クリスのパジャマはゲームより抜粋
気になる人はググってみてくれ
この世界に来て数週間この世界の生活にも慣れて
・・慣れて
・・・慣れ
八幡「・・・・・」
正直な話生活には慣れた
だが・・・・
クリス「zzzzz」
ここは馬小屋
俺達の寝泊まりをしている宿である
この世界では1番安い宿がこの馬小屋である
冒険者達は基本不安定収入な為1番安い馬小屋をよく利用する
最近は【機動要塞デストロイヤー】の討伐報酬で懐の潤った冒険者は宿屋を利用する事が多いらしい
そのおかげで馬小屋に空きがあると思っていたが・・・
最近冒険者になった者討伐戦に参加しなかった者、露店街が出来たおかげて他の街の冒険者が旅行に来るようになった為宿代わりに使われたりなどかなり人気物件だそうで馬小屋は相変わらず空きがない状態らしい
その為クリスが普段利用している馬小屋に一緒に住むことになった
初めは馬小屋とはいえ女の子と一緒に住むことに抵抗はあった
普段なら一緒に住むなんてしなかっただろう
だが宿が無い事
クエスト疲れで探す気がおきなかったり
クリスが割と強引だったり
何より馬小屋で馬の糞や尿が鎮座する中間違いなど起きるなんて有り得ないだろう事から馬小屋生活が始まった
・・・・・だが、それが間違いだった
クリス「zzzzzz 」
目の前には目を瞑り体を丸め寝息を立てるクリスの姿
問題はクリスのパジャマだった・・・
あろう事かこいつはパジャマまでもチューブトップタイプなのだ!
肩や腕は肌の滑らかさを強調しお腹は当然丸見え、更にはズボンは短く太股のラインがよく分かる
有り体に言えば胸と腰しか隠してない
正直コイツの冒険者服もチューブトップでかなり際どかった
だがアニメや漫画などでよくいる女盗賊は皆露出度が高い
だからリアル女盗賊を見た時にドギマギするより、本当にファンタジーな異世界に来たんだと感動していた
だがパジャマは違う!
しかも普段ならマントで多少隠れるからまだ露出を抑えられてはいるが当然パジャマにマントを羽織る奴はいないだろう・・・・
しかもコイツは意外にも寝相が悪い
今も布団を横に押しやり
辛うじて守っている胸の布が少しズレ
ズボンの端から青と白のストライプがチラリと顔を出す
うん。マズイ
クリスは【機動要塞デストロイヤー】の報酬を持っている為財布は重い
その為一応俺はクリスに宿屋に行く事を進めたりもした
だがクリスはそれを断った
馬小屋は複数人で借りると安くなる
初めて俺がこの世界に来た時のように俺に気を使ってるなら必要ないと言ったが・・・
クリス曰くこの世界の一番つらい時期は冬らしい
まぁ、冬場に馬小屋はキツイだろう
今も春先だが少しもひんやりする為毛布を多めに羽織っている
その辛い冬は流石に宿屋暮らしをする為金を温存したいらしい
クリスはレベルが1に下った為余り大金の貰えるクエストは受けれない
なので稼げるまでは使わない方向で行きたいらしい
結局俺達は二人で住むことになった
まぁ、まだマシなのはこの際どいクリスをみるドキドキは基本的に朝しか起きない事がせめてもの救いかもしれん
夜は風呂に入って飯を食い酒を飲み家に帰ったら疲れによりすぐに寝る
だからこそ朝起きてクリスを起こしてクリスが着替えるまでの約10分が危険タイムである
当然10分では間違いなど起こる事無く
まぁ、起こす気もないが・・・・
こうして俺達は何とか平和に過ごしていた
ーーーーーーーーーーーーーーー
クリスを起こし着替えてから約15分
俺達は朝食の為ギルドに来ていた
今日の朝食はベーコンにスクランブルエッグ
スティックサラダにフレッシュチーズ
そしてパンとコーンスープ
飲み物に牛乳だった
クリス「パーティメンバーを募集しよう」
食事中クリスがそんな事を言ってくる
俺はスティックサラダに手を伸ばしながら答える
八幡「却下」
クリス「即答!?」
クリスは驚き声を荒げた
その声にびっくりするように俺の手元のスティックサラダが荒ぶって大きく動き出す
八幡「当然だ、他の奴と一緒なんて嫌だぞ。俺はボッチだからコミュ力なんて無いし!」
クリス「そんな自信満々に言われても・・・・」
スティックサラダが落ち着きを取り戻し動きがゆっくりになった所で再び手を延ばし口元に運んでいく
八幡「急にどうしたんだ?」
クリス「うーん。やっぱり稼ぎが少ないかなー?」
ひょい
クリスの話を聞きたがらキュウリにかぶりつこうとするとキュウリはあろう事か体をくねらせ俺の歯を避ける
八幡「食べづらいわ!!」
皿の端に叩きつけた
ついでに手をテーブルに叩きつけて怒りを外に逃がす
クリス「うまく食べないと避けられちゃうよ」
八幡「・・・・そもそもなんで避けんだよ」
なぜかこの世界の野菜は動く
生命力と活力に満ちた野菜たちは切っても尚動くらしい
すりすりすり
ふと見ると俺の叩きつけた右手の小指をいたわるようにプチトマトが2匹ほど擦り寄ってきた
クリス「トマトには好かれてる見たいだねー」
八幡「・・・・俺トマト嫌いなんだよな」
「「!!!!!」」
プチトマトは俺を見つめるよに体を傾けショックを受けたかのようにプルプルと震えだした
「ガーン!」と効果音が聞こえるかのようだ
・・・・これはこれで食べづらい
可哀想なのでプチトマトを持ち上げゆっくりと口へ
クリス「あはは、嫌そうな顔だ」
咀嚼と共に青臭い香りとなんとも言えない味が広った
八幡「ふぅ・・・・それで何だっけ?稼ぎが少ないだったか?」
クリス「そうそう」
そうなんだよなー
俺達は絶賛金欠なのだ
まあ、クリスは【機動要塞デストロイヤー】の討伐報酬があるから金欠ではないが
問題は俺である
俺達は突然この世界にやってきた
当然持ってきたものといえば制服とこの世界では使えない紙幣の入った財布と携帯
クリスもこの世界にちょくちょく来てはいるがここまで長期滞在をした事がない
その為俺達は色々と物が足りないのだ
それにより稼いだ金はあまり残らない
それに加えて俺は前の世界で剣術をやった経験は無く剣の扱いは悪い
一応クリスに教えてもらってはいるし【片手剣】のスキルの補正で多少良くはなっているが、10匹もモンスターを倒せば血と油により切れなくなる
それならまだいいが剣先が曲がったり刃がかけたり、最近では2日に1回はメンテナンスに出している
防具の方も似たようなものでまだ回避に自信がない俺は割とモンスターの攻撃をモロに食らうことが多い
まぁ、この街の周辺のモンスターは弱いのと
コートが少し厚めでコートにも多少の防御力があり胸当ての耐久と相まってなんとかなっているが、こちらも胸当ての革がめくたり背中の止め具が歪んだりとこちらは1週間に1回はメンテナンスに出している
一応防具に関して盾を買おうとしたが、剣の師匠が盾を持たないクリスの為かわりに前腕部に金属の板が仕込んである手甲を買った
おかげて多少の防御力のアップをはかった
これらの理由から特に俺は金欠状態である
未だにクリスへの借金を返してないのがいい証拠だろう
クリス「アタシも今の生活費は新しく稼いだ分でやり繰りして討伐報酬は取っておきたいし、ここは一気に戦力アップをして強いモンスターや難度の高いダンジョンに向かった方がいいと思うんだよ!」
八幡「いや、仲間を集めたところで強いモンスターと戦って勝てる保証ないし、難度の高いダンジョンなんて大体踏破されてるだろ。ここはやっぱりボッチで少しずつ貯蓄していこう」
人を増やすなんて嫌だ
中学の修学旅行とか俺だけ班決まらなくて最後先生に押し付けられる形で他の人の班に入れられたぞ
八幡「そうだ。だいたい複数人で行動しないといけない理由はない。1人だったら誰かに気を使う必要ないし、人間関係に悩まされることも無いし、逆説的に考えてボッチ最高って事に」
クリス「ならないよ。」
そんなバッサリ切らなくてもいいじゃん
クリス「それにちゃんとパーティを募る理由は有るし今はアタシと一緒何だから1人じゃないでしょ! 捻くれてないでほらっ掲示板行くよ! 集めるのはともかく臨時パーティを募集してるとこがあるかもだし!」
八幡「おいっ!まだ俺キュウリ食べれてないっ!」
クリスが強引に腕を引き引っ張っていく
だからコイツは近いんだって!
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クリス「何かいい募集無いかなー?」
結局、無理矢理に掲示板に連れて行かれた
掲示板には何人かの人が集まり所狭しと貼られている紙をジロジロと眺めている
『初心者歓迎!アットホームな雰囲気で楽しくモンスター退治!』
『ノルマ無し!簡単なクエストを効率よくこなして億万長者!』
『安全第一!将来独立する為のノウハウと経験をアナタに!』
紙にはそんな言ってしまえば当たり障りのない怪しい文面ばかり
八幡「・・・・・どう見てもブラックなんだよなぁ」
クリス「もう!そんな腐ったこと言わない!目がアンデットになってるよ!」
クリスはそう言いながら俺を肘で小突く
「キャッ!」
そのせいでよろけてしまい後ろにいた女性にぶつかった
八幡「すいません!」
クリス「ごめんなさい!」
俺達は咄嗟に謝るために後ろを向いた
「いえ、こちらこ・・・・そ」
そこには黒髪の長髪に紫の眼鏡をかけた女性がいた
女性はおそらく美人なのだが今は眉間にシワを寄せ俺を睨みつけている為かなり怖い
おいおい、ぶつかったのは悪かったがそんな睨むことないんじゃね
八幡「えっと・・すいません大丈夫でしーーーーッ!!」
もう一度謝ろうと頭を下げた瞬間目の前に銀色の光が見えた
クリス「ハチマン!!」
その光が女性の腰に添えられていたレイピアだと理解する頃には俺の首元には殺意を持った金属が牙を向けていた
少し遠くから女性の叫び声が聞こえた
その声を元に騒ぎを聞きつけ周りがどんどんうるさくなる
俺はまだ動けないでいた
「まさか、こんな街中にアンデットが出るとは!自分に見つかったのが運の尽きだ、覚悟してもらおうっ!!」
・・・・・・・・は?
目の前の女性は眉間にいっそう強くシワを寄せている
・・・・えーと。もしかして俺勘違いされてる?
目だけ動かし横を見るとクリスも呆気に取られた顔をしていた
八幡「まってくれ!俺は別にアンデットじゃ・・・」
「喋るアンデット!変異種か?それとも元人間の【リッチー】!?」
ダメだ!この人一切話を聞いてねぇ
クリス「ちょっちょっと!ハチマンは別にアンデットじゃないって!」
「貴方は危険ですので下がっていて下さい。」
このままは拉致があかない
目の前の女性は未だに俺を睨みつけておりその目は本気で殺意に満ちていた
抵抗しないとやられる!
俺はゆっくりと腕を少しずつずらしゆっくりと魔力を込める
「貴様!何をしている!」
女性に気づかれたがもう遅い
とっくに魔力は込め終わっている
八幡「【バインド】!」
俺のウエストポーチから1本の縄が飛びだし女性に跳びかかった
「なっ!キャっ!」
驚いた頃には既に縄は女性に蜷局を巻き始めていた
俺の【バインド】は初めて使った時に比べると格段に成長していた
以前より速度は上がり拘束力も上がっている
流石にまだクリスのように1ミリの隙間もなく締め上げることはできないが、だいたい3センチ間隔で隙間を開け肩から足までを巻いていく
手と足だけはちょっと気合を入れて巻数を増やし逃げれなくする
あっという間に拘束が終了した
「ッーーーー!」
女性は一層俺を睨みつけ抵抗している
体を大きく揺らし揺れている女の子の象徴に目線を持ってかれる
意識するな俺!万乳引力の法則に抗え!
八幡「ちょっと話を聞いてくれ!俺は別にアンデットじゃーーーッ!!」
目線を逸らしたのが良くなかった
目の前には俺に向かって倒れこんでくる巨大な山
恐らく拘束されたことによりバランスを取りづらくなって倒れたのだろう
そして俺は別の方向を向いていたせいで避けれない
ふにゅん!
「キャァッ!!!」
それはクリスでは味わえ無かった柔らかな触感
顔を挟み込むそれは一瞬で俺の意識を刈り取っていく
あっ!これはマズイ
俺は慌てて【バインド】を解く
だが全ては後の祭りである
パァァァアアアン!!
その日【アクセルの街】で目の腐った男が女性を縛り上げ体まさぐっていると言う噂が密かに広まった
ーーーーーーーーーーーー
「ほんっとうにすみませんでした!!」
目の前ではさっきの女性が何度も頭を下げている
クリス「別にいいよハチマンだって悪い事したし」
いや、まぁそうなんですけどね?なんでアナタが答えるの?
俺の両頬には真っ赤な紅葉がベッタリと張り付きジンジンとした痛みでその存在を主張している
てか何で俺はクリスにまで叩かれたんですかね?
俺が訝しげな目線でクリスを見るとその目線に気づいたようでジト目で返された
クリス「ハチマンはこれで女の子の胸を触った回数が3回にもなった犯罪者だね!」
八幡「おい!こら!やめろ!周りの女性冒険者の目線がゴミを見るような目線になってるから!しかも全部今みたいな偶然でわざとじゃ無いだろ!」
八幡「てか、3回って何?何か1回多くない?」
俺が覚えがあるのは2回である
クリス「初めて会った時に1回、【バインド】を教えた時に1回、今回で1回」
八幡「いや、2回目は胸じゃなくてパッーーーウグッ!!」
一瞬で口元を抑えこまれ右手で締め付けられる
クリス「何を口走ろうとしてるの?」
笑って無い笑って無い
ニコリとしてるようで目が笑って無いよ!
何なら1回目も触ったのはパッドだから実質今回が初犯とも言える
いや、そもそもわざとじゃ無いから初犯でも無いからね?
事故だからね?
俺の思いが伝わったのかそれとも気まぐれか、クリスは漸く許してくれたようで俺から手をはなし目の前の女性に体を向けた
クリス「えーと、たしかセナさんだったよね?」
セナ「はい。・・・えーとクリスさんですよね?その説はお世話になりました。」
どうやらこの2人は知り合いのようだ
セナと呼ばれた女性は体を小さくし上目遣いで俺の方を申し訳無さそうに潤んだ瞳で見てくる
クリス「セナさん、紹介するね?こっちはパーティーメンバーの比企谷八幡。ハチマン、こっちは検察官のセナさん。前に裁判でお世話になったんだ」
八幡「裁判!?」
おいおい。物騒な言葉が飛び出したな!
クリス「あっ、勘違いしないでね?アタシはある裁判の参考人で呼ばれただけで別に何かした訳じゃないからね!?」
ふぅ、良かった。パーティーメンバーが前科持ちの女神とかちょっと嫌だぞ
セナ「改めてヒキガヤさん。アンデットと勘違いしてどうもすみませんでした」
セナが深々と謝ってきた
だが俺は1つ気になることがある
八幡「最初の印象と違くないか?」
最初は少し怖く冷たい雰囲気だったが、今ではそんな影はなく弱々しい子犬のようだ
クリス「うん。アタシも思った。裁判の時はもっとクールな感じだと思ってたんだけど・・・」
セナ「すみません。私はその、仕事スイッチと言いますか、悪い事や悪い人を見ると舐められない為にも高圧的な態度をとってしまう癖があるんです」
まぁ、仕事柄大変そうである
クリス「そういえばセナさんはどうしてあんな所にいたの?また何か事件があったの?」
セナ「そのっ・・・パーティーメンバーを探していまして・・」
クリス「検察官がパーティー?」
そういえばセナは検察官と教えられていたがその姿は少しおかしかった
セナは青いスーツの様な服を着ているがネクタイは無く肩や肘には金属製の防具が付いている
脚に履いているタイツはよく見れば所々が銀色に光っており鱗の形の金属が所々配置されている事が分かる
少し検察官としては重装備だろう
どちらかと言うと王国の騎士と言った印象の方が強い
セナ「・・・実は・・そのっ。検察官はつい最近クビになってしまいまして・・・」
クリス「クビ!?」
セナ「はい。その・・・・」
セナ曰くつい最近【機動要塞デストロイヤー】が討伐された
だがその討伐の際【サトウ カズマ】と言う冒険者が【デストロイヤー】の動力の【コロナタイト】と言う宝珠をテレポートの魔法で抜き取り停止させたらしい
因みにその【サトウ カズマ】と言う冒険者がクリス曰く先輩を連れて行った転生者らしい
そして、その【コロナタイト】はこの街の領主の家に飛ばされたらしく溜まっていた魔力が暴走し大爆発
幸い負傷者は出なかったが【サトウ カズマ】は国家転覆罪と魔王軍の配下の疑いが出たらしい
【サトウ カズマ】は爆発の時間に迫られ魔力を練る時間がなく仕方なく、魔力消費の少ないランダムテレポートで【コロナタイト】を飛ばし、それがたまたま領主の家に飛んだだけの為容疑は晴れた
だが1つ問題が残った
裁判の際【サトウ カズマ】側に流れが乗りそのまま押し切れると思った時に領主側が権力を使って圧力をかけた
そして裁判長は圧力に負け裁判の結果を覆そうとした
まぁ、その裁判は結局【サトウ カズマ】側にも権力者がいて本来の流れに戻せたのだが
裁判長が権力に負け裁判の結果を操作しようとした疑いが残った
【サトウ カズマ】とそのパーティーメンバーは良くも悪くもこの街では人気があり裁判を見ていた冒険者達は裁判長を攻め立てた
裁判長側の協会は冒険者達の苦情に耐えかね裁判長を解任しようとした
だが裁判長はそれを察知し協会の金を盗み逃亡
だがそれでも事態は収まらず協会への苦情は続いた
そこで協会は一緒に裁判を行っていたセナに裁判長の責任を押し付ける形で解任
ようはトカゲの尻尾切りである
クリス「・・・酷い」
話を聞いていたクリスは目に涙を貯めている
こう言う人の為に涙を流せる所を見るとコイツが女神なのだということを意識する
セナ「いえ、クビになったのは別に気にしてないんです。元々私は正義感が強く悪を滅する為に王国騎士団に入りそこからスカウトされる形で検察官になったんです」
セナ「ですが蓋を開けてみれば裏金を掴ませて裁判を操作したり、相手が身元の怪しい冒険者なのをいい事に事実を捻じ曲げたりと正義とは名ばかりの仕事でずっと辞めたいと思って居ましたので・・・逆に丁度良かったと思っています」
そしてセナは胸ポケットから冒険者カードを出し俺達の前にスッと置いた
セナ「今は騎士団に入る前の冒険者だった頃のジョブである【ルーンナイト】に戻り人々を守る為にモンスターを倒そうかと・・・それでパーティーメンバーを探して掲示板に・・・」
クリス「すごい!【ルーンナイト】!」
名前は凄そうだかイマイチ分からんな
クリス「【ルーンナイト】は武器と魔法を駆使して戦う上級職だよ!」
クリスが気を利かせて補足してくれた
こういう所に気遣いができるのがクリスの良いところである
冒険者カードには【ルーンナイト】の称号
そして俺よりも圧倒的に多いスキルの量
だがよく見てみるとレベルは1であり、どうやら初期のスキルポイントが多いタイプの人らしい
俺の視線に気づいたのかセナがすかさず補足
セナ「レベルが1なのは検察官になる際に冒険者カードを国に返したので再発行の際に全てのステータスが戻っていまして・・・」
クリス「でも、レベル1でも【ルーンナイト】なら引く手あまた何じゃない?」
【ルーンナイト】というのはそんなにすごい職業なのか?
まぁ、俺の【冒険者】より何倍もすごいのは名前から何となく分かるが
セナ「いえ、その・・私は正義感が強いせいで悪い人相手だといい情報があっても裏があると疑ったり、証拠となる悪い情報を聞いてしまうと他の事が耳に入らなくなって直ぐに結論をだそうとしてしまったりと・・・」
そういえばさっきも話を聞いてくれなかったような・・・
クリスも覚えがあるのか微妙な顔をしている
セナ「それで、前の裁判の際もその癖が出てしまい・・・その姿を見られてるせいか良くも悪くもこの街の人気者だったサトウさんを慕っていたこの町の人々は、私を煙たがってパーティーに入れてもらえず・・・」
その話を聞きまたクリスは目元を潤ませた
そしてセナを抱きしめる
その表情ははいつかの俺を励ます為に露店街をに連れ出してくれた記憶とダブつく
そして予想通りの1言
クリス「セナさん!アタシ達と遊びに行こうか!」
前のクリス編が2本編成だったのでセナ編も2本
一応補足説明をすると
セナの格好はアニメの青スーツの金色の刺繍や国のエンブレムのような物は外し
帽子やネクタイも取りその代わりに金属の防具と鉄製のタイツ
腰にはレイピア
スカートの中の太腿には隠しナイフが両足に一本づつ
と言った格好です
絵心があれば書くんだけど・・・すまん
画力はない!
こんな感じでお願いします!
以上!