僕のクラスメイトの一人がクソホモで困っています。   作:桃次郎

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何故かタグにアンチヘイトが入っていたのでタグを削除しました、みんな仲良く。LOVE & PEACEね。


僕のクラスメイトの一人がクソホモで困っています。

拝啓

 

父さん母さん、そして兄さん。僕がIS搭乗適正がある”5人目”の男性である事が発覚し、IS学園へ半ば押し込まれる形で入学してから早2ヶ月の月日が経とうとしていますね。

IS学園といえば、全国屈指のエリート校でもあり、世界で唯一のIS搭乗者養成校としても有名な学校です。世界中から集った『天才』『神童』『エリート』と呼ばれる方達がそれは物凄い倍率の受験戦争を勝ち抜きようやく入学を許される学校です。

 

ISに乗れる男というたったそれだけの理由で、夏休み明けの二学期という何とも中途半端な時期に入学する事となった僕が、学園の勉強についていけるのかと最初は不安で仕方ありませんでした。しかし、教鞭をとってくださる先生方はとても親切な方達ばかりで、授業でわからない箇所は質問をすればとても丁寧に解説して下さるので何とか勉強に遅れること無くついていけています。

 

クラスメイトの人達も、入学当初は世間に蔓延る『女尊男卑主義』に染まった、男を人とも思わぬ恐ろしい人達だと思っていましたが、それも杞憂でした。

実際に出会って見れば、とても快活で優しい人達ばかりで、こんな僕に対しても仲良くしてくださるフレンドリーな方達でした。

このような善意ある方達の人となりを会う前から勝手に決めつけていた自分が恥ずかしいくらいです。

 

 

 

ただ…一つだけ、僕の学園生活で困った事があるのです。それは…

 

 

 

文章はここで途切れている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「キミさぁ…何か勘違いしてない?」

 

「………」

 

僕、花本夕陽(はなもとゆうひ)は同級生でフランスの代表候補生でもあるシャルルくんから今日で3度目となる校舎裏への呼び出しを受けていた。

シャルルくんは僕を壁際まで追いやり、恐ろしい表情で僕を睨みつける。

シャルルくんは僕より一回り背が低いがその迫力は凄まじく、僕は情けなくもその身を震わせた。

 

「ボクさ、何回も言ったよね?一夏に”色目”を使うなって」

 

「ちょっと、言ってる事が…良く、わからない…です」

 

「は?」

 

僕の精一杯のしどろもどろの反論も、シャルルくんの剣幕の前では塵と消える。所謂壁ドンの状態で僕とシャルルくんの顔は目と鼻の先にまで近付いた。

 

「一夏は優しいからキミみたいな鈍臭い子にも構ってあげてるけどさ、自分でもわからない?自分と一夏が釣り合ってないって事くらいさ」

 

シャルルくんは女の子顔負けの美貌をもつ美少年だ、僕も初対面のときは性別を間違えた程だ。

そんな美少年が顔を歪ませ、僕へ恨み節をぶつけてくる。一体僕が何をしたっていうんだ、何で僕がこんな目に会わなくちゃいけないんだ…

 

「一夏はボクのものだ…」

 

「………」

 

「お前なんかには渡さない…!」

 

「あ、あの…」

 

「お前みたいなぽっと出の泥棒猫なんかにっ!一夏を渡すもんかァ!!」

 

そう叫んでシャルルくんは僕を置いて校舎裏を後にした、「泥棒猫」などと昼ドラでしか聞いた事のないような台詞を吐かれた僕はただ呆然とその場に立ち尽くすだけだった。

 

 

 

 

「夕陽!」

 

「織斑くん…」

 

重い足取りで自室のある学生寮の前まで足を運ぶと、織斑くんが満面の笑みで僕を出迎えた。織斑くんは僕へ駆け寄ると肩を抱き、にこやかに笑った。

 

「遅かったなぁ!心配したぜ」

 

「ご…ごめん、ちょっと先生に授業でわからない所を聞きに行ってて…」

 

「夕陽は真面目だなぁ、俺なんかさぁ…」

 

その場でぱっと思いついた言い訳を口にし、織斑くんを騙した罪悪感に見舞われる僕。しょうがないじゃないか、あんなやりとり織斑くんに話せる訳が無い。

 

その場の流れで寮の玄関先で雑談をする二人、途中何人か寮へ帰ってきた生徒と挨拶を交わしながらも一夏は相変わらず夕陽の肩を抱いたままだった。

 

そして迫る、殺気。

 

(!?)

 

突如襲ってきた悪寒に震える夕陽、誰かに見られているような気がして、ふと後ろを向くと…

 

「ひっ…」

 

「お、シャルル!お前も帰ってきたのか」

 

「うん!ただいま一夏!」

 

頬を染め、微笑むシャルルくんがそこには居た。校舎裏で僕に見せたあの鬼の形相とは全く異なる、まるで恋する乙女のような艶のある笑顔だった。

 

「夕陽くんと何を話してたの?一夏」

 

「おう!それがさー…」

 

シャルルくんは織斑くんの声に耳を傾けながら、その顔を僕へと向けた。じっと視線を逸らさず、瞬きもせず真っ直ぐに夕陽を見つめるシャルルくん。

つい先程見せた微笑はなく、そこにあったのは嫉妬の炎を燃やす男の顔だった、織斑くんは話に夢中で僕達の水面下のやりとりに気づかない。

 

(一夏に肩なんか抱かれやがって…!)

 

(これは織斑くんからしてきた事で…)

 

(ふざけるな…どうせお前がまた一夏を誘惑したんだろ!?)

 

 

 

駄目だ、会話にならない。

 

 

 

夕陽は今日何度目になるかわからぬ溜息を零しながら、またシャルルくんに呼び出されるんだろうなぁと頭を抱えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記

 

父さん母さん、そして兄さん。僕のクラスメイトの一人がクソホモで困っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




息抜きにひとつ書いてみました。

クソホモシャルルくんとオリ主と一夏の三角関係の行く末は如何に…!
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