコンチップス
・レンコンのはちみつ漬け
・辛子蓮根
・レンコンの詰め物

帝国学園サッカー部一同で美味しく頂きました。

さて、一応今回もナンバリング。けどまた三話で終わる予感。

星章戦でもそんな感じだったけど、木戸川の三兄弟は三人称時での呼び方は敢えて一貫させません。私のその時の気分でコロコロ変えます。まぁ、名前か長男、次男、三男かですが。


雪辱の戦い!木戸川清修vs帝国学園 前編

 side凪人

 

 -木戸川清修スタジアム

 

『さぁー、フットボールフロンティア予選大会も残す試合は数える程度になって来ました!本日は関東Aグループ予選、第六試合!木戸川清修中vs帝国学園!!一昨年の全国決勝でぶつかった因縁の試合です!!実況は私、角馬王将がお送り致します!!』

 

 今日俺達は関東Aグループの木戸川清修と帝国学園の試合を観に来た。一昨年の全国大会決勝と同じ組み合わせである事からかなり因縁深い一戦だ。そしてこの試合に勝った方が全国大会への出場が確定する。現状帝国は勝ち点15、木戸川は勝ち点13だからな。

 

 そしてそれぞれスポンサーCMとしてZゼミと鬼道重工のものが流れる。当然、それぞれ強化委員である修也と風丸がスタメンで出るようだ。

 

「攻撃特化のチームサッカーをする木戸川清修と全体的にバランスの取れた組織的な戦術を駆使する帝国学園……どっちが勝つか…」

 

「さぁな。実際最後までやらないとこればかりは分からねえ。少なくともどちらか一方は必ず全国大会で戦う事になるだろう。しっかり良く観ておけ」

 

 因みに今日の同伴者は逢崎、堂本、刀条、城之内だ。特に堂本には修也のプレーを良く観て貰う。爆熱トルネードクラスのシュートを止められなければ全国優勝はかなり厳しいからな。

 

 ……でも修也と木戸川清修という組み合わせに風丸と帝国学園……凄く楽しみだ。きっと白熱した良い試合になる。

 

****

 

 side三人称

 

 帝国学園と木戸川清修それぞれのスターティングメンバーがストレッチとウォーミングアップをする中、風丸と豪炎寺はこれから戦うというのに親しげに会話を交わす。いや、これから戦うからこそなのだろう。

 

「お前達からすれば一昨年の雪辱戦といった所か」

 

「ああ。俺は試合に出られなかったし、皆はリベンジに燃えている。星章戦だけを見ればお前達は勝って俺達は引き分けだったが、直接対決で勝てると思うなよ?」

 

「勝つさ。その為に厳しい特訓を重ねて来たんだ」

 

 静かに闘志を燃やす二人。元雷門イレブン同士での試合は強化委員派遣にあたって強く望んで来た事だ。双方共に鬼道率いる星章学園と戦ってはいるが、逆に言えばそれだけ。こうして戦う機会が巡って来た事は嬉しいのだ。

 

 お互いに最大のターゲットは別にいて、尚且つそれが一致しているからこそ、余計に負けられない想いを抱いている。

 そして双方のチームがウォーミングアップを終え、ピッチに繰り出して行く。それぞれのフォーメーションは以下の通りだ。

 

 -木戸川清修フォーメーション

 

FW 武方友 豪炎寺 武方努

 

MF 跳山 武方勝 茂木

 

DF 西垣 光宗 黒部 女川

 

GK 大御所

 

 

 -帝国学園フォーメーション

 

FW 佐久間 寺門

 

MF 辺見 不動 咲山

 

DF 万丈 成神 風丸 大野 五条

 

GK 源田

 

 

 木戸川清修はキャプテンである武方勝をMFに下げて中盤を強化し、他は星章戦と近いフォーメーションで試合に臨み、一方で帝国は雷門戦と違い、洞面に代わって成神を入れてディフェンスを強化している。木戸川清修の攻撃的なフォーメーションに対抗する為だろう。

 

「木戸川は三兄弟の長男をMFにする事で星章戦で目立った中盤の穴を塞いだか。対して帝国は成神君を入れ、風丸さんを中央に配置して守備を固める……。カウンター狙いか」

 

「正解だ刀条。星章戦を見る限り木戸川清修のチームサッカーはカウンターに弱い点が多々あった。だがそれは修也や二階堂監督も把握して克服させたはず。アッキーの指揮と影山の采配が鍵になってくる」

 

 観客席で彼らを見守る閃電イレブンは今か今かと試合開始を待ちわびていた。そして試合開始のホイッスル。帝国学園のボールでキックオフ。

 まずは佐久間と寺門のツートップで斬り込んで行く。ドリブルをするのは寺門だ。

 

「ボールを渡して貰いましょうか!!」

 

「ハッ!そうはいかねぇなぁ!!」

 

 寺門の前には三兄弟次男、武方友が出る。続いて隣の豪炎寺も迫る中、寺門は見事なフェイントで武方次男を躱し、豪炎寺が辿り着く前に左脚の踵でバックパス。左斜め後方にいた不動を経由して佐久間へとボールが繋がれた。

 

「まずは先制点を奪う!」

 

「当然だ!!キリキリ働けてめーら!!」

 

「ボールを寄越せ!みたいな?」

 

 今度は長男が佐久間に迫るも、佐久間と不動のワンツーで切り抜け、帝国が木戸川清修の中盤に食い込んで行く。

 

「分身フェイントV2!」

 

 佐久間はキレが増した分身フェイントで茂木を突破し、着々と木戸川清修のゴールへと迫って行く。しかしそれを黙って許す木戸川清修ではない。先程突破された武方長男が後ろから佐久間に追い付き、黒部、女川との三人で佐久間を取り囲んだ。

 

「くっ…!」

 

「俺達のチームサッカーを舐めるなよ!」

 

「この二年間、帝国へのリベンジを忘れた日は無かったぜ!みたいな?」

 

 包囲されて冷や汗を掻く佐久間に対し、三対一から生まれた余裕により、威圧する三人。今か今かと佐久間からボールを奪おうとジリジリ迫る。

 

「こっちだ!」

 

 すると不動がフィールドの中央からゴールへと一直線に駆けながら佐久間にパス要求を出す。勝達は佐久間に不動へのパスを出させない為、身体を張ってパスコースを塞ぐと共に躙り寄る。

 佐久間はそれでも構わずパスを出そうと動き出す。それに真っ先に反応したのは武方勝で佐久間の目の前に身を乗り出す。が、それは佐久間が誘ったものであり、勝が目の前に来たらすぐに左脚を軸に身体の向きを切り替え、フェイントを混ぜて長男を抜き去った。

 

「何ぃ!?」

 

「受け取れ不動ォー!」

 

 全ては包囲網を抜けて確実にパスを繋ぐ為の布石だったのだ。そしてボールはそのままフィールドを走る不動の元へ。

 

「そうはさせんっ!」

 

「な…豪炎寺っ!?」

 

 しかしボールが不動に届く前にそのパスコースに豪炎寺が割り込み、鮮やかにパスをカットしてみせた。瞬間、スタジアムにいる豪炎寺ファンによる歓声が大きく湧き上がる。

 

「チッ!返しやがれっ!!」

 

 不動は急ストップしてから即座にスライディングを豪炎寺に仕掛ける。しかし豪炎寺はボールを右足の甲に乗せて、跳び上がって不動のチャージを躱す。

 

「反撃行くぞ!」

 

「ディフェンス!!」

 

 豪炎寺の号令の下、攻撃を始める木戸川清修。対してキャプテン佐久間の叫びから守りを固め始める帝国。

 

「こっちだ豪炎寺!」

 

「行け努!」

 

 豪炎寺は三男、武方努にボールを託し、右サイドから攻めるという方針をイレブンバンドを介して監督である二階堂から伝えられる。

 

「今こそ木戸川清修の完全なるチームサッカーの力を発揮し、二年越しの雪辱を果たす時だ!!」

 

 木戸川の三兄弟の三男が中心となって緻密なパスを駆使して帝国学園の中盤ーーー咲山を突破し、今度は万丈と成神が彼らの前に立つ。努と勝、茂木の三人は恐れる事無く突き進む。

 

「あれで行くっしょ!みたいな!?」

 

「アレだな!」

 

「おう!」

 

 まずは茂木がボールを頭に乗せた努の腕を掴み、空高くぶん投げた。それを追うかのように勝が跳び上がって努の両横腹を両手で掴み、更にぶん投げて後押しさせる事で加速させる。努は両腕を伸ばし、身体全体をプロペラの回転に見立てて更に加速。そのまま低空ながらも凄まじいスピードを使い、万丈と成神を勢いで突破した。

 

「「「ブーストグライダー!!!」」」

 

「「なっ!?」」

 

「豪炎寺ぃぃっ!!」

 

 そして中央でゴールに向かっていた豪炎寺へとパスを返す。正に連携を究極まで高めた完璧なチームプレーだ。

 このまま豪炎寺がシュートを撃つかと思われたが、そんな豪炎寺の前にかつての同志が立ち塞がる。

 

「…風丸!」

 

「やっぱり凄いな…。お前達のチームプレーは!」

 

 豪炎寺と風丸のマッチアップ。かつて全国を制した元雷門イレブン同士のぶつかり合いにスタジアムの熱気は最高潮だ。

 

「これが真の木戸川清修のチームサッカーという訳だ。俺達は互いの協力によって、より高みへと登って行く!それが世界だとしてもだ!!」

 

「ああ…。だがこの試合、勝つのは帝国だ!世界に行くのもそうだが、まずは帝国がこの日本の頂点(てっぺん)に立つ!!」

 

 互いに認め合い、ぶつかる両者。豪炎寺は自分を突き放せるだけのスピードを誇る風丸をただのドリブルやフェイントだけで突破するのは難しいと分かっているのか、マッチアップで睨み合う中、その身体にメラメラと炎を滾らせ、纏わせる。

 

「押し通る!ヒートタックル改!!」

 

「させるかぁぁぁぁっ!!」

 

 対して風丸の周囲に一陣の風が吹く。蒼き疾風が風丸の身を一瞬だけ隠し、その姿を再び見せた時には風丸は五人に分身していた。

 五人に増えた風丸は一斉に跳び上がり、その身体を更に超回転させて一人一人が巨大な竜巻を発生させた。その竜巻は豪炎寺を取り囲み、身体に纏った炎(ヒートタックル)を完全に吹き消した。

 

「ぐっ!?」

 

「うおおおおっ!スピニングフェンス!!」

 

 更に五本の竜巻が一つになって誕生した大竜巻が豪炎寺を吹き飛ばし、その竜巻の中から一人に戻った風丸がボールをキープしながら飛び出て来た。

 

『な、何とぉーーー!風丸が豪炎寺の進行を止めたぁーーー!!元雷門イレブン同士のマッチアップを制したのは新必殺技を披露した風丸だぁーーー!!』

 

「んな馬鹿な!?」

 

 伝説のエースストライカーである豪炎寺のFWとしての持ち味はシュートだけではない。その突破力もまた、日本の中学サッカー界において並び立つ者は数える程度のもの。それを完封してみせた風丸のディフェンス力に木戸川清修の面々は驚愕する。

 

「五条!!」

 

「ククク……では、私も見せてやりましょうか!」

 

 風丸からパスを受けた五条は前方を見据え、ボールを踏み付け、指笛を吹いた。

 すると五条の足元に一匹だけペンギンが現れた。何故か宅配業者を彷彿とさせる帽子を被っている。そして五条がそのまま前方へボールを蹴り出すと同時にペンギンが飛び立ち、ボールをその嘴で咥えて前線へと飛んで行く。たった一匹ではあるがその一匹のジェット噴射に関しては皇帝ペンギン2号のそれよりも上かもしれない。

 

「デリバリーペンギン!!」

 

 ボールを咥えたペンギンは木戸川清修のFW陣、MF陣を一気にすっ飛ばし、DF達をもすいすいと躱してゴール前に先回りしていた不動の元へボールを届けて絶好のシュートチャンスを作り出した。

 ボールを届け終えたペンギンは俺の役目は終わったと言わんばかりに地面に潜り込むと、周囲のDF達が不動に近付けないように不動の周辺に軽い衝撃波を発生させる。これで不動は心置き無くフリーでシュートを撃てる。

 

「やるじゃねぇか…!」

 

 不動は五条の新必殺技に感嘆しながらも、冷静に木戸川清修のゴールを見据えてボールを右足の足首で軽く蹴り上げ、ボールを五つに分裂させる。それらのボールは黒い部分がそれぞれ赤、青、黄色、緑、紫となって彼の周囲を舞う。

 

 そうしている間にボールは一つに戻り、赤いエネルギーを宿しながらも緑と紫の入り混じったオーラを撒き散らす。

 

「マキシマムサーカス!!」

 

 蹴り出すと同時に再び五つに分裂したシュートは五方向からゴールへと襲い掛かる……と思わせてまた一つに戻ってその威力が増幅する。増えたり減ったり、威力が増幅したり……と正にサーカスと言えるシュートを前に混乱に陥った木戸川清修のキーパー大御所はシュートコースを読み切れず、ボールに触れる事すら出来ずにただ通過を許してしまった。

 

 0-1

 

『ゴォール!!先制点を挙げたのは帝国学園!!激しい攻防の末、風丸が豪炎寺からボールを奪い、五条のロングパスによるアシストを受けた不動が決めたぁーーー!!』

 

 歓声が響く中、クールな笑みを浮かべる不動と慇懃無礼でニヒルに笑う五条がパァン…!とハイタッチを決める。

 

「どーだ!なぁにが完全なチームサッカーだ!俺のサーカスの方が断然上だぜ!!」

 

「今のは五条のアシストあっての事だろう」

 

「全く……だが、あれが不動明王だからな」

 

 何処か自分のキャラを置き去りにしている感のある不動を佐久間達は暖かい目で見守る一方で先制点を取られた木戸川清修のメンバーは悔しそうに拳を握る。

 

「くっ!あんなパス技を編み出してショートカットを図るとは……」

 

「ああ。だが帝国学園が強い事は最初から分かっていた事だ。それに、試合はまだ始まったばかりだ。この試合、必ず俺達が勝つ!二年前の雪辱を果たし、全国への切符を手に入れる!!」

 

 西垣と豪炎寺の会話を聞いて他のメンバーも持ち直したのか頷き合う。そして木戸川清修のボールで試合再開。

 

「よぉーし、決めてやりましょう!爆熱トルネードを!!」

 

 次男、友の宣言に豪炎寺達木戸川清修の攻撃陣営は頷く。帝国を…源田を相手に出し惜しみは無しだ。木戸川清修は帝国イレブンにボールを触らせないように計算されたパスを駆使して帝国のディフェンスを紙一重で潜り抜け続ける。

 

「うがあああーー!!」

 

 大野がその巨体を活かしたタックルで迫って来ようと豪炎寺はそれをヒラリと躱して次が来る前にパスを出す。

そしてゴール目前、風丸と成神がいるものの、武方三兄弟が揃う。

 

「豪炎寺に爆熱トルネードを撃たせるな!!」

 

「もう遅い!みたいな!」

 

「「「トライアングルZ!!」」」

 

 長男の勝が前方にいる三男の努目掛けてパワーを込めたパスを出し、三男の努は上空へとそれをダイレクトに蹴り出して次男の友が長男の肩を踏み台して飛び上がり、強烈なボレーキックでシュート。この時点で三人のパスとシュートでZの軌道を描き、最後にトライアングルを彷彿させる組体操で決めポーズ。

 

 しかしそれは上空に向かうのではなく、そのまま直接ゴールを狙ったもの。豪炎寺のマークに付いていた五条が見れば豪炎寺の口元は僅かに緩んでいる。星章戦と同じだ。豪炎寺と爆熱トルネードを囮にして確実にトライアングルZを決める寸法という訳だ。

 

 トライアングルZは風丸と成神の間を瞬く間に過ぎて源田に迫る。

 

「よっしゃー!これでまずは同点じゃん!!」

 

「さぁーて、そりゃあどうかな?」

 

 得点を確信した勝の言葉に不動が反論する。そしてトライアングルZを前にした源田は右手を己の右胸に添えてから獲物を見つけた獣のように瞳を薄い赤色に光らせる。そしてその背後に巨大な獣の幻影が現れ、シュートに源田自ら接近。獣が顎で餌を噛み砕くようにその両腕を牙と顎に見立ててシュートを上下から挟み込んだ。

 

「ハイビーストファング!!!」

 

 瞬間、トライアングルZのパワーは消滅。源田は左手だけでボールをピッチに抑え付けた。

 

「「「な、何ぃぃぃぃっ!?」」」

 

「トライアングルZを止めただと!?」

 

 トライアングルZを止める。技の名前こそダサいがトライアングルZはデスゾーンを上回るパワーを誇る。それを止めるともなれば円堂のマジン・ザ・ハンドにも匹敵する威力の技でなければならない。

 

 源田が今披露したハイビーストファングという技はその条件を満たしていた。そしてキング・オブ・ゴールキーパーと呼ばれた彼だからこそ、モノに出来たと言っても良い。

 

(あの技を破るにはダブルトルネードでも厳しい……!爆熱トルネードクラスの威力が無ければ破れないと見て良いだろう……)

 

 チームサッカーは帝国学園に通用する。しかし決定力が足りない。この状況は木戸川清修の側が圧倒的に不利。誰の目から観ても。

 しかし何故だろう。それで焦りは微塵も湧いて来ない。むしろワクワクしてすらいる。

 

「……やってやる。必ずゴールを決めてやる!」

 

 豪炎寺修也は目の前の強敵達を相手に、静かに…しかし激しく闘志を燃やす。




オリジナル技解説

【デリバリーペンギン】
パス
属性・林
TP アレス・40/ オリオン・35
威力:少なくとも氷の矢よりは強い。

皆大好き五条さんのオリジナル技。最初はシュート技を作ろうかと思ったけどDFである五条さんが全力キックでのシュートは違うよなあ、もっと鮮やかにアシストして他に華を持たせてやる謙虚さを持つのが五条さんだよなぁ……と考えた結果、得点に繋がるパスを出せば五条さんも輝けるという結論に達し、パス技に。氷の矢と違ってシュート技としてもある程度通用する。

ゲーム風説明文
狂え、純粋に……!!!

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