誤字脱字等が見つかった場合は教えていただけると嬉しいです(^^)
ふと目を開けると青々とした空と西洋風の民家が軒を連ねていた。
周りには鎧を装備した屈強な戦士や、ローブを羽織った美麗な魔法使いが談笑しながら道を闊歩する
明らかにさっきまでいた暗闇の世界ではない。
かと言って俺の愛する千葉ですらない。
つまり夢では無かったと・・・
それを裏付けるように未だにこめかみが少し痛い。
夢では無いとすると・・・
やっぱり俺は死んだと言うことか・・・
俺は自分の体を軽く動かしたり、ペタペタと触って確認を取る
???「どれだけ探したって傷なんかついてないよ?」
後ろからさっきの女神の声がした。
でもなんだろう、喋り方や声のトーンに少し違和感を感じる
八幡「????」
後ろを振り向くとそこには銀髪の綺麗な髪をショートカットにした、顔に特徴的な傷跡をつけた少女が俺を見つめていた
八幡「えっ、えっとー。ど、どちら様でしょう?」
突然美少女から声をかけられた事に声が上擦り少しだがどもる・・・
一応千葉では雪ノ下や由比ヶ浜、一色や戸塚などの美少女達と話をする機会があったが、やっぱり全然なれる気がしない・・・・
???「くっ、くくくくく。ぷっはははははっ!!」
盗賊のような格好をした少女は突然口を抑えて笑い始めた
おい、初対面で笑うってちょっと酷いんじゃない?
初対面で泣かれた事はあっても笑われるなんて初めてだぞ!
俺が怪訝に感じていると、少女は一度深呼吸をするとゆっくりと口を開いた。
エリス「ご、ごめんごめん。 そっかこの姿で合うのは初めてだもんね? アタシだよ、アタシ。 幸運を司る神エリスだよっ。」
エリスさん?
確かに言われてみれば眼の色や髪型が同じだ・・・
でもキャラがだいぶ違っている。
俺はまだ懸念感を抱きながら少しだけ目の前の彼女の顔から視線をそらす
たまたま目に入ったのは彼女の2つの膨らみ・・・
さっきの暗闇の世界で見たほどのサイズはない・・・
だが、一度だけ見た凹んでいた状態よりもいささか膨らみがあった
ああ、この状態でもパッドをいれズバァァアン
再び俺のこめかみに痛みが走る・・・
そして目の前にはやたらとニコニコとしてる盗賊少女の顔が映しだされた
エリス「ねえ、ハチマン。一体どこを見てるのかなー?」
こめかみの痛みが更に増した
ああ、この感じはさっきの女神だわ・・・・
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クリス「とりあえず、改めて自己紹介しようか。 アタシの名前はクリス。 この世界だと盗賊をしているんだ!」
クリス「でも、本来の姿は幸運を司る神エリス。 この姿は、この世界での仮の姿。」
クリス「この世界では女神だってバレると面倒だからこの姿で過ごしてるんだ!」
少女は、太陽のような笑顔で微笑みながらそう捲し立てる
八幡「ん? この世界にはちょくちょくくるのか?」
言い方的にはこの世界で割と過ごしてるような口ぶりだった
クリス「うん。友達に会いに行ったり、単純に気分転換したり、だってあの世界何にも無いんだもん。」
確かにさっきの暗闇の世界は椅子と机ぐらいしか物が置いていなかった。
天国も何もない場所だと言っていたしもしかしたら神様はミニマリストだったりするんだろうか?
そういえば・・・
八幡「というか、ちょくちょくこっちに来てるなら、神様とやらに言われたこの世界のあり方を知るって言う目的は達成してるんじゃねぇの?」
クリス「うーん・・・実は仕事をこっそりサボってこっちに来てたり休憩がてら来てたりしてたから、実は神様はアタシがこっちに出入りしてること知らないんだよねーー」
そう言ってエリスさんは「たはは」と笑う
てか、あなた女神の時は厳かで清楚な淑女見たいなのに本当は結構アグレッシブですね・・・
クリス「まあ、だからこれからよろしくね!」
そこから更にエリスさんからこの辺の事について色々と教えてもらった。
ここは【駆け出し冒険者の街アクセル】冒険者に成りたての人が暮らしている街らしい
この辺はあまり強いモンスターがおらず冒険者がこなせる仕事、つまりクエストも簡単なものが多いためとりあえずはここで冒険者になってお金を稼ぐの良いらしい。
そういえば俺はお金を持っていなかったな・・・
一応財布に昼飯代が入っているがこの世界ではやはり通貨が違う
【エリス】と言うのがこの世界での通貨の名称らしい
てか、女神と同じ名称かよ
それを聞いてやはりこの目の前を歩く少女は神様なんだと改めて知った
クリス「そういえば、敬語は禁止だからね! この姿だと15歳でハチマンより年下だから、敬語だと変に思われちゃうよ?」
いや、15歳って・・
確かにこの姿もさっきの世界で見た姿も若かったが、でもこの人女神だろ?
八幡「因みにアンタの実年齢・・・・」
目の前の少女がニコニコ顔でこちらを見ている。
これ以上詮索するなと目が言っている。
恐い、怖いよ。あとコワイ
クリス「それから、この世界ではアタシの事はクリスって呼んでね? 女神と同じ名前だと色々と面倒だから・・・」
八幡「・・・分かった」
まぁ、確かに変に騒ぎになられると俺も困る
なるべく目立たず過ごしたい・・・
八幡「とりあえず、これからどうすればいいんだ?」
クリス「そうだねー。ギルドに行って冒険者登録かな? そしたらクエストを受けれるから簡単なクエストを受ければいいんじゃない?」
冒険者かー
本来なら働きたくないんだが、働かなければ生活できないのでしょうがない。
くっ、大学出るまで親の脛を齧って生きていき
大学でたら専業主夫として養ってもらうのが俺の人生計画だったのに!!
今では強制的に働かなければならないとは・・・
そうえいば・・・・
八幡「冒険者になったら力をつけて魔王を倒しに行けばいいのか?」
正直行きたくはないが、説明の時に魔王が云々言っていたのを思い出した
クリス「うーん。アタシ達は魔王を倒さなくていいかなー」
クリス「実はアタシの先輩。前の転生者に連れて行かれた先輩は魔王を倒さないと天界には帰れないんだよ。」
クリス「だからアタシはアクア先輩に魔王討伐の催促をして魔王を倒してもらえばいいから、アタシ達は暫くは普通に生活できるくらいの稼ぎを得るのが目的かなー?」
正直助かった
だって魔王とか怖いもん。
生活するだけならそれこそこの世界で専業主夫になればいい。
なるほど、よしそうしよう。
俺の目標はこの世界で専業主夫になること
そうと決まれば稼ぎのいい女性を見つけなければ・・・・
クリス「ちょっと、目の腐りが酷くなってるけど大丈夫?」
この人女神の時とキャラ違いすぎね?
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ガヤガヤと騒がしい喧騒が聞こえる
沢山並べられた机に武具を装備した男達が所狭しと座りグラスを片手に大声で談笑し、端には何組かの女性達が料理を囲みながら座り話し込んでいる
その隙間を縫うようにウエイトレス達が料理等を片手に移動していく
ここは【ギルド】冒険者が集まる集会場
俺はここの受付に立たされていた。
受付のお姉さんの目線が痛い
まずは俺の目を見て怪訝な顔をし
格好を見て更にその眉にシワを寄せる
ごめんね、この腐った目はデフォルトなんだ。
クリス「ルナさん。 久しぶり!」
ルナ「クリスさん! お久しぶりです!」
クリスが後ろから声をかけたおかげで漸く受付のお姉さんの目線が好意的なものへと変わる
受付のお姉さんはウェーブ状の髪を揺らしながら俺とクリスを交互に見る
ルナ「クリスさんのお知り合いですか?」
クリス「うん、そうそう。今日はこの人の冒険者登録をしに来たんだよ」
そこからクリスは細かい手続きを進めていく
ルナ「登録手数料がかかりますが・・・」
クリス「それはアタシが払うよ」
八幡「なんか、スマンな。」
クリス「大丈夫大丈夫。後で返してもらうから」
ああ、奢ってはくれないのね・・・
異世界にきて速攻で借金を作ってしまった・・・
まぁ、俺は養われる気はあっても施しを受ける気は無いので別に構わんが・・・
施しを受ける気は無いのでとっとと金を稼いでクリスに返さないとな・・・
そのためにはまずは今おこなっている冒険者登録を済ませないといけない。
受付のお姉さんが冒険者登録について教えてくれた
冒険者登録をすると冒険者カードという物が渡されるらしい
日本で言うところの免許証のようなもので名前や身長と言った基本的な情報から、レベルや所持スキル、倒したモンスターの数や倒した場所などの情報が事細かに記載されている
レベルを上げることで手に入るスキルポイント
そのスキルポイントの割り振りなんかもこのカードで行うらしい
ルナ「それではこちらの水晶に手をかざしてください。」
ひとしきり説明を終え今度は実際に登録する段階へ移行する
目の前には青い水晶に金色の装飾がされ水晶の下腹部には逆三角形の突起物が付いており、その下にはお姉さんがさっき言っていた冒険者カードの何も書かれていないものが置かれていた
水晶に手をかざすと青白い光を放ち金の装飾がクルクルと動き出した
そして逆三角形の突起から青いレーザーのようなものがカードに照射される
レーザーだけ見ると未来っぽい・・・
やがてレーザーの勢いは落ちゆっくりとと消えていく
ルナ「ふむふむ、幸運度がすこし平均より低めですね。そのかわり知力と器用度がかなり高いです。後は大体平均の能力ですね。」
ふむ。それは良いのか悪いのか・・・
よく分からないので意見を求めにちらりとクリスをみる
クリスは俺と目を合わせると心底意外そうな顔をした
クリス「へぇー、キミって頭良かったんだ。」
八幡「ふっ。俺は国語学年3位の男だぞ」
前の世界の話だが・・・
クリス「へぇー。因みに他の科目は?」
八幡「・・・・数学9点最下位」
謎の沈黙が生まれる
おい、その無言の哀れみの視線をやめろ
クリス「因みに言語が違うから国語の成績良くてもここだと意味ないよ?」
八幡「グハっ!」
心に深く突き刺さった
おい。それだと俺の高い知力のステータスの大半がこの世界では無意味の知力って事じゃねぇか!
実質高いステータスなのは器用度だけ・・・
まぁ、ボッチだから一人で色々やってたからだろうけど・・・・
横を見るとギルドのお姉さんがよく分からないが哀れな物を見る目でこっちを見ている
ああ、国語とかの意味は知らないけど無駄知識で底上げされた知力だってのはバレてるようだ
そしてお姉さんは申し訳無さそうに一言
ルナ「えーと進める職業なんですけど、幸運度が高く器用度が高いのなら【盗賊】になれたんですけど・・・」
幸運度が低いので無理って事ですね・・・
ルナ「手先が器用なら【鍛冶屋】や【お針子】などの生産系の仕事が適任かと・・・・」
ルナ「生産系はギルドではなれないのでその手のお店で弟子入りするしかないですね・・・」
八幡「グハっ!!」
俺に冒険者は向かないらしい・・・
てか、男の子だから強いジョブになって冒険するのとかちょっと憧れてたんだけど・・・・
ルナ「そ、そうですね!初めての冒険ですし基本職の【冒険者】でいいんじゃないでしょうか?レベルを上げてステータスが伸びれば他の職業になれますし・・・・それに!【冒険者】なら生産系の職業のスキルも取れますから、色々とスキルを取ってみて気に入った職業になってみるのはいかがでしょう?」
・・・うん。フォローされると余計惨めに感じるな
とりあえず、就きたい職業も特にないのでお姉さんの言葉に従って【冒険者】になる事になった。
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クリス「この辺でいいかなー?」
【冒険者】になって数分後俺はクリスに連れられてあまり人気のいない広場に連れてこられた
広場の端にはベンチが置かれておりそのすぐそばには日本では見たこともない遊具の様なモニュメントが置かれていた。
広場と言うよりも公園に近いかもしれない
クリス「せっかく【冒険者】になったんだからスキルを一つ教えてあげるよ」
【スキル】
ギルドのお姉さんに軽くレクチャーをしてもらったがまだ俺は使うことができない
スキルには2種類あって1つは魔力を対価に発動するタイプ
2つめはスキルを取るだけで何らかの行動に補正がかかったり能力値が上がったりするタイプ
自分のレベルが上がるたびにスキルポイントなる物が支給され、それを割り振る事によりスキルを得ることができる
一度得たスキルでもスキルポイントを振り続ける事によってスキルの効果を底上げする事ができる
たしかこんな感じの事を聞かされた気がする
クリス「普通は職業事に得られるスキルが決まっていて他の職業のスキルを得ることは出来ないんだけど、君の選んだ【冒険者】って言う職業は少し違う」
選んだって言うか選択肢がこれしか無かったんですけどね
クリス「【冒険者】は他の人にスキルを教えてもらう事でどの職業のスキルでも覚える事ができる」
クリス「まぁ必要なスキルポイントが普通より多いのとスキルの効果が普通より低いからどうしても器用貧乏になっちゃうんだけどね?」
そう言ってクリスは「たはは」と苦笑しながら頬の傷を掻く
クリス「キミはたしか器用度が高かったよね?今からキミに教えるのはそんなキミにピッタリな魔法だよ」
そう言いながらクリスは俺から少し距離をとり腰のポシェットから一本の縄を取り出した
クリス「ちょっとそこに立っててね?動いちゃダメだよ。」
クリスは両足を肩幅に開き左手に持った縄を前に突き出しながら右手を縄の上にかざした
そして気合の入った声で一言
クリス「【バインド】!!」
その言葉と共にクリスの右手が淡い光を放ち突如として左手の縄が意思を持ったかの様に動き出した
八幡「うおっ!!」
縄は俺に向かって襲いかかり絡みつく
咄嗟に体をくねらせ抵抗するが抵抗すればする程拘束がキツくなる
あっという間に俺はクリスの縄によって拘束された
八幡「ーーッ!!」
縄は1ミリの隙間も無くグルグルと俺に巻き付いていて指一本たりとも動かすことができない
クリス「これが【拘束】スキルの魔法【バインド】だよ」
クリス「【バインド】は込める魔力の量によって拘束時間と締め付ける力を、器用度によって縄の操作力が左右される魔法だよ」
クリス「魔力の少ない【冒険者】だと敵を絞め殺せる程の魔力はまだないと思うけど、縄の操作力は器用度依存だからもしかしたら【盗賊】のアタシより上手くこの魔法を使えるかもね」
そう言ってパチリとウインクをするとバサリと俺を締め付けていた縄がほどけた
クリス「さぁ、これでキミにも【バインド】が使えるようになったはずだよ。冒険者カードを見てみてよ!」
言われて冒険者カードを見る
冒険者カードの端に書いてある【使用可能スキル一覧】
と書かれてある場所
さっきまでは空白だったが今は【拘束魔法(バインド)】とグレーの字で描いてある
クリス「うん。職業に就くと初期スキルポイントっていう最初におまけでもらえるポイントがあるんだけど、それを使えば覚えられるよ。」
近い
すごく近い
クリスは俺の両肩に手を置き身を乗り出すように俺の肩から顔を覗かせる
すごく近いが当たらないのは格差社会がこんな所まで深刻化しているせいか・・・・・
クリス「人によっては初期ポイントを1ポイントも貰えない人とかいるからハチマンは平均的で良かったよ。」
くっ!
あまり気にしてもしょうがないのでクリスを無視して俺は冒険者カードを押した
冒険者カードの【拘束魔法(バインド)】の文字が白字に光りだす
八幡「ーーーッ!」
その瞬間脳内に色々な情報が流れ込んで来た
これがスキルを覚えるという感覚なんだろう
クリス「さぁ、これで【バインド】はキミの物。その縄は貸してあげるからアタシを的に試してみて!魔力の使い方はわかるよね?」
分かった。
魔力なんて一切知らない日本で生まれたがなぜか魔力の使い方、込め方がしっかりと脳のデータベースには刻まれていた
クリス「こっちに来るときに不便が無いように言葉とか文字とか軽い一般常識とかはある程度わかるように細工しといたんだよ!」
そういえば忘れてたけどこの人女神だったな
女神っぽい事をしたのは最初の説明の時だけで、後は泣きついたりパッドがズレたり怒って俺を無理矢理連れてきたり
こっちに来てもサバサバとした性格ながら色々教えてくれたり偶に毒を吐いたりしてて正直女神らしさなど全く無かった
完全に忘れてた
クリス「さぁ、いつでもどうぞ!覚えといて、大事なのはイメージだよ!」
クリスそう言いながら俺からまた少し距離をとりいつでもやってくれと手を広げた
俺はゆっくりと足元の縄を手に取るとさっきのクリスと同じように左手で縄を右手はその上にかざして魔力を込める
八幡「いくぞ、【バインド】!!」
俺は気合を入れてそう叫ぶと右手か淡く光だす
そして縄をクリスに向かって飛ばした
その縄はクリスが飛ばした時よりも断然遅い
だが確実にクリスの動きを縛っていく
俺はクリスを真似て縄を操作していく
肩から順に下へ下へグルグルと1ミリの隙間も無く巻きつけていく
八幡「ーーーークッ!!」
正直かなり辛い
クリスの体で隠れて見えない背中の部分に縄が差し掛かると途端に動きが鈍くなる
クリスは大事なのはイメージと言っていた
なるほど目に見えないところはイメージで想像しながら縄を動かすしかない
かなり難しい
まだクリスの胸辺りまでしか縄が回っていないのに既に俺の脳は難しい計算に数十分使ったかのように疲れ切っていた
このままじゃまずい
俺は方針を変更して雑に縄を巻きつける
このままクリスの真似をして1ミリの隙間も無くグルグル巻にするのは無理だ
なので重要な要点だけに絞って縛っていく
胸 腕 腹 腰 足
とりあえずは動けない程度には縛ることに成功した
最初の上の方
クリスの胸の真ん中より上程度まではグルグルと1ミリの隙間も無く巻きつけられ
そこから下はかなり雑になってしまった
クリス「うーん、まぁ及第点かなー?でも初めてにしてはしっかり出来た方だよ。体も全然動かせないし」
一応は成功したらしい
クリス「じゃあ、ここからは応用編。そこから魔力の込め具合を調節して締め付けを強くしてみて」
クリス「上手くやれれは締め付けたり緩めたり自由自在に縄を操れるよ!」
ふむ、試してみて見よう
俺はクリスを締め付けるイメージを想像しながら右手を突き出しゆっくりと手を閉じていく
手の動作に意味はないがこの方がイメージを持ちやすい気がした
クリス「っん!あっ!はんっ// ちょ、ちょっとぉ脇の部分の縄が擦れてくすぐったいよぉ」
・・・・・や、やめて集中できなくなるから!!
その声はやめて!
クリス「ちょっと!今別の事考えてたでしょ!縄が緩んでるよ!」
八幡「!!」
いかんいかん
集中が切れるとこだった。
俺は気合を入れ直し魔力を込める量を一気に上げた
ギュギュギュギュギュ
ゆっくりと縄が締まっていく音がする
クリス「いい感じいい感じ。ちょっと締め付けるのが遅い気がするけど、しっかり締まってーーーーってダメぇ、まずいまずいおっ落ちちゃう!!」
は?落ちちゃう?
何が?
コロン
考える間もなく何かがクリスの服から何かが落ちた
八幡「???」
俺は足元に転がったそれを拾い上げた
八幡「!!!!」
そして気づく
クリスの服装はお腹を大胆に出したチューブトップだ
胸ポケット等の類はなくありていに言えば胸しか隠してないような肌色分の多い物
その上に緑のマントを羽織っている
当然マントにポケットなどは無い
そんなきわどい服装で落っこちる物なんかたかが知れてる
それはおそらくクリスの胸半分しか巻き付けられていない縄に押し出されたんだろう
おそらく俺の気の緩みから縄が緩んだ時にズレて締め付けた時にはもう滑るように押し出されたのだろう
クリス「あっ、あっ、あっ」
その懐かしさすら感じる硬くて反発力のある感触
そして少しだけ生ぬるいのがそれが今まで彼女の柔肌に触れていたのだと知らせてくれる
そうこれは・・・
クリス「いやぁぁぁああパッド返してぇぇええええ」
この日街中で目の腐った男に縄で簀巻にされた少女のパッドを奪う少年の姿があったらしいと噂になっていたらしい。
という訳でクリス加入編前編でしたー
八幡のステータスはまぁ、交通事故が2回もおきて過去に色々とあったからまぁ、運は低いだろうと幸運を低く
国語学年3位で一色いろはの「先輩って頭良いんですか?」から知力をちょい高く
1人野球とか割と色々こなせる事から器用度を高くしました
順番で言えば器用度が一番高く知力が2番目に高く他のステータスが平均で一番低いのが幸運って感じです
うーん。チート性能を期待した人はすまんm(__)m
後はクリスの話だと
スティール無しだとパンツを奪うのは無理だったのでここはあえてパットにしました
まぁ、お約束だよね