愛した人と学戦修行   作:白夜132

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リリカルなのはの話は、キャラの細かい設定がまだ定まってないため、なかなか話が書けなかったので細かい設定が決めやすかったアスタリスクの話を書いていきます。
リリカルなのはも、投稿するペースは遅いですが投稿を続けていきます。
今回の作品では、隼人のヒロインと最終的な実力がネタバレになります。
構わないならこの作品も読んでくれると嬉しいです。


プロローブ

白夜side

 

白夜が気が付くと、そこは神のいる何もない真っ白な空間だった。

周りを見回してみると、万由里の姿が見つからなかった。それに、同じく転生した隼人達の姿が見えなかった。

 

「万由里達は、どこにいるんだ?」

神「万由里達は、別の空間に居る。

本来転生の間は、一人を転生させるためにある場所だからの。だから、一人ずつ別の転生の間でわしと話して居る。」

「流石は神様。いくつもの空間に同時に存在して話せるなんてな。

それと、次からは万由里とは一緒にしてくれ。」

神「まあ、このくらいはの。分かった。

で、次に行く世界はどうする?万由里達はお主に選択を任せると言っていたぞ。」

「あいつら、万由里はともかく隼人は自分で考えるとかしろよ。

じゃあ、学戦都市アスタリスクの世界に転生させてくれ。」

 

白夜は、神様が言った隼人達の伝言に白夜は苦笑しながら、次の世界をどこにするか答えた。

 

神「わかった。

なぜ、学戦都市アスタリスクの世界なんじゃ?」

「俺が知っている世界で、平均的戦闘力が高くて武術が盛んで危険度の低い世界はそこくらいだしな。」

神「なぜ、そんな条件で世界を選ぶんじゃ?」

「万由里は確かに強くなったが、身体能力や霊力が上がっただけで、それを完璧に使いこなせていないからな。だから、武術を修めれば今より俺に近づけるだろうからな。」

神「なるほど、万由里のためか。」

「まあな、それに万由里と学園生活するのも楽しそうだしな。

それと、あんたが万由里に与えたあの二つの力は封印しといてくれ、あれがあると武術関係なしに無双できるから意味がない。あれがなければ、万由里の身体能力とかならあの世界の上位陣と同じくらいだろう。」

神「それは構わんが、それだとお主の力はずば抜けて居るじゃすまないぞ。」

「ああ、万由里もそれだと納得しないだろうからな。

俺は、あんたにもらったメリオダスと神代焔の力を封印して、デアラの世界で鍛えた力と魔神化と殲滅状態だけで十分だ。だから、感覚をその力に合わせてくれないか。じゃないと、俺の霊力が圧倒的過ぎたせいで感知するのが大変だったからな。

それと、俺が作った神器の龍刀天叢雲剣を持っていきたい。神器としての能力はなくていいから、絶対に折れないようにしておいてくれ。」」

神「わかった。」

 

神様は、少しの間黙ると再び話し始めた。

 

神「今の話を万由里達に伝えた。

万由里は、お主の出した条件に納得した。それと、万由里もお主から貰った神器を持っていきたいと言っていた。

隼人は、求道玉と瞬身の術以外を封印するそうだ。六道仙人モードなどは使用するそうだ。

凛音は、向こうの世界に合わせた能力が欲しいと言っていた。」

「そうか。」

神「しかし、お主はそれでいいのか?

わしが与えた力を封印したら、身体能力は万由里達よりかなり高いが、霊力、いや星辰力の量は万由里達のなかで一番少ないことになるぞ。まあ、差はそんなに広くないが少ないことに変わりはないぞ。」

「ああ、構わない。

それに、星辰力は万由里が一番多いだろうが、隼人も六道仙人の力まで至ったんだ相当な量があって当然だしな。それに、凛音もあんたが能力を限界まで引き上げたんだから当然だろう。でも、身体能力じゃあ万由里と隼人が同じくらいだろうから、総合的に見たら俺たち四人は同じくらいだろ。

まあ、万由里が星辰力の面でかなり有利に立つだろうがな。」

神「ああ、お主の予想通りじゃ。」

「これで、四人の戦闘力はちょうどいいだろ。

後は、俺の原作の記憶を消してくれ。」

神「わかった。」

 

そして、また少しの間神様が黙った。

 

神「そういえばお主、アスタリスクの世界で一番好きなキャラは誰かの?」

「?どうしたんだ急に?」

 

神様は、急に変なことを質問してきた。

 

神「なに、少し気になっただけじゃよ。」

「そ。強いて言うなら、シルヴィアかな。」

神「そうか、そうか。

では、楽しんでくるといい。」

「おう。」

 

そういうと、意識が遠くなり気を失った。

 

万由里side

 

私が、気が付いてから次の世界のことについて話していた。

そして、白夜が大体のことを決めてくれたので、私は希望を少し言う程度だった。

 

神「ところで、なぜ恋のライバルが欲しいなどと?」

万「ん~、十香と折紙見てて思ったのよ。あんな風に好きな人を取り合う相手がいたら白夜への愛が今より大きくなるかなって。それに、精霊達みたいに競い合える友達もいたら楽しいかなって思ったし。」

神「そうか。じゃが、好きになることを強制するわけではないから白夜のこと好きになるとは限らんぞ。」

万「ん。白夜のことをちゃんと見ていたら、好きにならないわけがないでしょ。」

神「お~、白夜のことそうとう信頼してるね。」

万「冗談よ。でも、ゼロってわけじゃないだろうから大丈夫だと思う。

それに、誰も白夜のこと好きにならなかったら、今までと変わらないだけ。」

神「そうか。」

 

それから少しの間沈黙が続いたが、私は神様にある質問をした。

 

万「ねえ、次の世界で私と白夜の差ってどれくらい?」

神「お主と白夜では、身体能力の面で大きく負けている。しかし、星辰力という霊力に変わる力ではお主の方が上だ。具体的な差は、身体能力はお主の身体能力の五割増しくらいじゃ。星辰力の量は白夜はお主の九割くらいあるかないかくらいじゃ。」

万「それ、私に追いつくこと出来るの?」

神「まあ、一割の差は言葉なら小さいかもしれんが、お主の霊力の量は精霊の十倍以上ある。つまり、お主と白夜では、精霊一人以上の差があるということだ。」

万「でも、身体能力ではそれ以上に差があるんでしょ。」

神「まあの。じゃが、白夜はわしが与えた力を封印した。それはつまり、今の白夜はお主らが知っておる圧倒的な身体能力も桁外れな霊力も持っていないお主らと大して変わらぬ一人の人間じゃ。」

万「そ。でも、神様から貰った力を持ってる私たちと大して差がないって、そうとう異常よね。」

神「まあの。

それと、魔神化した白夜に勝つのは人間には不可能じゃ。

じゃから、お主にも何か能力を与えておく。」

万「ん、ありがと。」

神「おう。では、次の世界楽しんでくるといい。」

万「ん。」

 

そして、私は意識が遠のいた。

 

白夜side

 

白夜達は無事に転生して、なんでもない普通の家庭に生まれた。

万由里とは家が隣同士だったが、隼人達は近所にいるようではなかった。

そして、白夜と万由里は五歳の時に神様に頼んでおいた刀を親から受け継いだ。

親が言うには、この二つの刀は家に代々受け継がれているものらしいが、抜けるものが誰もいなかったのだが、俺たちがたまたま抜いたことで五歳の時に受け継ぐ形でもらった。

万由里は刀を受け継いだことで、五歳から剣術を習うために道場に通い始めた。

白夜は、めんどくさかったので道場に通うことはなかった。

そして、普段の生活では白夜と万由里はよく一緒に遊んでいた。

そして、二人と一緒にもう一人シルヴィアという女の子もいれて三人で遊ぶこともよくあった。

しかし、シルヴィアと万由里は小学三年の時に親の都合で二人とも引っ越していった。

それから、しばらくの間普通の暮らしをしていたが、高校に上がる時アスタリスクの星導館学園から特待生としてスカウトされた、ちょうどアスタリスクのどこかの学園に転入しようとしていたので受けることにした。

 

「しかし、どうして俺がスカウトされることになったんだろうか?」

 

白夜は、星導館学園の校門の前でそんなことを呟いた。

そんな白夜の服装は、黒色のパーカーの上から制服の上着を着ていて腰には刀を差していた。そして、身長はそこまで高くなく165程度で、髪は腰辺りまである銀髪だ。

白夜は、少しの間学園を眺めていると校門の方から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

万「久しぶり、白夜。」

「万由里、久しぶり。」

 

白夜は、万由里の姿を見て一瞬目を見開いたが、すぐに戻り万由里に返事を返した。

 

「万由里、星導館の生徒だったのか?」

万「ええ、中学一年からここに通ってるわ。」

「へえー、じゃあ、アスタリスクで修行をしてたのか?」

万「そ。これでも結構強くなったんだから。」

「そうか。

今度、また手合わせしようぜ。」

万「ん。」

 

万由里は、星導館の制服を着て腰に刀を差していた。

デアラの世界で万由里はあの刀に雷霆聖堂とケルビエルの漢字をそのまま読んだだけの名前を付けていた。

 

「で、俺はこれからどこに行けばいいんだ?」

万「生徒会室で生徒会長のクローディアが待ってるからついてきて。」

「わかった。」

 

そして、俺は万由里の案内で高等部校舎の最上階にある生徒会室にあんなにされた。

生徒会室に着くと万由里が来たことを中にいる生徒会長に報告すると、生徒会室のドアが開いた。そこにはとても生徒会室には見えない空間が広がっていた。

床にはダークブラウンの絨毯に革張りの応接セット、壁には星導館学園の絵画がかけられ、空を切り取ったかのような巨大な窓の前には樫造りの重厚な執務机が置いてあった。

 

「ここは、大企業の社長室かなにかか?」

万「まあ、そう見えるけど、一応生徒会室よ。」

「そう。」

 

気にせずに中に入ると、中には一人の女性が執務机についていた。

おそらくは、彼女が生徒会長のクローディアなのだろう。

そう考えていると、彼女はこちら向いて笑顔で話しかけてきた。

 

ク「星導館学園にようこそ、神堂白夜さん。歓迎したします。」

「ありがとう。

で、君が生徒会長で間違いないか。」

ク「はい。星導館学園生徒会長、クローディア・エンフィールドです。よろしくお願いします。」

「よろしく。俺のことは白夜でいい。」

ク「わかりました、白夜。

私も白夜と同じ学年ですから私のことは、クローディアとお呼びください。」

「わかった、クローディア。

で、クローディアはなんで敬語なんだ?」

ク「これはただの習慣ですのでお気になさらず。」

「そうか。

じゃあ、転入の説明に入ってくれ。」

ク「わかりました。」

 

そういうと、クローディアは少し間を開けて話は始めた。

 

ク「我が星導館学園が特待転入生のあなたに期待することはただ一つ、勝つことです。

ガラードワースに打ち勝ち、アルルカントを下し、界龍を退け、レヴォルフを破り、クインヴェールを倒すこと。すなわち、《星武祭》を制すること。そうすれば我が学園は、あなたの望みをかなえて差し上げましょう。それが現世でかなう望みであれば、どのようなものであれ。」

「わかった。」

 

白夜は、そういうと目をつむり少しの間黙った。

そして、目を開けた白夜は嘲笑うような笑顔で言葉を続けた。

 

「今シーズンの《鳳凰星武祭》、《獅鷲星武祭》、《王竜星武祭》のすべてを制してグランドスラムを成し遂げて見せよう。」

ク「そうしてくれるとありがたいのですが、グランドスラムを成し遂げるのはそう簡単ではありませんよ。」

「そうでないとつまらないだろ。」

 

クローディアは、白夜の言葉に驚きを隠しきることが出来なかった。

 

「そういえば、どうして俺が特待生になったんだ?」

ク「そうですね。あなたももう一人の特待生も完全に無名でしたから、ぶっちゃけスカウト陣は猛反発を受けました。」

「お前が、推薦したのかよ。」

ク「もう一人の方はそうですが、あなたは万由里が私に推薦して来たんですよ。」

万「そういうこと。」

「なるほどな。」

ク「しかし、流石に驚きました。

まさか、いきなりグランドスラムを成し遂げると宣言するとは思っていませんでしたから。」

万「私も思ってなかったわ。」

「そりゃあ、今思いついて気分で言ったからな。」

ク「あらあら。」

万「相変わらずね。」

「でも、言ったからには成し遂げるぞ。」

ク「では、期待して待っています。」

「おう。」

ク「あ、そうそう。大切な連絡事項を忘れるところでした。」

 

クローディアはふいにそういうと、ぽんと手をたたいた。

 

ク「我が学園の特待生には各種費用の免除の他にもいくつか特権がありまして。その中の一つに学有純星煌式武装の使用に関する優先権があります。あなたは《魔術師》ですから、適合する可能性はほとんどありませんがどうしますか?」

「いや、いらない。

俺には、この刀があるからな。」

ク「あなたも万由里と同じで刀で戦うのですね。」

「まあ、そんな感じだな。だから、純星煌式武装はいらない。」

ク「わかりました。」

「じゃあ、俺たちはそろそろ行くぞ。」

 

白夜はクローディアにそういうって生徒会室を出ようとした時、外から爆発音が聞こえてきた。

生徒会室にいる三人で窓から外の様子を見ると、黒髪の男子と薔薇色の髪の女子が何やら向かい合っていた。

 

「あれは?」

万「おそらく決闘ね。

あの女の子の方はユリスね。」

「あれが決闘か。

で、あの女子と知り合いか?」

万「ん、同じクラスの子だから、白夜も私と同じクラスになるみたいよ。」

「へえー、それはいいな。」

ク「あらあら、ユリスと向かい合っているあの男子は、もう一人の特待転入生の天霧綾斗くんですね。」

「あれがもう一人の特待生か。

じゃあ、様子見に行こうぜ。万由里。」

万「ん。」

 

万由里と一緒に生徒会室を出て決闘を見に行こうとすると、クローディアが話しかけてきた。

 

ク「では、私もご一緒に行かせてもらいます。」

「いいけど、なんでだ?」

ク「彼に用事がありますから。」

「そ。」

 

そして三人で決闘を見に行くことになった。

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