僕のクラスメイトの一人がクソホモで困っています。   作:桃次郎

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主人公の夕陽くんの外見の漠然としたイメージなんですがエ〇ァのシ〇ジくんみたいなのを想像してます。

………シ〇ジくん可愛いよね。


PSYCHO PAPA

「あぁ…疲れた」

 

僕はラウラくんの手を離すとそのままベッドの上へとダイブした、純白のシーツが僕を暖かく包み込む。

今日一日は色んなことがあったな、シャルルくんに人気のない所に呼び出されたり、シャルルくんに空き教室に呼び出されたり、シャルルくんに校舎裏に呼び出されたり。呼び出されてばっかりだな僕。

このまま何もかも忘れて寝ていたかったがラウラくんの声が僕を現実へと帰還させる。

 

「情けないぞ夕陽、私の息子ともあろう者がこんな事で音を上げていては」

 

こんな事だから音を上げているんだよと僕がラウラくんに異を唱える事はなかった。もう声を上げる気力すら今の僕にはない。すると僕を案じてか、織斑くんが僕の側まで近寄ってきた。

 

「大丈夫かー?夕陽ー?」

 

「お、織斑くん…?」

 

織斑くんは僕の背中に腕を回すとゆっくりと僕の上体を起こした、そして何を思ったか。おもむろに僕の額と自分の額を合わせたのだ。

 

「ちょっ…ちょっと織斑くん、何を…!」

 

「いやぁ熱ないかなぁと思ってさ」

 

あっけからんとした表情で僕にした行為を話す織斑くん、僕その姿をどこか「危うい」と思った。

前々からそうだ、織斑くんはどうも僕との距離感が近い気がする。シャルルくんという些か過剰な例が存在するからか余り気にしていなかったが、織斑くんは、その、近いのだ。

 

「ホントに大丈夫か?夕陽」

 

心配そうに僕を見る織斑くんと、別の意味で織斑くんが心配になってきた僕。なんとも言えないその間にラウラくんが割って入った。

 

「体調管理は兵士の基本だぞ、夕陽」

 

「僕は兵士じゃないし…」

 

「パパの言う事が聞けないのか夕陽!ママも心配しているぞ!!」

 

ダメだ、このサイコパパには言葉が通じない。ドイツの科学技術の粋を結集して造られたホモ強化人間には道理は通用しないというのか。

今もラウラくんは目を爛々と輝かせ、息子(?)である僕に家族ロールプレイを強要する。織斑くんは目の前のホモ強化人間が何を言っているかが全く理解出来ていないのか困惑している。大丈夫だ織斑くん、僕だって理解出来ない。

 

「あの、だから僕はラウラくんの息子じゃ…」

 

「………反抗期か…なんて事だ、私の愛情が足りなかったせいだ…」

 

顔を伏せてさめざめと己の不甲斐なさを泣くラウラくん、すっかり父親(自称)気分だ。暫くそうしていると意を決したかのように顔を上げた。

 

「…愛だ」

 

「へ?」

 

「お前には私の愛が足りなかった!お前とはもっと語り合うべきだったんだ!!」

 

語り合うもなにもこれまで全ての僕の異論を眼力でねじ伏せてきたじゃないかラウラくんは。

ラウラくんはベットに腰を深く落とし、座ると自分の太ももをポンポンと軽く叩いた。

 

「さあ、パパの膝の上で寝なさい」

 

「…」

 

僕は絶句した、このサイコパパはとうとう気が狂ってしまったのだろうか?いや、元から狂っていたのか?

 

「パパがうんと甘やかしてあげるからな…」

 

慈愛に満ちた瞳で僕を見上げるサイコパパ。どうしていいか分からず沈黙し、ただこの異常空間に佇む織斑くん。

 

「さあ夕陽!パパの膝でおやすみ!!」

 

「…あの」

 

「夕陽!!!」

 

ラウラくんから発せられる父性という名の「圧」が僕を襲う。僕はまるでその場に縛り付けられたかのように、身動きが取れない。

 

「お前はこれを受けるのは初めてだったな…どうだ?私の専用機『シュヴァルツェア・レーゲン』の単一仕様能力、慣性停止結界(パパのいうことを聞きなさい)の味は…!」

 

なんて馬鹿な名前なんだと思った。ていうかラウラくんISの無断使用は禁止なんじゃ…

 

「さあ夕陽………愛してやるからな…!!」

 

「うわぁぁぁぁぁ助けて織斑くぅぅぅぅん!!」

 

「………ハッ!?」

 

僕の叫びが届いたのか、その場でしばらく無言で突っ立ってた織斑くんが正気に戻った。

 

「ラ、ラウラ!?何してんだ!!?」

 

「おぉ…嫁…お前も愛して貰いたのか…いじらしいなぁ」

 

恍惚とした表情で織斑くんを見るサイコパパ、両手を広げ、まるで織斑くんを迎え入れるかのような仕草をした。

 

「さあ来い嫁!夕陽共々愛してやる!」

 

「意味わかんねえ事言ってんじゃねぇぇぇぇ!!!」

 

織斑くんの拳がラウラくんの脳天に振り下ろされた、が。その拳がラウラくんに届くことはなかった。

織斑くんの拳が、ラウラくんの頭上あと数センチの所で停止していた。

 

「お前は学習しないなぁ嫁ぇ」

 

「しまった…!」

 

ラウラくんの専用機の単一仕様(パパのいうことを聞きなさい)に拘束される織斑くん。学習しようよ…ていうか何で素手で向かった。あ、無断使用になるから駄目なのか。

 

「ふふっ…親子水入らず…父と母と子…なんて素晴らしいんだ」

 

「な、何言ってんださっきから…!?」

 

「織斑くんダメだ、パ…ラウラくんは既に正気じゃない」

 

この部屋の支配者と化したラウラくん、僕たち二人をねっとりと視姦しながらゆっくりとベッドから立ち上がる。

 

「さぁ…二人同時に愛してやるぞぉぉぉぉぉぉ!!」

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁ!!」

 

「静かにしろ馬鹿共ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

騒ぎを聞きつけて僕たちの部屋に突入して来た織斑先生、その手に握られた出席簿が僕たちの頭に叩きつけられるまであと2秒。

 

 




オレ疲れてるのかな…

あ、次回辺りに簪くんを登場させようと思います(唐突)
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